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思い出のにんじんアルバム

先週の節分の日に豆まきはされましたか?

我が家では息子(2歳)が生まれて初めて本格的な豆まきをしました。

本格的と言っても、私が鬼役で玄関から入ってきて
父親と一緒に『鬼は外~!』

と豆をまく、普通のやり方なのですが。(^^;)
鬼を退治できて息子は誇らしげでした。

そして、恵方巻ではないですが、ちらし寿司を作ってみんなで食べました。
にんじんの形を表してみました♪

【にんじん畑 通信】なのでにんじんのお話がメインなのですが、
にんじんにんじんと、にんじんしか出てこないので、
皆さんがにんじんを嫌いになってしまわないか?

と、少々心配ですが今日もにんじんのことをお話しさせてください(^o^)/

当農園のにんじんの生育を『にんじん成長記』で綴ってきました。

前回のブログでは11月の様子をお伝えしています。
次回12月(最終)の様子をアップする予定です。

その前に、ダイジェスト版として2020,6~11月のにんじん畑の様子をまとめてみました!
2020年度のにんじん成長記録を共に振り返っていけたらと思います。

●6月:あえて草を生やす土づくり

2019年度度重なる豪雨の影響で一部の畑が水没。
この苦い経験をきっかけに「水はけ」の良い土へと土壌改良を決意しました。
あえて草の種を蒔き、土の深いところまで根を張らせて土の中を耕す作戦。

●7月:長~い梅雨

2020年の梅雨は本当に長かったです。
6月に蒔いた草の種が発芽してからこんなにも成長!!
梅雨が明けないことには次に進めないので早く明けないかな?
とヒヤヒヤしていました。

●8月:肝心要の種蒔き

8月ようやく晴れが続き、『太陽熱養生処理』という太陽の熱で土を改良していく方法で
土づくりが完了。
そして、ようやく人参の種蒔きへ。蒔いてからから1週間は水やりが欠かせません。
芽が出ますように!!!

●9月:芽が出た!!

この芽を確認するまでソワソワドキドキ心配と期待が心の中でグルグル回り続けます。
でも2020年もこの芽を見られて本当に良かった!!
感動しました。

この後、鬼の草取りが始まるのですが・・・

●10月:草取り&間引き

夏~秋にかけては草の成育の勢いがすごいのです…。
人参の芽が草に負けてしまわないように1本ずつ除草していきます。
同時に間引きをして人参同士の間隔を空けていきます。

●11月:成育見守り

割と暖かい秋でした。
なので人参も引き続き元気にグングン大きくなっていきました!
間引いた葉付き人参を近隣の直売所にて販売しました!

12月以降は収穫です。

寒さが深まっていけば行くほど人参が甘くなり、旨味も増しておいしくなっていきます♪

次回は12月の収穫の様子をお届けできたらと思っています!

それでは、また次回を楽しみにお待ちください(^_^)♪

機械では耕せない場所も耕せちゃうスゴイもの

先日、愛知県では久しぶりにまとまった雨が降りました。

雨が降ると人参の収穫は雨に打たれながらで少しやりにくかったですが、
畑の場所によっては雨が降って少し土がふやけた方が抜けやすかったりします。

それに、11月ぶりのまとまった雨でしたから、草木や花、野菜たちも嬉しそうでした。

”雨は花の父母”

ということわざがあります。

花にとって雨は、養い育ててくれる父母のようなものだという意味です。
野菜も同じで、水が無ければ美味しいお野菜が育ちません。

人間はついつい自分たちの都合の良い『晴れ』を好み、
雨を嫌がってしまうことが多いですが、この雨で成長している生き物たちも
いるんだなと気づけたら、雨の日の鬱々とした気持ちも
晴れていくのかもしれません。(^_^)

私たち人間も雨が降らなければ生きてはいけませんから♪

さて、月に一度、当農園のにんじん畑の様子を
レポートしています。

先月のレポートでは10月の様子をお伝えしました。
人参に風や日光が当たるように一本一本草を抜いたり、間引きをし、
人参がしっかりと育つようにお世話をしています!

