月別アーカイブ: 2021年8月

健康な野菜が地球を救う

突然ですが、ご自分が話し始めた時のことを覚えていますか?

私は、全く覚えていなく、自分にまだお話しできなかった頃があった
なんて想像もつきません・・・

多くの方がきっとそうだと思います。

最近、息子が以前よりも増してたくさんお話しできるようになり、
寝る寸前まで喋っている毎日です。(笑)

「さぁ寝よぉ~」

とお布団に入って寝ようとしてから約1時間はなんやかんや話しています。

多分、お話しできることが楽しくて、嬉しいんでしょうね。

大人の私は話すことなんて普通のこと

だから、「話せることが楽しい~~~」と、あまり思いません(^o^;)

が、人生が始まってまだ3年ほどしか経っていない彼にとっては、
新しく手に入れたスキル(話すこと)が使いたくて、楽しくてしょうがないのかな?

と思ったりします。

そんな姿を見て、

子どもは「喜んで生きる」ことの達人だなと思いました。

 

さて今回は、にんじん成長記 2021をお届けします!

人参の種蒔きは8月中旬以降。

それまでは土の状態をより良くするための土づくりの期間です。

●6月のにんじん畑の様子●

土づくりに大きな影響を与えることの一つに「水捌け」の具合があります。

土質によって水が溜まりやすかったり、捌けやすかったりと様々なので、
溝を掘ることで水の捌け道を作ります。

水分が多すぎると土も作物も腐敗してしまうので、土地ごとに調整が必要なのです。

今年から機械を新しく導入し、作業が随分と楽になりましたが、
それまでの溝堀りはスコップで行っていました(^o^;)

続いて、農業ミニ知識コーナーvol.6です♪

テーマ:地球健幸化プロジェクト

私たちはこんな循環を目指しています。

(1)

「健康な野菜」を育てる生産者を増やす。

(2)

「健康な野菜」の収穫量が増える。

(3)

「健康な野菜」を食べる人が増える。

(4)

人間本来の欲求に沿った健康維持。

「健康のために食べなければ!」

と言う義務感ではなく、

「おいしいから食べたい!」

と思える野菜を食べて、自然に健康維持。

(5)

地球が喜ぶ

健康な野菜を選ぶことは

間接的に地球環境の保全に繋がる。
(地球に優しい栽培方法で野菜を育てているため)

(6)

(1)~(5)が持続する中で「健康な野菜」を選ぶ人が増える。
需要はどんどん増えていく。

(1)へ戻る。

そしてまた生産者が増えていく。

私たちが「健康な野菜づくり」にこだわるには理由があります。
人々の健康のためはもちろんのこと、地球の健康にも繋がるからです。

まだまだ小さな農園ですが、このプロジェクトに沿って、人と地球を健幸に!
をテーマに日々歩み進んでいます。

やりたいことの10%にも達していない現状ですが諦めずに日々できることを
コツコツと全力で取り組んでいます。

 

人を笑顔にする野菜

朝晩がまるで秋のように涼しく、少し肌寒いほどです。

お盆前から降り続いた雨の影響で被災されたみなさまのご無事と
一日でも早い復興を心より願っています。

毎年のことですが、天気は読めないものです。

例年とは異なる気候に戸惑いながらも何事も前向きに、美味しい人参を育てる
ためには、今何をしたや良いか?作戦を練りながら進めています!

さて、先月20日のメールに引き続き、SDGsを踏まえて、私たちにできること、
取り組みたいことを考えてみました。(^o^)/

(注)
SDGsとは:
SDGsとはSustainable Development Goals (持続可能な開発目標)の略称。
国連で採択された持続可能な社会の実現のための2016年から2030年までの国際目標のことです。

全部で17の目標がある中、今回は目標3の

『すべての人に健康と福祉を』

について取り上げてみます。

●健康について●

「人の健康の役に立ちたい」

農場長が農業を始めた時から変わらない想いの一つです。

真の健康に役立つ仕事がしたい!と思い、約10年前に栄養士から農家へ転身を決意。

健康を害する恐れのある農薬や化学肥料を使わない今の栽培方法に行きつきました。

栄養満点で美味しくて健康な野菜を育てられる農家さんをもっともっと増やしていき、
収穫量の底上げを目指したいです。

健康で美味しい野菜を多くの方にお届けして、『健康のために野菜を食べる』
という概念を取り壊し、『美味しいから野菜を食べる』という人間本来の自然な欲求で
美味しい野菜を食べていたら気づけば健康な身体になっている!!

