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豪雨に負けない土づくり。

突然ですが、子どもの舌は敏感だなぁと思った出来事がありました。

我が家は人参農家なので、人参は秋から冬にかけて収穫できるものや
間引きで穫れる人参を使って料理します。

冬はたっぷり人参料理を作るので、台所で料理をしていると、
息子が人参一本をこっそり持っていき、おやつ代わりにポリポリ食べ始めたりします。

夏になると、家の冷蔵庫に保管しておいた人参が無くなるので、
スーパーで買うことになるのですが…。

先日、買ってきた人参をみた息子がやっぱり勝手に
手を伸ばし、ガブッと食べようとしたのです・・・

どうなったかと言うと、

「にがっ・・」

と、言ってそーっと人参を置いていきました。(^^;)

確かに、苦いんです。

子どもはすぐに味の違いがわかるんですね。

火を通せばそれなりに甘くなって苦味も軽減されるので
きんぴらにしたり、細かく刻んだりしていただきました♪

今回、子どもの味覚の敏感さに驚くとともに、
やっぱり農園で育った人参は美味しいんだなぁ・・

と、改めて実感しました!

 

さて、当農園の人参栽培、今季も着々と準備が進んでいます。

今日は月末なのでにんじん成長記2022をお届けします!

時はさかのぼり、5月のにんじん畑の様子です。

今年は排水性の向上をメインに対策をして土づくりをしています!!

当農園はもともと田んぼだった土地を畑に変えて
栽培しているところがいくつかあります。

そういった畑での困りごとといえば、「排水性の悪さ」です。

排水性の悪い土は根腐れや生育不良などを引き起こします。

また、近年の異常気象の影響で集中豪雨などが続いた場合、
畑自体が水没してしまう恐れもあります。

そこで今季は「サブソイラー」という新しい機械を導入し、
トラクターだけでは耕せない深い層に水の通り道を作って一気に排水性の向上を目指します。

そして、先日、我が町が豪雨と落雷が激しい雨に見舞われたのですが、
翌日畑に行ってみるとほとんど水たまりができていませんでした!!!

このような小さい水溜りが一つありましたが、問題ないレベルの水の溜まり方なので
排水性の向上に努めてきた成果が目で確認できてとっても嬉しかったです!

引き続き、美味しい人参づくりに励んで暑い夏を楽しみたいと思います!(^o^)/

気温がグングン上昇しこれから夏本番ですが、
どうかご体調崩されませんように…

ご自愛くださいね!!

虫だけに無視できない

以前、黒い蝶々が知らないうちに家の中に舞い込んでいて
それを見つけた息子が大興奮したことがあります。

黒い蝶々と聞くと良いイメージはなかったですが、調べてみると
『神の使い』という迷信があるようでした。

良い意味でも良くない意味でもどちらとも解釈できそうですが
良い風に捉えました(^o^)

【虫の知らせ】

という言葉もあるように、古くから虫は人間の暮らしの中に
自然と存在していたのではないかと思うのです。

今日は、そんな【虫さん】が畑でどんな風に活躍してくれているか
ご紹介したいと思います。

題して!!

~虫だけに、無視できない~

 

とっても分かりやすいダジャレになりましたが、農場長がよく言っています。

『虫だけに無視できない』と。(^o^;)

畑に行けば、いろんな虫がいます。

私たちが行っている有機農業は農薬を使用しないため、
様々な虫たちが元気に畑の中で走り回ったり、

飛び跳ねたりして生きています。

過去、畑の見学に来てくださった方にこんな質問をいただいたことがあります。

「出口さんの育てる野菜は高栄養価で、しかも農薬を
使用していなくて虫がつきにくいと聞きました。
ですが、今畑にはたくさんの虫がいます。どういうことですか?」

と。不思議に思う方もいらっしゃるのだなぁと勉強になったご質問でした。

これまで、【にんじん畑通信】の中でも幾度となく
『「虫が食べるほど美味しい野菜」という言葉は間違いです!』

と伝えてきました。

本当に美味しくて栄養価の高い野菜にはほとんど虫が寄り付きません。

人間が本当に美味しいと感じる野菜は、虫が食べることができない
(消化できない)のです。

では、なぜ畑に虫がいるのか?