と、報告させてもらいました。

今回は続いて11月のにんじん畑の様子をレポートします。

==== 11月のにんじん畑の様子 ====

2020年は晩秋にもかかわらず、暖かい日が続きました。

夏が短かった分、秋の暖かさを先伸ばしてくれたのでしょうか…。
おかげで人参も割と元気に育ってくれました。

11月は少し間引きをして後はほとんど成育を見守り、
新しい畑の土づくりや玉ねぎの苗を植えたりしていました。

それから、間引き人参を農園近くの直売所ジョイフルファーム鵜の池さんに
置かせてもらい、地域の方限定に販売させていただきました。

大好評で完売する日がほとんどでしたよ♪

【11月の人参の様子】

こんなに大きくなりました~!!
これからまだまだ土の中で太ります。

【ジョイフルファーム鵜の池さんでの様子】

お近くのお客様だけですがたくさん食べていただけました!

 

【人参の葉のかき揚げ】

めちゃくちゃ美味しいかき揚げなんです~!!!

【新しい畑の土づくりの様子】

10月
土をふかふかな良い状態にする為に、緑肥(今回はライ麦)を蒔きました。
麦の根の力で土の深いところまで耕してもらう作戦です。

 

11月
1ヶ月でこんな風に成長します。
もっともっと大きくなるまで土の中を耕してもらいます!!

*** ***

8月に人参の種を蒔いてから3ヶ月。

あっという間の日々でしたが、12月にはようやく収穫を迎えます。

12月のにんじん畑の様子はまた来月のこの時期に更新します。

続きが気になる!!
という方はにんじん畑通信2月号(紙面)をお読みくださいね。

切って重ねて煮たらほったらかす最強レシピ

先日、Farm&Storyのスタッフさんが農園にお越しくださいました!

電話などで普段からお話はさせていただいているものの、

コロナ禍でなかなか対面でお話しする機会がなかったので
お久しぶりにリアルにお会いできてとても嬉しかったです。

私がその時感じたのは、【気の良さ】でした。

これは言葉で表現するのがちょっと難しいのですが・・・

電波を通してではなく、実際にお会いするからこそわかる
その場の空気や気があったりしませんか?

Farm&Storyの皆さんはとっても気が良いんです。

清々しいというか、優しいというか、穏やかというか・・
透明感があるというか・・・居心地が良いというんでしょうか♪

全て私個人の感覚に過ぎないのですが(^^;)

『あぁ、素敵な方達とお仕事ができて幸せだなぁ。』
と思いました。

人参掘り体験もしていただいたのですが、長くなってしまうので
その時のことはまた後日お話しさせてください♪

さて、今回は農家の食卓レシピをお届けします。

毎日、お野菜を食べていますか?

我が家では、野菜を沢山摂りたい!でも、疲れちゃった・・時間がない!!
というときに”何度も”登場する料理です。

切って重ねて煮るだけなので少々ほったらかしでもOK!
ズボラな私にぴったり!(笑)

~重ね煮で野菜のあんかけ丼~

《材料》(大人2~3人分)
※蓋付きフライパン使用
上・豚薄切り肉  200g位
↑ ・人参   1/2本
・にんにく   1片
・ショウガ   1片
・玉ねぎ   小1個
・キャベツ   大2枚
↓・白菜    大4枚
下・しめじ   2/3~1袋


・水    300ml
・塩   小さじ1~
・醤油   大さじ1.5~2
・片栗粉   大さじ1(倍量の水で溶く)
・ごま油   お好みで

(豚肉下味)
・醤油、酒、片栗粉 各大さじ1強

《作り方》
1.
豚肉は1口大に切り、下味の調味料を合わせて揉み込んでおく。

2.
フライパンにまずしめじをほぐして一面に広げる。

その上に次の野菜を切りながら順に重ねていく。

白菜はざく切り→キャベツもザク切り→玉ねぎは薄切り→ニンニクとショウガは
すりおろしかみじん切り→にんじんは短冊切りに。

3.
最後は下味をつけておいた豚肉をのせる。

4.
水300mlを入れて蓋をして3分中火にかけ、沸騰したら弱火にして10~15分煮る。
野菜とお肉に火が通り柔らかくなったら塩と醤油で味付ける。

とてもシンプルな味付けなのでいつもと違って物足りない場合は
ここで中華系だしを入れても良い。

5.
少し水分を飛ばすように続けて中火で炒め、味が決まったら水溶き片栗粉でとろみを付け、
お好みでごま油をひと回しする。
火を止めて温かいご飯の上にかけたら完成。

