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農薬・除草剤無しのお米栽培

蒸し蒸しする気候から
だんだん真夏に向けて空気の質や
空の表情が移り変わっていきます。

 

夕方のお散歩でも汗だくですね!

 

最近の農園はというと、
5月の田植え以降、
ほぼ毎日田んぼの草取りをしています。

 

大型機械で除草できるとはいえ、
土が深すぎて大型機械は入れない
ところもありますので、
エンジン式の手押し除草機を
使って田んぼの中を歩いて回ります。

 

農場長は裸足で田んぼに入るため、
爪は黒く、土の色が足について
取れなくなり、かなりワイルドな感じになっています。(^^;)

 

「無農薬のお米作りは大変で手間暇がかかる」

と一言で表現しても、きっと
多くの方にとって現実感が無いのかもしれません。

 

お米がどのように育ち、
どのように栽培されているのかを
知らなければ想像もできない事なので
現実味がないことは無理もありません。

 

そこで、紙面のにんじん畑通信で
お伝えいるお米栽培の記録を
毎月20日にこちらのブログでもお届けします!

 

現状と時差がありますが、
5月の様子からお伝えいたします。

 

ぜひお読みください(^o^)/

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 お米栽培の簡単な流れ
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・4月上旬
 稲の苗づくりスタート

・5月中旬
 田植え

・5月末〜6月
 田植えから10日後除草作業開始

・7月
 稲の生育に合わせて水を抜いたり加えたりと深さを調整する。

・8月
 収穫前の溝切り作業

・9月
 収穫・脱穀

 

お米作りにかける想い


人参栽培に集中してきたここ数年で、

たくさんの経験を積みながら
自然と共に進めていく有機農業の
厳しさを実感してきました。

 

しかし、その厳しさの一方で、
達成した時の喜びやお客様から届く嬉しいお声が
何よりも励みになり、
益々やりがいを持って進むことができました。

 

そんなお客様の健康のことを考えると、
毎日必ずと言って良いほど食べている「お米」こそ、
安心安全なものを食べていただきたい
と願うようになったのです。

 

その願いを実現するべく、
お米栽培の規模拡大を決意しました。

 

苗づくりのこだわり


慣行農法では種籾(苗の種になるもの)

を消毒液につけますが、
当農園が使用する苗は
その時点から農薬は使用しません。

 

温湯消毒を採用しています。

 

60度のお湯に10分浸すことで
病気や虫の発生を抑制します。

 

5月の田んぼの様子


スクスク健康に育った苗を、

5月中旬に田んぼに植えていきます。

 

除草剤を使用しないため、
毎日田んぼを回り、声をかけ、
除草をしながら苗の様子を見守っていきます。

 

水の管理も大切なチェックポイントの一つです。

 


農薬や除草剤を使用しない米作りは
本当に体力勝負です。

 

農薬や除草剤を使用する栽培は、
田植えをして薬をまいたら収穫まで
特に田んぼに入ることはありません。

 

農薬と除草剤が全部問題解決してくれます。

 

魔法みたいですよね。

 

しかし、私たちの育てるお米は
それらを一切使用せずに、原始的な
やり方で一部の方には共感を得ない
方法かもしれませんが、自分たちが世に送る
農産物だけはなんとか守り、
必要としてくれる方たちに届けたいと思っています。

 

 

 

 

新玉ねぎの栄養分析結果が届きました!

今年の春に収穫した新玉ねぎの
栄養分析結果が届きました!

