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リアルにんじんマン登場で大興奮!!

 

新年明けましておめでとうございます!!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。(^-^)/

皆さんはどんな年の始まりでしたか♪
健康な状態でお過ごしでしたでしょうか?

昨年の年始は息子がインフルエンザに罹患し、お正月とは思えない始まりでしたが、
今年は家族3人健康なカラダで新しい年を迎えることができました。

いつもの様に親戚同士たくさんの人で集まる事はできませんでしたが
それぞれが、それぞれの場所で豊かなお正月を迎えられますように…

と願いつつ、みんなに想いを馳せたお正月でした。

なかなか対面で会えないからこそ、今度会えたときは、共に過ごす時間を
今まで以上に大切にしたいと思います!

2021年もみなさんにとってカラダ健やか、ココロ豊かな年となりますように…♪

さて、公園を見渡せばコロナ禍でも子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿が見られます。

子どもの笑顔って、キラキラしていますよね。

このような情勢の中でも子どもたちにはこの先もずっと笑顔でいてもらいたい…

そんな思いから、僅かながら奇跡の人参ジュースを畑の近隣保育所に寄贈させていただきました。

こちらの保育所の園児たちのお散歩コースにも畑があり、
以前農作業中に「何してるの~?」と聞かれて、
「人参を作ってるんだよ~」と会話したこともあるんです。

後日、園児のおやつの時間ににんじんマンと共にお邪魔し、感想を聞いてきました♪

当日の様子をレポートさせてください♪

*** *** *** ***

【リアルにんじんマン登場で大興奮!!】

1.布土保育所に参上!!

2.にんじんマンスタンバイ!!

3.廊下をくぐり抜けて…

お部屋の中からみんなでせーの!

「にんじんマ~ン!!」と大きな声で呼んだら…

4.リアルにんじんマンが現れると子どもたちは大興奮!!

キャーキャーワイワイと興奮がしばらく収まらない様子でした(^o^)♪

【子どもたちの声】
『おいしい!』
『あまい!』
『あまずっぱい♡』
『おかわりくださ~い!!』
『ケチャップの味がする~!』

などなど、個性豊かでした♪

塩っぽいおやつと一緒に人参ジュースを飲んでいたので
ケチャップの味がしたのかもしれません(笑)

子どもたちからリアルに感想を聞くことができたり、
子どもたちの笑顔にも出会えてとってもありがたい経験をさせてもらいました。

【この企画への想い】

奇跡の人参ジュースを飲んで子どもたちにより一層健康でいてもらいたい…!
この想いはもちろんのことですが、

リアルにんじんマンの登場には深い意味が込められています。

子どもたちに、
〈楽しい×野菜=野菜好き〉    となってもらいたいのです。

この笑顔のまま、この先も元気に生きてほしいからこそ、野菜にまつわるエピソードとして
子どもたちには奇跡の人参ジュースと共に、楽しい思い出もプレゼントしたかったんです。

“野菜を食べて健幸に!!”

この先も健康なカラダの側にいつも美味しい野菜がありますように♪

 

 

 

 

 

 

芽が出たのに抜いてしまうワケ

今年も終わりますね。大掃除はお済みですか?

大掃除といえば、私の実家は

【毎年大掃除を手伝わない子はお年玉をもらえない。】
(あ、私は4人兄弟です。)

という決まりがありました…。(苦笑)

なので年末にどこかに遊びにいくということは一切できず、
掃除大好き完璧主義の父親の怒声を浴びながら(笑)

せかせかと窓拭きや洗面台お風呂などをお掃除していました。

懐かしいですねぇ・・

今思えば、父親に厳しく育ててもらえたからこそお掃除の仕方も覚えられたので
とても感謝しています。

ですが、、、

今現在いまだに我が家は悲惨な状況です!(笑)

片付けても片付けても散らかるので、本格的に断捨離と整理整頓をしっかりしたいと思う
今日この頃です。

そんなすっちゃかめっちゃかで大変な時期も過ぎてみれば
愛おしい思い出になると信じてあまり自分を追い込まずできるところを掃除したいと思います♪

っと、

前置きが長くなりましたが・・(^^;)

さて、月に一度、当農園のにんじん畑の様子をレポートしています。

先月のレポートでは9月の様子をお伝えしました。

8月に蒔いた種から芽が出て大喜びするも束の間、除草作業が本格的に始まっていきます!

