月別アーカイブ: 2022年8月

うちの職人を紹介します

突然ですが、お体の不調などはありませんか?

私ごとですが、先日腰を痛めてしまい、
なかなか治らないので接骨院へ行ってきました。

カラダの歪みが原因だと思っていたのですが、実際にはそうではなく、
あらゆる場所の筋力の低下が原因だったことがわかりました。

出産の体へのダメージは交通事故を経験した場合と同じくらいある、
とはよく聞きますが、まさにそうで、
出産前後のカラダの変化はかなりのものです。

体が戻らないまま日常生活を送ると、私のように、
段々体に不調が出てくるようです。

バランスすよくカラダの各部の筋肉を鍛えていくことで、
痛みは軽減されて、腰痛再発も防げるそうなのです。

もっと快適に日常を過ごし、子どもと思いっきり遊びたいので
しばらくは専門家に指導してもらいながら、体を整えていきたいと思っています。

運動、睡眠、食事は健康な体には欠かせない大事なことですね!!!

さて、今日は月末のメールなので、にんじん成長記2022をお届けします。(^^)

時はさかのぼり、6月のにんじん畑です。

人参の種まきは、8月のお盆以降まだ暑いけれど、
ちょっとだけ暑さが和らぎ、雨もたくさん降るようになる頃に行います。

6月はまだその前の段階で人参たちが育つためのお家(畝:うね)を
整備していく段階です。

土の中までは流石に毎日管理できないので、土の中は「微生物」という
当農園の職人さんにお任せします。

人間が快適に過ごすことができる環境を好むように、
土の中の微生物も快適に過ごせて、それぞれが
最大限の力を発揮できるような環境がベストです。

微生物たちが元気に働くことができるからこそ
美味しい人参が育ちます。

当農園ではその環境づくりに力を入れています。

こちらの写真は環境づくりの一環で溝掘り機を使用して
排水性に問題がある畑に溝を掘ったと気のものです。

人参の栽培は、夏から秋にかけてどんな気候になるか?

がとても大きく関係してきます。

近年の異常気象にも耐えられる土壌づくり、
環境の整備はとても大切な作業です。

排水に問題があると短期豪雨が起きた時、
すぐに畑が水没してしまい育った人参も土の中で腐敗してしまうのです。

だからこそ、しっかりと準備して、畑の微生物や仲間たちとともに、
どんな天候になっても乗り越えられる強いチームワークで
今年は乗り越えていきたいと思います!!

 

黄金色の稲はイーネ!

タイトルのダジャレで笑っていただけましたか?(^o^)/

都会ではあまり見られない景色かも知れませんが、
この時期になると田んぼの稲が緑色から黄金色に変わりはじめます。

その景色を見ると、

「あぁ・・夏が終わって行くんだなぁ。」

と、しんみりしてしまいます。

季節によって移り変わる景色を楽しめるのは
田舎に住む醍醐味の一つかもしれません。

田んぼに生えている稲を見ながら秋を感じていた昨年までに比べると、
今年はちょっと違った気持ちで田んぼを見ています。

なんというか、

ワクワクしています!!!

実は、今年から米作りを再開しました!

もちろん、農薬は一度も使用せず、除草剤も使用しません。

ここ数年は人参栽培だけに一点集中して基盤を作ってきたので
お米作りはお休みしていました。

農場長が農業を始めた約10年前から約4年間、手植え・手刈り・天日干し、
そして無農薬・無化学肥料でお米の栽培をしていたんです!

当時の手刈りの様子

通常の慣行栽培でのお米にはたくさんの農薬が使用されています。

それもそのはず、実際に育ててみるとわかるのですが、
田んぼも畑と同じで草がグングン生えてきます。

そのため、除草剤不使用で育てるには、草が稲の生育を妨げないように
機械や手で除草していく必要があります。

今年は久しぶりの田んぼの感触を楽しみながら、草取りに励んでいます。

▼今年の草取りの様子

【なぜ、今お米栽培を再開したのか?】

今、日本全体で高齢化が進んでいます。

そして、世界情勢の煽りを受けて燃料・肥料の高騰に
歯止めがかからない現状を受けて、離農する人たちもチラホラ出てきています。

労力や燃料代・機械代も大きくのしかかってくる米の栽培は
やりたがらない農家が多いのです。

そんな中、私たちは日本人の主食である『お米』を安心安全な状態で
多くの方の食卓にお届けしたいと思い、米作りに再びチャレンジし始めました。

お野菜や人参ジュースだけでなく、おいしいお米もお届けできるように
がんばっていきます!!!

 

お肌に嬉しい夏野菜

夏の旬野菜、食べていますか?

ハウス栽培が発展し、年中手に入る野菜がほとんどなので
野菜の旬を感じられる機会も少なくなりました。

そんな中でも、我が家ではできる限り旬野菜を食べるように意識しています。
すると、季節ごとに「食べたい」と感じる野菜が移り変わっていくのです。

ちょっと気候が夏に近づいてくると、

「あぁ~トマトとかピーマンが食べたいなぁ」

と思いますし、秋に近づくと、

「大根とか人参が食べたいなぁ」

と根菜を欲するようになります。

そんな、旬野菜を欲する自分のカラダの感覚を信じて、
食べたいものを食べるようにしています!

さて、今回はサラダには欠かせない夏野菜の豆知識をお届けします♪

冒頭でお伝えしたような旬の野菜の特徴をみると、
夏はカラダを冷やす野菜が多く、冬はカラダを温める野菜が多いです。

今日は夏野菜の代表ともいえる野菜、
トマトとキュウリのミニ知識をまとめてみました!

 

◎トマト◎

西洋では「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど
たくさんの健康効果をもつ野菜です。

赤い色素成分のリコピンは優れた抗酸化力があるとされ、
がんや動脈硬化の予防を期待できます。

また、ミニトマトは普通の大玉トマトに比べ、リコピンやビタミンが
約2倍含まれているので美肌にも効果的です。

追熟したい場合は、ヘタを下にしてカゴに入れ常温で涼しいところに
置いておきましょう。

【オススメの食べ合わせ】

ビタミンEを多く含むピーナツやアーモンドと一緒に食べると、
リコピンの抗酸化パワーが高まります。

◎キュウリ◎

余分なナトリウムの一部を排出させるカリウムを多く含んでいることもあり、
優れた利尿作用が注目されています。

夏はカラダがむくんだり、疲れや重だるい感じが溜まったりしがちですが、
そんな時こそキュウリに含まれているカリウムが役立ちます。

皮にはβ~カロテンが多く含まれているので紫外線により発生する
活性酸素を抑制してくれる働きはお肌にも嬉しいです。

【オススメの食べ合わせ】

キュウリはワカメなどの海藻類、イカやタコなどと一緒に
酢の物にするとカリウムやマグネシウムなどミネラルをバランス良く摂取できます。

タコの酢の物は実家の母がよく作ってくれていました。

とってもおいしい上に栄養的にも抜群の組み合わせ
だったということですね(^o^)/

まだまだ暑い夏が続きます。

たっぷりと夏野菜を食べて健康にお過ごしくださいね!!