というと、虫にも悪さをする虫とそうでない虫がいます。

悪さをする虫は野菜や野菜の葉を食べてしまいます。

当農園の健康な土には悪さをしない虫たちがたくさんいます。

そして、虫がゼロになることはあり得ません。

あらゆる生命体と共存していく農法なので、畑はたくさんの生命の力で
漲っています。

そして、悪さをする虫が発生した場合、

「何か環境や条件が悪かったかな?」

と気づきを得られるヒントとなり、その後の栽培方法の
軌道修正ができるので、虫の存在に感謝です。

虫と共存しながら、自然の存在に多くのことを
教えてもらいながら取り組む有機農業の発展に、
これからも尽力しみんなの大切な地球を守っていきたいです。

 

 

ビタミンエースのパワー

先月、梅雨明け宣言があったものの、
東海地方は案の定、戻り梅雨がありました。

6月末は危険な暑さが続いて本当にバテそうでした!!!

ご体調を崩されていませんか?

しかし、この戻り梅雨のお陰で、水不足の心配はなくなったので
とても安心しています。

どうあがいても人間の力だけでは
水を引き寄せるということはできないので、
自然が恵んでくれる雨はとてもありがたいです。

さて、今回はこれからの季節に美味しい
夏野菜の栄養豆知識をお届けします!

~野菜で美肌と健康をキープ!~

夏本番!(は、まだ少し先…^o^;)紫外線対策はできていますか?

紫外線を浴び過ぎると活性酸素が発生します。

この活性酸素が生成されることでシミやシワ、
皮膚がんなどのリスクを高めると言われています。

そこで、今回は肌ケアに役立つ栄養と野菜についてご紹介します!!

●抗酸化ビタミン「ビタミンA・C・E」●

「ビタミンA・C・E」は、紫外線によって生み出された
活性酸素を抑制する抗酸化作用を持っています。

また、血流を改善することで知られており、
3つをまとめて「ビタミンエース(ACE)」とも言われています。

なんだか戦隊レンジャーの名前みたいですよね(^^)

この3つについて見ていきましょう!

【ビタミンA】

皮膚や粘膜を健全な状態に保ち、感染症などを予防する働きがあります。

▶︎▶︎人参、南瓜、モロヘイヤ、ほうれん草、春菊など。

◎Pickup 人参◎

人参にはβカロテンが豊富に含まれています。

プロビタミンAであるΒカロテンは必要なだけ
ビタミンAに変換されるため、たくさん摂取したとしても、過剰摂取にはなりません。

生人参が美味しい旬は冬ですが、奇跡の人参ジュースで
毎日栄養摂取していきましょう♪

 

【ビタミンC】

抗酸化作用が強く、ストレスや風邪などの
病気に対する抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くしたりします。

▶︎▶︎パプリカ、ブロッコリー、ケール、ピーマンなど。

◎pickup ピーマン◎

ビタミンCはコラーゲンの合成を促進する作用を持っています。

ビタミンEとの協働で毛細血管を健康に保つ働きもあるため
肌のトラブルの改善にも有効です。

夏野菜の代表的存在のピーマン。

美容と健康の両方に効果を発揮してくれるはずです!

 

【ビタミンE】

抗酸化作用が非常に強く、細胞の老化を抑え、酸化を防ぎます。

▶︎▶︎アーモンド、ドライトマト、シソ、モロヘイヤなど。

◎pickup モロヘイヤ◎

アラビア語でモロヘイヤは『王様だけのもの』という意味があります。

はるか昔、王様の病気の特効薬として珍重され、美容効果も高いことから
クレオパトラも好んだと言われています。

Βカロテン、ビタミンB群C・Eなどの抗酸化ビタミンをはじめ、
カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維など各種栄養成分を
含んでいるまさにスーパー野菜です。

