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畑のアスリート

今年も掘り立て人参の
ご注文をたくさんいただきまして
誠にありがとうございます!


今年も美味しく育っていますので、

ぜひ旬の時期にたくさん召し上がってくださいね!

我が家も毎日人参食べています。

 

さて、本日は時は遡ること、
10月のにんじん畑の様子を
お届けします。

 

 

10月になると、
気温が下がりようやく
秋らしくなってきました。

 

人参は盆が明けてから
9月の中旬頃までに
種を蒔くのがセオリーです。

 

実は暑さが苦手な人参。

 

今年は9月の残暑が厳しかったので
発芽不良が起きた圃場もあり、
種をまきなおしてカバーしました。

 

今年は全国的に気温が高く、
干ばつや高温障害がでた地域も
あると聞いています。

 

このような激しい気候変動は
人間にとっては辛いことが
ほとんどですが、
だからこそ、作物が普通に育って、
お腹が満たされるほど
食べられるという日常が
本当にありがたいと実感できます。

 

そんな中、スクスクと育った人参が
間引き段階に入り、
近隣の直売所限定で
葉付きミニ人参を出し始めました♪

 

出品すると
すぐに完売してしまうほど
好評で嬉しい限りです。

 

我が家では食欲が増す秋に、
必ず食べないと気が済まない
「人参の葉のかけ揚げ」
を作りました。

 

小海老とゴボウと人参の葉で
最高に美味しいです!

 

そして、こんなエピソードが・・

 

農場長はアスリート!?

 

近隣の農機具屋さんの担当者さんと
お話しする機会がよくあります。

 

ある日、
人参の種まきをしている時に
たまたま来訪された担当者さんが
農場長を見て、
「まるでアスリート!
これできたらこれから何でもできますね!!」
と興奮気味に叫んでいました。

 

というのも、
広大な土地を手押しの
種まきゴンベエという
器具を使って何往復も
していたからです。

 

 

「昔使っていた機械を貸すから
試しに使ってみるといいよ」

 

というお声もいただけた様で
皆さんの優しさに感動しました。

 

農家さんはそれぞれ知恵を絞って、
時に手作りで作業機械を
作ったりしています。

 

そんな先人たちの努力を
もっともっと知っていき、
作業効率化をこれからも
図っていきたいと思っています!

 

最後までお読みいただきまして
誠にありがとうございます。

 

 

 

稲は一体、何変化!??

今年は、お米栽培の規模を広げて
力一杯注力した年となりました。

一般的なお米栽培では、
農薬や除草剤の使用が
当たり前です。

「農薬と除草剤を使用しないで
お米を育てています」

と言うと、
「ようやるね〜(よくやるね)」

とほぼ100%の方から言われます。


それくらい、

農薬と除草剤を使用せずに
お米を育てることは「とても大変」と
農業関係者なら口を揃えて言うでしょう。

そんなお米は、時代を遡って
考えると、日本人の命を
紡いでくれた尊い存在だと言うことが
わかってきます。

今日は、

「稲」から生み出される豊かな資源

についてお話ししたいと思います。

「お米」は、ご存知の通り
「稲」から収穫されます。

稲はイネ科の栽培一年草で、
その種子が米です。

お米部分だけでなく、
ヌカやもみ殻、
ワラなどは日本の文化に
無くてはならない様々な
資源として活用されています。

——————————
白米になるまでの流れ
——————————

田んぼに植えた苗が
成長・成熟すると、
穂から「もみ」が実る。

  ↓

収穫期に刈り取られると、
もみ」は脱穀(だっこく)される。

  ↓

くきや葉の「わら」の部分が
取り除かれる。

  ↓

もみすり過程で
「玄米」と「もみがら」
に仕分けされ、
この玄米が精米されて
「精米(白米)」と「ぬか」に分かれる。

そして、
精米までの工程で分かれる
「わら」「もみがら」「ぬか」
なども生活に役立つ資源
として活用されています。

 

↓↓↓↓↓

 

======

======

ご飯、赤飯、もち、団子、
煎餅、おこし、酒、甘酒、
醤油、酢、玄米茶、味噌など

 

