月別アーカイブ: 2021年9月

除草剤を使わずに草を減らすワザ

皆さんのお住まいの地域には彼岸花は咲いていますか?

お彼岸を迎える頃になると一斉に咲き始める彼岸花。

私たちの住む知多半島には有名な彼岸花スポットがあります。

児童文学作家 新見南吉氏の故郷でもある半田市に流れる矢勝川沿い一面に
今年も咲いていました!

実はこの時期に訪れたことはこれまで一度も無かったのですが、
今年はようやく見に行くことができました!

素晴らしい景色と凛と美しく咲くお花たちに感動しました。

いつもの畑の景色も素晴らしいものですが、お花が一面に咲く景色は
また一味違うものがあります。

今から来年が楽しみです♡

さて、今回はにんじん成長記をお届けします!

当農園では主に人参を栽培しています。

農場長が農業を始めるきっかけになったのが研修先でとっても美味しい人参を
食べたことなんです!

人参はとても栄養豊富な野菜です。

この野菜を育てたい!

多くの方々に届けたい!

この一途な想いで栽培を続けてきました。

今年も7月あたりから栽培が本格化しました。

毎月月末のブログ更新で育っていく様子を後追いにはなりますがレポートさせてください(^^)

【7月のにんじん畑の様子】

梅雨が明けて太陽の光がカラダに突き刺さるほどジリジリし始めた頃、
毎年必ずこの作業がやってきます。

人参が育つ土のベット(畝)に透明ビニールをかけて雑草の種や不要な菌を消滅させる
「太陽熱養生処理」を行います。

◎太陽熱養生処理とは◎

太陽熱と微生物の繁殖力を活用して以下三つの効果を生み出します。

1)病害虫、雑草を抑制

2)土がふかふかになり、根が張りやすくなる

3)保肥力向上及び水捌けが良くなる

人参が芽を出し成長する時期はまだ暖かく、雑草もぐんぐん生えます。

この太陽熱養生処理によって除草剤を使わずに雑草の量を少なくできるので、
この作業はとっても重要です!

その上、土がより豊かになるので人参の発育にも良いんですよ♪

こうして綴っていると、暑かった夏の日のことを思い出します…

今年はまだ涼しい夏だったのでわりと日中の作業も進みました!

そして、汗をかくのでこの夏はちょっと痩せました\( ˆoˆ )/笑

来月末のブログ更新では8月のにんじん畑の様子をお届けしますね!

楽しみにお待ちください♪

 

 

 

誰もが知るアニメヒロインの金言

人参の種蒔きがようやく終わり次々と発芽してきました。

お盆前後の長雨によってスケジュールが立て込んでしまいましたが、
何とか間に合いました!*\(^o^)/*

最近、土壌微生物の勉強のために本を読んでいます。

その中でハッとさせられる言葉がありました。

『土に根を下ろし 風とともに生きよう

種とともに冬を越え鳥とともに春を歌おう

どんなに恐ろしい武器を持っても 沢山のかわいそうなロボットを操っても

土から離れては生きられないのよ!』

これは有名な宮崎駿監督の傑作長編アニメ映画『天空の城ラピュタ』の
クライマックスシーンで主人公のシータが叫ぶ言葉です。

核心をつく言葉…ですよね。

“土からは離れては生きられない”

まさにその通りで、豊かな土壌のおかげで美味しい作物が育ちます。

この豊かな土が無ければ私たちの健康な人生は有り得ないのです。

シータの金言を受けてこの先の未来にも、引き続き
豊かな土壌で作物が育つように努力して、豊かさをまもっていきたいと強く思いました。

さらに、その先にはSDGsで掲げられている目標の以下二つが関係してくると思っています。

1『貧困をなくそう』

2『飢餓をゼロに』

私たちは豊かな土壌を守るために微生物の活動を著しく低下させてしまう
農薬や化学肥料を使わない土壌づくりを実践しています。

近年、未来に予想される食糧不足を見据えて、持続可能な農業を考えていく
必要があると言われています。

自然ありきの農業ですので、持続可能にする為には当然、地球環境に負荷がかからない
栽培方法で進めていく必要があります。

その点、私たちが行う有機農業は農薬や化学肥料を使用しないため、安心です。

ただ、病害虫の問題や雑草の管理など一般的な農業以上に労力や時間がかかります。

だからこそ、
自然の力を最大限に活用して何とか栽培が成功するように常に知識と技術向上は必須です。

どんな土地でも工夫して作物を育てられる有機農業の知識と技術は
未来の貧困を無くし、飢餓をゼロに近づける、まさに最前線の農業のあり方と
言えるのではないでしょうか。

自分たちで言うのもなんですが、

かっこいいですね!!!!(照れ笑)

みんなで力を合わせて一つ一つ、がんばって実現していきますね!