総評コメント(原文まま)

DB平均値(タマネギ/4~6月)と比較すると、
抗酸化力《植物ストレス耐性力》は約1.8倍、
ビタミンC含量については約1.5倍と、
いずれも高い値となりました。

Brix糖度に関しては約1.2倍と
やや高い傾向となりました。


硝酸イオン含量においては、

検出下限値以下の低い値となりました。


食味については、

シャリシャリと歯切れよく
弾力のある食感で、
爽やかなタマネギの香りの中に
甘い香りを感じられ、
しっかりとした甘味と
コクのある旨味があって美味しい、
という評価でした。


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 分析結果を受けて・・・
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糖度・抗酸化力・ビタミンCは
全て平均値を超える数字、
数値が低い方が望ましい硝酸イオン
に関しては検出下限値以下という
まさに理想的な嬉しい結果を
確認することができました。


当農園のお野菜なら

「何を食べても美味しい!!」と、
みなさんに感動を与えられるとともに、
私たちの育てる栄養価の高いお野菜が
人々の健康の支えになれば
こんなに嬉しいことはありません。


それぞれの野菜の秀品率を高めて、

中身も外見も質の高いお野菜を
生産できるように日々努力してまいります!

 

土地の担い手となれる農家を目指して

今年の梅雨は気温が
驚くほど低く、日夜の気温差に
少々体が疲れてきている感じがします。

 

養鶏場で働いている友人によると、
鶏は暑さが増すと卵を産む回数が
低下するようですが、今年は
まだまだ元気でよく卵を産んでいるそうです。

 

人間だけでなく、むしろ動物などの
生き物たちの方が自然と繋がり、
調和しながら生きているため、
自然からの影響をダイレクトに
受けやすいのかもしれませんね。

 

これから夏本番ですが、
しっかりと体調を整えながら
毎日を元気に過ごしたいものです!!

 

さて、今回は
にんじん成長記2023をお送りいたします。

 

時は遡ること、
4月のにんじん畑の様子です。

 

 ↓↓↓

 

今季の人参生産のために
畑のケアに努めています!

人参の生育に良い土に成熟するには
ある程度月日が必要なので、
人参収穫期後の春先から
草堆肥などを仕込んでいきます。

 

今回は草堆肥をそれぞれの圃場に
広げるために、2トントラックで
運搬していたところ、
溝にタイヤがハマってしまい、
自力では出れなくなるという
ハプニングに見舞われました。

 

▲ハマってしまった時の写真

近隣農家さんやクレーンや
パワーショベルなどを動かせる人々に
協力していただき、
なんとか救出することができました。

 

困った時にはこうして
すぐに駆けつけてくれる人たちの
温かさや優しさが心に沁みました。

 

農業をやる上で地域の人たちとの繋がり、
信頼関係はとても大切です!!

 

そして、今回はもう一つ、
社会問題になりつつある、
「耕作放棄地」について
少しお話ししたいと思います。

 

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 耕作放棄地を無駄にしない!
===============

人々が野菜や米を育てるために
開墾してできた田畑が長い間管理されずに、
農作物も育てられずに
放棄されている土地を「耕作放棄地」と呼んでいます。

 

▲整備前


高齢化で畑や田んぼの担い手が減っている中、

後継者のいない土地が増えてきています。

 

そこへ巨大太陽光パネルを建設する土地も増えて、
より一層自然が不自然な方へと
向かうことになるのではと心配でなりません。

 

当農園では、町と連携して
このような耕作放棄地の所有者様に
連絡をとり、積極的に貸していただいています。

 

▲整備後

当農園が圃場として管理することで
町の景観と自然を守り、
安心安全で美味しい野菜をより多くの方に
お届けできるよう邁進して参ります!

 

中日新聞に掲載されました!