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ぬか
======

飼料、発酵材料、肥料、
石鹸、化粧材、菌床など

 

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もみ殻
=======

農業の肥料として、
もみ殻薫炭、燃料など

 

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わら
=======

飼料、肥料、縄、田原、
畳、壁材、屋根材、草履、紙、燃料など

 

「もったいない精神」が
生み出す素晴らしい文化

今から300年ほど前の江戸の町は、
人口100万人を超える
大都市だったそうです。

 

しかし、利用できる資源は
限られていたため、
人々が当たり前のように
「もったいない精神」を持ち、
ものの形がなくなるまで
有効活用していたといわれます。

 

稲の有効活用はまさにこの
「もったいない精神」が
生み出した文化と言えるのではないでしょうか。

 

現代の私たちも
先人たちの知恵を受け継いで、
また次の世代にもしっかりと
この素晴らしい文化を継承していきたいものです。

 

 

 

 

追い風の有機農業

年末ムードが漂ってきました。

12月の土日はやることが
多くてなぜか気忙しいです(^o^;)

少し休憩できる時にぜひお読みください♪

さて、今日は今話題の
『みどりの食料システム戦略』
について少しだけお話ししたいと思います。

知っていますか?
みどりの食料システム戦略

 

 

日本の年平均気温は100年あたり、
1.28度の割合で上昇しています。

2020年の日本の年平均気温は
統計を開始した1898年以降
最も高い値だったそうです。
(2021年は過去3番目に高い値)


また、農林水産業は

気候変動の影響を受けやすく、
高温による品質低下などが
既に発生している地域もあります。


さらに、

全く雨が降らないと思いきや、
一気に1時間の降水量が
50mmを超えるなど
雨量の大幅な偏りが起きています。


自然災害の影響を

最も受けやすいため、
ますます厳しい農林水産業ですが、
生産者の減少や高齢化も深刻な問題です。


これらの問題に向き合うべく、

令和3年4月に策定された政策、
それが「みどりの食料システム戦略」です。


自然環境が崩壊してしまったら

作物は育てたくても育ちません。


持続不可能になってしまいます。


環境負荷を軽減し、

持続可能な農業になり得る
有機農業を、国をあげて
推進していく時代に突入しています。

————————————-
みどりの食料システム戦略
2050年までに達成したい
農業生産分野の目標
————————————-

(1)
農林水産業のCO2排出
ゼロエミッション化の実現


(2)

化学農薬の使用量を50%低減


(3)

輸入原料や化石燃料を
原料とした化学肥料の
使用量を30%低減


(4)

耕地面積に占める
有機農業の取り組み面積の
割合を25%(100万ha)に拡大


▼詳しく農林水産省のHPをご覧ください。

https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/

****

当農園はもともと、
農薬や化学肥料を使用しない
農産物の栽培をしていますので、
それほど大きく変える要素はありませんが、

一般栽培を行なっていて
意識の高い農家さんは
少しずつ環境保全型農業へと
シフトチェンジしていると聞きます。

———————————–
求められる時代だからこそ、
生産力をしっかりとつけていく
———————————–

有機野菜は高価という
イメージが強くあると思いますが、
それにはしっかりとした
理由があります。


農薬や化学肥料を

使用していないため、
一般栽培よりも手間暇がかかり
土づくりにも時間をかけていて
栽培方法が全く違うからです。


有機農業を今後社会的に

広めていくためには、
生産者と消費者・事業者等が
手をとり合って実現していく
流通の仕組みが必要だと感じています。


私たちははとにかく

生産能力向上に努めて、
美味しくて安心安全な
野菜をお届けできるよう
励みたいと思います!

手がかかる子ほど可愛い・・!?

段々と朝晩の冷え込みが
グッと強くなってきましたね。


それでも日中は

陽の当たるところであれば
ポカポカして気持ちが良いです。


とはいえ、

寒暖差が激しいので
ご体調には十分に
お気をつけくださいね!


