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野菜で忍法、分身の術!

私の住む愛知県はようやく梅雨明けしそうです。

猛烈な暑さに耐えられるのか心配ですが、今か今かと待ちわびていたので
嬉しいです!

さて、皆さんは家庭菜園などのご経験はありますか?

最近、家庭菜園をする方が増えているように思います。

家庭菜園でも育てることが多い野菜の一つ、トマト。

今回はそのトマトを育てていく過程で自然から教わったことを
お届けしたいと思います。

自然が先生のコーナーです。

《テーマ》無限に拡がる『わき芽』のチカラ

【トマトの仕立て作業中】

(わき芽が生えてきたら摘んで支柱に茎を紐で
縛りつけながら仕立てていきます。)

作業をしながら研修生が、
「せっかく生えてきたのに、この芽、摘んじゃうのかぁ…。」

と呟きます。

 

【農場長が登場】

農場長
「摘まなくても育つのだけれど、これを摘んでおいたほうが、茎葉が混み合いにくく、
株の中まで日光や風が入るので健全な生育には好都合なんだよ。
でも、このわき芽を土に植えればまた根を伸ばして同じように大きく育っていくんだよ。」

研修生
「また成長してこの主株と同じように育っていくんですね~」

 

【解説】

野菜の種類によっては、トマトの例と同じようにはならないものもありますが、
この移植の現象はおもしろいです。

まるで分身が次々とできていくようです。

種一つから一つだけの苗が出来上がるとは限らない。
生育中の苗から新しい命が繋がっていく…。

自然の力に逞しさを感じました。

 

【まとめ】

こうして無限に拡がっていくトマトのように…。
良いものは次世代へと繋ぎ、残していきたいものです。

私たちにとってのそれは”有機農業”。

この仕事に根を張り、私たちと一緒に人生をかけて
有機農業をやっていく仲間を増やしていきたいと思っています。

そして、
より多くの方に安心安全な、美味しくて栄養満点な野菜をお届けして
笑顔になってもらえたらと思っています。

 

 

ちなみに今年は当農園でもトマトを栽培していたのですが、
長い梅雨の影響で収穫が終わってしまいました…。

旬のお野菜が食べられること、それだけでもとてもありがたいことなんだなぁ…

と心から思いました。

どんな時も目の前にある食べ物に感謝ですね!!

 

 

 

 

 

 

お箸が止まらな~い!農家の食卓から本日の一品♪

長く続いた雨ももう時期に明けそうですね。

この度の大雨や豪雨により被害のあった地域の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

大きな被害とは言えませんが今回の降り続く雨によって
我が農園でも野菜がダメになってしまった畑もあります。

通年、農業と隣り合わせにあるのが天候。

仕方のないことではありますが下を向いていたら何も変わらないので
日々前向きに、被害の無かった野菜を出荷しております♪

体調を崩した時に健康なカラダへの感謝を感じると同様に、
天候悪化でお野菜がダメになってしまった時に
無事収穫ができることへのありがたみを実感します!

 

さて、今回は
無事収穫できたピーマンで作る簡単レシピをご紹介します♪

前回のブログでピーマンのタネとわたは
栄養が豊富なので捨てないで!!

とお伝えしたのですが、、、

今回のレシピでは食べやすさを大切にしたいので取り除いてしまいます!!^▽^;

タネとわたつきの料理を研究したいと毎年思いつつ
出来ずじまいです・・・

(今のところピーマンの肉詰めは問題なく食べられました♡)

何か良いレシピがあればぜひ、教えてくださいね♪

 

~パクパクピーマン~

【材料】

・ピーマン・・・5~6個
・ツナ缶・・・1缶(70g)
・酒・・・大さじ1
◎醤油・・・小さじ1
◎砂糖・・・小さじ1
◎中華スープの素・・・小さじ1
・ブラックペッパー・・・少々
・カツオ節・・・少々

 

【作り方】

(1)
ピーマンはタネとヘタを取り除き、縦に細切りにする。

 

(2)
フライパンに火をかけてツナ缶の油を入れる。
さらにピーマンを入れて2~3分炒める。

(ノンオイルツナ缶の場合、ごま油で炒めてもOK)

 

(3)
ピーマンがしんなりしたら、ツナと◎の調味料を入れて炒め合わせる。

 

(4)
全体にしっかりと味が馴染んだら鰹節とブラックペッパーをかけて完成。

⭐︎手軽に作れて、ピーマン大量消費ができます。
ご飯が進むので作り置きしておきたいおかずです♡

 

それと、ピーマンは炒めると結構量が減るので、多めに使ってもOK!
我が家では傷モノや独特な形をして出荷をはじかれたピーマンを
10個以上使って毎回作っています!

