月別アーカイブ: 2021年3月

見えないところに手が届く優れもの

前回のブログで愛知県は桜が満開を迎えるようです。

とお伝えしたのですが、私が先走りすぎていたようです。

ごめんなさい!

確かに桜の品種によっては満開を迎えた木もあったのですが…
ソメイヨシノなどはまだ咲き始めでしたね。

そして、今日30日は前回のブログから既に10日経っているので、
もしかしたら散り始めかもしれませんが…

個人的に私は葉桜も好きです♪慌てん坊ですみませんでした。m(__)m

さて、今日はにんじん成長記2021をお届けします。

当農園は長い年月使われてこなかった耕作放棄地を活用して農作物の栽培に
取り組んでいます。

そのため、新しく栽培を始める畑は、まず土の状態を整えていく必要があります。

次の写真は新しく栽培が始まる畑の様子です。

12月のにんじん畑の様子

↓1ヶ月後

1月のにんじん畑の様子

見ての通り、1ヶ月あまり変化がありません。

しかし、地上部にあまり変化がなくても地中ではぐんぐん根が成長しているんです。
人の手や機械では届かないところまで根を張り、その根の力で土の深いところまで
耕してもらいます。

すると水捌けが良い、フカフカな土へと変化していきます。

このように、緑肥が育って新しい畑の土づくりの第一歩が始まっています♪

続いて、農業や野菜についてちょっぴり詳しくなれる農業ミニ知識コーナーです。(月1回)

今日はvol.1

【テーマ】
慣行農業と有機農業の違いとは!?

・慣行農業:食物を害虫から守ったり、雑草を防ぎ食物に栄養を与えるために農薬及び
化学合成肥料を使用して農作物を生産。

・有機農業:健康的な豊富な食糧を生産するために、化学合成肥料・農薬・除草剤などを
使用せずに農作物を生産。

日本は戦後の食糧不足を解消するために、肥料工業の復興を優先したという過去もあり、
近代の農業(慣行農業)にとって化学肥料や農薬は欠かせないものになっていたのでしょう…。

出口農園では、有機農業を選択し野菜を生産しています。
時代背景を考えると、化学合成肥料や農薬の普及によって食糧難を乗り越えることが
できたのですから、先代の方々には感謝です。

今度は私たちが次世代へと命をつなぐ役目だと思っています。
変わりゆく時代の中で今何が必要なのか?を考えた時、私たちは『有機農業』を選択しました。

慣行農業が主流になる前の時代に行われていた昔ながらの栽培方法をお手本に、
安心安全で人と地球も健幸になる野菜づくりを頑張っていきたいと思います!!

(写真はFarm&Storyのスタッフさん達と♪)

それでは、また来月末に、農業ミニ知識コーナーVol.2をお届けします。

楽しみにしていてくださいね♪

 

疲労回復にはコレが効く

お住まいの地域では桜は咲き始めていますか?

散歩する度に桜の蕾の大きさのチェックをして今か今かと待っていました。

ようやく今週咲き始め、愛知県は今日あたり満開を迎えるそうです。

お出かけしたくてたまりません♫

お天気はどんな感じかも気になりますね。

素敵な春になりますように。

さて、最近ぐっすり眠れていますか?

心配事が頭から離れなかったり、妙に頭が冴えて入眠できなかったり、
眠ったけれど翌朝体の疲れが取れていない・・・etc。

というようなことはありませんか?

感染症が気になるこのご時世…今こそぐっすりと眠って
しっかりと体を休ませてあげましょう。

今回は睡眠についてのちょっとした豆知識と睡眠に効果的な食材を使った
レシピをご紹介します♫

まず、
【なぜ睡眠が必要なのでしょうか?】
1つ挙げるとするなら‥
☆疲労回復!!です。

睡眠の代表的な効果は心身ともに疲労を回復させることです。
深い睡眠が得られるほど、体内の回復を促す成長ホルモンが多く分泌されます。

脳も休まり、ストレスからの回復及び耐性もアップします。

【睡眠の質を上げるポイント】

(1)
就寝3時間前には夕食を済ます。
(どうしても難しい場合は消化の良いものを)

(2)
寝室にパソコンやスマホを持ち込まない。

(3)
温かい飲み物を飲む。
※ノンカフェイン(白湯、カモミールティーなど)

(4)
眠りに導くアロマの香りを焚く。

などなど。

実は私もここ最近、ちゃんと眠れていませんでした。
いろいろ考え事をしてしまったり、息子の寝かしつけで一緒に寝てしまい、
夜中家事をやっていないことが気がかりで眠れなくなってしまう…