さて、今日は月末のブログ

なので、にんじん畑成長記を
お届けします。


時は遡ること・・・

9月のにんじん畑の様子

9月も引き続き、
人参の種まきが続きました。

 

今年は本当に『酷残暑』
と表現するのがぴったりなくらい、
9月に入っても日中の気温が高温でした。

 

だんだんと「毎年の気候」の
常識が通用しない気候
となってきているような気がするので、
しっかりとその気候変化にも
対応できるように
対策をとっていくことが
必要だと感じた9月でした。

 

そんな中、人参の芽が無事に
顔を出してくれると
本当にホッとして思わず
ヨシヨシと撫でてあげていました。


【重要な草取り作業】

当農園の栽培方法は、
農薬や除草剤を一切使用しないため、
除草作業は欠かせません。

7月から8月にかけて行ってきた
「太陽熱養生処理」を行ったとしても、
どうしても退治できない種類の
草があるのです。

 

9月はまだまだ暑い日が続くため、
草の勢いが強いので
急いで除草を行っていきます。

ここでちょっとだけ
ミニ講座です♪


題して、

教えて!農家さん!
なぜ草取りが必要なの?


人参は草とともに育ちます。

そして、
通常の一般栽培では
除草剤を使用しますから、
草取りの手間はありません。


しかし、当農園では使用しないため、

「太陽熱養生処理」を行った上で、
それでも生えてくる雑草を
抜いていく必要があります。


なぜ除草が必要か?というと、

草に覆われたままだと、
人参の芽に日光が当たらなくなり、
徒長(とちょう)してしまい
その後の生育に悪影響だからです。


また、草に害虫がよってきたり、

風通しの悪さを引き起こす
原因となるのです。


人参の初期生育には

適度な日光と程よい水分が
必要なので草の管理はとても重要です。

 


農薬や除草剤・化学肥料を
使用しない有機農業は
手間がかかりますし
土づくりにも時間がかかります。

 

しかし、その分安心できて
味にもご満足いただける農産物が
生産できると実感しています。

 

これからも、生産者としての
歩みを皆さんにご報告していきますので、

一緒に農産物を育てているような
お気持ちを楽しんでいただけたらと思います。

 

【写真に驚愕】美味しいお米のために、草を担ぎ出す

日が暮れるのが早くなり、
農作業は17時くらいまでが
限界になってきました。


これからの季節、

気温がグッと下がり
師走に向かって殆どの方が
忙しくなるので車の移動や
徒歩での移動でも事故などには
十分にお気をつけくださいね!

さて、今日は時は遡り、
9月の田んぼの様子をレポートします!

9月の田んぼの様子

⚫︎稲刈り直前の除草作業⚫︎

今年は9月に入っても
真夏のように暑い日が続きました。

お米が輝く黄金色になった
タイミングで収穫です。


その収穫の前に

最後にもう一度
全ての田んぼを周り、
大きくなりすぎた草や
細かい草も手で刈り取り、
田んぼの外へ出す・・
という作業を行いました。


写真をご覧いただく通り、

草がまるで稲のように
長く育っているため、
肩に担いで田んぼの外に出しています。


農薬や除草剤を使用しない時代は

皆こうして草の管理をして、
なんとかお米の生育を守り、
たくさん収穫できるように
努力されてきたんだなぁと
身をもって実感しています。


諸々の作業の大変さを考えると、

農薬や除草剤に頼ってしまいたくなる
気持ちもわかる気がします。


しかし、その一線を越えないのだ!

という決意のもと、

収穫まで辿り着きました。


⚫︎収 穫⚫︎



黄金色になってきた
タイミングで記念撮影♪


収穫機でお米を収穫していきます。

稲を刈り取りながら
ワラの部分を粉砕して
田んぼに拡げていきます。

このワラをしっかりと
来春までに土壌へ分解できるように
10月に入ったら乳酸菌を撒いていきます。


お米は春から栽培が始まると

捉えがちですが、
有機農業の場合、
年間通して田んぼの状態を
しっかりと見守り、
適切なタイミングで
ケアをしていくことが
来年の収穫に大きく影響してきます。


人間が働いていなくとも、

常に土の中の微生物たちは
24時間働いてくれています。


農業をやっていると、

そんな自然界の働きがあるおかげで
私たちは生かされているのだと実感します。

 

