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栄養を逃さないマル秘調理法

先日、畑近くのキウイ畑とみかん畑にて収穫体験をさせてもらいました。

愛知県美浜町では、キウイやみかんを栽培している一般の方や、
農家さんが多くいらっしゃいます。

直売所に行くと、美浜町産のみかんやキウイがズラリと並んでいるんですよ♬

この辺りの方なら家庭菜園を楽しんでいる方でもキウイを
育てていると聞いたときは驚きました。

それまでは輸入品しか食べたことがなかったので、
国産のキウイがこんなに近くで手に入るとは夢のようです。

ビタミンが多く含まれる地産フルーツを食べて、元気にこの冬を乗り越えたいと思います!

さて、先月に引き続き、秋冬野菜の知っ得マメ知識をご紹介します♪

今回はブロッコリーと人参!!

◆ブロッコリー◆

~茹でない!!蒸し煮がイチバン!~

本当に美味しいブロッコリーはマヨネーズをかけなくても少しの塩味でパクパク食べられます!

Β-カロテン、ビタミンB・C・Eなど多種類のビタミンを豊富に含みます。

濃い緑色はクロロフィルによるもの。

消臭・殺菌効果がある為、口臭予防にも◎発芽部分に抗がん物質である
スルフォラファンが含まれています。

【保存方法】

収穫後1日でも早く食べるのがベスト。

常温に置いておくと鮮度はどんどん落ちていきます。

保存には0℃がベスト。冷蔵庫内でいうと魚や肉を入れて置く所です。
ポリ袋に入れてしっかり口を閉じて今日からココへ。

【栄養を逃さない食べ方】

1株分のブロッコリーを小房に分けてフライパンに入れ、
約200mlの水とひとつまみの塩を入れて蓋をして強火で3分。

水分が飛んだらOKです!!

天ぷらにするのも栄養を逃さない食べ方の一つですよ♪

◆にんじん◆

~皮にこそ栄養たっぷり♡~

にんじんと言えば、β-カロテンですよね!

中サイズのにんじん1/2本で1日の成人女性の推定平均必要量がまかなえると言われています。

人参に含まれる因子が白血球を増やして免疫力を高め、
ガンのリスクを低下させることが実証されています。

【保存方法】

常温で放置すると、水分が失われていきます。

葉が付いている人参はすぐに切り落とすこと!栄養が葉に行ってしまうことを防ぎます。

新聞紙に包んでポリ袋に入れ口を閉じて野菜室で冷蔵保存をオススメします!

【栄養を逃さない食べ方】

スーパーに並んでいる人参はブラシ付きの機械で洗浄する際、皮はすでに剥かれています。

この為、人参の外側(一般的に皮と呼んでいる部分)を剥く必要は無いのです!

Β-カロテンは皮の下に多く含まれている為、外側を剥くとせっかくの栄養を
削ぎ落としていることになります。

知っているようで知らなかった知っ得な情報はありましたか?(^o^)/

ちなみに我が家はブロッコリーの茎も蒸し煮にして食べています。

ただし、栄養を逃さない食べ方を意識しすぎて一辺倒な料理になっても退屈ですよね。

なので、今回の情報は頭の片隅に入れて時には、食べたい食べ方でお食事をいただく時間も
大切なんじゃないかなぁと思っています。

美味しく楽しく料理や食事の時間をお過ごしくださいね♪

 

 

手の掛かる娘たち

午前中の農作業を終えて一旦家に帰ると思わぬ来客がありました。

勝手に庭に入って縁側の椅子にチョコンと座って日向ぼっこをしています。

 

どんな来客か想像つきましたか?

 

そうです、猫さんです!!!

 

近づくと逃げてしまうのでなかなか写真が撮れないのですが…。

いつも同じ猫さんなので、我が家を一つの拠点としているのでしょうね。

これからも仲良くしたいと思います♪

 

さて、今回は月末なのでにんじん成長記2021をお届けします!