と、報告させてもらいました。

今回は続いて10月のにんじん畑の様子をレポートします。

==== 10月のにんじん畑の様子 ====

太陽熱養生処理をすると草の種や病害虫が消滅する上に、土もフカフカになります。
しかし、今年はいくつかの畑で太陽熱養生処理中に動物(鳥や野犬)が
ビニルマルチを突っついたり、踏んだりして穴が空いてしまいました。

そうすると処理の精度が落ち、結果草が生えてきてしまう…
という残念な結果に。

草が生えたら1本ずつ手で除草するしかありません。

【除草 before 】

【除草 after 】

写真で伝わりますでしょうか?

除草作業には根気が必要です。

でも、草を取った翌日になると、人参の葉っぱが太陽の光をたっぷり浴びて風通しも良くなるのでとっても嬉しそうなんです♪

その姿を見ると

「がんばってよかったー!」と心から思えます。

少し育ってきたら人参と人参の間隔を空けるために、成育途中の人参を抜いていきます。

これを間引きと言います。

【間引きする意味】

間引いたおかげで、人参同士の間隔ができて隣同士ぶつからず、ゆったりと下に成長します。
間引かずに育つと、人参同士の間隔が狭過ぎて大きく育てなくなってしまうのです。

間引き菜は直売所で販売したり、販売しきれなかった分は土に還り、微生物のエサとなります。

人参の間引き菜はかき揚げや佃煮、チヂミなどにするととっても美味しいんですよ♪

この時期は、1本1本の人参に向き合ってお世話をする大事な時期です。

かがんで草を取るので膝と腰が痛いですが、やりがいがあります!!
(↓今年の間引き人参です)

ちっちゃくて可愛いですよね♡

==== ==== ==== ====

以上が10月のにんじん畑の様子でした!

11月の畑の様子はまた来月のこの時期に更新します。

にんじん畑通信1月号紙面をお持ちの場合はそちらに11月の畑の様子が
載っているのでチェックしてみてくださいね♫

気づけば年末・・

このブログを書き続けて丸1年経ちました。

月3回一方的な配信ですが、読んでくださっている方々の存在を
できる限り想像しながら綴ってまいりました。

お読みいただきありがとうございました!

心穏やかな、カラダ健やかな、年末年始をお迎えになられますことを心よりお祈りいたします。

また来年、お会いしましょう♪

低カロリーなお芋で常備菜♪

急に冷え込んですっかり冬ですね!

温かい鍋や温かいお茶、コタツにミカンでまったりとお家時間を過ごしたいところですが…
そうも言っていられません。(^o^;)

なぜなら、ついに!!

人参の収穫が始まったからです!!

これからしばらくは収穫三昧の日々が続きそうです。

色々と心配な世の中ですが、引き続き、健康な体づくりのために
しっかり睡眠をとって、適度に運動して、美味しいごはんを食べて笑いながら過ごしましょうね♪

さて、今日は農家の食卓レシピをお届けします。

今回使った野菜は『里芋』です!

さといもは水分が多く芋類の中でも低カロリー。
一方でタンパク質やカリウムなどの栄養素、食物繊維を豊富に含んでいます。

ぬめり成分無賃は胃粘膜を保護して胃腸の機能を高める働きがあるそうです。

今回のレシピは多めに作って常備おかずにも役立つレシピですよ♪

~さといものゴマ味噌煮~

〈材料〉(2~3人分)
・里いも  5~6個
◎出汁  1カップ
◎砂糖  大さじ2
◎醤油  大さじ2
◎酒   大さじ1
☆味噌  大さじ1
☆醤油  少々
・すりごま  適量

〈作り方〉

1.
出汁をとり、1カップ用意する。

2.
さといもの皮を剥く。

【ポイント】
さといもの風味と栄養を逃さない剥き方肩幅くらいの長さのアルミホイルを
丸めて利き手に持ち、濡らしたさといもをこすります。

水の中でこすると更に剥きやすくなります。

※擦りすぎると滑りが出やすくなるので注意。
※皮膚が敏感な人は手や腕が痒くなってしまう可能性があるので控えてくださいね。
痒くなったら塩で洗ってぬめりをしっかり落としてください。