ピーマンの量によって調味料を加減してくださいませ。

ぜひ、パクパクピーマンお試しくださいね!

 

 

 

 

ピーマンの???は捨てないで!

雨が降ると冷え込んだり、晴れだと思えばとても暑かったり
不安定な天候が影響してか、我が家はちょっぴり風邪モードです。

みなさんはご体調いかがですか?

カラダの不調の時は辛いですが、普段の体調良好である日々がなんてありがたいんだ・・・!
と、実感できる良い機会でもあると思っています。

我が家では簡単にできる健康管理の一つとして
「野菜を食べる」ことを大切にしています。

とにかく新鮮な旬の野菜を豊富に食事に取り入れています♪

(それでも、風邪をひく時はひいてしまうのですが・・・苦笑)

きっと、皆さんにとってもお野菜はとても身近な食べ物なのではないでしょうか?

そして、旬の夏野菜といえば、トマト・きゅうり・ピーマン・ナス・オクラ・トウモロコシ
・シソ・モロヘイヤ…などなど。

土の下ではなく、上で実る野菜がほとんどです。
太陽のエネルギーをたっぷり浴びた夏野菜を食べれば、元気が湧いてくるはず♪

今回はそんな夏野菜たちの育つプロセスをご紹介致します!

最後に夏野菜の栄養についても少しまとめてみました。

ぜひお役立てくださいね♪

↓↓

~夏やさいの歩み~

◆3月:種蒔き

セルトレイに一粒ずつ種をまいて芽が出てきました。

この時期はまだ寒いので、ビニールハウスの中で暖かくして育ちます。

※野菜の種類によっては直接畑に蒔いていくものもあります。

◆4月:鉢上げ

セルトレイで少し育ってから今度はポットの土に1マス分ずつ植えます。

そして、しばらくこのポットの中で成育します。

 

◆5月:畝(畑)に定植&開花

ポットである程度まで育ったら、ようやく畑の畝に定植です。

ここから大地に根を伸ばし、グングン育ち花を咲かせて6月には実りをつけます。

(写真はオクラの花です♪)

 

◆6月~:収穫
6~7月にかけて順に収穫が始まります。

地上に実る作物は雨風をダイレクトに受けるため、天候の影響で作物が
ダメになってしまうこともしばしば。今回のような豪雨がきた時には
毎度ヒヤヒヤしてしまいます。

 

・・・こうして実る夏野菜。

 

いかがでしたか?

 

アメニモマケズ
カゼニモマケズで力強く育った

夏のお野菜を存分に楽しんでくださいね♪

~夏野菜の栄養を学ぶ(ミニ)~

【オクラ】

当農園でも毎年育てている夏野菜の定番。

オクラのネバネバ成分のひとつは血糖値を下げる『ペクチン』。

血管を元気にして様々な生活習慣病を予防します。

お酢を使った調理なら効果は倍増だそうですヨ!

【ピーマン】

ピーマンには血液をサラサラにする効果のある栄養素『ピラジン』が含まれています。

そのピラジンは実はワタと種に多く含まれているのです!

なので、ピーマンの肉詰めはワタとタネ付きで作ると良いですヨ♡

ちなみに、当農園は
オーガニック・エコフェスタ2018ピーマン部門最優秀賞を受賞しています。

 

皆さんもぜひ夏野菜をたくさん食べて

暑い夏を健康に乗り切りましょう~!!

 

 

 

 

ピーマンの⚫︎⚫︎は捨てないで!

コロナで気づいた野菜のチカラ

突然ですが、うちにはお野菜が出てくる絵本が結構あります。

先日、絵本の中で「にんじんの皮は剥いて〜」というフレーズが出てきました。

すかさず、聞いている息子に
「うちでは皮は剥かないよ〜、食べられるし、栄養たくさんだよ〜」

と、教えました。
(我が家ではこれを英菜教育と呼んでいます)

あなたの場合はにんじんの皮、どうしていますか?