私たちの住む愛知県美浜町では
30~40代の割と若い世代の
農家さんががんばっています。

地域の方々からは、
『若手農家』と呼ばれていて、
高齢化の進む地域の草刈り隊として
若手農家が力を合わせて定期的に
草刈りなどもしています。


農場長はどんなに高齢の方でも

相手の懐に入っていくのが上手で、
人懐っこい性格の持ち主なのです。


その性格を強みにしつつ、

この10年でたくさんの方々に出会い、
助けていただき、農業をやってこれました。


今では、初めて会う人にも、

「おぉぅ!!あんたが
人参の兄ちゃんか!!わしには
人参は上手に育てれんもんで、あんた
大したもんだわ!」

(君が人参の兄ちゃんね。
私には人参は上手に育てられないから、
君は大したものだ。)


横にいる私をみて、

「あんたが母ちゃん(奥さん)か!!」


と、気さくに話しかけてもらえる

ようになりました。


若手農家がいるとはいえ、

実際には私の両親世代の方が多く、
子どもも年々減少し、
高齢化に拍車がかかっています。


そんな中、当農園のことを

中日新聞社様に取り上げていただき、
多くの方に農園や有機農業のことを
知っていただく機会となりました。

(新聞の切り抜き画像です。)
 ↓

※中日新聞「知多版」
2023年4月12日(水)掲載


一般社団法人 日本有機農業普及協会主催

オーガニック・エコフェスタ2023
身体に美味しい農産物コンテスト人参部門で
3度目の最優秀賞を受賞したことを、
記事にしていただきました。


高齢化社会に伴い、

農業の担い手が減少していく中、
こうして私たちのような世代が活躍し、
注目を浴びることは
とても意義のあることだと考えています。


なぜなら、

新聞掲載によって多くの方の目に届き、
『農業』という仕事に憧れを抱く
若者層が増えることが期待できるからです。


そして、

有機農業界がさらに盛り上がっていき、
安心安全な農産物で多くの方の
健康に役立つ素晴らしい職業の一つが
『有機農業』であることを
次世代の子どもたちにも
伝えていけたらと思っています。


地球も人も健康にする

有機農業が大好きな出口農園を
どうぞこれからもよろしくお願いします!

トマトとナスのミニ知識

近年、家庭菜園を楽しんでいる方が
増えているそうですが、
実は、Farm&Storyさんでも
この春に当農園で育てた野菜の苗を
ご案内させていただきました。

 

お届けして1ヶ月ほど経ちますが、
スクスク元気に育っていたり、
逆にうまくいくこともいかないことも
あるかと思います。

 

農場長がよく言っています。

「農業は10年やっても10回しか
経験が積めない。」と。


季節の巡りはあるものの、

天候や日照、温度や雨量、
台風の影響など
細かいところまでは予想ができません。


そんな中でもうまくいかなかったことは

翌年の栽培に活かし、1年1年と積み重ねて
良いものができるようになってきます。


一つの農産物には

育てた人のそれまでの歴史が
詰まっているんですね。


家庭菜園をしていない方も、

ちょっとしたスペースを活用し
プランターで楽しめますし、

すでに家庭菜園を楽しんでいらっしゃる方も
今年で終わり・・ではなく、
ぜひ来年も今年の経験を活かして
チャレンジしてみてくださいね!!

 

さて、今日はそんな家庭菜園でも
人気のある野菜、ミニトマトとナスの
マメ知識をお届けします。

 

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家庭菜園で育てられる野菜の王道!
 ミニトマトとナスの豆知識
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●ミニトマト●

 

リコピンはミニではないトマトの
約2.5倍!

ビタミンCやβカロテンの含有量は
約2倍!

美肌に嬉しいのがミニトマトの魅力です。

 

【保存方法:常温がベスト】

トマトは暖かい地域が原産で、
寒いのが大嫌い。

冷蔵庫に入ったままは
低温障害を招きやすく、
リコピンも大幅にダウンしてしまいます。

 

とはいえ、真夏の冷房の効いていない
部屋の場合はビニル袋に入れて
野菜室の方が安心です。

 

【追熟方法】
夏場は2~3日が目安。

 

ヘタを下にしてザルに入れて、
15~20度の直射日光の当たらないところに置く。

 

【調理のポイント】

トマトといえば何と言っても「リコピン」。

 

このリコピンを効率良く吸収
できる方法の順位は次の通りです。

「生」 
 ↓
「加熱」
 or
「生+油(ドレッシングなど)」
 ↓ 
『加熱+油』

『加熱+油』を使った調理が
リコピンを一番効率よく吸収できるそうです!