先月末のメールでは8月の畑で種蒔きが始まりましたよ~!
とお伝えしていましたよね。

引き続き、9月のにんじん畑はと言うと・・・

 

今年は昨年に比べると酷暑が少なく、わりと涼しい夏でした。
人参は盆明けあたりから9月10日頃までには種を蒔くというのがセオリーです。

なので、この期間の晴れ間を見計って種蒔き作業を進めます。

発芽するには種蒔き後の水やりが重要です。

たっぷりと水分を与える必要があります。(与えすぎても発芽不良の原因になりますが)

今年もなんとかうまくいき、人参の芽を確認できてホッとしました!

ホッとしたのも束の間!!

今季一番最初に種を蒔いた畑では続々と芽が出揃うと同時に、
他の草も一緒にニョキニョキと生えてきました。

▼Before

太陽熱養生処理をしていたとしても草が生えてしまうことがあります。

夏から秋にかけてはまだ気温も高いため、草も元気に成長してしまいます。

そして、この草を除草しなければ、人参の小さな芽が埋もれてしまい生育に支障が出るので、
しっかり抜いていきます。

もちろん除草剤は使わず、手作業で進めていきますよ。

▼こちらがAfter

小さな人参の芽を残して除草していくので繊細な作業です。

そして、秋は台風シーズン。

嵐の中、母なる大地が人参たちを守ってくれます。

そんな中でも立派に成長する人参は強くて逞しいのです。

そして、人を元気にします!

9月以降はこの除草作業と間引き作業が怒涛の様にやってきます♪

今年も人参が大きくなるまで大切に大切にお世話していきますね♡

また来月末に10月の畑の様子をお届けします。

お楽しみに!

 

 

 

畑の住人が素晴らしいハナシ

秋冬野菜が美味しい季節になりました!

前回のブログではサツマイモとレンコンのマメ知識について綴りました♪

美味しい食べ方や食感の違いを楽しむ食べ方をご紹介したのですが
お試しになられましたか?(^o^)/

我が家では、サツマイモと人参と玉ねぎのスープや
レンコンと人参のキンピラなど秋冬野菜のオンパレードです。

豚汁もとっても美味しい季節ですよね♡

近隣農家さんから、色んなお野菜や果物のお裾分けを頂いたりします。
だから、食卓にはいろんな生産者の方のお顔が浮かびます。

これって、とても幸せなことだなぁって思うんです。

どれだけ文明が発展しても、コロナでソーシャルディスタンスが基本でも、
秒で世界の方々と繋がれるネットワークが構築されて便利だったとしても、、、
やっぱりこういった人と人との直接的な繋がり、
自然との繋がりを沢山感じられる人生にこれからも生きていたいな…と思いました♡

 

さて、今回は、畑の土の中に生きているある生物についてちょっと聞いていただけますか♪

 

~土の中の住人微生物さんのオハナシ~

 

”微生物”と聞くとどこか自分とはかけ離れたところにある生物だと感じませんか?

実際にはそんなことはありません。

逆に、私たち人間にとって、最も身近に存在している小さな生き物たちです。

むしろ、この微生物が存在しないことには人は生きてはいけないですし、
そもそもこの世の生態系が成り立ちません。

存在する微生物の数によって”豊かな土壌”とそうでない土壌が分けられます。

”豊か”と評価された土壌の中には1gあたり約1兆個の微生物が生きているそうです。
驚きの数値ですよね。

そんな微生物さんたちは生態系の中でどんな働きをしているのでしょうか?

▼こちらの図をご覧ください。

このように、土壌微生物は全ての命の循環を担っています。

物質を分解し、自然界へ還元していくとても重要な働きをしているのです。

だからこそ、当農園ではこの土壌微生物の働きを妨げてしまう
農薬や化学肥料は一切使用しない栽培方法にこだわっています。

目的はただ一つ。

先の未来に『豊かな土壌』を引き継ぐために。

そして、そこから生まれる美味しいお野菜をたくさんの方に楽しんでいただきたいのです。

今日も微生物の存在に感謝です♪

 

 

 

野菜それぞれの美味しい食べ方

日中暖かい日が続いてついに、金木犀がもう一回咲き始めました!!