3.
大きい場合は好みの大きさに切る。

4.
鍋に◎の調味料を煮立てて、里芋を鍋に入れて柔らかくなるまで煮る。

5.
仕上げに⭐︎で調味し、ごまをたっぷりと和えたら完成。

~里芋のマメ知識~
里いもには2種類の皮があります。
毛で覆われた硬い外側の「外皮」と内側の薄皮のような細胞の層「皮層」です。
包丁で剥くとこの皮層も削り落としてしまう為、ぬめり成分の管が表面に露出し
ぬめりと共に栄養まで出てしまいます。

なのでアルミホイルで外皮だけを剥く方法で調理すると、旨味も栄養を逃さずいただけますよ♪

ぜひ試してみてくださいね!

里芋のぬめりはとっちゃいけません!

先日、2歳の息子の生活発表会でした。

どんぐりマンに変身してクラスメイトや先生と一緒に逞しい成長を見せてくれました。

遊戯前半は先生の手を離さず涙をいっぱい目に溜めて大泣きしていたのですが、
クラスの子たちの元気いっぱいの歌声のおかげか、持ち直して
途中からは一番大きな声で歌っていました。

目の前で見ている私のところへ来て泣きつくことはせず、
最後まで舞台に立ち続けた息子に大きな拍手を送りました。

子どもの成長って、本当に早いですね。
一緒に居られる時間を大切にしたいと思います。

ちょっと長くなってしまいました…(^-^;)

さて、今回は先月に引き続き、

冬野菜のマメ知識 パート2~根菜編~
をお届けします。

ぜひ、日々の健康な体づくりにお役立てくださいね♪

【にんじん】

皮を剥くと栄養を20%逃す!?

スーパーに置いてある人参はたくさんのブラシがついた専用の機械で洗浄されている為、
皮は剥かれている状態です。

それに加えて更に調理前に皮を剥くとなると、皮のすぐ下に多く含まれているカロテンを
自ら削ぎ落としてしまっている、ということになります。

なので、綺麗な人参や無農薬の人参は特に皮は剥かずに調理してくださいね!

◎保存ポイント◎
・新聞紙に包みポリ袋で密封して冷蔵。
・サッと茹でたら保存袋に入れて冷凍も◎。

◎知ってました??◎
カロテンの吸収率アップには油ととると良いとされていますが、
2005年に国際家政学会において
「加熱するだけでもカロテンの吸収量は上がる」と発表されました。

油を使った炒め物より、煮物の人参の方が効率的にカロテンを吸収できるそうですよ。

和食がイイですね♪

▪︎抗酸化作用
▪︎抗がん作用
▪︎老化防止

といった作用が期待できるそうです。

【さといも】

下処理でぬめりを取るのは時代遅れ!?

さといもは水分が多く芋類の中でも低カロリー。

一方でタンパク質やカリウムなどの栄養素、食物繊維を豊富に含みます。
ぬめり成分無賃は胃粘膜を保護して胃腸の機能を高める働きがあります。

◎保存ポイント◎
・新聞紙に包んで常温で保存。
・皮ごと茹でて保存袋に入れて冷凍も◎。

◎知ってました??◎
さといものぬめりを取るために、皮むき→塩もみ→下茹でが常識でしたが、
実はこの一連の過程で本来のさといもの美味しさや栄養が失われてしまうそうです。

アルミホイルで濡らした里いもをこすると外側が剥けます。
これだけでOK!塩もみと下茹でにサヨナラ!

▪︎胃粘膜の保護
▪︎疲労回復

といった作用が期待できるそうです。

【サツマイモ】

甘く食べたいならレンチンは絶対にNO!

子どもから大人まで健康的なおやつに欠かせない野菜、サツマイモ。
豊富なビタミンC、アンチエイジング効果のあるポリフェノールも含む
健康と美容にも頼もしい食材です!