 

甘くないトマトは加熱によって
甘みを引き出すことができます。

 

また、リコピンの抗酸化パワーを高めるには、
アリシンを含むニンニクや玉ねぎなど
他のビタミンも摂れる組み合わせが良いそうですよ♪

 

●ナス●

ナスの皮は剥かない!
水にさらさない!
これ鉄則!!

 

アントシアニン系色素の一種である
ナスニンを含み、抗酸化作用による
生活習慣病予防を期待!!

 

【保存方法】

常温:
カゴに入れて湿らせた新聞紙をかけ
カゴごと大きなポリ袋に入れて
口をしっかり閉めて冷暗所へ。(約3日)

 

冷蔵:
保存袋に入れて口をしっかり
閉じて保存(約7~10日)

 

冷凍:
カットして保存袋に入れて冷凍。
冷凍のまま調理OK。(約1ヶ月)

 

【調理のポイント】

ナスは水に長時間晒すと
ポリフェノールが水に溶け出してしまうため、
調理の直前に切って水に晒さず
調理することをお勧めします。

 

また、ナスを炒めると
油があっという間に無くなり、
油を継ぎ足した結果ベタベタした
食感になりがちです。

 

油の摂り過ぎにもなるので要注意。

おすすめ調理方法は、
蒸し焼きです!

炒めている間に油が足りないと
思っても継ぎ足さず、
酒などを加えて蓋をして
蒸し焼きにすると油の取り過ぎも防げます。

以上が、ミニトマトとナスの
豆知識でした!!

 

お野菜をモリモリ食べて
暑い夏を健康的に過ごしましょう!

 

【マル秘】出口農園苗づくりの裏技公開・・!

先日、畑の近くにお住まいの
方から、アサリがたくさん
採れたから・・とお裾分けをいただきました!


早速お味噌汁と酒蒸しにしたのですが、

中身がしっかり詰まっていて
とても美味しかったです。


海に囲まれた町なのでお野菜以外にも

地産の海鮮を贅沢にいただけることも
食の楽しみの一つです。


自然の恵みは本当にありがたいですね!!


さて、

今回はにんじん成長記2023をお届けします!


時は遡ること、

3月のにんじん畑の様子です。


2月の下旬ごろから随分暖かくなり、

春がきたなぁと思っていた頃
畑の人参たちも収穫期の終盤を迎えていました。


今季の出荷も終わり、ほっとしたのも束の間、

次のシーズンに向けて
畑で目一杯働いてくれた土壌微生物(菌)たちに
『もみ殻』を与える作業が始まりました。


順番に圃場にまいていきます。


もみ殻は米農家さんが

処分に困るほど排出されるため、
その天然資源を循環させて
より美味しくて栄養価の高い
野菜作りに活かしています。


それから、3月は、

夏野菜の苗づくりが始まっていました。


ここで、このブログや

紙面のにんじん畑通信をお読みくださっている
方だけにこっそり苗づくりの秘密をお伝えします!


題して!!

===============
出口農園秘伝の裏ワザ公開!!
===============


土に直接種を蒔くのも良いですが、

その前に発根を促し、発芽率をグン!!

とアップさせる、とっておきの方法を伝授します!

 

【 手 順 】

1.
以下の資材を順番に重ねていきます。


・サランラップ 

  ↓
・湿ったキッチンペーパー
  ↓
・種
  ↓
・湿ったキッチンペーパー
  ↓
・サランラップ

 

2.
1.をフリーザーパックに入れて
肌身離さずお腹の中で温める。

3.
種から「根」が出てきたら
トレーに蒔いていく。

 


4.

