月別アーカイブ: 2021年7月

有機農業は命の循環

夏本番な暑さが続きますね。

夏野菜がとても美味しい時期です。

近所の直売所に出品できる程度の量ですが、当農園でも夏野菜を育てています。

店頭には並べられない傷ものがどうしても出てしまうので、
それらは我が家で消費します。

先日、ピーマンとイカの生姜醤油炒めを結構どっさりピーマン1kg分位を
夜ご飯の副菜に作りました。

大皿に持ってテーブルの上に準備。

その後、息子のごはんの支度やら何やらをして、
さぁ食べようと思ったら先ほど大皿に持ったピーマンとイカの炒め物が
ほとんどない!!!!のです・・・(チーン)

誰が食べたかお分かりでしょうか?

犯人はピーマン生産者の農場長(夫)です。

「え?ほとんど無いじゃん・・」

と私が言うと、

「え?一人分じゃなかったの?」

・・・と。

普通に考えたら一人分の量じゃないです。開いた口が塞がりませんでした。

本人曰く、ピーマンが美味しすぎてついつい食べてしまった、
とのことでした。(笑)

これからはお皿を分けて準備しようと思います。(^o^;)ハハハ…

さて、今回はにんじん畑の様子をレポートします。

【5月のにんじん畑の様子】

緑肥として育ててきたライ麦が2m近くに成長してきました。

何とか梅雨前に刈って粉砕できました。

ライ麦の根の力で地中を耕してもらい、粉砕した葉や茎には微生物のエサになってもらいます。

すると、土が元気になるんです。

フカフカな土で人参を育てるのが楽しみです♪

さぁ、続いては

◎農業ミニ知識コーナー vol.5◎

テーマ:有機農業がもたらす、自然や環境への影響

ちょっと想像してみてください。

この地球上に草や木、花や虫、川や海、さまざまな生き物が存在せず、
人間だけが存在する世界を…。

どうでしょうか?

とても寂しい世界ですよね。

そして、そんな世界に人間は生きることができません。

自然が無ければ生きてはいられないのです。

有機農業は、その自然環境に配慮した方法で作物を育てています。

畑には虫がいて、微生物がいて、その微生物のエサには竹や雑草、もみ殻だったり
産業から廃棄される資源をつかったり・・・

有機農業は、命の循環で成り立つ農業と言っても過言ではありません。

そして、農薬や化学肥料を使用しない栽培方法なら、川や海の汚染も
最小限に防ぐことができます。

完璧に自然を守ることは難しいかもしれません。

ですが、なるべく環境の負荷にならないように配慮することは
とても大切なことだと思っています。

有機農業を通して改めて私たちは自然の偉大さを実感させてもらっています。

これからも有機農業がもっと拡まるように引き続き頑張っていきたいと思います!!

 

今、最前線の農業はこれ!

あなたのお住まいの地域には自然を感じられる場所はありますか?

何も深い森でなくとも公園の木々や花、空は日本ならどこの地域にもありますよね♪

私の住む愛知県美浜町は里山と海に囲まれた自然豊かな土地です。

畑に行けば、山々に囲まれて空は広く、虫や鳥の鳴き声が
聞こえてきてとても気持ちが良いです。

この自然豊かな景色を壊すことなく未来の子どもたちのために残し、守っていきたい!

いや、守っていかなければ・・!と

思っています。

さて、近年「SDGs(エスディジーズ)」
という言葉をよく耳にするようになりました。

地球環境を大切に考える有機農業と深くつながりのある取り組みでもあるので
少しずつ学んでいます。

【SDGsとは?】

SDGsとは・・・
Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)の略称です。
2015年に国連で採択された持続可能な社会の実現のための
2016年から2030年までの国際目標です。

「誰一人取り残さない」を基本理念として、

持続可能な社会の実現のために17の目標を設定しています。

その中から有機農業と直結するのでは?と考える目標を3つ選んでみました。

▼以下です

13.気候変動に具体的な対策を

14.海の豊かさを守ろう

15.陸の豊かさも守ろう

当農園の栽培方法では農薬や化学肥料を使用しないため、地球を守りながら
農業を営むことができます。

私たちの行っている有機農業は持続可能な社会の為に必要不可欠な
最前線の農業の在り方だと言っても過言ではありません。

具体的にどのようなことか?については

次回のメールでお話ししますね!