このレシピは本当におすすめです♪

我が家では中華系の出汁を入れなくても結構満足して皆食べてくれています。

今日もこの料理にしようかなぁ…。

でも、

「またこれ~~~??」

と言われそうなので辞めときます。(笑)

ぜひ試してみてくださいね♪♪

しっかり食べて、寝て、笑って、適度に運動して、コロナを乗り越えましょうね!!

リアルにんじんマン登場で大興奮!!

 

新年明けましておめでとうございます!!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。(^-^)/

皆さんはどんな年の始まりでしたか♪
健康な状態でお過ごしでしたでしょうか?

昨年の年始は息子がインフルエンザに罹患し、お正月とは思えない始まりでしたが、
今年は家族3人健康なカラダで新しい年を迎えることができました。

いつもの様に親戚同士たくさんの人で集まる事はできませんでしたが
それぞれが、それぞれの場所で豊かなお正月を迎えられますように…

と願いつつ、みんなに想いを馳せたお正月でした。

なかなか対面で会えないからこそ、今度会えたときは、共に過ごす時間を
今まで以上に大切にしたいと思います!

2021年もみなさんにとってカラダ健やか、ココロ豊かな年となりますように…♪

さて、公園を見渡せばコロナ禍でも子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿が見られます。

子どもの笑顔って、キラキラしていますよね。

このような情勢の中でも子どもたちにはこの先もずっと笑顔でいてもらいたい…

そんな思いから、僅かながら奇跡の人参ジュースを畑の近隣保育所に寄贈させていただきました。

こちらの保育所の園児たちのお散歩コースにも畑があり、
以前農作業中に「何してるの~?」と聞かれて、
「人参を作ってるんだよ~」と会話したこともあるんです。

後日、園児のおやつの時間ににんじんマンと共にお邪魔し、感想を聞いてきました♪

当日の様子をレポートさせてください♪

*** *** *** ***

【リアルにんじんマン登場で大興奮!!】

1.布土保育所に参上!!

2.にんじんマンスタンバイ!!

3.廊下をくぐり抜けて…

お部屋の中からみんなでせーの!

「にんじんマ~ン!!」と大きな声で呼んだら…

4.リアルにんじんマンが現れると子どもたちは大興奮!!

キャーキャーワイワイと興奮がしばらく収まらない様子でした(^o^)♪

【子どもたちの声】
『おいしい!』
『あまい!』
『あまずっぱい♡』
『おかわりくださ~い!!』
『ケチャップの味がする~!』

などなど、個性豊かでした♪

塩っぽいおやつと一緒に人参ジュースを飲んでいたので
ケチャップの味がしたのかもしれません(笑)

子どもたちからリアルに感想を聞くことができたり、
子どもたちの笑顔にも出会えてとってもありがたい経験をさせてもらいました。

【この企画への想い】

奇跡の人参ジュースを飲んで子どもたちにより一層健康でいてもらいたい…!
この想いはもちろんのことですが、

リアルにんじんマンの登場には深い意味が込められています。

子どもたちに、
〈楽しい×野菜=野菜好き〉    となってもらいたいのです。

この笑顔のまま、この先も元気に生きてほしいからこそ、野菜にまつわるエピソードとして
子どもたちには奇跡の人参ジュースと共に、楽しい思い出もプレゼントしたかったんです。

“野菜を食べて健幸に!!”

この先も健康なカラダの側にいつも美味しい野菜がありますように♪

 

 

 

 

 

 

芽が出たのに抜いてしまうワケ

今年も終わりますね。大掃除はお済みですか?