そんな素敵なことが日本全体に広がったら嬉しいなと思っています。

だからこそ、栄養満点の美味しい野菜づくりをもっともっと研究して技術も知識も
経験も磨いていきたいと思います!

●福祉ついて●

福祉とは、幸せや豊かさを意味する言葉です。

何をもって幸せかは人それぞれですが、少なくとも
「自分の今の人生をいい感じと思える」というのがベースではないでしょうか。

カラダの健康はもちろんその土台にあるものだと思っています。

構想の一つとしては、地域の保育所と連携をとってにんじんマンが登場する食育への
取り組みを実現したいと思っています。

既にオファーがあるので実行あるのみですね!

・・・とはいえ、まだまだ今は
「美味しい野菜を育てる」という農家としての基盤を固めている道中。

大きな何かを成し遂げるのは今すぐは難しいですが、小さなことをコツコツと
取り組んでより良い社会へ貢献していけたらと思っています!!

 

 

ダイエットには●●を食事の最初に食べる!

日頃、汗をかいていますか?

自宅での仕事がある時以外は畑作業をお手伝いをするのですが、
私は暑いのが得意ではありません…。

最近は午前11時を過ぎると照りつける太陽に負けて、
ちょっと気持ち悪くなったりします。

そこまできたら、キリが悪くても日陰で休んで塩と水分を補給しないと熱中症にまっしぐらです。

しかし、農作業のおかげでたっぷりと汗をかくので、疲労はありますが身体が
ちょっとスッキリした感じも味わえます。

外仕事や体を動かす仕事で無い限り、なかなか汗をかくことは無いかもしれませんが、
適度に汗を流すのは体に良い気がするので、暑さに負けず
これからも外仕事も頑張りたいと思います♪

さて、今回は夏野菜の豆知識第二弾、オクラ・ナス編です!!

この二つの野菜は特に夏に食べたくなる野菜♪

保存方法や調理ポイントを知って、今年の夏の健康にお役立てください(^o^)/

◎オクラ◎

疲労回復やダイエットにぴったり!

・消化促進
・糖尿病予防
・健胃効果

【保存方法】

◆冷蔵◆
ポリ袋に入れて野菜室で保存。(約4~5日)

◆冷凍◆
生のまま、あるいは軽く茹でて水気をとってから保存袋に入れて冷凍。
(丸ごと・薄切りどちらでも◎)

冷凍のまま調理すると美味しくいただけます。(約1ヶ月)

【調理のポイント】

柔らかいオクラであれば、下茹で無しをお勧めします。

オクラのネバネバ成分の一つは血糖値を下げるペクチン。
血管を元気にして、さまざまな生活習慣病を予防します。

さらに、お酢にも血糖値を下げる働きがあるため2つを合わせると効果は倍増です。

また、食事の一番初めにオクラを食べると血糖値の急上昇を防ぎ
コレステロールを下げるだけでなく体に脂肪をつきにくくするため
ダイエットにもぴったりな野菜です。

◎ナス◎

ナスの皮は剥かない!水にさらさない!これ鉄則!!

・抗酸化作用
・高血圧予防

【保存方法】

◆常温◆
カゴに入れて湿らせた新聞紙をかけカゴごと大きなポリ袋に入れて
口をしっかり閉めて冷暗所へ。(約3日)

◆冷蔵◆

保存袋に入れて口をしっかり閉じて保存(約7~10日)

◆冷凍◆

カットして保存袋に入れて冷凍。
冷凍のまま調理OK。(約1ヶ月)

【調理のポイント】

ナスは水に長時間晒すとポリフェノールが水に溶け出してしまうため、調理の直前に切って
水に晒さず調理することをお勧めします。

また、ナスを炒める際油があっという間に無くなり、油を継ぎ足した結果
ベタベタした食感になりがちです。

油の取り過ぎにもなるので要注意。

そこで、おすすめの方法が2つあります。

一つは、蒸し焼きにすること!

炒めている間に油が足りないと思っても継ぎ足さず、酒などを加えて蓋をして
蒸し焼きにすると油の取り過ぎも防げます。

もう一つは、電子レンジで加熱です。

ヘタと花ツキを切り落とし電子レンジで1分加熱し裏返してもう1分加熱。
こうしてから調理に進むと味も染みやすくなります。

いかがでしたか?

ナスを水に晒さない方が良いと初めて聞いた時はビックリしましたが、
今では我が家ではもう当たり前になってきました!

水に晒さなくとも全くアクを感じないですよ♪

ぜひトライしてみてください(^o^)