次世代のことを考えた農業のカタチ

輝かしい2022年がスタートしました!

本年もどうぞよろしくお願い致します♪

農園近隣では、年末年始と積雪が続きました。

農園のある愛知県美浜町は愛知県の中でも南の方で、積雪は滅多にありません。

なので今季はとても珍しい年です。

人参は寒ければ寒いほど甘みが増して美味しくなります。

厳しい寒さが続くので収穫時は寒くて身体が冷えますが
美味しい人参で皆さんにジュースをお届けできることを楽しみに
スタッフ一同がんばっています(^o^)/

さて、話は変わりますが、今日本の農業が過去50年の間に
どれほど衰退しているかご存知でしょうか?

農業就業人口は、1960年の1454万人から2010年には261万人まで減少しています。

半世紀で5分の1にまで減少しています!

そして、平均年齢は何と65.8歳。

人が生きるのに必要不可欠な食べ物を栽培し、人の食を支えるスーパーヒーロー
とも言える農家が減少の一途を辿っています。

今回はその現実を踏まえて、農園代表兼農場長の出口崇仁に
今年の抱負をインタビューしました!!

テーマ
~2022年 出口崇仁農園の目指す道~

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農業の中でも『有機農業』を選択。
有機農業をもっともっと拡めたい!その目的とは?

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目的は『健康な人を増やす』ことです。

これは創業から変わっていません。健康無くして幸せな人生はないと思っています。

とはいえ、病気だからと言って幸せでないとは思いません。

しかし、不健康よりも、カラダが健康であることが人生をより豊かに充実させるのではないか
と思っています。

寝たきりの状態よりも、健康に過ごせるカラダがあれば
やりたいことを実現しやすいと思うんですよね。

「野菜=健康に良い」というのは誰もが知っていると思います。

だから野菜を積極的に食べるのだけれど、問題なのは、”本当に美味しい野菜”が
あまり出回っていないということなんです。

僕たちが選択している有機農業で、本当に美味しい野菜”を生産して、
たくさんの方に本物の野菜を届けたいです。

そして、同じ志で有機農業に取り組む仲間(生産者)を増やしたいのです。

地球環境に優しく、人の健康もサポートできる。

これらを実現できるのは、有機農業だけだと思っています。

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健康な人を増やす!という目的に向かって、
2022年は何を一番大切にしたいですか?

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安定生産ですね。

有機農業は生産の安定性が難しいと言われてきました。

農薬も化学肥料や除草剤も使用しない為、病害虫が発生した場合は悲惨な状態になります。

病害虫に侵されない健康な土づくりに力を注ぎ対策を整えますが、
毎年の気候変動の激しさから対策が後手になってしまうこともあります。

2022年はこれまでの経験をフルに活用させて、より一層生産の安定を実感したいです。

同時に職人技に磨きをかけたいですね!

『安定生産』というと現状維持に聞こえるかもしれませんが、チャレンジをしながら、
問題にしっかりと向き合って乗り越えていくことで、農家としても人としても
成長していきたいと思っています。

そして、僕たちが活躍することで、若い人たちに『農業ってかっこいい!』
『やりがいがある!』と感じてもらいたいです。

以上が農場長へのインタビューでした。

いかがでしたか?

農業はこの先も必要とされる大切な仕事の一つ。
先人達が残してくれた道を途切れないように紡いでいきながら
新たな道を開拓していきたいです!

 

 

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