 

 

 

美味しい野菜の循環

秋冬の季節となり、
根菜類も旬を迎えて
煮込み料理や
鍋料理などが楽しみですよね。

 

農家になる前は、
野菜のおいしさの違いが
よくわかっていませんでした。


ところが、
毎年農園で栽培される
野菜を食べ続けていたら、
その味に舌が慣れていき、
おいしいかそうでないかが
ハッキリと感じられるようになりました。

 

おいしさの基準は
人それぞれあると思いますが、
美味しく感じるポイントは
『旨み』があるかどうかだと思います。

 

有機野菜は「味が濃い」と
よく言われますが、
「旨みがある」とも言い換えて
表現できるかもしれません。

 

それもそのはず、
野菜は栽培の仕方で
味が全く異なるのです。

 

どういうことかと言うと・・・

 

ここからが大切なお話です。

 

=============
農薬や化学肥料に頼る栽培
=============


▪️化学肥料を使用した土壌

化学肥料や農薬を使用すると
土壌微生物が減少してしまう
と言われます。

土本来の力が発揮されていない状態。

 ↓

▪️必要になる農薬

化学肥料の力で極端に大きく
育てたり、収穫量を上げるので
土壌環境バランスが崩れ、
病害虫が発生しやすくなると
言われています。

だからこそ、必然的に
農薬が必要になってきてしまいます。

 ↓

▪️昔の野菜と比べ下がる栄養価

栄養価が低く、
エグ味があり、棚持ちしない
野菜ができることが多いのです。

 ↓

▪️子どもが嫌がる野菜に・・

子どもは特に味覚が敏感です。
野菜が苦いので嫌いになってしまう
きっかけに・・。


土壌の持つ力を最大限に発揮させる
栽培方法を実践すれば
野菜はもっともっと美味しく育ちます。

私たちの行う有機農業では、
次のような循環が起きています。

 

==============
土の力を最大限に引き出す栽培
==============

▪️丁寧な土づくり

野菜作りをしてくれるのは、
土中の微生物等です。

毎日がんばって働いてくれている
土壌微生物を労い、
活発化しやすい環境を整える
土づくりを行います。

具体的には化学肥料は使用せず、
自然資源を使用した有機肥料
をベースとし時間をかけて行う
土づくりです。

 ↓

▪️必要にならない農薬

土壌環境を良くする視点で
土づくりをしておけば、
野菜の根や葉や茎は強くなります。

つまり、
病害虫の被害を受けにくい
強い野菜に育つため、
農薬が必要ありません。

 ↓

▪️栄養満点な野菜が育つ

農薬や化学肥料などを
使用しないため、
栄養価が高くて、
雑味やエグ味の少ない
美味しい野菜が育ちます。

 ↓

▪️子どもたちが喜ぶ野菜

野菜に甘味と旨みがあるので
味に敏感な子どもたちも
パクパクモリモリ野菜を食べて
笑顔が増えて健康になります。


栽培方法によって
実る野菜の味や栄養価も
違ってくるということなのです。

 

一度食べると忘れられないほどの
野菜の味を毎年更新していき、
飛び抜ける美味しさを
多くの方に感じていただけるよう
日々努力を重ねていきたいと思っています。

 

命が芽吹くには欠かせない水

10月も日中はポカポカ
良い天気ですね!

 

今年はスーパーエルニーニョ現象が
起こると言われています。

 

いわゆる、暖冬になりそうだ
ということですが、
これは2015年以来のことで
当時の様子をニュースの映像で
見たのですが、
2015年12月の東京の気温が
23度を記録していたそうです!

 

映像の中の人は半袖の人もいました。

 

また、深刻な雪不足で
冬のレジャー施設などは
甚大な影響を受けたそうですね。

 

今年の気象を注意深く
気にしながら、人参栽培に
尽力したいと思っています!

 

さて、今日は
8月のにんじん畑の様子を
レポートします!