しかし、葉物なので、農薬の影響が心配です。

出来る限り有機栽培のものを選んで摂取したいですね。

夏本番に向けて、内側から紫外線対策をしていきましょう♪

大地に潜む大きなチカラ

6月なのに、猛暑が続きますね…。

東海地方はまさかの梅雨明け宣言がありました。

例年よりも三週間ほど早いようです。

毎年、どんな気候変化になるのかハラハラドキドキしていますが、
季節の移り変わりに合わせながら作業を進めていくので、
毎日天気予報と睨めっこです。(^^;)

さて、今回は月末のメールなのでにんじん畑成長記2022
4月の畑の様子をご紹介します。

4月はまだまだ土づくり真っ最中です。

今季の人参栽培に向けて、草堆肥やもみ殻など、
自然資材の有機肥料を畑に撒いていきます。

土の中の微生物たちが、人参を育てるために
一生懸命頑張って働いてくれました。

お腹も減って力が湧いてこないと思うので、
微生物さんたちにご飯を与えるような気持ちで撒いていきます。

一般的には有機肥料を土に入れると『腐敗』することが心配されますが、
当農園ではその腐敗を防ぎ、『発酵』を促すために乳酸菌や納豆菌などを散布して
土の中を発酵状態に整えています。

一見何も起きていないように見えても、土の中の微生物は24時間働き続けて
土を育ててくれています。

目には見えないけれど確かにそこに存在する微生物の力によって
新しい野菜の命が生み出されているのです。

野菜やお米など、農産物は私たちにとってとても身近な存在です。

しかし、だからこそ身近な存在になりすぎて軽視してしまいがちで
実際に、残念なことも起きているように思います。

大量の食料廃棄などがその最たる例です。

そして、どのように野菜や米が作られているのか?

どんな過程を経て体内に入ってきているのか?

それらを知らない人々が多いように思います。

私たちの活動がより多くの方の目や耳に触れられるように
伝え続けたいと思います。

土の中の生き物、太陽や水、全ての存在に感謝しかありません!!!

そんな大地の産物でありありがたい夏野菜たちの収穫が始まりました。

この色鮮やかな野菜たちに元気をもらいます!!

 

 

 

虫に食べられない野菜づくり

今年はキュウリとトマトを家の庭のプランターで育てています。

土は出口農園こだわりの草堆肥を基本としたフカフカな
健康な土でチャレンジしています。

トマトには一切虫は寄り付かず、順調そのものです。

キュウリには『ウリ葉虫』が寄ってきてキュウリの葉っぱによく
くっついていました。

しかし、次の日になっても葉っぱが虫に食べられている気配はありません。

恐らく、茎や葉っぱも繊維質が強く、虫が食べられない
ほど健康な状態なのだと思います。

土の状態が悪かったり、陽が当たらない日が続いたりすると、
虫が広がりやすいので、これからの季節はしっかりチェックしていきたいと思います。

さて、農産物を育てるには、土と太陽と水と風が必要です。

自然とは切っても切れない関係でむしろそこが切れてしまったら
成り立たないのが農業です。

そして、自然の中には虫や菌が存在するのは当たり前なこと。

だからこそ、虫や悪い菌たちに農産物を食い尽くされないよう
私たちは病害虫に強い土づくりに取り組んでいます。

もちろん、農薬や除草剤、そして化学肥料は使用しません。

しかし、今の日本の現状は農薬や化学肥料に頼った
生産方法が大半を占めています。

実は世界から見たら日本は農薬大国だと言われているのです・・・(;_;)