大掃除といえば、私の実家は

【毎年大掃除を手伝わない子はお年玉をもらえない。】
(あ、私は4人兄弟です。)

という決まりがありました…。(苦笑)

なので年末にどこかに遊びにいくということは一切できず、
掃除大好き完璧主義の父親の怒声を浴びながら(笑)

せかせかと窓拭きや洗面台お風呂などをお掃除していました。

懐かしいですねぇ・・

今思えば、父親に厳しく育ててもらえたからこそお掃除の仕方も覚えられたので
とても感謝しています。

ですが、、、

今現在いまだに我が家は悲惨な状況です!(笑)

片付けても片付けても散らかるので、本格的に断捨離と整理整頓をしっかりしたいと思う
今日この頃です。

そんなすっちゃかめっちゃかで大変な時期も過ぎてみれば
愛おしい思い出になると信じてあまり自分を追い込まずできるところを掃除したいと思います♪

っと、

前置きが長くなりましたが・・(^^;)

さて、月に一度、当農園のにんじん畑の様子をレポートしています。

先月のレポートでは9月の様子をお伝えしました。

8月に蒔いた種から芽が出て大喜びするも束の間、除草作業が本格的に始まっていきます!

と、報告させてもらいました。

今回は続いて10月のにんじん畑の様子をレポートします。

==== 10月のにんじん畑の様子 ====

太陽熱養生処理をすると草の種や病害虫が消滅する上に、土もフカフカになります。
しかし、今年はいくつかの畑で太陽熱養生処理中に動物(鳥や野犬)が
ビニルマルチを突っついたり、踏んだりして穴が空いてしまいました。

そうすると処理の精度が落ち、結果草が生えてきてしまう…
という残念な結果に。

草が生えたら1本ずつ手で除草するしかありません。

【除草 before 】

【除草 after 】

写真で伝わりますでしょうか?

除草作業には根気が必要です。

でも、草を取った翌日になると、人参の葉っぱが太陽の光をたっぷり浴びて風通しも良くなるのでとっても嬉しそうなんです♪

その姿を見ると

「がんばってよかったー!」と心から思えます。

少し育ってきたら人参と人参の間隔を空けるために、成育途中の人参を抜いていきます。

これを間引きと言います。

【間引きする意味】

間引いたおかげで、人参同士の間隔ができて隣同士ぶつからず、ゆったりと下に成長します。
間引かずに育つと、人参同士の間隔が狭過ぎて大きく育てなくなってしまうのです。

間引き菜は直売所で販売したり、販売しきれなかった分は土に還り、微生物のエサとなります。

人参の間引き菜はかき揚げや佃煮、チヂミなどにするととっても美味しいんですよ♪

この時期は、1本1本の人参に向き合ってお世話をする大事な時期です。

かがんで草を取るので膝と腰が痛いですが、やりがいがあります!!
(↓今年の間引き人参です)

ちっちゃくて可愛いですよね♡

==== ==== ==== ====

以上が10月のにんじん畑の様子でした!

11月の畑の様子はまた来月のこの時期に更新します。

にんじん畑通信1月号紙面をお持ちの場合はそちらに11月の畑の様子が
載っているのでチェックしてみてくださいね♫

気づけば年末・・

このブログを書き続けて丸1年経ちました。

月3回一方的な配信ですが、読んでくださっている方々の存在を
できる限り想像しながら綴ってまいりました。

お読みいただきありがとうございました!

心穏やかな、カラダ健やかな、年末年始をお迎えになられますことを心よりお祈りいたします。

また来年、お会いしましょう♪

低カロリーなお芋で常備菜♪

急に冷え込んですっかり冬ですね!

温かい鍋や温かいお茶、コタツにミカンでまったりとお家時間を過ごしたいところですが…
そうも言っていられません。(^o^;)

なぜなら、ついに!!

人参の収穫が始まったからです!!

これからしばらくは収穫三昧の日々が続きそうです。

色々と心配な世の中ですが、引き続き、健康な体づくりのために
しっかり睡眠をとって、適度に運動して、美味しいごはんを食べて笑いながら過ごしましょうね♪

さて、今日は農家の食卓レシピをお届けします。

今回使った野菜は『里芋』です!