農薬不使用の野菜ならなおさら、皮も丸ごといただいてくださね♪

なぜなら、βカロテンなどの栄養が皮のすぐ下あたりに多く含まれているからです。
栄養はまるごといただきましょう♪

ちなみに
農場長は人参収穫期に必ず畑で採れたて土付きで美味しいかどうか、
かじりついて味見をしています!(とても野性的です…笑)

さて、話は変わりますが、時は遡り、4月の頃のお話です。

まだ緊急事態宣言中で自粛生活が続く中、たくさんの方から玉ねぎの
ご注文をいただきました。

その後、玉ねぎをご購入いただいた方から
続々とご感想のメッセージが届きました。

そのメッセージを読んで、とても大切なコトに気づかせてもらえました。
今回はそのメッセージの一部を紹介させてください。

==========

こんばんは!
先日新玉ねぎを購入させていただきましたA子です。
美味しくて美味しくて、家族が笑顔になっています。

こんなに玉ねぎを毎日食べたのは初めてかもしれません。
ありがとうございます!

両親やお友達にも喜んでいただきました。

また、手作りのペーパーも温かみがあり、お野菜への想いが伝わって参ります。

大切に育てられたお野菜を頂くこと、体も心も元気になります。

コロナの流行で自宅での食事、おかげ様で本当に毎日楽しく盛り上がっています。

(・・・続く)

==========

東京都にお住まいの女性からのメッセージでした。

東京都は特に感染拡大で緊迫した状況が続く中、
お野菜を通して少しでもご家族が笑顔になられたことがとても嬉しかったです。

自粛生活が続いている中、たくさんの方々はいつもよりも不自由に
感じることが多かったはず。

そんな時に、こうして私たちが育てた美味しいお野菜を食べて、
心も身体も元気になっていただけること、
食事の時間が楽しくなること、
小さな幸せが胸いっぱいに広がることが本当に嬉しかったです。

このメッセージを読んで、野菜には人を幸せにするチカラがあることに
改めて気づかせてもらいました。

こうして当農園に一度でも繋がってくださった全ての方に支えられて今があります。

だからこそ、これからもより多くの方に私たちが全力でできる”野菜作り”
を通して恩送りをしていきたい!

と強く思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

夏には欠かせない!?スゴイ野菜

蒸し暑い日が続きますがご体調はいかがですか?

雨の日が続くと気分も曇りがちですが上手に気分を変えて
過ごしたいものです♪

さて、今回は「にんにく」の効能とレシピをご紹介いたします。

 

5~6月が旬のにんにく。市場に出回ってものは乾燥しているのがほとんどです。

私は初めて乾燥前の生にんにくを見たときその美しさにとっても驚きました。

当農園でも収穫できたので最近は毎日出荷用ににんにくの根を切り、皮を剥いています。

にんにくにはたくさんのパワーが秘められているのはご存知でしたか?

(1)疲労回復パワー
新陳代謝が高まって、疲労物質の排出が促進される。

(2)老化予防パワー
老化の原因となる活性酸素を除去する力が高まる。

(3)ダイエット効果パワー
血液サラサラ血行促進。新陳代謝が高まり脂肪燃焼を促進する。

(4)抗ウイルスパワー
メチルスルフィド類がリンパ球の働きを高め、免疫力(病気に対する抵抗力)が増強!
風邪や感染症を防ぐ。

(5)体を温めるパワー
血行促進によって冷えが取り除かれ体が温まる。

その他にも肝機能向上、抗がん作用などたくさんのパワーがあります!

