気候変動に負けない農業

どんどん人参の収穫が
続く日々です!!

粘り気のある土の圃場を
長い年月をかけて
土壌改良しながら人参を
栽培しています。

人参を育てながら、
土も育てていくような
イメージです。

地区によって
土質が変わってくるので
全ての圃場が粘土質では
ありませんが、

粘土質の圃場は
スコップで掘り起こして
収穫をしなければならないので
スタッフみんな体力的にも大変ですが、
収穫できる喜びを胸に頑張っています!

さて、今回はそんな人参の
11月の様子をレポートします。

▼11月のにんじん畑の様子


11月は引き続き、

間引き作業を行い、

これから一気に肥大していく
人参の成長を見守る月となりました。


野菜が高騰していて

思うように購入できない
子ども食堂の方からお声がけがあり、
間引き人参で
まだ完熟されていない
人参ですが、使っていただきました!


また、2023年の秋は前代未聞の

ヒョウが我が町美浜町を
直撃しました・・・!


10月の下旬頃、

美浜町でピンポン玉級の
ヒョウが降りました。


美浜町内のブロッコリーや

白菜など葉物の路地野菜始め、
みかんやキウイなどの
果樹も多大な被害を受けました。


収穫目前で苗の植え直しも

間に合わない時期のことだったので、
多くの農家さんは
頭を抱えてしまうような状況でした。


また、

ビニールハウスに穴が空いたり、
破れたりと設備への被害もありました。


幸い、

当農園への作物の被害は
ゼロではないですが、
人参の葉の形状が
ヒョウの衝撃を受け流すような形のため、
他の農家さんに比べたら
被害はだいぶ少なく済みました。


2023年、

農家さんたちは気象に
振り回されてしまった年だと思います。


しかし、これが農業の現実です。


いかに

その異常気象に対して
柔軟に臨機応変に
対応していけるかが、
今後の農業には必要なのでは
ないかと実感しています。


これまでの失敗経験、

成功経験、全て無駄にすることなく
今後の有機農業界の発展に
繋がるよう尽力していきたいと思います!!

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