さといもは水分が多く芋類の中でも低カロリー。
一方でタンパク質やカリウムなどの栄養素、食物繊維を豊富に含んでいます。

ぬめり成分無賃は胃粘膜を保護して胃腸の機能を高める働きがあるそうです。

今回のレシピは多めに作って常備おかずにも役立つレシピですよ♪

~さといものゴマ味噌煮~

〈材料〉(2~3人分)
・里いも  5~6個
◎出汁  1カップ
◎砂糖  大さじ2
◎醤油  大さじ2
◎酒   大さじ1
☆味噌  大さじ1
☆醤油  少々
・すりごま  適量

〈作り方〉

1.
出汁をとり、1カップ用意する。

2.
さといもの皮を剥く。

【ポイント】
さといもの風味と栄養を逃さない剥き方肩幅くらいの長さのアルミホイルを
丸めて利き手に持ち、濡らしたさといもをこすります。

水の中でこすると更に剥きやすくなります。

※擦りすぎると滑りが出やすくなるので注意。
※皮膚が敏感な人は手や腕が痒くなってしまう可能性があるので控えてくださいね。
痒くなったら塩で洗ってぬめりをしっかり落としてください。

3.
大きい場合は好みの大きさに切る。

4.
鍋に◎の調味料を煮立てて、里芋を鍋に入れて柔らかくなるまで煮る。

5.
仕上げに⭐︎で調味し、ごまをたっぷりと和えたら完成。

~里芋のマメ知識~
里いもには2種類の皮があります。
毛で覆われた硬い外側の「外皮」と内側の薄皮のような細胞の層「皮層」です。
包丁で剥くとこの皮層も削り落としてしまう為、ぬめり成分の管が表面に露出し
ぬめりと共に栄養まで出てしまいます。

なのでアルミホイルで外皮だけを剥く方法で調理すると、旨味も栄養を逃さずいただけますよ♪

ぜひ試してみてくださいね!

里芋のぬめりはとっちゃいけません!

先日、2歳の息子の生活発表会でした。

どんぐりマンに変身してクラスメイトや先生と一緒に逞しい成長を見せてくれました。

遊戯前半は先生の手を離さず涙をいっぱい目に溜めて大泣きしていたのですが、
クラスの子たちの元気いっぱいの歌声のおかげか、持ち直して
途中からは一番大きな声で歌っていました。

目の前で見ている私のところへ来て泣きつくことはせず、
最後まで舞台に立ち続けた息子に大きな拍手を送りました。

子どもの成長って、本当に早いですね。
一緒に居られる時間を大切にしたいと思います。

ちょっと長くなってしまいました…(^-^;)

さて、今回は先月に引き続き、

冬野菜のマメ知識 パート2~根菜編~
をお届けします。

ぜひ、日々の健康な体づくりにお役立てくださいね♪

【にんじん】

皮を剥くと栄養を20%逃す!?

スーパーに置いてある人参はたくさんのブラシがついた専用の機械で洗浄されている為、
皮は剥かれている状態です。

それに加えて更に調理前に皮を剥くとなると、皮のすぐ下に多く含まれているカロテンを
自ら削ぎ落としてしまっている、ということになります。

なので、綺麗な人参や無農薬の人参は特に皮は剥かずに調理してくださいね!

◎保存ポイント◎
・新聞紙に包みポリ袋で密封して冷蔵。
・サッと茹でたら保存袋に入れて冷凍も◎。

◎知ってました??◎
カロテンの吸収率アップには油ととると良いとされていますが、
2005年に国際家政学会において
「加熱するだけでもカロテンの吸収量は上がる」と発表されました。

油を使った炒め物より、煮物の人参の方が効率的にカロテンを吸収できるそうですよ。

和食がイイですね♪

▪︎抗酸化作用
▪︎抗がん作用
▪︎老化防止

といった作用が期待できるそうです。

【さといも】

下処理でぬめりを取るのは時代遅れ!?

さといもは水分が多く芋類の中でも低カロリー。

一方でタンパク質やカリウムなどの栄養素、食物繊維を豊富に含みます。
ぬめり成分無賃は胃粘膜を保護して胃腸の機能を高める働きがあります。

◎保存ポイント◎
・新聞紙に包んで常温で保存。
・皮ごと茹でて保存袋に入れて冷凍も◎。

◎知ってました??◎
さといものぬめりを取るために、皮むき→塩もみ→下茹でが常識でしたが、
実はこの一連の過程で本来のさといもの美味しさや栄養が失われてしまうそうです。

アルミホイルで濡らした里いもをこすると外側が剥けます。
これだけでOK!塩もみと下茹でにサヨナラ!