政府が策定した『みどりの食料システム戦略』において
2050年までに達成したい目標の中に、

●化学農薬の使用量(リスク換算)を50%低減

●輸入原料や化石燃料を原料とした化学肥料の使用量を30%低減

があります。

有機農業の耕地面積は農業全体の約0.5%と言われています。

この数字からもわかるように、私たちが普段食べている野菜や米、
果物のほとんどには化学肥料や農薬が使用されています。

これに加え、

日本は残留農薬の基準値が世界各国に比べて、高く設定されています。

現に、今年の3月、台湾へ輸出した『イチゴ』が
台湾の残留農薬基準値を上回り、不合格となったことを受け、
台湾から原因の説明を要求された事案も発生しています。

さらに、肥料原料の海外依存も問題点の一つです。

化学肥料の原料は100%輸入に依存していて、
この原料は国内でほぼ調達できないと言われています。

しかも、近年では世界情勢の影響で化学肥料の高騰が続いています。

この様な背景もあり、経営的に困難な状況によって、
農業の継続を諦めてしまう人も出てきているようです。

本来、野菜や米・果物というのは、成長や健康に必要な栄養が
たっぷり詰まっていて、私たちの人生そのものを支えてくれる存在であるはずです。

農家としてその作物本来の価値を歪めない栽培方法を選択し、
健康な野菜をより多くの方に届けられるようにこれらも進み続けていきたいです。

『みどりの食料システム戦略』の目標が実現できれば、
より一層人々の健康と地球が守られます。

引き続き、日本の未来を明るく照らすために、
全力で歩み続けたいと思います!!

 

 

 

 

野菜の美味しさを引き出すコツ

今年も人参のお花が咲きました!!

甘くてと~っても良い香りです。

いろんな虫たちが甘い香りに誘われて蜜を吸いにきていました。

オレンジ色の人参から白いお花が咲くなんて
なんだか不思議ですよね。

緑色のキュウリはお花が黄色です。

野菜はお花でも楽しませてくれてその上、食べて美味しさを
感じられて、栄養たっぷり!

自然の恵みというのは本当に素晴らしいと感じます。

さて、夏に食べたくなる野菜と言えば、、、

アレとアレですよね(*^^*)

アスパラと枝豆!!!!

そして、ビール!!

という方も多いのではないでしょうか?

今回は、

初夏を感じさせてくれる野菜を

目一杯美味しく調理するコツ

をご紹介します♪

【アスパラガス】

●栄養●

血流を促進し、毛細血管を強化します。

高血圧や動脈硬化、脳細胞の酸化を防ぐため
認知症の予防も期待できます。

●保存●

牛乳パックの底に水を含ませたペーパータオル
を敷いて、アスパラを立てて保存。

野菜室よりも低温な冷蔵室での保存をオススメ。

●美味しい茹で方●

(1)

3リットルの湯にサラダ油小さじ2と
塩20gを入れて沸騰させる。

(2)

アスパラの先を上にしてタテに持ち、根元だけを
湯につけて10秒茹でる。

(3)

次に横にして全体を入れて40秒茹で、ザルにあけて
そのまま冷まして余熱で火を通す。

※油の保護膜で熱が逃げずしっかり中まで火が通って
ジューシーなアスパラに。

【枝豆】

●栄養●

枝豆は大豆の未熟な種子を味わうもの。
大豆と同様、良質なタンパク質を含み、ビタミンB1や葉酸、カリウム、カルシウム、
鉄、食物繊維などが豊富です。

●保存●

購入したらすぐに茹でましょう。

保存したい場合は茹でて冷ましてから冷凍保存をオススメします。

●美味しい茹で方●

塩分4%で茹でるのがコツ!

枝豆250gの場合、水1リットルに対して塩40gを準備。

(1)

塩を染み込みやすくするため、さやの両端を切る。

(2)

塩40gのうち適量取り、枝豆を塩揉みする。

(3)

鍋に湯を沸かし、沸騰したら残りの塩を投入し、(2)を塩ごと鍋に入れて
3分30秒茹でる。

(4)

ザルにあけてうちわで仰いで冷ます。

※5分以上茹でると旨味成分が流出してしまい、3分以下だと固過ぎになります。
※この方法でしたら茹で上がってからの塩振りは不要です。
絶妙な茹で加減が十分に美味しさを引き出すコツです!!!

ぜひ、一度はこの手順に沿って茹でてみてくださいね。

とは言え、ご家族の方のお好みの硬さがあると思うので、
茹で時間は調整お願いします!

 

 

 

農家によって野菜の味が異なるワケ。

先日、サーカスを見に行ってきました。(^o^)/

同じ人間とは思えないような素晴らしいパフォーマンスを
目の前で見ることができてとっても刺激的でした。

と、同時に、

自分や他者が持っている能力の可能性に対して
無意識に上限をつけてしまっていないか?