という感じで。

そんな時、リラックスできるアロマの香りに出会い、デュフューザーで焚いて
眠るようにしたら結構良い感じに朝まで眠れるようになりました♪

火を使うタイプではなく、電気タイプのデュフューザーや、枕に香りをシュッと吹きかける
グッズもあるそうですよ。

それでは、続いて
睡眠に効果的な食材を使ったスープのレシピをご紹介します。

~ネギとマグロのスープ~

〈材料〉(2人分)

・マグロ刺身用・・・200g
・長ネギ・・・2本
・水・・・500mlくらい
◎醤油・・・大さじ1.5
◎酒・みりん・・・大さじ1
・和風出汁パック 適量
・塩・・・適量
・ごま油・・・小さじ1

〈作り方〉

1.
500ml程度の和風出汁をとる。

2.
熱湯(マグロ臭みぬきよう)を用意する。

3.
ネギ2本分の白いところを4cmのぶつ切りにし
残った青い部分は刻みネギにする。

4.
3.で切ったネギの白い部分をごま油で炒め、焼き目をつける。

5.
4を1の出汁に入れて、◎で調味し、一旦煮立たせる。

6.
マグロに熱湯を回しかけ臭み抜きをする。

7.
6を5に入れて再び煮立たせてアクをとったら、刻みネギを入れて火を通す。

8.
塩で味を整えたら完成。質の良い睡眠は心身の疲労回復を促しカラダとココロに
元気を与えてくれます。

ネギは香り成分硫化アリルがイライラやストレスを軽減。
マグロはイライラを抑える成分GABAを作るビタミンB6が豊富だそうです♪

年度末で忙しい日々かとは思いますが、暖かくて過ごしやすいこの季節はできる限り
ゆっくりと過ごしてカラダを緩めたいものですね。

 

 

 

 

咳をピタッと止めたアノ野菜

所々に春の花が咲き始め、冬の終わりを知らせてくれていますね。

そして、冬から春にかけては雨が続いたり、風が強くなったり、
日中と朝晩の気温差が激しかったり、

何かと不安定な時期です。

ですが、その不安定な時期を越えると、暖かくて穏やかな春がやってきます。

毎年気候は微妙に違いますが何となく季節の変わり目は毎年同じで、
その移り変わりを感じられた時

「あぁ、今年もきたきた(^_^)」

とホッとします。

ぜひあなたもこの季節の変わり目を楽しんでみてはいかがでしょうか♪

さて、今回はちょっと不思議な嘘みたいなホントの話をお届けします。

題して、
【一晩中続いた咳がピタッと止まったハナシ】です♪

正月明けに息子が一晩中咳が続いていたのでとても心配しました。

熱はないものの、咳が本当に止まらない為

翌朝病院へ。

『お熱も無いし風邪かな?』

との診断でした。

お薬をもらって帰宅し、とにかく栄養を摂らせてあげたいと思い
農場長(夫)に電話をしました。

「規格外の人参をたっくさん持ってきてください!!」と。

早速スロージューサーで搾ってジュースにして飲ませました。

数分後・・・。

気がつくと、さっきまでコホコホしていた咳がほとんど出なくなっていたのです。

「もしかして人参ジュースが効いたのかな?」

と、思い人参の効能を改めてネットで調べてみたら・・・
こんなことが書いてありました。

 

=== === ===【にんじんの効能】=== === === ===

(1)
鼻や喉などの呼吸器系や目の粘膜に働いてウィルスを抑えたり、
風邪などを防ぐ。

(2)
疲労回復、皮膚病や肌荒れなどにも有効なほか、
造血作用もあるので低血圧や貧血、冷え性の改善などにも良い。

(3)
ガンや動脈硬化の抑制効果。

(4)▼ここ!
眼精疲労や咳、気管支の粘膜が炎症を起こしている場合には、人参をすり下ろしたもの、
あるいは絞り汁を飲むと効果的。

=== === === === === === === ===

人参が身体に良いということは何となく理解はしていたものの、
気管支の粘膜に炎症が起きている場合に効果的とは知りませんでした・・。

その夜、一度だけ薬を飲んで次の日からは薬無しで人参ジュースを飲んで
スッキリ良くなりました。

・・・

という不思議で嘘みたいで本当の話。
この人参の圧倒的な効果には正直、驚きました。

今季のにんじんは農場長と共に私も生産に携わらせてもらいました。
大切に大切に育てた人参が沢山の人の健康をサポートできると思うと嬉しいです。

そして、息子の回復していく姿を目の当たりにして、
嬉しいを越えて感動して心が震えました。
私自身の農業に対する気持ちが大きく変わった瞬間でした。

農業はとても価値のある仕事なのだと心から思いました!

それからというもの、時間を見つけては農業の本を
読んで少しずつ理解の幅を広げています。