▪︎胃粘膜の保護
▪︎疲労回復

といった作用が期待できるそうです。

【サツマイモ】

甘く食べたいならレンチンは絶対にNO!

子どもから大人まで健康的なおやつに欠かせない野菜、サツマイモ。
豊富なビタミンC、アンチエイジング効果のあるポリフェノールも含む
健康と美容にも頼もしい食材です!

手軽だからと言って「レンジでチン」すると甘味が1/5に。
60~70度でゆ~っくり加熱してくださいね!

蒸したり、石焼き芋で食べると甘くて美味しいですよ!

◎保存ポイント◎
・新聞紙に包んで段ボールや紙袋に入れて常温で保存。
・蒸したものをマッシュして保存袋に入れて冷凍も◎。

◎知ってました??◎
そのまま揚げるとかたくなります。切った後、熱湯で1分湯通しし、
冷凍庫に30分寝かせてから揚げると柔らかくなります。

▪︎抗酸化作用
▪︎老化防止

といった作用が期待できるそうです。

いかがでしたか?

旬のお野菜をたくさん食べてこの冬を健康に過ごしていきましょうね♪

余談ですが・・・

個人的には冬野菜が好きなのですが息子はなぜか夏野菜のきゅうりが
大好物になってしまいました…。

「きゅうりくださーい!!」

「いっぱいくださーい!!」

と、大アピールしてきます。

旬野菜をたくさん食べて欲しい私としては悩ましい問題です。

でも、好きなものを食べさせたい甘々な母から抜け出せません…笑

 

 

 

 

人参の甘みに必要なのは、暑さ?寒さ?

ようやく、厚手の上着が手放せない気温になりそうです!

冬に向かってワクワクしてきます♡
(わたしだけでしょうか…^_^)

農園の人参はどんどんと太ってきて、収穫時期に向けてラストスパート!!という感じです♪

収穫間際に寒さが深まっていくと人参の甘みも旨味も増して美味しくなります。
今年も楽しみです♡

さて、月に一度、当農園のにんじん畑の様子をレポートしています。
先月のレポートでは8月の様子をお伝えしました。

8月は肝心要の種まきをしました。
種まきをして1週間は水分を絶やさないようにお世話するのがポイントです。
かんかん照りが続く真夏の土に水分を絶やさず管理するということに全集中!!
しっかりと芽が出ますように・・・☆

と、報告させてもらいました。

今回は続いて9月のにんじん畑の様子をレポートします!

==== 9月のにんじん畑の様子 ====

8月末以降順番に撒いた種から芽が出てきました。
次の写真が人参の芽です。とっても可愛くって愛おしいです♡

この芽を確認するまで、期待と心配の日々でした…。

毎年にんじんを作り続けてきたとはいえ、毎年天候の状況は違うので
「今年は大丈夫かなぁ…」という行き場のない不安と心配と隣り合わせです。

それでもなんとか今年も芽が出てくれてひと安心です。

そして、芽が出始めて少し育ってきたら除草作業も欠かせません。

太陽熱養生処理で大体の草は生えていないですが、どうしても生えてくる
生命力の強い草たちがいます。

その草たちを抜いていく作業…
「大変だ…」と思ったら負けです。(笑)

「抜きながら考え事をしよう!」逆に「今日は何も考えず、無心になろう!」
とプラスに捉えて作業をしています。

実は不思議なことに、気持ちが沈んでいる時や悩んでいる時に、
畑で草むしりをしていたら、自分の中で解決策が閃いたり、なぜかわからないけれど
気持ちが晴れてスッキリするなんてことがよくあります!!

余分な草をぬけば、にんじんの芽に風邪や太陽の光が当たり、成育が良くなります。

除草せずそのままにしておくとにんじんの芽が他の草に負けて成育に影響が出てしまうのです。

==== ==== ==== ==== ==== ==== ==== ====

以上が9月のにんじん畑の様子でした!

