月別アーカイブ: 2023年8月

有機農業に若者のパワーを爆発させる時代

今年は夏の催し物が
全国各地で開かれて、
日本の夏が戻ってきた!


という賑やかな夏でした。


近所の花火大会も開催されて

会場に集う人たちの笑顔が印象的でした。


感染症の流行から3年以上が経ち、

ようやくこういった夏の楽しみを
満喫できるようになり、
なんだか気持ちが開放されたように感じました。(^^)


これからもお野菜モリモリ食べて

健康に過ごしていきたいものです。


さて、今日は月末なので

にんじん成長記2023をお届けしたいと思います。


時は遡ること・・・

6月のにんじん畑の様子


6月は梅雨の晴れ間をぬって
人参栽培用の圃場の耕運と草刈りを進めていました。

 

圃場によっては緑肥を撒いて
草を育てているところもあります。

 


まだ暑さがそこまで厳しくなかったため、

草の勢いはこれからですが、
草の根の力によって、
地中を深いところまで耕してもらいます。


6月はどちらかというと

田んぼの草取りに注力し、
毎日泥だらけになって作業をしていましたよ!


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 必要不可欠な仲間のチカラ
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作業スペース拡大と
スタッフの休憩場所にとハウスを建てました!

 

天井部分が透明ではないため、
日光も遮ることができます。

 

横のビニールをオープンにすれば
真夏でなければ涼しく過ごせます。

 

これまで農場長一人だけで
作業をしてきた時期もありましたが、
こうしてスタッフが増えていくと、
一人でやっていたことの2倍どころか
3倍4倍という量をこなすことができます。

 

改めて「自分以外の人の力」が、いかに重要かを実感しています。

 

私たちと一緒に多くの方の健康を支える
栄養満点な野菜を育ててくれる
スタッフの育成もがんばっていきます!

 

農業の担い手が減っている今、
私たちのような若手農家が
踏ん張って農業界を盛り返していきたいと思います!

 

 

追伸:

写真:人参のお花 
今年も開花しました♪

 

稲の成長と共に歩む農法

まだまだ日中は暑いですが、
少しずつふとした瞬間に「秋風」を
感じるようになってきました。

四季を感じられる日本に生まれて
よかったなぁと思う瞬間です。(^^)

さて、今日は
『出口崇仁農園のお米』栽培についてお届けします!

時は遡る事、6月の田んぼの様子です。

草取り

苗を植えてから
10日〜2週間後くらいから、
除草作業が始まります。

除草剤を使用する農法の場合は、
ポン!と除草剤を田んぼに投げ入れるだけで
草が生えてこないようにできますが、
当農園では一切除草剤を使用しないため、
機械や人力で除草をしていきます。

今年から大型機械を導入し、
作業の効率化を図っています。

ただ、大型機械では入ることができない田んぼは、
エンジン式の手押し除草機で除草を行います。

稲の苗がある程度の高さまで育つ頃まで
1週間〜10日おきに除草作業を繰り返します。

水が抜けてしまう田んぼの補正作業

田んぼのオフシーズン中に
もぐらやザリガニなどが田んぼに穴を開けてしまい、
そこから水が抜けて田んぼに水が
溜まらなくなってしまうことがあります。

水が溜まらない田んぼは
稲の生育に悪影響なので、
穴が開いている箇所を見つけ出し、
スコップを使って手作業で穴埋めを行います。

どこから水が抜けて行ってしまうのか?

を早めに把握し丁寧な作業が必要です。

粘土質の土で育つお米は美味しい!?

 

「ここの米は美味いぞ〜」と
昔から近隣で米を栽培している
農家さんが言っていました。

私たちがお米を育てているエリアの土壌は
「強粘土質」です。


お米はサラサラの砂地で育つよりも

粘土質の土壌で育ったお米の方が
風味豊かで美味しいそうです。

砂地の土は何かと作業はしやすいですが、
粘土質の土は扱いが難しい反面、
食味は良くとっても美味しいお米ができるのだそうです。



いつもどんな時も地域に長年

住まわれている方々の想いや経験は
とても貴重なものだなぁと感じています。

旬の野菜は旬の時期に・・

夏が始まった〜!
と、思いきや、もうお盆の時期ですね・・


時が過ぎ去っていくのが

早すぎて、心が追いつきません(^_^;)


夏野菜をモリモリ食べて

残りの夏も健康に過ごしましょう♪


今回は、健康ミニ知識をお届けします。


題して、

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    夏野菜の代表
 「ゴーヤ」と「シソ」の魅力!!
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【ゴーヤ(苦瓜)】


独特のほろ苦さがクセになる!

アンチエイジングにも嬉しい♪


▼栄養について▼

苦味成分はククルビタシンという
フラボノイドの一種。

食欲増進の効果があり、
強い抗酸化力により、
がん予防や動脈硬化・老化を防ぐ
働きを持つ成分としても注目されています。

ビタミン・ミネラルも多く含み、
中でもビタミンEは
「老化抑制ビタミン」と呼ばれます。


全体的に老化防止につながる栄養成分に

優れた野菜といえます。


▼保存のポイント(冷蔵)▼

●丸ごと保存:
新聞紙かキッチンペーパーに包んで
ポリ袋に入れて冷蔵保存。


●カットして保存:

縦半分に切り、
中のわたと種をとってラップに包んで冷蔵保存。

ストレスや疲れがあるときに
ゴーヤはぴったりの食材です。


生のままスライスし、

バナナとお水・お好みで蜂蜜を加えて
ジューサーにかければゴーヤジュースの出来上がり!

ゴーヤの栄養成分を十分に無駄なく
摂取したい場合におすすめです。


【シソ(青じそ)】

強い殺菌力を持つペリルアルデヒドで
食中毒を予防!!


▼栄養について▼

ペリルアルデヒドは香り成分です。

強い殺菌作用によって
食中毒が予防できるほか、
食欲増進効果があると言われています。

夏は暑さで食欲が低下するので、
青じそと一緒にお肉やお魚を食べると
さっぱりとした風味になって食べやすくなります。


▼保存のポイント(冷蔵・冷凍)▼

●冷蔵:
葉の茎の方に水に浸し、
葉っぱをシャキッとさせた後、
濡らしたキッチンペーパーでくるみ、
ビニル袋などに入れて野菜室へ保存。

●冷凍:
ざく切りや荒いみじん切りにして
フリーザーパックに小分けにして冷凍庫へ。


香り成分ペリルアルデヒドは

刻むことで香りが引き立ち、
薬効もアップします。


刺身に添える場合は細かく刻んだ方が良く、

油と合わせて調理することで
βカロテンの吸収率もアップするそうです!



最近、実は少し食欲が落ち気味で
ちょっとした夏バテを感じています。


シソや生姜など、

さっぱりと食べられる素材を選んで
栄養をしっかり摂り入れて、夏を乗り切りたいと思います!


まだまだ暑い日が続くので

どうぞご自愛くださいね(^o^)/