毎日水と温度管理を欠かさずに
育苗ハウスの中で発芽させる。

 



気温が低い季節なので、

このような工夫をして発芽の成功率を
アップさせています。


人間もお腹の中に命が宿ったら

冷えないように温めて過ごします。
鳥の卵も温めますよね。


「あたためる」って、

生命誕生の基本なのかもしれません。


もし、苗づくりをする機会があれば、

この裏技をやってみてくださいね!

 

最優秀賞を受賞しました!

GWが終わり、世の中の空気は
今週から通常モードに戻りましたね。

 

お休みだった方は
良いリフレッシュになったでしょうか?(^^)


お休み疲れも出てくると

思うので、今週はできる限り
ゆったりと過ごしたいものですね。


さて、今日は嬉しいご報告です!


今年の2月に行われた

栄養価コンテストで当農園の人参が
3度目の最優秀賞を受賞しました!

▼コンテストの正式名称
===================
一般社団法人 日本有機農業普及協会主催 
オーガニック・エコフェスタ2023
身体に美味しい農産物コンテスト
===================


※2023年より

【オーガニック・エコフェスタ栄養価コンテスト】
から上記に名称変更。



人参部門で最優秀賞
を受賞しました!!!


ジャジャーン!!


今年も収穫した人参が

とっても美味しかったので、
実は密かに受賞への期待を抱いていました。


受賞をいただけることがわかった時には、

みんなで「ヤッターーー!!」

とガッツポーズしながら叫んで喜び合いました♪

================
『身体に美味しい農産物コンテスト』とは?
================

農家が育てた農産物の現状を

栄養分析によって客観的に把握します。

 

農業者同士がその数値を競い合い
情報共有をすることによって、
各々の栽培技術の向上へと
繋げていきます。


そして農産物の中身(栄養価や食味など)

を高めていくことで、
より多くの人々の美と健康に
貢献していくことが目的のコンテストです。

 

▼農場長 出口崇仁より▼

愛知県美浜町長に表敬訪問をしました!

齊藤町長からは
「一度だけでもすごいことですが、
何度も受賞するということは
本当に素晴らしいですね!」
と激励のお言葉を頂戴しました。

普段、私たちのような農家は
野菜を育てて、出荷をして、
また育てて・・の繰り返しで
第三者から評価をされることは
ほとんどありません。

 

このコンテストは有機農業界では
名の知れた諸先輩方も多数参加されます。


そんな中、人参は最激戦区とされ、

毎年出品数が一番多い野菜でもあります。


今年は偏った天候の影響もあってか、

全国的に成績が低い中でも
当農園が良い成績が残せたことは、
スタッフみんなの努力の賜物以外ありません。


普段やることは地味で

大変なことが多い農作業ですが、
それを認めていただけるのは本当に嬉しいです。

 

受賞できたことで、
「これまでやってきたことは
一つも無駄じゃなかった!」
と心から思えました。

 

いつも見守ってくださる皆さんのお陰です!

本当にありがとうございます!

 

これからも安心安全で美味しく、
栄養価の高い野菜づくりに精進してまいります!




本当に嬉しくて幸せなことでした(^^)/

 

沢山の方に掘り立て人参をお届けできました!

長い休暇に入られた方も
多いでしょうか?


私たちの近隣では

ゴールデンウィークの時期は
家族総出で田植え作業手伝って
お昼は外でお弁当、夜はみんなでBBQ!!

というご家庭も多いようです。


田舎ならではの光景

なのかもしれません。


我が家も漏れなく

ゴールデンウィークは
ゴールデンワーク(GW)なので
家族みんなでどこかにお出かけは
できませんが、近場で楽しいことを
見つけて過ごしたいと思います♪


さて、今回は月末のメールなので

「にんじん成長記2022」をお届けいたします。


時は遡り、

今年2月の人参畑の様子です。


↓↓↓


2月も1月に引き続き、

収穫・出荷の日々でした!!