 

続いて思いつきの実験と結果を報告です♫

先にお伝えしたように、人参の発芽には水分が欠かせません。

そこで、少量のにんじんの種をそのまま容器に入れて(土は無し)、
水分で湿らせて放置しておいたらどうなるか?実験してみました。

◎結果◎

パッと上から見たら何も変わり無いのですが種のかたまりをクルッとひっくり返してみたら、
あらビックリ!!

この写真のように”根”が伸び始めていました。
芽が出ていなくてもしっかり”根”を張ろうとしていました。

地上部に何も変化がない場合、そこに何も起きていないと思いがちです。

でも、この通り、一見何も変わっていないように見えても、地中(見えない部分)で
変化は起きていたりします。

たとえ誰も見ていなかったとしても、努力の結果が思うように出なかったとしても、
自然の存在にならって目の前のことにコツコツ取り組み、根を張っていこうと思いました。

芽を出すには根を張る必要があるわけですから♪

自然を観察していると面白い発見や生きるヒントを得られたりして面白いです。

10月の畑の様子はまた来月のこの時期にブログアップしますね。

 

 

 

 

体を温める「あの野菜」に注目!

グッと冷え込むのかなぁ?と冬好きの私は寒くなるのを
ワクワクして待っているのですが・・・

わが町ではなかなか寒くならず、むしろポカポカで
気持ちが良い気候が続いています。

皆さんのお住まいの地域はいかがですか?

畑作業は人参の生育を見守りつつ、玉ねぎの苗を植えてひと段落したところです。

人参畑の草取り、間引きと作業に追われた日々でしたので今ようやく少しホッとできています。

とはいえ、これから年末に近づき世の中も忙しくなっていくので
ホッとできるのも束の間です(^・^)

さて、今回は生姜のマメ知識と農家の食卓レシピをお届けします!

我が家の冷蔵庫に欠かすことなく入っている野菜の一つがショウガです。
夏でも冬でも絶対に常備しています。

理由はただ一つ、料理が美味しくなるから!!です(笑)

私は料理を創作するのが苦手です。

でもとりあえず、ショウガとニンニクを入れさえすれば間違いなく美味しくなります。

…とここまでは
個人的な考え方なので以降マメ知識を参考になさってくださいね♡

===ショウガのマメ知識===

生姜の辛味成分は「ジンゲロール」と呼ばれるもの。
抗菌殺菌作用や吐き気を抑える作用があります。

加熱するとこの成分が『ショウガオール』に変わり、
血行を促進したり、脂肪を燃焼したりする効果を持ちます。

生でも加熱した後でも体を温めて発汗を促す働きがあり、
風邪や冷え症に効果的です。

近年では、ショウガオールの抗菌作用、抗酸化作用がガン予防に有効とされ、
抗がん食品としての注目が高まっているそうです!

=== === === ===

料理が美味しくなるだけでなく、こんなに素晴らしい作用を期待できるんですね!

それではこの生姜を使った簡単レシピをご紹介します。

~ホタテの中華スープ~

〈材料〉(大人2~3人分)
・ホタテ貝柱  4個
・にんじん  1/3~1/2本
・玉ねぎ 1/3個
・白菜  大2枚
・ショウガ   1/2片
・干し椎茸  大2枚

・水   600ml
・塩  小さじ2/3
・醤油  小さじ1~1.5
・ごま油  少々
・好みで小ネギ  適量

〈作り方〉

1.
ホタテは短冊切り。にんじんは細切り。
玉ねぎは薄くスライス。白菜は細切り。生姜は千切りかすり下ろし。
干し椎茸は水に戻し細切り。

(戻し汁を水に混ぜて600mlにしてもOK。お好みで)

2.
1.の材料を鍋下に椎茸、次に生姜、次に白菜、次に玉ねぎ、次に人参、最後に帆立貝柱と
順に平たく上に重ねて層にしていく。

そこへ水を入れて蓋をして約3分中火~強火で火にかける。

3.
湯気が出たら弱火にして約6~8分煮る。
野菜が柔らかくなったら塩・醤油で味を調え、火を止め、
ごま油をたらし小ネギを散らす。

※味を見て物足りない時は中華スープの素などを少し入れて調味しても良いでしょう。

我が家の健康ルールは野菜はスープでたっぷり摂る!です。

特に葉物野菜はスープで溶け出した栄養エキスを一緒に摂れるので無駄なく食せます♪

野菜の力をたくさん借りて体を大切にしながら、
コロナ禍での不安な状況を共に乗り越えていきましょうね!!