 

太陽熱で雑草の種を焼く


8月に入ってからも
人参用の圃場にビニールマルチを張って、
太陽熱養生処理を行っていきました。

スタッフのみんなが
毎日田んぼや畑で一生懸命
作業をしてくれたからこそ、
計画通りに進めることができました。

 

途方も無く思える作業でも、
みんなの力が合わされば乗り越えられます。

 

人参種まきと発芽

 

8月は太陽熱養生処理が
終わった圃場から人参の種まきが
始まります。

 

人参の種まきは
お盆明けから順次進めていきます。

種をまいたら発芽するまで
毎日欠かさず水を与えて
とにかく発芽を成功させるために
水管理を徹底します。

 

発芽は人参栽培の成功の分かれ道、
第一関門と行っても過言ではありません。

 

とにかく種からしっかり芽が出るように
毎日水管理しながら
「スクスク育ってね〜!!」
と声をかけ想いをかけていきます。

 

▼人参の発芽の様子

 

お客様の声で力がみなぎります!

Farm&Storyさんから
奇跡の人参ジュースや
お野菜のお喜びのお声が届くと
真っ先に読んでいます!

 

闘病中や病後回復期に
食欲が無い時でも
「奇跡の人参ジュースなら飲みやすい」
と仰っていただいたり、

お子さまの野菜摂取のサポートとして
毎日人参ジュースを
お飲みいただいていたり、

多くの方の身近な健康サポーター
として野菜たちが頑張ってくれている
ことを感じられて本当に嬉しいです!!

 

太陽や土のエネルギーを
たっぷり蓄えた野菜たちのパワーは
底知れないものがあります。

 

これからも人参やお米をはじめ、
美味しい農産物をお届けできるように
どんどんパワーUPして成長していきたいと思います!

 

 

 

徹底した除草が栽培の要!

先週から金木犀が咲き始め
と〜っても良い香りに包まれている
我が家のお庭です。

 

秋って、なんか良いですよね♪


農園ではお米の出荷準備も

進めつつ、人参の草取りが
続く日々です。


気候がとても過ごしやすいので

なんだか体の力も良い具合に
抜けていく気がします。


さて、今回は、米栽培の

8月の様子をお届けしたいと思います。


▼8月の田んぼの様子

稲と台風

8月に入ると稲穂が頭を
垂れるようになってきました。

 

稲の実りに心躍らせてワクワクしつつ、
8月に日本列島を襲った台風に
ヒヤヒヤしながらも、
なんとか持ち堪えてくれて本当によかったです。

 

台風が近づくと一晩中眠れないほど、
田んぼや畑が心配で精神的に辛くなります。

 

しかし、自然災害は誰しもが
避けては通れない道です。

 

特に農業は自然の力を借りて
成り立つ職業でもあるので、
文句は言えません・・・。

 

とはいえ、毎年ヒヤヒヤしています。(^^;)

 

収穫直前の除草作業

8月に入ると、
稲の高さも最大になり
除草作業もより一層大変になります。

 

しかも、この時期に
ニョキニョキ生えてきて、
放っておくと木のように硬くなり、
間違って一緒に収穫すると
収穫機を壊してしまうほどの
草があるため、除草は必至です。

 

硬い草なのでカマを使って除草します。

 

カマで指を怪我してしまうこともしばしば・・。

 

十分に注意しながら
稲をかき分けて除草していきます。

 


 

農薬・除草剤を使用しない
栽培はお米も野菜も草管理に
時間と労力がかかりますが、
それだけ目をかけ手をかけ
お世話するので食べ物のありがたみを
実感できます。

 

来月は9月の田んぼの様子をお届けしますね!

 

 

 

 

秋から始める温活の極意

ようやく秋ですね!(^^)


寒い季節が好きな私としては

ワクワクが止まりません♪


しかし!!

夏の疲れが出やすい季節でもあるため、
今のうちに対策をしておくと良いかもしれません.


=============

夏バテならぬ秋バテ!?
夏の疲れがまだ取れない方に
温活のススメ
=============

疲れやすくてだるい、
食欲がなく胃もたれがある、
寝付きが悪く朝スッキリ起きられない、
一日中眠い・・・。


もしかしたらそれ、

「秋バテ」かも知れません。


秋冬は夏の疲れや寒暖差の影響で

冷えが原因の不調が起きやすい季節だそうです。


本格的な秋冬に向けて

今から温活を意識して
カラダを整えていきましょう!