冬でも少し暖かい日だと人参を
掘っているうちに暑くなって
半袖で作業するスタッフも・・(^^;


共に働いてくれる

スタッフのみんなも作業に慣れて、
とっても早く収穫が終わるようになり、
ありがたい限りです。


人参の旬は冬なので、

どうしても収穫期は寒さとの戦いですし、
体調維持も大切です。


今季も無事に目標収穫数を

達成できたのも
共に働いてくれる仲間と、
見守ってくださる皆さんのおかげです。


そして、

今季もFarm&Storyさんを通じて
全国各地の皆さんから掘り立て生人参の
ご注文をいただき、その出荷も無事に
終えることができました。


本当にありがとうございました!!!


お届けしたお客様からいただくお声の中に

こんな素敵なエピソードがありました!


▼▼▼


============

4歳の娘は人参が
苦手なのに、1本マルっと
ポリポリかじって食べていました(笑)
助かります~!!
スーパーで売られている人参と
味が全然違います!

「にんじんだいすき」と
言ってくれるようになりました!

============
(ここまで)


嬉しいです!!!

人参をガブッと丸ごと食べて
しまう姿に驚きですね!!


美味しい野菜をきっかけに

少しでも多くの子どもたちが
野菜に興味を持ってさらに好きに
なってくれることを心から願っています。


それから、地域での販売も好調でした。


美浜町の広報誌に掲載された影響で、

近隣の直売所での人参販売も好評いただき、
近隣地域の方にもたくさん
召し上がっていただきました!!


今年は豊作で長年の苦労が

ようやく実ったと感じる年でもありました。


「奇跡の人参ジュース」に変身する

人参のほか、掘り立て人参も例年以上に
多くの方にお届けすることができました!


とはいえ、失敗が一つもなかった

わけではありませんが、
また次に活きる反省点もあったので
一つ一つクリアして、
より一層栄養満点な野菜を
皆さんに届けていきたいと思います!!


2022年のにんじん成長記はこれで

終わりです。

来月末からは
『にんじん成長記2023』を
お届けしますので楽しみにお待ちくださいね!

 

給食に人参を使っていただきました!

少子化対策として
様々な取り組みが計画されていたり、
実際に取り組まれている中、
給食費の無償化も話題になっているのは
ご存知でしょうか?


無償化になるのは嬉しいですが、

給食の『 質 』にも目を向けて
子どもたちの健康を社会ぐるみで
守っていけたら良いなぁと常々考えております。


当農園では、まだまだ

栽培品目が限られていて、
冬季の人参やお米栽培に絞っているため
年間通して複数種類の野菜を
供給することができません。


農薬や除草剤、化学肥料も

使用しない栽培方法で、
安心安全な野菜を安定的に
栽培が成功するように
日々研究しながらバージョンアップに
励む日々です。


そんな中、わずかな第一歩

ではありますが、当農園の人参を
美浜町内全保育所で
使っていただくことができました!!


遡ること、

2023年2月3日、
人参(人=二、参=三)の日!!
ということで、
その日は節分メニューで
『手巻き寿司』だったので、
手巻き寿司の具として
子どもたちに食べてもらいました♪



なんと、人参が苦手で
普段食べないこどもでも、
「あまい~」「おいしい~」
と言ってパクパク
食べてくれたそうです!

 

先生からは、
「人参が苦手な人がいう
”人参臭さ”みたいなのが
感じられませんでしたね~。
子どもたちも喜んで
食べていましたよ♪」

 

と言っていただけて
本当に嬉しかったです。


===============

子どもたちに会話の弾む給食を
===============


コロナの流行が始まって3年間、

保育所でも黙食(話さないで食べる)
というスタイルの給食時間を
過ごしてきたようですが、

昨年秋頃から黙食緩和となり、
お話ししてもOKになりました。

 

そのおかげで、
こういった子どもたちの
リアルな声が聞けて本当に嬉しいです。


「おいしいね!」

「どうやって作るのかな?」
「これ、ボクの大好きなやつ!」
などお話ししながら、

『みんなで食べることって楽しいなぁ』


と体感できる給食時間を

これからも過ごさせてあげたいものです。


年間通してのオーガニック食材の提供は

いろいろな課題があり、
実現するには道のりが長そうです。


農家として生産能力をもっともっと高めて、

地域の人たちの信頼を得て
近い将来、実現できるように励みたいと思います!!