丸ごと焼くと甘くなる3つの野菜

急に冷え込んできましたね!お風邪など、ひいていませんか?

私は不覚にも、少し風邪をひいてしまいました!
年々、回復期間が長くなってしまっているように感じます。(^_^;)
今一度、体調管理を見直したいなぁと思う今日この頃です。

さて、季節の変わり目のこの時期は特に健康に気をつけたいですよね。

今回は冬野菜のマメ知識パート1~葉物編~をお届けします。

お野菜の栄養を知って、日々の健康管理に繋げていただけたら嬉しいです。

=== === === 冬野菜のマメ知識 === === ===

【ねぎ】

風邪対策にはネギを食べる!

風邪やインフルエンザが流行する冬の季節。
古くから風邪予防の効果を期待され、言い伝えられてきました。
ネギを今食べなきゃ、いつ食べる!?です。

〈保存ポイント〉
・白い部分と緑の部分とを切り分け、それぞれラップで包み保存袋に入れ、野菜室に立てて保存。
・みじん切りやざく切りにして保存袋に入れ、冷凍も◎。

〈知ってました!?〉
ネギは切らずに丸ごと焼くと驚くほどの甘さに。
丸ごとが難しい時は、ザク切りにしてから油でじっくり焼くとβ-カロテン吸収率もUPしますよ!!
血液サラサラ効果を期待するには生で切って15分~1時間放置してから調理すると良いそうです。

◎疲労回復
◎風邪予防
◎消化促進

以上の効果を期待できるそうです。

【白菜】

最期まで美味しいのコツは○側から食べる!

白菜が一つあるだけで何品もの料理に展開できますよね!
しかも冬場なら涼しい部屋で新聞紙に包んで保存すれば、だいぶ持つので丸ごと一個あっても野菜室を占領されない…(^▽^)

〈保存ポイント〉
・丸ごと一個なら全体を新聞紙に包んで冷暗所で立てて保存。
・半分や1/4カットしたものは、芯の部分に縦に数センチ切れ目を入れてラップに包み
ポリ袋に入れて冷蔵保存。
・調理しやすい大きさに切って保存袋に入れて冷凍でも OK!

〈知ってました!?〉
最後まで美味しく食べるには、内側から外側へ食べていきましょう!
成長のポイントである内側の部分を先に食べれば、外側の養分はそのまま貯蔵されていきます。◎

◎抗菌作用
◎消化促進
◎血栓予防

以上の効果を期待できるそうです。

【キャベツ】

ビタミンCが多いのは○側の葉!

キャベツは冬・春に穫れます。葉がしっかり巻いてズッシリ重いのが冬キャベツ。
甘味があり、煮込み料理に適しています。ちなみに春キャベツは葉がゆるめに巻いていて
柔らかく生食に向いています。

〈保存ポイント〉
・外葉を残しておいて、外葉で包んだ後新聞紙で包み、芯を下にして冷蔵庫で保存。
・1玉丸ごとなら、芯をくり抜いて、そこへ湿らせたペーパータオルを詰めておくと
さらに乾燥防止になります。
(芯は天ぷらにして食べるとホクホクです)

〈知ってました!?〉
サラダ、塩もみ、鍋、ロールキャベツ…様々な料理に活躍するキャベツ。
栄養をしっかり摂るにはスープが断然オススメです!
スープに溶け出した養分もマルッといただきましょう。
ちなみにビタミンCが多いのは外側の葉です。
次に多いのが芯の周辺だと言われています。

◎抗がん作用
◎消化促進
◎血栓予防

以上の効果が期待できるそうです。

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お野菜の栄養を上手に賢く摂取して、日々の体調管理に繋げていきましょう♪