ネバネバ野菜でパワーアップ

9月に入ったら一気に秋になってと~っても過ごしやすくなってきました♪

朝晩は一枚上から羽織りたくなるほどです!

 

突然ですが、夕食のメニューを考えることが億劫になったことはありませんか?

そして、そんな時、とりあえずこれを作れば自分は楽で家族は喜ぶ!

というメニューなどありますか?

 

我が家では、そんな時は

『お好み焼き』か『手巻き寿司』

というのがお決まりになってきました(^o^;)

はい、焼くだけ、切るだけ、巻くだけです。笑

 

先日、出荷できないオクラが大量にあったのでなんとか消費したい!

と思って思いついたのが、『オクラ入りお好み焼き』でした。

オクラを茹でて、ミキサーにかけるとまるで緑の長芋をすり下ろしたような
食べ物になりました。

このような感じです。(綺麗な緑です♡)

 

これをそのままお好み焼きの生地に混ぜ込んであとはいつも通り具材を入れて
普通に焼くだけです。

 

これが、もうフワッフワで完全に長芋の代わりになってくれました。

ミキサーにかければ体への吸収も良くなるので
とても健康的なお好み焼きができました!

 

 

これで毎年夏はオクラ入りお好み焼きが我が家の定番になりそうです!

さて、今回はその『オクラ』を用いた新しい健康習慣をご紹介致します!

 

題して、
【オクラ水で新健康習慣!!】

オクラと言えば、夏野菜を代表する野菜の一つ。
サラダや和物、炒め物や天ぷらなど、様々な調理を楽しめる食材ですが、
オクラをそれらの使い方だけに留まらせていたらもったいない!!

水に浸しておくだけで驚くべき効果を期待できるのです!!

●オクラ水とは…?●

オクラを一晩水に浸けるだけでできる『オクラ水』。

これを飲むだけで血圧や血糖値が正常化したり腰や膝の痛みが改善したり
と驚きの結果が出ていると言われています。

●オクラ水の三大効果●

1.血液がサラサラに!

動脈硬化が改善する点が最大の特長です。

血管がしなやかになり、ドロドロ血液を解消します。

高血圧はじめ、目眩やアトピー、腰や膝などの痛みにも効果的!!

2.血糖値を抑える!

ネバネバ成分である水溶性食物繊維が豊富。

これが体内で余分な糖分を包み込み、急激な血糖値上昇を抑えます。

3.腸内環境を改善!

2.で示した水溶性食物繊維は腸内で善玉菌のエサになります。

その結果善玉菌が増えて腸内環境が整います。

●オクラ水の作り方●

【材料】

生オクラ…5本(冷凍したものはNG)
水…100~180ml

【作り方】

(1)
オクラのヘタを切り落とす。

(2)
瓶やコップに(1)の切った部分が下になるように入れ、
オクラが浸るくらいまで水を注ぐ。

(3)
フタやラップをして冷蔵庫で8~12時間ほど置いたら完成!!

オクラを取り出してその水を飲んでください♪

 

【ポイント】

◆朝に1日1~2杯を目安に飲むこと。

◆余ってもその日のうちに飲みきること。

◆冷えたままか常温に戻して飲むこと。
湯を足して人肌に温めてもOK。加熱と冷凍はNGです!!

◆そのままが飲みにくい場合は出汁や黒酢、メープルシロップや
オリゴ糖などを加えて飲むと良いそうです。

オクラの風味が少し感じられてとろっとしたお水になります。
高血圧の私の母にもお勧めしました♪

こういった野菜の素晴らしい力を健康的な人生に活かしていきたいものです!