素晴らしい野菜ですよね♪
我が家でも特に夏場はスタミナアップと称して様々な料理ににんにくを入れています。

今日はその中の一つをご紹介いたします。

 

農場長も大好き!
〜にんにくたっぷりペペロンチーノ〜

《材料》(二人分)
・パスタ  200g
・にんにくの芽  7~8本分
・そら豆  20粒位
(無ければきのこやお好きな野菜でOK)
・たまねぎ 大1/2個
・ウィンナー  3本
(or ベーコン、添加物が気になる場合は鶏肉や豚肉でも◎)
・オリーブオイル 大2〜3
・にんにく  中3片
・タカの爪  小1本
◎バター  20g
◎昆布茶(粉)  大1
◎パスタ茹で汁  おたま半分

《作り方》
1.
にんにくの芽を5cm幅に切る。
玉ねぎは薄くスライス。
ウィンナーはお好みで細長く切る。
にんにく3片全てみじん切り。
(ここでパスタ用の湯を沸かし始める)

2.
フライパンにオリーブオイル、にんにく、タカの爪(ハサミで刻みながら)を入れ、
弱火で炒める。必ず弱火でじっくり炒めにんにくを焦がさないのがコツ。

3.
2.ににんにくの芽→玉ねぎ→ウィンナーの順で弱火〜中火でじっくりと炒めていく。
同時にパスタを茹でる。

4.
3.を炒め終えたら火を止める。パスタが茹で上がる直前におたま半分の茹で汁、
バター、昆布茶を③のフライパンの中に加え、火は入れずに軽く混ぜる。

5.
茹で上がったパスタを4.に入れて絡めたらお皿に盛り付けて完成!

オイルパスタなので毎日は食べられないですが休日のランチなどにいかがですか♡

ぜひ試してみてくださいね♪

食べ過ぎに注意しながらにんにくを適度に取り入れて健康な夏を迎えましょう!

 

 

 

 

 

 

 

お野菜たちの晴れ舞台

日差しはあるものの、日陰にいると涼しい風が吹いて
とても気持ちが良いです。

梅雨までの間、今のうちにしっかりと日光浴を楽しみたいですね♪

さて、当農園では、にんじん以外にも旬のお野菜も育てています。

今はスーパーに行けば旬を問わずさまざまな野菜が常に並んでいるので、
便利ではありますが《旬》を意識することも少ないですよね。

旬のお野菜はその季節の自然が生み出した天然の食べ物。

そして、その季節の人間のからだにぴったりな野菜。

例えば、夏野菜はからだを冷やすもの多いですし、
冬野菜は逆にからだを温めてくれます。

そんな貴重な旬野菜を使ったお食事会を、以前当農園主催で
開催していました。

イベントの名前は、【NEOディナー&ランチ】です。

農家が主催する新しい食事会。
お野菜たちの晴れ舞台。

 

プロの手にかかれば野菜たちは美しく彩られ
目で楽しめて、味覚で感動させてくれます。

食べる人の心に幸せの魔法をかけていくようです。

このNEOディナー&ランチでは、当農園のお野菜をたっぷりと使用し、
イタリアンレストランconcaの森川シェフが出口農園スペシャルコースを提供してくださいます。

まさに、旬の野菜を家庭では味わえないスペシャルな料理で
存分に楽しませてくれます。

お食事を召し上がっている間に農場長から野菜の説明や土づくりのこと、
農家としての想いなどもお話しする特別な会です。

またコロナが収まったころに、みなさんにお集まりいただき、
楽しい会を開催できればと思っています。

そして、今月から私セロリも農作業に復帰することになりました。

みなさんに美味しくて栄養価バツグンのにんじんジュースや
お野菜をお届けするためにがんばります!

また畑の様子なども時々レポートしていきますのでぜひ楽しみにしていてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

小さいけど強い◯◯!?

 

最近、お花を育てることにハマっています。

実は、子どもが産まれる前はお花をすぐに枯らしてしまうほど、
花のお世話が本当に苦手でした。

今は子どもと一緒に庭に出た時にお花の様子を観察しながら
お世話するのが日課になっています。

 

 

さて今回は、
『自然が先生』コーナー。テーマは、
〜倒れても立ち上がる草たちに学ぶ〜です。

 

▼▼

お花を育てるために庭に花壇を作ることにしました。

まずは草むしり…
どんどんきれいになっていくのが楽しかったです。

レンガで囲って、とりあえずその日は作業終了。

ところが、、翌日庭に出てみると・・

前日に草取りした時は、抜かれずに残った草はヘナっとして倒れていましたが、

なんと翌日になったら草が立ち上がっていたのです!!
あまりにもキレイにピンと立っていたのですぐに気がつきました。

 