皆さんのお住まいの地域ではいかがですか?

こんなこと、あるんですね!

桜のように、散ってしまったら次の秋まで咲かないものだと思っていました。

思いがけず二番茶ではなく、金木犀の二番花を楽しめました♡

さて、寒さが増していく11月、しっかりと栄養を摂って
カラダを強くしていきたいですよね!

今回は秋冬野菜の代表、『サツマイモ』と『レンコン』のマメ知識をお届けします♪

◎サツマイモ◎

おやつにも!お料理にも!使える野菜♪

サツマイモには、コラーゲンを生成したり、シミ・ソバカスを予防する
ビタミンCのほか、肌の老化を防ぐビタミンE、便秘の予防になる食物繊維やヤラピン、
高血圧を遠ざけるカリウムなどが含まれています。

特にビタミンCは一回で食べる量当たりで換算すると、

ほうれん草に匹敵するほどになります!!

【保存方法】

冷蔵は厳禁です!!

キッチンペーパーや新聞紙に包んで段ボール等に入れ、冷暗所で保存。

【美味しい食べ頃、食べ方】

収穫したてより、収穫後1~2ヶ月置いて熟した方が甘みが増して美味しい。
レンジで一気に加熱はNG!!ゆ~っくり、じ~っくり蒸したり
焼いたりすると甘くてホクホクに。

◎レンコン◎

シャキシャキ!ホクホク!

レンコンにもビタミンCが多く含まれています。

不足しがちなビタミンB1やカリウム、食物繊維も多く含まれています。

レンコンのビタミンCはでんぷんに守られている為、加熱しても消失しにくい点が嬉しいところ。

メラニン色素の沈着を防ぐ為、美白効果も期待できます。

【保存方法】

丸ごと保存する場合は湿った新聞紙に包み冷暗所へ。

切り口がさらされた状態であればラップできっちり包み冷蔵庫へ。

【食感の違いを楽しむ食べ方】

~シャキシャキホクホクどっちが好み?~

〈シャキシャキッ!としたい〉

・酢水にさらすこと!
これによって「アク抜き」と「色止め」が出来ます。

・横切りすること!
キンピラを作る時は横切りの方が歯応えを楽しめます。

〈ホクホクッ!としたい〉

・酢水にさらさないこと!
煮物の場合、結局茶色くなるので色止め不要です。

・縦切りすること!
煮物でホクホクしたい時は縦の乱切りがおすすめ。

旬のお野菜は旬にいただくのが一番美味しいですし、栄養価も高いと言われています。

夏野菜は控えて、秋冬野菜でカラダとココロを温めましょう!

 

 

 

読めない天候との戦い

緊急事態宣言が解除され、少しずつではありますが、
飲食や旅行を楽しんでいる方が増えてきた様に感じています。

秋晴れが続くと、気分もリラックスして何だかどこかへお出かけ
したくなってきますよね。

みなさんはどこかにお出かけなさいましたか?

私はお出かけと言っても息子とお弁当を持って公園に遊びに行くことくらいですが、
こういうお出かけが実は一番好きだったりします。

人も多くは無いですし、外だから開放的ですし、
季節の移り変わりを肌で感じられます。

何より午後からの息子と一緒のお昼寝時間は最高ですね。(←実はこれが一番お目当て…笑)

さて、今月も月末のブログ更新なのでにんじん成長記2021をお届けします。

先月は7月の畑の様子で太陽熱養生処理をするために
透明ビニールを畑に張っています!

とお伝えしていました。

今回は引き続き8月の様子をお届けいたします。

7月末~8月上旬、まだまだ太陽熱養生処理のために透明ビニールを張り続けていました。

ところが!!!

みなさん今年がどんなお盆だったか覚えていらっしゃいますか?