これからもどうか見守って

応援していただけたら嬉しいです。

 

善玉菌である『酪酸菌』に注目!!

今年は花粉量が例年よりも
10倍だと言われていましたが、
みなさんはいかがですか?

 

私は割と今まではこの3月〜4月の
花粉はさほど影響がなかったのですが、
今年はなぜか喉にイガイガっとくる
ことが多い印象です。

 

やはり、多いのでしょうか・・(^^;)


我が家では、風邪であっても、

花粉症であっても、
できる限りお薬には頼らず、
食生活の改善や生活習慣の見直しで
快方に向かうよう努力することを
心がけています。

 

どうしても辛い時には
お薬に頼る時もありますが、
どうしても・・・!

という時だけに決めています。

 

なので、野菜好き一家としては
やはり、野菜の効能にとても
興味があり、花粉症について
面白い情報を聞いたので
ぜひシェアさせてください♪

 

題して・・・!

 

花粉症に悩む方必見!
春はゴボウと玉ねぎで腸活!!


鼻ムズムズ、

目カユカユの花粉症の季節。

桜や、道端に咲くお花が
美しい季節なのに、
花粉症で辛い・・という方も多いようです。

 

お薬で症状を抑える…
という方法もありますが、
それで「一生治る」という方は
なかなか居ないようです。

 

1.花粉症の原因は腸にある!?

花粉症はアレルギーの人が
なりやすいという印象がありますが、
実は、腸内環境の良し悪しが
花粉症発症の決め手になる
ということがわかりつつあるようです。

 

つまり、腸内環境を整えれば
辛い花粉症から脱出できる可能性がある・・・
ということです。

 

2.腸内環境をどのように整えるのか?

腸内環境を整えてくれる
善玉菌と言えば、ビフィズス菌や
乳酸菌を思い浮かべるかもしれません。

 

今注目を集めている
腸内細菌は『酪酸菌』と呼ばれる菌です。

 

この菌は既に私たちの腸内に
存在しています。

 

この酪酸菌を
大切に育てていくことによって、
腸内フローラが整い
花粉症の症状改善を期待できるというわけです。

 

3.酪酸菌の育て方


酪酸菌が大好きな食べ物は

「フラクトオリゴ糖(注)」です。

 

注:フラクトオリゴ糖シロップという甘い液体のことではありません


フラクトオリゴ糖は

野菜の中に含まれています。


ヤーコンや菊芋に豊富ですが、

入手しやすい野菜でいうと、
『ゴボウ』『玉ねぎ』『ニンニク』
などに含まれるそうです。


酪酸菌が作りだす酪酸は

大腸細胞のエネルギー源となり、
免疫系を発達させて
不要な炎症を抑えるようになります。


だからこそ、

酪酸菌に元気に働いてもらえるような
食生活を心がけることが大切です。


▼摂取の目安

毎日1日ゴボウ1/2本(50g)と
たまねぎ1/2個を摂取すると
効果的だそうです。


ゴボウも玉ねぎも春が旬なので、

美味しい季節に食べて
腸内環境を改善していきましょう。

 

↑ゴボウと新玉の豆乳ポタージュ

▼まとめ

添加物などを体内に摂り入れたり、
抗生剤を多用したり、
ストレスが溜まることによって、
腸内環境を乱してしまう恐れもあるため、
体内に摂り入れるものは気をつけて選び、
適度にストレスを発散させて過ごしましょう。




きれいなお花を見て

心ルンルンで過ごしたいものです。(^o^)