★解説
草は根がしっかりと土の中に残っていれば何度でも立ち上がります。
太陽の光を浴びてニョキ〜っと力を取り戻します。
倒れても倒れても命ある限り立ち上がる草たち。
その姿に生命を感じました。

 

◎まとめ
生きていたら、いろんなことが起こります。
この草のように、私たちもヘナっと元気がない日もありますよね。

元気がない日を過ごし、また朝が来て太陽の光を浴びた時、
気持ちが前向きになってスッと立ち上がる力が誰にでも備わっているはずです。

そうなれるタイミングは人それぞれ。
明日かもしれないし、一ヶ月後かもしれません。

でも、きっといつか来るはず。

草が立ち上がる姿をみて、とても嬉しくなりました♪

小さな瞬間にも学びを与えてくれる自然の存在に感謝です!

 

 

 

 

 

上を向いて育とう

春のこの時期にさや付きで売られている「そら豆」、
どんなお花か知っていますか?

こちらです。↓

 

 

いつも思うのですが、私にはなんとなくパンダに見えます。(笑)

かわいらしい色味です。

そら豆は花が散ってから空に向かってさやを伸ばすことから
「そら豆」と呼ぶそうです。

収穫どきは、空を向いていたさやが下向きに下がった時です。

中身が見えないですが、ちゃんとベストタイミングを教えてくれるんですね。

さて、今回はそんなそら豆と新玉ねぎを使った今が食べごろかき揚げレシピ♪
にんじん畑通信5月号(紙面)には掲載していないレシピを特別にご紹介いたします!

【そら豆と新玉ねぎのかき揚げ】

そら豆の薄皮ごと揚げるので薄皮の栄養もしっかり摂れます。

《材料》おたま1杯分程の大きさで7個

新玉ねぎ…中1個
コーン缶(小)…1缶
そら豆…30粒(10サヤ程)
小麦粉…大さじ1
◎小麦粉…100g
◎水…約130cc
◎氷…2~3個
◎顆粒出汁…少々
(→無しでもOK)
◎煮干し粉…少々
(→無しでもOK)

《作り方》
1.
新玉ねぎは細切り。そら豆はサヤから取り出す。薄皮はそのまま。
コーン缶はザルにあけて水気を切る。

2.
1.の材料を全て小さめのボールに入れ、小麦粉大さじ1をまぶし、全体にからませる。
(ビニル袋に入れて混ぜてもOK)

※この工程があると衣が剥がれにくくなります。

3.
◎の材料を大き目のボールに入れて箸でさっくりとかき混ぜる。
かき混ぜすぎないのがポイント。

※氷をいれると衣の冷たい温度を保てるのでカリっと揚がります。

4.
3.の中に2.で小麦粉を絡ませた野菜たちを入れて箸で混ぜる。

5.
おたまに4.を乗せて180度ほどに熱した油に箸を使ってサッと投入する。
3分以上経ち表面がカリッとしてきたらひっくり返して引き続き揚げる。

(表面がしっかり揚がるまで触らないこと。揚がっていないのに箸で触ると
崩れてしまいます。)

裏表が全体的にカリッと揚がったら完成。

そら豆の薄皮が少し硬くなっていますが、噛みごたえがあって個人的には好きです。

手間無しでしかも栄養まるごとですから♪
皮が気になる方は揚げる前に薄皮を剥いて揚げることをお勧めします。

この時期にしか味わえない旬野菜をぜひご家庭で楽しんでくださいね♡

 

大変な世の中ですが、そら豆のように上を向いて歩いて生きたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

非常識な美味しいケール?

 

マスクを付けて生活することが当たり前になってきましたが、
実は私はマスクが苦手です。

息苦しくなるからです。

マスクを外した瞬間に鼻と口が外気に触れるので、自然と大きく深呼吸。

「あれ?こんなに空気って美味しかったっけ?」

 

と毎回びっくりします。

苦手だったマスクのおかげで、こんなにも空気が美味しい事に気づけました。

ちょっと得した気分です。

さて、話は変わりますが、
今年も、「オーガニックエコフェスタ2020」に参加いたしました!