お盆前あたりから天候が急変し、そこから1週間以上も雨が降り続きました。
全国各地に被害をもたらした大雨・・・。

今年も全く天気が読めません。(泣)

降り続く雨で畑は水溜りに…。
太陽熱養生処理がうまくいかないエリアもありそう…。

スコップを使って水の流れ道を作って少し整備しました。

人参は種蒔き後、発芽までの水やりが最も重要なので、

大量の雨が降る前に種蒔きができていたらベストだったのですが…
どうしても作業的にタイミングが合わず、雨が止んだ合間を縫って種を蒔いたり、
晴れが続いた頃に順次種蒔きをしました。

予測不能な天気との戦いですが、無事に発芽できるように
しっかり水を与えていきます。

その後人参は無事に発芽しました!!

聞いたところによると大雨前に人参の種を蒔いた近隣農家さんは
逆に水分過多で発芽不良だったそうです。

 

何が正解なのか、時が過ぎないとわからなかったりしますよね…。

来月末のブログ更新では9月の畑の様子を詳しくレポートいたします!

寒暖差が激しい気候で体調も崩しやすいですが
お野菜たくさん食べて健康にお過ごしくださいね♪

子どもたちの未来に残したいもの

10月の中旬というのに気温は30度近くまで上昇し、とても暖かい日が続きました。

今週に入ってようやく日中の気温が下がり、秋らしくなってきましたよね。

お散歩がとても気持ちの良い季節になってきました。

とはいえ、こうして毎年のように異常気象が続くと、
環境問題に目を向けざるを得ません。

 

この先の未来に、子どもたちの世代に、
私たちは何を残すことができるのでしょうか。

 

有機農業は農薬や化学肥料を使用しないため、地球環境や
人間のカラダにも害の少ない栽培方法です。

美しい地球をこの先の世代にも残していくために、
私たちができることとしてはまずはこの有機農業をもっともっと

日本に拡めていくことだと考えています。

 

そして、日々の暮らしの中でも地球に優しい選択をし続けることも大切だと思います。

小さなことから、できることから、生き方を変えていきたいものです。

少しだけ話は変わるのですが、ちょっと聞いていただけますか。^_^

有機農業が今以上に発展し、仲間が増えた暁には密かにこんな夢が私にはあります。

それは『農家の子ども食堂』の実現です。

収穫された美味しい野菜を提供する『場』として、未来を担う子どもたちと一緒に
食卓を囲みたいと思っています。

有機野菜は一般的な野菜よりも『高い』というイメージが未だ払拭されません。

大量に生産することを目的とする機械的・工業的な農業ではなく、
農薬や除草剤・化学肥料を使用せず環境に配慮した方法で育てているので
やはり労力や時間などがかかる分相場の値段よりは若干高いのは否めません。

ご家庭の事情や方針によっては一般的な野菜を選ばれることは避けられないことです。

しかし、未来を担う子どもたちにこそ、土壌微生物の力と太陽のエネルギーを
たっぷり浴びた『健康な野菜』を知ってもらいたいです。

小さな頃から美味しい野菜に出会っていればきっと大人になった時でも
食生活に自然と野菜が含まれていくはず。

この経験によって、子どもたちの健康なカラダと心をサポートできる!

と思うのです。

地域のご年配の方々にもご協力いただきながら、昔ながらの日本食を盛り込んだメニューで
日本の伝統なども伝えていきたいですね。

そこでお味噌づくりや漬物づくり、食育紙芝居なども行って、
『農家の子ども食堂』に来るとどこかホッとできるような場づくりを実現したいです。

 

農家を身近に感じてもらったら、その子どもたちの中から
将来有望な農家が誕生するかも!?(⌒▽⌒)

 

子育てがもう少し落ち着いて私自身に余裕がうまれてきた時には
仲間も増えて農園も大きくなっているはずなので、そのタイミングで夢を叶えたいです!!

 

 

今は、とにかく基盤となる有機農業を拡めていくという土台を積み上げていく時期だと思うので、
引き続き農作業をがんばっていきます!!

食べ方を変えたら人生も変わる!?

人参が順調に育っています!

草取り三昧の日々ですが、同時に人参の間引き菜も採れるので
料理三昧の日々でもあります。

人参の葉の佃煮を作りました。

今回は豚肉と一緒に甘辛く炒め煮したのですが、ちょっと子どもには
クセが強くで食べづらいかな?