手軽だからと言って「レンジでチン」すると甘味が1/5に。
60~70度でゆ~っくり加熱してくださいね!

蒸したり、石焼き芋で食べると甘くて美味しいですよ!

◎保存ポイント◎
・新聞紙に包んで段ボールや紙袋に入れて常温で保存。
・蒸したものをマッシュして保存袋に入れて冷凍も◎。

◎知ってました??◎
そのまま揚げるとかたくなります。切った後、熱湯で1分湯通しし、
冷凍庫に30分寝かせてから揚げると柔らかくなります。

▪︎抗酸化作用
▪︎老化防止

といった作用が期待できるそうです。

いかがでしたか?

旬のお野菜をたくさん食べてこの冬を健康に過ごしていきましょうね♪

余談ですが・・・

個人的には冬野菜が好きなのですが息子はなぜか夏野菜のきゅうりが
大好物になってしまいました…。

「きゅうりくださーい!!」

「いっぱいくださーい!!」

と、大アピールしてきます。

旬野菜をたくさん食べて欲しい私としては悩ましい問題です。

でも、好きなものを食べさせたい甘々な母から抜け出せません…笑

 

 

 

 

人参の甘みに必要なのは、暑さ?寒さ?

ようやく、厚手の上着が手放せない気温になりそうです!

冬に向かってワクワクしてきます♡
(わたしだけでしょうか…^_^)

農園の人参はどんどんと太ってきて、収穫時期に向けてラストスパート!!という感じです♪

収穫間際に寒さが深まっていくと人参の甘みも旨味も増して美味しくなります。
今年も楽しみです♡

さて、月に一度、当農園のにんじん畑の様子をレポートしています。
先月のレポートでは8月の様子をお伝えしました。

8月は肝心要の種まきをしました。
種まきをして1週間は水分を絶やさないようにお世話するのがポイントです。
かんかん照りが続く真夏の土に水分を絶やさず管理するということに全集中!!
しっかりと芽が出ますように・・・☆

と、報告させてもらいました。

今回は続いて9月のにんじん畑の様子をレポートします!

==== 9月のにんじん畑の様子 ====

8月末以降順番に撒いた種から芽が出てきました。
次の写真が人参の芽です。とっても可愛くって愛おしいです♡

この芽を確認するまで、期待と心配の日々でした…。

毎年にんじんを作り続けてきたとはいえ、毎年天候の状況は違うので
「今年は大丈夫かなぁ…」という行き場のない不安と心配と隣り合わせです。

それでもなんとか今年も芽が出てくれてひと安心です。

そして、芽が出始めて少し育ってきたら除草作業も欠かせません。

太陽熱養生処理で大体の草は生えていないですが、どうしても生えてくる
生命力の強い草たちがいます。

その草たちを抜いていく作業…
「大変だ…」と思ったら負けです。(笑)

「抜きながら考え事をしよう!」逆に「今日は何も考えず、無心になろう!」
とプラスに捉えて作業をしています。

実は不思議なことに、気持ちが沈んでいる時や悩んでいる時に、
畑で草むしりをしていたら、自分の中で解決策が閃いたり、なぜかわからないけれど
気持ちが晴れてスッキリするなんてことがよくあります!!

余分な草をぬけば、にんじんの芽に風邪や太陽の光が当たり、成育が良くなります。

除草せずそのままにしておくとにんじんの芽が他の草に負けて成育に影響が出てしまうのです。

==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ====

以上が9月のにんじん畑の様子でした!

 

続いて思いつきの実験と結果を報告です♫

先にお伝えしたように、人参の発芽には水分が欠かせません。

そこで、少量のにんじんの種をそのまま容器に入れて(土は無し)、
水分で湿らせて放置しておいたらどうなるか?実験してみました。

◎結果◎

パッと上から見たら何も変わり無いのですが種のかたまりをクルッとひっくり返してみたら、
あらビックリ!!

