手がかかる子ほど可愛い・・!?

段々と朝晩の冷え込みが
グッと強くなってきましたね。


それでも日中は

陽の当たるところであれば
ポカポカして気持ちが良いです。


とはいえ、

寒暖差が激しいので
ご体調には十分に
お気をつけくださいね!


さて、今日は月末のブログ

なので、にんじん畑成長記を
お届けします。


時は遡ること・・・

9月のにんじん畑の様子

9月も引き続き、
人参の種まきが続きました。

 

今年は本当に『酷残暑』
と表現するのがぴったりなくらい、
9月に入っても日中の気温が高温でした。

 

だんだんと「毎年の気候」の
常識が通用しない気候
となってきているような気がするので、
しっかりとその気候変化にも
対応できるように
対策をとっていくことが
必要だと感じた9月でした。

 

そんな中、人参の芽が無事に
顔を出してくれると
本当にホッとして思わず
ヨシヨシと撫でてあげていました。


【重要な草取り作業】

当農園の栽培方法は、
農薬や除草剤を一切使用しないため、
除草作業は欠かせません。

7月から8月にかけて行ってきた
「太陽熱養生処理」を行ったとしても、
どうしても退治できない種類の
草があるのです。

 

9月はまだまだ暑い日が続くため、
草の勢いが強いので
急いで除草を行っていきます。

ここでちょっとだけ
ミニ講座です♪


題して、

教えて!農家さん!
なぜ草取りが必要なの?


人参は草とともに育ちます。

そして、
通常の一般栽培では
除草剤を使用しますから、
草取りの手間はありません。


しかし、当農園では使用しないため、

「太陽熱養生処理」を行った上で、
それでも生えてくる雑草を
抜いていく必要があります。


なぜ除草が必要か?というと、

草に覆われたままだと、
人参の芽に日光が当たらなくなり、
徒長(とちょう)してしまい
その後の生育に悪影響だからです。


また、草に害虫がよってきたり、

風通しの悪さを引き起こす
原因となるのです。


人参の初期生育には

適度な日光と程よい水分が
必要なので草の管理はとても重要です。

 


農薬や除草剤・化学肥料を
使用しない有機農業は
手間がかかりますし
土づくりにも時間がかかります。

 

しかし、その分安心できて
味にもご満足いただける農産物が
生産できると実感しています。

 

これからも、生産者としての
歩みを皆さんにご報告していきますので、

一緒に農産物を育てているような
お気持ちを楽しんでいただけたらと思います。

 

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