と思っていたのですが、

息子が大好きでパクパク食べてくれました♪

竹輪を入れたり、ツナを入れたり、大人向けに豆板醤やニンニクなどを
入れてピリ辛にしても良いかなぁと思っています。

人参の葉のチヂミや人参の葉と野菜のかき揚げなども作って楽しんでいます。

気温も落ち着いて来て過ごしやすい季節がやって来ました。

そして何と言っても、食欲の秋♡♡♡

冬に向けて身体が蓄えようとしているのか、食欲増大中です!!( ̄▽ ̄)

しかし、、突然ですが食べている時って、何をしていますか?

『そりゃ食べている』

と答えが返って来そうですが…

食べ『ながら』何かしていませんか?

テレビを見ながら…

スマホを見ながら…

雑誌や新聞を見ながら…

ついつい何かを”しながら”食べてしまうことってありますよね。

実は、食事をしている時に他のことに気を取られていると、食べることで得られる幸福感や
満腹感に対して鈍感になってしまうそうです。

それに加えて、食べること以外にエネルギーを使ってしまい消化吸収が
スムーズに行われないため、気づかないうちにストレスがたまったり、
食べ過ぎたりしてしまいます。

そこで今回は「マインドフル・イーティング」と呼ばれている心身の健康に繋がる
『食べる瞑想法』についてご紹介します。

■マインドフルネスとは?■

ストレス対処法の一つ!!

「マインド(心、頭、内面、精神)で満ちた状態」を意味します。

目を閉じて深く呼吸をしながら、意識を自分に集中させて心身の状態に
気づいていきます。

そして、継続する中で自己コントロール能力が高まっていきます。

■マインドフル・イーティングとは?■

「食べる瞑想」とも呼ばれていて、簡単に言うと「食べるという作業に意識を集中する」
ということです。

アメリカの大学の研究では、「マインドフルに食事をする人は体脂肪が少ない」
という結果が出るなど、ダイエットにも効果があるとされています。

やってみよう!

◎マインドフル・イーティング◎
5つのポイントがあります。

ごはん一口、おかずの一口だけでもまずはやってみてくださいね!

1. 五感を使って食べ物を観察する

色は?形は?香りは?触った感じは?食感や味は?噛むとどんな音がする?
感覚に意識を向ける!

2. 旬のものを食べる

その時期にとれるものは何より美味しい。
目を閉じてその食材が育った大地や生産者、太陽や土、空を想像してみる!

3. 食べ物に感謝する

食事の前、中でも感謝する時間をとる!
幸せを感じるように努めることで、体にも心にも食べ物の栄養が行き届きやすくなります。

4. 時間をかけて食べる

ゆっくりと時間をかけて食べることで、食べ過ぎを防ぎ、より高い満足感を得られる!
座ってゆっくりと食べましょう。

5. お腹が空いた時だけ食べる

満腹感を少しでも感じていると、食べ物への感謝や食べることへの集中力が持続しない!

以上の5つです。

食習慣が改善されることで、お腹が空いた時だけ食欲が湧くようになって間食も減っていきます。

さらに、集中力が上がることで、仕事の効率アップやストレス解消にもつながりますよ♪

7~8年前、農園でお米を育てていた頃。収穫したお米で玄米おにぎりを作って
マインドフルイーティングをするイベントに参加させてもらったことがあります。

おにぎりを噛めば噛むほど甘くなって、美味しくて、
気がつくとなぜかわからないですが涙がポロポロ流れていました。

食べることに意識を集中すると『命』の廻りを思わずには
いられなかったんだと思います。

こういった時間も大切ですね…。

ぜひ、マインドフル・イーティングを試してみてくださいね!!

除草剤を使わずに草を減らすワザ

皆さんのお住まいの地域には彼岸花は咲いていますか?

お彼岸を迎える頃になると一斉に咲き始める彼岸花。

私たちの住む知多半島には有名な彼岸花スポットがあります。

児童文学作家 新見南吉氏の故郷でもある半田市に流れる矢勝川沿い一面に
今年も咲いていました!