この写真のように”根”が伸び始めていました。
芽が出ていなくてもしっかり”根”を張ろうとしていました。

地上部に何も変化がない場合、そこに何も起きていないと思いがちです。

でも、この通り、一見何も変わっていないように見えても、地中(見えない部分)で
変化は起きていたりします。

たとえ誰も見ていなかったとしても、努力の結果が思うように出なかったとしても、
自然の存在にならって目の前のことにコツコツ取り組み、根を張っていこうと思いました。

芽を出すには根を張る必要があるわけですから♪

自然を観察していると面白い発見や生きるヒントを得られたりして面白いです。

10月の畑の様子はまた来月のこの時期にブログアップしますね。

 

 

 

 

体を温める「あの野菜」に注目!

グッと冷え込むのかなぁ?と冬好きの私は寒くなるのを
ワクワクして待っているのですが・・・

わが町ではなかなか寒くならず、むしろポカポカで
気持ちが良い気候が続いています。

皆さんのお住まいの地域はいかがですか?

畑作業は人参の生育を見守りつつ、玉ねぎの苗を植えてひと段落したところです。

人参畑の草取り、間引きと作業に追われた日々でしたので今ようやく少しホッとできています。

とはいえ、これから年末に近づき世の中も忙しくなっていくので
ホッとできるのも束の間です(^・^)

さて、今回は生姜のマメ知識と農家の食卓レシピをお届けします!

我が家の冷蔵庫に欠かすことなく入っている野菜の一つがショウガです。
夏でも冬でも絶対に常備しています。

理由はただ一つ、料理が美味しくなるから!!です(笑)

私は料理を創作するのが苦手です。

でもとりあえず、ショウガとニンニクを入れさえすれば間違いなく美味しくなります。

…とここまでは
個人的な考え方なので以降マメ知識を参考になさってくださいね♡

===ショウガのマメ知識===

生姜の辛味成分は「ジンゲロール」と呼ばれるもの。
抗菌殺菌作用や吐き気を抑える作用があります。

加熱するとこの成分が『ショウガオール』に変わり、
血行を促進したり、脂肪を燃焼したりする効果を持ちます。

生でも加熱した後でも体を温めて発汗を促す働きがあり、
風邪や冷え症に効果的です。

近年では、ショウガオールの抗菌作用、抗酸化作用がガン予防に有効とされ、
抗がん食品としての注目が高まっているそうです!

=== === === ===

料理が美味しくなるだけでなく、こんなに素晴らしい作用を期待できるんですね!

それではこの生姜を使った簡単レシピをご紹介します。

~ホタテの中華スープ~

〈材料〉(大人2~3人分)
・ホタテ貝柱  4個
・にんじん  1/3~1/2本
・玉ねぎ 1/3個
・白菜  大2枚
・ショウガ   1/2片
・干し椎茸  大2枚

・水   600ml
・塩  小さじ2/3
・醤油  小さじ1~1.5
・ごま油  少々
・好みで小ネギ  適量

〈作り方〉

1.
ホタテは短冊切り。にんじんは細切り。
玉ねぎは薄くスライス。白菜は細切り。生姜は千切りかすり下ろし。
干し椎茸は水に戻し細切り。

(戻し汁を水に混ぜて600mlにしてもOK。お好みで)

2.
1.の材料を鍋下に椎茸、次に生姜、次に白菜、次に玉ねぎ、次に人参、最後に帆立貝柱と
順に平たく上に重ねて層にしていく。

そこへ水を入れて蓋をして約3分中火~強火で火にかける。

3.
湯気が出たら弱火にして約6~8分煮る。
野菜が柔らかくなったら塩・醤油で味を調え、火を止め、
ごま油をたらし小ネギを散らす。

※味を見て物足りない時は中華スープの素などを少し入れて調味しても良いでしょう。

我が家の健康ルールは野菜はスープでたっぷり摂る!です。

特に葉物野菜はスープで溶け出した栄養エキスを一緒に摂れるので無駄なく食せます♪

野菜の力をたくさん借りて体を大切にしながら、
コロナ禍での不安な状況を共に乗り越えていきましょうね!!

丸ごと焼くと甘くなる3つの野菜

急に冷え込んできましたね!お風邪など、ひいていませんか?