と考える良いきっかけにもなりました。

子どもだから・・

専門知識がないから・・

苦手だから・・

などと、自動的に制限するように生きてしまいがちだなぁと
反省するとともに、

「何でもやってみよう!!」

と前向きに考えられるようになった気がします。

2021年度の人参栽培には多くの反省点がありました。

排水性の問題、保水性の問題、作業効率の改善や生産の安定性の向上など
毎年課題は必ず出てきます。

2022年度の人参栽培に向けて着々と準備が進められて
いるのですが、仲間たちのおかげで順調に進んでいます。

何事も前向きに努力をコツコツ積み重ねたら
きっと結果は実ると信じています。

今回はにんじん成長記2022として
3月のにんじん畑の様子をご紹介いたします!

2022年3月・・

人参の収穫が終わり、畑では次の人参栽培の準備が始まりました。

家畜ふん尿の堆肥に見えますが、100%草の草堆肥(植物性)です。

畑の栄養は人参に行き渡ったのでそれを補うように
堆肥を撒いていきます。

地味な作業ですが、とっても大切な作業です。

この後、トラクターで耕して整えていきます。

今年も美味しい人参がたくさん育つように
引き続き土づくりを進めていきます!!

そして、今回はもう一つ、野菜嫌いの原因について
農家からお伝えしたいことがあります。

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野菜嫌いは農家の責任!!?

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皆さんの周りには野菜嫌いの方はいらっしゃいますか?

そのかたにぜひお伝えいただきたいことがあります。

野菜は生産者の栽培技術によって大きく味が異なります。

本当においしい野菜は一口食べたら止められないくらい、
旨味と甘みがいっぱいで次から次へと食べたくなります。

一方で残念ながらカラダが拒否してしまうほどの苦味やエグ味を感じて、

「もう食べたくない」

と思ってしまう野菜もあります。

小さな子どもは特に舌が敏感なので後者の野菜を食べていると
野菜嫌いになることもあります。

では、その苦味(エグ味)の正体は

一体なんなのか?

それは【硝酸態窒素(硝酸イオン)】という物質です。

この物質は殆どの野菜に含まれるのですが、量が多いと

『苦味やエグ味』

を感じる野菜になってしまいます。

未完熟の動物性肥料を大量に土壌に投入したり、
化学肥料によって過剰な栄養が土壌にあると硝酸態窒素を多く含む野菜ができます。

そして、そういった野菜は病害虫の被害も受けやすくなります。

つまり、野菜の美味しさはどのような土づくりをしているかによる、という訳です。

この硝酸態窒素を抑えるような土づくりを行うと、ビタミンや糖度、抗酸化力も向上し
栄養満点な野菜が出来るんです♪

なので、野菜嫌いは野菜を作る農家の責任です!

世のお母さんたち!

どうかご自分や子どもさんを責めないでください・・(*^_^*)

私たち農家も皆さんに喜んでもらえる野菜づくりを精一杯頑張ります!!

 

 

 

ようやく時代が追いついてきました

自然が放つ、色彩の数々は、私たちの眼と心に
癒しと安らぎを与えてくれていると思いませんか?

(スナップエンドウのお花です。)

暖かくなったので草たちの勢いが増して刈っても刈っても
力強く生えてきます。

私たちの行っている有機栽培では除草剤を一切使用しません。

薬の力で草を殺すことはしないのです。

野菜の生育に悪影響が出たり、通行の妨げになっている場合には
草を刈って、土の上に還していきます。

草たちが土の栄養となりそしてその土壌で美味しいお野菜が育ちます。
素晴らしい循環ですよね。

薬を撒けば、草が生えなくなり手間も省けるかもしれませんが、
その反面、草が土に還ることによって生み出される土のパワーは失ってしまいます。

どちらを選択するかは農家の価値観や考え方が
大きく影響していくるかと思います。

実は今、時代の進む方向はすでに有機農業へと
切り替わりつつあるというのはご存知でしょうか?