実はこの時期に訪れたことはこれまで一度も無かったのですが、
今年はようやく見に行くことができました!

素晴らしい景色と凛と美しく咲くお花たちに感動しました。

いつもの畑の景色も素晴らしいものですが、お花が一面に咲く景色は
また一味違うものがあります。

今から来年が楽しみです♡

さて、今回はにんじん成長記をお届けします!

当農園では主に人参を栽培しています。

農場長が農業を始めるきっかけになったのが研修先でとっても美味しい人参を
食べたことなんです!

人参はとても栄養豊富な野菜です。

この野菜を育てたい!

多くの方々に届けたい!

この一途な想いで栽培を続けてきました。

今年も7月あたりから栽培が本格化しました。

毎月月末のブログ更新で育っていく様子を後追いにはなりますがレポートさせてください(^^)

【7月のにんじん畑の様子】

梅雨が明けて太陽の光がカラダに突き刺さるほどジリジリし始めた頃、
毎年必ずこの作業がやってきます。

人参が育つ土のベット(畝)に透明ビニールをかけて雑草の種や不要な菌を消滅させる
「太陽熱養生処理」を行います。

◎太陽熱養生処理とは◎

太陽熱と微生物の繁殖力を活用して以下三つの効果を生み出します。

1)病害虫、雑草を抑制

2)土がふかふかになり、根が張りやすくなる

3)保肥力向上及び水捌けが良くなる

人参が芽を出し成長する時期はまだ暖かく、雑草もぐんぐん生えます。

この太陽熱養生処理によって除草剤を使わずに雑草の量を少なくできるので、
この作業はとっても重要です!

その上、土がより豊かになるので人参の発育にも良いんですよ♪

こうして綴っていると、暑かった夏の日のことを思い出します…

今年はまだ涼しい夏だったのでわりと日中の作業も進みました!

そして、汗をかくのでこの夏はちょっと痩せました\( ˆoˆ )/笑

来月末のブログ更新では8月のにんじん畑の様子をお届けしますね!

楽しみにお待ちください♪

 

 

 

誰もが知るアニメヒロインの金言

人参の種蒔きがようやく終わり次々と発芽してきました。

お盆前後の長雨によってスケジュールが立て込んでしまいましたが、
何とか間に合いました!*\(^o^)/*

最近、土壌微生物の勉強のために本を読んでいます。

その中でハッとさせられる言葉がありました。

『土に根を下ろし 風とともに生きよう

種とともに冬を越え鳥とともに春を歌おう

どんなに恐ろしい武器を持っても 沢山のかわいそうなロボットを操っても

土から離れては生きられないのよ!』

これは有名な宮崎駿監督の傑作長編アニメ映画『天空の城ラピュタ』の
クライマックスシーンで主人公のシータが叫ぶ言葉です。

核心をつく言葉…ですよね。

“土からは離れては生きられない”

まさにその通りで、豊かな土壌のおかげで美味しい作物が育ちます。

この豊かな土が無ければ私たちの健康な人生は有り得ないのです。

シータの金言を受けてこの先の未来にも、引き続き
豊かな土壌で作物が育つように努力して、豊かさをまもっていきたいと強く思いました。

さらに、その先にはSDGsで掲げられている目標の以下二つが関係してくると思っています。

1『貧困をなくそう』

2『飢餓をゼロに』

私たちは豊かな土壌を守るために微生物の活動を著しく低下させてしまう
農薬や化学肥料を使わない土壌づくりを実践しています。

近年、未来に予想される食糧不足を見据えて、持続可能な農業を考えていく
必要があると言われています。

自然ありきの農業ですので、持続可能にする為には当然、地球環境に負荷がかからない
栽培方法で進めていく必要があります。

その点、私たちが行う有機農業は農薬や化学肥料を使用しないため、安心です。

ただ、病害虫の問題や雑草の管理など一般的な農業以上に労力や時間がかかります。

だからこそ、
自然の力を最大限に活用して何とか栽培が成功するように常に知識と技術向上は必須です。

どんな土地でも工夫して作物を育てられる有機農業の知識と技術は
未来の貧困を無くし、飢餓をゼロに近づける、まさに最前線の農業のあり方と
言えるのではないでしょうか。

自分たちで言うのもなんですが、

かっこいいですね!!!!(照れ笑)

みんなで力を合わせて一つ一つ、がんばって実現していきますね!