私は不覚にも、少し風邪をひいてしまいました!
年々、回復期間が長くなってしまっているように感じます。(^_^;)
今一度、体調管理を見直したいなぁと思う今日この頃です。

さて、季節の変わり目のこの時期は特に健康に気をつけたいですよね。

今回は冬野菜のマメ知識パート1~葉物編~をお届けします。

お野菜の栄養を知って、日々の健康管理に繋げていただけたら嬉しいです。

=== === === 冬野菜のマメ知識 === === ===

【ねぎ】

風邪対策にはネギを食べる!

風邪やインフルエンザが流行する冬の季節。
古くから風邪予防の効果を期待され、言い伝えられてきました。
ネギを今食べなきゃ、いつ食べる!?です。

〈保存ポイント〉
・白い部分と緑の部分とを切り分け、それぞれラップで包み保存袋に入れ、野菜室に立てて保存。
・みじん切りやざく切りにして保存袋に入れ、冷凍も◎。

〈知ってました!?〉
ネギは切らずに丸ごと焼くと驚くほどの甘さに。
丸ごとが難しい時は、ザク切りにしてから油でじっくり焼くとβ-カロテン吸収率もUPしますよ!!
血液サラサラ効果を期待するには生で切って15分~1時間放置してから調理すると良いそうです。

◎疲労回復
◎風邪予防
◎消化促進

以上の効果を期待できるそうです。

【白菜】

最期まで美味しいのコツは○側から食べる!

白菜が一つあるだけで何品もの料理に展開できますよね!
しかも冬場なら涼しい部屋で新聞紙に包んで保存すれば、だいぶ持つので丸ごと一個あっても野菜室を占領されない…(^▽^)

〈保存ポイント〉
・丸ごと一個なら全体を新聞紙に包んで冷暗所で立てて保存。
・半分や1/4カットしたものは、芯の部分に縦に数センチ切れ目を入れてラップに包み
ポリ袋に入れて冷蔵保存。
・調理しやすい大きさに切って保存袋に入れて冷凍でも OK!

〈知ってました!?〉
最後まで美味しく食べるには、内側から外側へ食べていきましょう!
成長のポイントである内側の部分を先に食べれば、外側の養分はそのまま貯蔵されていきます。◎

◎抗菌作用
◎消化促進
◎血栓予防

以上の効果を期待できるそうです。

【キャベツ】

ビタミンCが多いのは○側の葉!

キャベツは冬・春に穫れます。葉がしっかり巻いてズッシリ重いのが冬キャベツ。
甘味があり、煮込み料理に適しています。ちなみに春キャベツは葉がゆるめに巻いていて
柔らかく生食に向いています。

〈保存ポイント〉
・外葉を残しておいて、外葉で包んだ後新聞紙で包み、芯を下にして冷蔵庫で保存。
・1玉丸ごとなら、芯をくり抜いて、そこへ湿らせたペーパータオルを詰めておくと
さらに乾燥防止になります。
(芯は天ぷらにして食べるとホクホクです)

〈知ってました!?〉
サラダ、塩もみ、鍋、ロールキャベツ…様々な料理に活躍するキャベツ。
栄養をしっかり摂るにはスープが断然オススメです!
スープに溶け出した養分もマルッといただきましょう。
ちなみにビタミンCが多いのは外側の葉です。
次に多いのが芯の周辺だと言われています。

◎抗がん作用
◎消化促進
◎血栓予防

以上の効果が期待できるそうです。

==== ==== ==== ==== ==== ====

お野菜の栄養を上手に賢く摂取して、日々の体調管理に繋げていきましょう♪

おいしい人参ができる秘訣

金木犀の香りが道端いっぱいにひろがって散歩が楽しい気候ですね。

私の住む町では庭先に金木犀が植わっているおうちがたくさんあります。

なので、息子とのお散歩中はずーっと香りが続いています。

満開期には主人と息子二人のお散歩の時に息子が金木犀を小さな手にギュッと握って
持って帰ってきてくれた今秋の思い出は一生忘れられないと思います。

もう散ってしまった木もあり段々と香りが薄らいでくようで
ちょっぴり寂しい気持ちです。

秋から冬へと向かい始めますね。

さて、月に一度、当農園のにんじん畑の様子をレポートさせてもらっています。

先月のレポートでは7月の様子をお伝えしました。

7月は梅雨真っ最中でしたので土づくりに必要な緑肥を育てて
その緑肥の根の力で地中を耕しています。

と、報告させてもらいました。

今回は続いて8月のにんじん畑の様子をレポートします!