日本の食料・農林水産業は、温暖化や自然災害の増加、生産者の減少などにより
生産基盤の脆弱化が進み大きな課題に直面しています。

昨春、それらの問題に向き合うべく政策が策定されました。

それが「みどりの食料システム戦略」です。

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「みどりの食料システム戦略」とは

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農林水産省において、令和3年5月12日に、
食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーション(新しい視点)で
実現する新たな政策方針です。

そこには2050年までに以下の目標が掲げられています。

(1)
農林水産業のCO2排出ゼロエミッション
(限りなくゼロに近づける)化の実現

 

(2)
化学農薬の使用量(リスク換算)を50%低減

 

(3)
輸入原料や化石燃料を原料とした化学肥料の使用量を30%低減

 

(4)
耕地面積に占める有機農業の取り組み面積の
割合を25%(100万ha)に拡大

・・・と、

この4つを見ても有機栽培の推進を国をあげて取り組んでいく!!
ということが伝わってきます。

そう、まさに今、本気で日本の農業に改革を起こす時期に来ているのです。

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有機農業の面積を拡げるという大きな課題

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私たち有機農家は化学肥料や農薬を使用しない為、(2)(3)については
意識せずとも網羅できていることになります。

また、(1)のCO2排出削減についても課題はあるものの、
自然資本を土壌に循環させている為、限りなく低い排出で留めることが可能です。

そして、何より、(4)の面積を拡げていくという目標においては
益々尽力していかなければと感じています。

現在の有機農業は面積2万3700ha(2018年時点)と言われており、
これは農業全体のわずか0.5%(200分の1)です。

これを2050年までに25%に拡大するということは生半可なことではありません。

しかし、一人ひとりの農家が本気で取り組めば
きっと実現できると思っています。

安心安全で健康な野菜が世の中にどんどん広まり、
健康な人が増えて、地球環境も守れる幸せな循環が日本中に拡がる
と思うとワクワクしてきます!

未来を担う子どもたちにより良い状態で地球を
引き継いでいくためにも、より一層有機農業に精進して参ります!!

こんなに綺麗な人参のお花がこの先の未来にもずっとずっと咲き続けられますように。

みんなで地球を守っていきましょう!

野菜の健康診断を受けました

先月4月で愛知県美浜町にて農業を始めて丸10年が経ちました。

結婚前、栄養士だった主人(農場長)は、突然会社を辞めて、
「農家になりたい!」と言い始めました。

そのキラキラした目と自信たっぷりな考えにまんまと騙されて(笑)

私も夢を応援したい!!

と思うように。

それから結婚し、いろんなことがありましたが、彼は今も変わらず
畑 L O V Eで毎日一生懸命農業に向き合っています。

この美浜町に移住する少し前に農場長が何か本を読みながら、

「すごい!!これからは野菜の形ではなくて、
高栄養価の野菜が求められる時代になるんだ!!!」

と、鼻息を荒くして語っている姿を思い出します。

その時は、

『へぇ~~すごいね!』

と思っていただけなのですが、数年後まさか、彼が育てた野菜の栄養価が
一般的な野菜に比べて高栄養価だと評価されるようになるとは思いもしませんでした。

今年も野菜の栄養価を調べるために
専門機関に依頼をして野菜の健康診断を受けました。

その結果について今日はお話ししたいと思います!

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有機農業で安心安全は当たり前
これからは栄養価が高い農産物づくりを
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人も健康診断を受けて、健康状態を確認しますよね。

野菜も同様に栄養分析をする(=健康診断を受ける)ことによって、
野菜の健康状態がわかります。

オーガニック・エコフェスタ栄養価コンテスト2016に出品して以来、
毎年人参の栄養分析を続けています。

当初、受賞する目的で出品した訳ではありませんでした。

あくまでも、自分たちが育てた人参がどれほどの栄養価なのか?
を純粋に知りたいだけでした。

結果、当農園の人参の栄養価を客観視できたと共に、
『最優秀賞』を受賞することができました。

その後も毎年出品し、人参の健康状態を確認してきました。

そして、2021年の同コンテストで二度目の人参部門最優秀賞受賞。

今年行われたコンテストでは最終選考ノミネートまで選ばれました。

無事、健康な人参に育っていることが確認できました♪

次の写真をご覧ください(^o^)

今季はこのような結果でした!