毎年徳島県で開催される、
年に一度、全国から腕自慢の農家さんが集結する有機農業の祭典です。

我々は2016年から毎年欠かさず参加しています。

美味しく安心安全な野菜づくりの為の勉強も兼ねています。

今年はなんとインドからも参加されていました。

さて、毎年オーガニックエコフェスタの中で、そんなスゴ腕農家さんが
その技術力を競い合う「栄養価コンテスト」というものがあります。

今年、我々出口農園は「ケール部門」に緑ケールと赤ケールをエントリーしました。
その結果も含め報告をさせてください。

《成分分析結果》
(株式会社メディカル青果物研究所様による分析)

青汁に使われるケールは苦いイメージがあるかと思いますが、
このケールは苦味が少なくサラダでも美味しく食べられます。

 

★緑ケール

◽︎

【糖度】16度
【抗酸化力】平均値の2倍
【ビタミンC】平均値の1.6倍
【硝酸イオン】検出できないほど少ない

【食味評価】
甘味が強く、水分が適度なジューシーな食感で食べやすく、
ケールらしい香りも強く、葉に旨味を感じ、茎はとても甘味があって
クセがなくて食べやすくて非常に美味しい。

★赤ケール

【糖度】15.8度
【抗酸化力】平均値の1.6倍
【ビタミンC】平均値の1.2倍
【硝酸イオン】検出できないほど少ない

【食味評価】
やや水分が少なめの食感で、
ほんのりとした甘みを感じ、ケールらしい風味と噛むほどに甘みを感じて美味しい。

そして…

《コンテスト結果》(農場長からの報告です)

緑ケールと赤ケール共にノミネートされました!!

有機農業者の中でその名を知らない者はいないほど有名な
『のらくら農場』さんやその他受賞経歴のある農家さんと共にノミネートされたので、
これだけでも感涙もの。

大変名誉なことでございます。

結果、最優秀賞はのらくら農場さんで、受賞にはあと一歩届かず…でした。

まだまだ精進せよ、という事ですね。

 

最後に…

たくさん学び、たくさん挑戦し、たくさんの失敗をした結果、
この一年で経験値、技術力が飛躍的に向上したと思います。

これからも安心・安全・美味しいだけでなく栄養満点の野菜づくりに励んで参ります!

 

 

 

 

 

 

土台づくりのその先に・・・?

春らしく暖かくなってきましたね。

さて、今回は『自然が先生』シリーズ。

テーマは、《地味な土台作りを楽しむコツ》です。

それでは、お楽しみください♪

▼▼▼

《地味な土台作りを楽しむコツ》

1.きっかけ

新しい畑の土(畝:うね)をより良い状態にするための作業をしていました。

スコップで土をあげて、草を敷いて、またスコップで土をあげて、
草を敷いて、レーキで表面を整えて…。

何層もクリームやスポンジを重ねるケーキ作りのようでおもしろいですが、
足腰が痛み体力を使います。

フゥ〜!と、研修生が休憩している時・・・

2.農場長登場

農場長
「こうやって一生懸命に土づくりした土が一年、二年と長い月日をかけて
どんどん良くなると思うだけで、楽しみだね。」

研修生
「ほんとに、農場長は農業が大好きなんですね。」

3.解説
農業のみならず、何事においても土台づくりというのは地味ですが、
大事なことだと思うのです。

丁寧に丁寧に土づくりをするからこそ、そこで育つ野菜が美味しくなります。

この、「実った美味しい野菜」を食べて笑顔をなる人たちを想像しながら
土台づくり(土づくり)をしていると、作業は地味でもワクワクしてきます。

退屈したり、飽きたりしないです。
むしろ楽しいのです!!

4.まとめ

4月は新社会人の方々でフレッシュな空気ですよね。

新しく何かを始める人にとっては、初期のいわゆる「下積み時代」が
時に、退屈に思えたり、苦しく感じたり、楽しめなかったりするかもしれません。

そんな時は。その仕事の先にある誰かの笑顔や、誰かへの貢献を
想像するのはどうでしょうか。

土台づくりをしっかりしておけば、素晴らしい結果が実ることを
自然は教えてくれています。

地味な土台づくりを楽しむコツは、先にある未来をイマジネーション(想像)すること…

なのかもしれません♪