ネバネバ野菜でパワーアップ

9月に入ったら一気に秋になってと~っても過ごしやすくなってきました♪

朝晩は一枚上から羽織りたくなるほどです!

 

突然ですが、夕食のメニューを考えることが億劫になったことはありませんか?

そして、そんな時、とりあえずこれを作れば自分は楽で家族は喜ぶ!

というメニューなどありますか?

 

我が家では、そんな時は

『お好み焼き』か『手巻き寿司』

というのがお決まりになってきました(^o^;)

はい、焼くだけ、切るだけ、巻くだけです。笑

 

先日、出荷できないオクラが大量にあったのでなんとか消費したい!

と思って思いついたのが、『オクラ入りお好み焼き』でした。

オクラを茹でて、ミキサーにかけるとまるで緑の長芋をすり下ろしたような
食べ物になりました。

このような感じです。(綺麗な緑です♡)

 

これをそのままお好み焼きの生地に混ぜ込んであとはいつも通り具材を入れて
普通に焼くだけです。

 

これが、もうフワッフワで完全に長芋の代わりになってくれました。

ミキサーにかければ体への吸収も良くなるので
とても健康的なお好み焼きができました!

 

 

これで毎年夏はオクラ入りお好み焼きが我が家の定番になりそうです!

さて、今回はその『オクラ』を用いた新しい健康習慣をご紹介致します!

 

題して、
【オクラ水で新健康習慣!!】

オクラと言えば、夏野菜を代表する野菜の一つ。
サラダや和物、炒め物や天ぷらなど、様々な調理を楽しめる食材ですが、
オクラをそれらの使い方だけに留まらせていたらもったいない!!

水に浸しておくだけで驚くべき効果を期待できるのです!!

●オクラ水とは…?●

オクラを一晩水に浸けるだけでできる『オクラ水』。

これを飲むだけで血圧や血糖値が正常化したり腰や膝の痛みが改善したり
と驚きの結果が出ていると言われています。

●オクラ水の三大効果●

1.血液がサラサラに!

動脈硬化が改善する点が最大の特長です。

血管がしなやかになり、ドロドロ血液を解消します。

高血圧はじめ、目眩やアトピー、腰や膝などの痛みにも効果的!!

2.血糖値を抑える!

ネバネバ成分である水溶性食物繊維が豊富。

これが体内で余分な糖分を包み込み、急激な血糖値上昇を抑えます。

3.腸内環境を改善!

2.で示した水溶性食物繊維は腸内で善玉菌のエサになります。

その結果善玉菌が増えて腸内環境が整います。

●オクラ水の作り方●

【材料】

生オクラ…5本(冷凍したものはNG)
水…100~180ml

【作り方】

(1)
オクラのヘタを切り落とす。

(2)
瓶やコップに(1)の切った部分が下になるように入れ、
オクラが浸るくらいまで水を注ぐ。

(3)
フタやラップをして冷蔵庫で8~12時間ほど置いたら完成!!

オクラを取り出してその水を飲んでください♪

 

【ポイント】

◆朝に1日1~2杯を目安に飲むこと。

◆余ってもその日のうちに飲みきること。

◆冷えたままか常温に戻して飲むこと。
湯を足して人肌に温めてもOK。加熱と冷凍はNGです!!

◆そのままが飲みにくい場合は出汁や黒酢、メープルシロップや
オリゴ糖などを加えて飲むと良いそうです。

オクラの風味が少し感じられてとろっとしたお水になります。
高血圧の私の母にもお勧めしました♪

こういった野菜の素晴らしい力を健康的な人生に活かしていきたいものです!