◎食味評価は最高評価の5!!◎

食味については、水分はやや少な目のカリカリとした歯応えのある食感で、
濃厚な甘みと旨味を感じ、ほんのりと口に広がる人参独特の青味との
バランスも良くて、非常に美味しい。

という評価でした!

この結果を受けての、農場長からのメッセージも今回はお届けします!

安心・安全・美味しいに加えて、野菜の中身(栄養価)が
求められる時代になってきました。

(*同じ野菜でも、生産者の栽培技術によって栄養価が大きく異なる。)

「健康なくして幸せな人生はない。人の真の健康の役に立ちたい」

と思い、栄養士から有機農業の世界に飛び込みました。

お金も畑も仲間も販路も全く何もないゼロからのスタート。

有機農業で新規就農というのは想像以上に過酷な世界でしたが、
今こうして栄養満点の野菜を世の中に届けられるようになった事に、
誇りと大きな喜びを感じます。

これからも安心安全で美味しく栄養価の高い野菜を育てて

「人と地球を健康に!」

できるよう、有機農業に人生を賭けて臨んで参ります。

出口崇仁

これからも益々農業が楽しくなっていきそうです!

野菜づくりは地球を救う

愛知県は4月は雨の日が多かったです!

皆さんの地域はいかがでしたか?

まだ晴れ間が続く頃に近所の公園で毎年恒例の
鯉のぼりが上がっていたので行ってきました。

気持ちよさそうに鯉たちが空を泳いでいました。

季節を感じられる行事を大切にしていくって
とても素敵なことですよね。

それから、ソメイヨシノの開花よりも少し遅れて咲き始める八重桜も
一緒に眺められて最高でした!

この時期は、畑もそうですが、道端の草もグングン生えてきて

「元気に生きてるな~~!!」

と、その勢いにパワーをもらいます!(草刈りは大変ですが  ^o^;)

まだまだ暑さはこれからが本番ですが、草たちのように
元気に伸び伸びと過ごしたいものです(^o^)/

さて、今日は月末のブログなので、にんじん成長記をお届けします!

時は遡り、2月のにんじん畑の様子は・・・

人参の収穫や出荷も終盤に差し掛かる2月。

厳しい暑さの中で始まる種蒔きから、収穫に至るまで様々な学びがありました。

予想外のことも起きて悔しい思いもしましたが、
なんとかみんなで乗り越え、収穫まで漕ぎ着けることができました。

その人参が今度は【奇跡の人参ジュース】となり、
多くの方の健康の支えになっていくと思うと、なんだか感激します。

いつもありがとうございます!

そして、今日はもう一つ、当農園が美味しい野菜づくりに
活用している自然資源についてご紹介したいと思います。

題して!!

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自然資源の循環で
地球を救う野菜づくり

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当農園では自然資源の一つである『竹』も堆肥として土壌に循環させて、
美味しい野菜づくりを行っています。

今回は地域の繋がりで大量の「竹炭」が手に入りました。

炭を畑に施すと炭の微細な孔が多様な微生物(有用菌)の棲家となり、
土壌の生物相が豊かになります。

これらの微生物が生育を手助けしてくれることや、
炭に含まれるミネラル供給や保水効果、肥料成分を吸着する力により作物が健全に育ち
品質の向上に繋がると言われています。

また、竹や木を炭にすることで二酸化炭素の放出を減らすことができます。

炭1立方メートルで約1トンの二酸化炭素を固定できると言われています。
炭は腐りませんので、ずっと二酸化炭素を固定しておくことができます。

つまり、CO2を削減し地球温暖化防止に繋がるというわけです!!

素晴らしい循環ですよね(^○^)

これからも地域資源をフル活用しながら「人と地球を健康に!」する農業に邁進してまいります!

2022年の人参栽培も徐々に準備を進めています。

来月末のブログではその様子もお届けしますね!!