===8月のにんじん畑の様子===

梅雨明けを今か今かと待ち続け、7月下旬頃からようやく晴れ間が出てきたので
人参栽培の準備が本格的にスタートできました。

本来ならば7月に行いたかった太陽熱養生処理と種まきを実施しました。

◎緑肥を刈って土にすき込む◎

この刈った緑肥は土の中の微生物の餌となり、

それによって土がフカフカに!

微生物が元気に働いてくれて、
フカフカな状態がおいしい人参ができる秘訣です♪

◎太陽熱養生処理◎

緑肥がすき込まれた畑に透明なビニールマルチを張っていきます。

ここに太陽熱が降り注ぐことで病害虫の菌が消滅し、良い菌が活性化して、
さらに健康な土になっていきます。

 

◎種まき◎

人参は種を撒いたら1週間は水やりが欠かせません。

ここが大きな勝負!!

何がなんでも散水して芽が出ることを願い続けます!!

※写真:近隣大学のサークルの方が学びにきてくれたので一緒に種まきをしました。

==== ==== ==== ====

10月現在はもう芽は出て順調に育っていますがこの頃は
芽が出るまではソワソワしていました。

毎年のことですが、無事に芽が出るととっても嬉しいです。

9月の畑の様子はまた来月のこの時期にお届けしますね。

たっぷり寝かせたら甘くなる野菜

先日、農場長が近くの畑で作業している方からこんなことを言われたそうです。

(毎日毎日草取りをしている姿を見て)

「出口くんが毎日毎日諦めずに草をぬいて段々綺麗になっていく畑を見ると
僕も頑張ろうって思えるよ。」

人参が雑草に埋もれてしまっては美味しく生育しません。
だから除草が必要です。

太陽熱養生処理をしていても野犬などがビニールを踏んで穴を開けてしまうと、
処理の性能が落ちて結果的に雑草が生えてしまうのです。

なので、畑の場所によってはとにかく草が多いんです。

除草作業に明け暮れる毎日。

でも、そんな私たちを見て勇気づけられる人がいて、またその気持ちを伝えてもらえたことで
私たちも温かい気持ちになれました。

こうした何気ない、近くの農家さんとの触れ合いに私たちも励まされます。

さて、話は変わりますが、秋に食べたくなる野菜といえば、
『かぼちゃ』ですよね!(←押し付け??笑)

甘くて美味しいかぼちゃに出合えると、とっても嬉しくなるのは私だけでしょうか。

かぼちゃは7月~9・10月頃に収穫されます。

ただ、美味しいのは収穫したてよりも丸ごと風通しの良いところに置いて
追熟させた方が甘味が増して美味しいのです。

今日はそんなかぼちゃの栄養についてとちょっとしたレシピをご紹介します。

====かぼちゃの豆知識====

◎栄養◎

β~カロテンが豊富。
加えて、ビタミンC・Eも含んでいて、それらの相乗作用で血行の促進や
肌荒れ防止効果も期待できます。

◎食べ合わせ◎

β-カロテンの吸収率を上げるためには、油と調理するのが良いというのが定説。
しかし、油を用いた料理と組み合わせて食べるだけでも効果はあるそう。

◎保存◎

切ってあるものは中の種とワタを取り除き、ラップして冷蔵庫で保存。
そのまま丸ごとなら風通しの良いところで収穫後3~6ヶ月保存可。

==== ==== ==== ====

追熟させた方が美味しいので、今のうちに丸ごとかぼちゃを買って保存しておくと良いですね♪

続いてはレシピのご紹介です。

【農家の食卓レシピ】

かぼちゃとひじきのコロッケ

《材料》

・かぼちゃ 450g(約1/2個)
・乾燥ひじき 10~15g
・タマネギ 1/4個
・ごま油  大さじ1
・醤油、みりん 各大さじ1
・塩、胡椒 各少々
・小麦粉、卵、パン粉 各適量
・揚げ油 適量