 

1.運動

朝夕の涼しい時間に1日10分から
ウォーキングを始めてみませんか?

筋肉量が増えると体が熱を作り出します。

特に有酸素運動がおすすめ!

 

ウォーキングは
下半身を鍛えるためには
とても有効な運動なので、
季節ごとに移り変わる景色を
観察しながらお散歩する時間を楽しみましょう。

 

慣れてきたら1日最低20〜30分
歩くと良いそうです。

 

2.呼吸


日々、家事に育児に仕事に・・と、

忙しくしていると無意識のうちに
呼吸が浅くなりがちです。

1日3分でも5分でもいいので、
下記を参考に深い呼吸(腹式呼吸)を意識しましょう。


仰向けに寝て、鼻から息を吸うとともに
お腹を膨らませ、ゆっくりと細く長く
口から息を吐いてお腹を凹ませます。

この呼吸を何回も繰り返していくと
体に酸素を多く取り込めてリラックスしていきます。

 

3.食事

 

カラダを温めてくれる食材の王様!
ズバリ生姜ですよね!

 

血行促進や新陳代謝を高めてくれて
ダイエットにも嬉しい食材です。

 

私は『奇跡の人参ジュース』に
すり下ろし生姜を入れて温めて飲む!

という飲み方にハマっています!

 

生姜がピリッとした感じがクセになります。

 

以上が温活の基本です。

 

他にも40度ほどのお湯に
最低3分浸かってカラダを温めたり、
寒暖差に対応できるように
羽織りものを一枚持って出かけたり、
頭寒足熱を意識してレッグウォーマーなどを
活用してカラダもココロもポカポカしましょう♪

 

 

 

 

 

農薬や除草剤の代わりに使うもの

先日、畑近くの85歳の農家さんと
お話しする機会があった時、
おっしゃっていました。

「今年のような気候は
生まれて初めてや。」

・・・と。

残暑が厳しく、9月になっても
気温が高く、台風もほとんど発生しない。


こんな年は初めての経験だそうです。

ようやく10月に入ると
気温も下がるそうですが、
今年の夏は本当に長いです・・・(^^;)

こういう季節の変わり目こそ、
リラックスできる時間を作って
どうぞご自愛くださいね。

さて、
今日は月末の更新なので、
7月のにんじん畑の様子をお届けします!!

7月に入り、気温もグンと上昇したので、
緑肥が一気に大きく成長していました!

緑肥の根は、
トラクターなどでは耕しきれない
土の深いところまで突き抜けて
耕してくれるので、
天然トラクターと言っても過言ではありません。

そして、
緑肥が大きく育ってから細かく粉砕し、
少し乾燥させて土にすき込んでいきます。

そのすき込んだ草が
今度は土壌中の微生物のエサとなり、
微生物はもっともっと
土を良くしてくれる様に一生懸命に働いてくれるのです。

人参栽培成功の秘訣
太陽熱養生処理

人参が育つ圃場を順番に周り、
透明ビニールマルチを張っていきます。

太陽の熱が厳しくなる
この時期にしかできない作業なので、
とにかくテンポよくスピード重視で
人参栽培用の全ての畑で作業していきます。

畝(うね)にビニルマルチを張り、
そこへ太陽の熱が加わることで土が高温になり、
殺菌消毒効果が期待できる他、
何より土壌の発酵分解を促すので
フカフカな土へと整えてくれる効果もあります。

そして、
この太陽熱養生処理が成功すると、
人参の種をまいた後の草取り作業が
激減するので、なんとしてでも
成功させたいとても重要な作業です。

動物などが
ビニールに穴を開けてしまうと成功しないため、
毎日の見回りチェックも欠かせません。

*
*

農薬や除草剤を使用しないですが、
夏の草管理はとても大変です。

だからこそ、できる限り生えてくる草を
少なくするために必要な作業のご紹介でした!

これをしたとしても、
生えてくる草はあるので、
自然とは、やはりたくましいなぁと思います。(^^)