【自分ごととして考える】

私は日本で生まれ育ち、食べるものも住むところも学ぶことも全て不自由なく
与えてもらいました。

その当たり前でありがたい毎日がすべての人にこの先も持続していくために
どうしたら良いのか?

それを今、真剣に考えるべきなのかもしれません。

地球資源は限られています。

「自分さえ良ければ良い」

という考え方ではなく、すべての人がこの地球で自然と共存しながら
暮らし続けられるために必要なことをSDGsが示してくれています。

具現化するのは私たち一人一人ですよね。

次回は、最近の人参畑の様子と有機農業がもたらす自然や環境への影響についてお届けします。

 

栄養を効率よく摂取する方法

熱海市の土石流災害では未だ安否不明の方々がいらっしゃる
大きな災害となり、報道を見聞きする度胸が痛みます。

被災地の皆さまの一刻も早い復興と安全を心からお祈り申し上げます。

最近の畑では、梅雨の時期を有効活用して、水捌けが悪い土地を見回り、
どこに水が溜まりやすいのか?

をチェックしています。

予め溝掘機で溝を掘ってあったので、その溝から水路に水がスムーズに
流れていくようにスコップも用いて細かいところまで整備しています。

力仕事で農場長は腰も痛いようですが今まで以上に土の状態が良くなる未来が
楽しみなので日々励んでいます。

さて、今回は夏野菜のマメ知識をお届けいたします。

◎ 知っ得 マメ知識 ◎

~トマト・ピーマン編~

夏野菜といえばこの野菜たちですよね!!
スーパーには年中置いてある野菜ですが、やはり旬に食べると格別に美味しく栄養満点♪

賢く、美味しくいっぱい食べましょう~!!

★トマト★

常温保存がパワーアップのコツ!!

・抗酸化作用
・抗がん作用
・美肌効果 などを期待できる。

【保存方法:常温がベスト】

スーパーで購入したあと、すぐに冷蔵庫に直行していませんか?
トマトは暖かい地域が原産で、寒いのが大嫌い。
冷蔵庫に入ったままは低温障害を招きやすく、リコピンも大幅にダウンしてしまいます。

【追熟方法】

夏場は2~3日が目安。

(1)
1つずつ新聞紙に包み、ヘタを下にしてかごへ。

(2)
15~20度の直射日光の当たらないところに置く。

【調理のポイント】

夏のトマトにはビタミンCが豊富に含まれています。
そして、トマトといえば何と言っても「リコピン」。
このリコピンを効率良く吸収できる方法の順位は次の通りです。

第3位「生」

第2位「加熱」

           or

       「生+油(ドレッシングなど)」

第1位『加熱+油』!!

甘くないトマトは加熱によって甘みを引き出すことができます。

また、リコピンの抗酸化パワーを高めるには、ビタミンEを含む胡麻や落花生、
アーモンドと組み合わすと良いそうですよ。

★ピーマン★

栄養を逃さない切り方は縦切り!!

・抗酸化作用
・美肌効果
・老化防止 などを期待できる。

【保存方法:冷蔵】

冷蔵庫での保存が基本ですが、水気に弱いため、しまう前に水分はしっかり拭き取って
ポリ袋に入れて野菜室へ。

夏場以外なら常温もOK。

タネとヘタを取って使いやすい大きさに切って保存袋に入れ冷凍も可能です。

【調理のポイント】

おすすめは繊維に沿って縦切り。
細胞を壊さないので、炒め物などにしてもシャキシャキとした食感を
楽しむことができます。

ビタミンA・Eなどの脂溶性のビタミンを多く含むので油との相性は抜群。
中華風の炒め物や肉詰め焼きもいいですね。

 

これから本格的な夏の到来です。
旬野菜をたっぷり食べて健康的な夏を楽しみましょう♪