《作り方》

1.
ひじきは水につけてもどす。かぼちゃは種とワタを取り除き、一口大に切る。
タマネギはみじん切りにする。

2.
かぼちゃは柔らかく蒸して潰す。

3.
フライパンにゴマ油を熱し、ひじきとタマネギを炒める。
そこへ醤油とみりんを入れて煮詰める。

4.
2と3をボールに入れて混ぜ合わせ塩と胡椒で好みの味に整える。

5.
好みの大きさに丸めて、小麦粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつける。

6.
揚げ油に火を入れ、カラッと揚げたら完成。

☆ほんのり甘めなので炊き込みご飯の時のおかずにぴったりでした♪

☆結構な量なので揚げて冷ましたらラップに包んで保存袋に入れて冷凍保存もOKです。
解凍させてトースターでカラッとチンしたらサクサクコロッケでした♪

ぜひ、美味しいかぼちゃがゲットできたらお試しくださいね(^o^)/

子どもは大人の3倍も味に敏感?

本当に涼しくなって、油断していると少し鼻も出てきてしまうほど
朝晩はグッと冷え込むようになってきました。

畑では相変わらず草取りの毎日です!

草取りは好きな作業の一つですが何せ面積が広いので
もう少しで心が折れそうです。(笑)

 

いやいや、負けていられませんよ(^-^)♪

 

さて、夏にちょっと食欲が落ちていた人も涼しくなって過ごしやすい季節に入り
自然と食欲が戻ってきた!!

 

という方も多いのではないでしょうか?

美味しい食べ物がたくさんなこの季節。

 

今回のブログで味覚について詳しく知ることでもっと秋の味を楽しんでもらえたら何よりです。

美味しい野菜のヒミツもお伝えしますよ♪

そもそも、私たちはどうやって味を感じているのでしょうか?

調べてみました♪

===味を感じるプロセス===

舌の表面の小さなプチプチの中にある「味蕾(みらい)」という部分が
味をキャッチすると、それが味覚神経を通って脳の味覚野に伝わります。

そこで「苦味」「塩味」「酸味」「甘味」「旨味」などの
「味」を感じることができます。

そして、味の質や強さなどを認識し扁桃野に伝わると「快⇄不快」に分けられます。

快の時は摂食中枢が刺激されて食欲が増し、

不快の時は満腹中枢が刺激されるため食欲が減退します。

==== ==== ====

舌と脳が連携して味を認識するのですね!

そこで、子どもと大人では味覚が違うということはご存知でしたか?

 

===子どもは味に超敏感!?===

前述の「味蕾(みらい)」は生後約3ヶ月目からでき始め、およそ10,000個に成長。

そして、大人になるにつれてその数は減っていき20~30代には約7,500個、
60代以上になると3,000個にまで減少するのだそう。

つまり、子どもは大人よりも味に超敏感だ!

ということなんです。

 

ちなみにうちの息子は、今のところ野菜にほとんど抵抗感なく食べてくれます。

気分にムラがあったり、調理の仕方や食感によってはペッと出してしまうこともありますが
そこは成長過程の一つだと思っています。

一方で、野菜を食べられないという子どもが結構いるということも現実にあります。

===美味しい野菜のヒミツ===

子どもの野菜嫌いの一因は農家にあると私たちは考えています。

野菜に含まれる「えぐ味」(苦味と渋味が混ざったような不快な味)
を感じたことはありますか?

実は、健康な土で育った野菜からはその「えぐ味」をあまり感じません。

農薬や化学肥料に頼らない方法で土づくりがなされ、自然本来の力を最大限に引き出して
栽培された野菜は特に、この「えぐ味」は殆ど感じられません。

代わりに旨味や甘味を感じ、「不快」ではなく、「快」を感じるのです。

子どもは特に味に敏感。

本当に美味しい野菜には「快」を感じるので野菜が益々好きになります。

美味しい野菜のヒミツは栽培方法にあったんですね。

子どもの野菜嫌いは決してお母さんやお父さんのせいではないはずです。

本当に美味しい野菜を食べたらきっと子どもの心は動くはずだと、私たちは信じています。

さぁ、これからもより一層美味しい野菜づくりに励みます♪