邪魔者が私たちの宝物

またもや雪がハラハラと舞い降りる天気に、
ハラハラしちゃう今日この頃です。

というのも、先日、収穫をしていたら、
雪からアラレに変わって結構な勢いで降ってきたので
みんなで

「イタイ!イタイョ~!」

と、言いながら作業してました。

もう、ここまできたら、雪が降ることにも慣れてきました。

だって、写真の農場長、微笑んでいます…(笑)

ただ、また収穫作業の時にアラレが降ってきたら痛いなぁと
ハラハラドキドキしています。

さて、今回は私たちの宝物ともいえる相棒についてお話しさせてください♪

農薬も除草剤も使用せず、健康な土で美味しい野菜を育てるには、
私たち人間の力だけでは足りません。

化学肥料を使用するというのも一般的な一つの方法ですが、
何より人の体に入る『食べ物』を育てているため、私たちは化学肥料ではない、
自然なもので同じかそれ以上の効果が出るように日々学びながら実践してきました。

では、代わりに何を使用するか?というと、
身近に存在する天然資源(もみ殻・草・竹など)を
土にうまく循環させて土壌を豊かにしていきます。

今回はその天然資源の中でも『雑草』に着目して私たちの実践している
農業のことをお話ししたいと思います。

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循環型農業に必要不可欠な存在
~雑草~ のオハナシ

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雑草と聞いてどんなことが思い付きますか?

・庭に生える厄介な草

・雑草があると印象が悪い

・生えすぎると景観が悪くなる

…etc

良く捉えないとこのようなイメージがあると思います。
邪魔者扱いをされがちな雑草。

実はこの雑草、私たちにとっては宝物なんです。

●草の活用方法●

(1)除草した草を畝(うね)にそのまま敷く

(2)草を刈ってそのまま土の中にすき込む

(3)草を堆肥化させて、草堆肥として使う

●なぜ草なのか?●

雑草は窒素やミネラル、炭素など植物が育つのに必要な栄養を全て持っています。

スゴイですよね!!

だからこそ、除草剤をかけたり、焼いたりしてしまってはもったいないです。

雑草は駆除される為に生えてきている訳ではないのです。

そこに種があり、土壌の条件が揃い、必要だから生えてきています。

(どんな雑草が生えているかでどんな土質か大体わかることも)

 

野菜を育てる上で、野菜の成長に著しく悪影響がある場合は、
雑草を抜いて、また土壌に還します。

これによってより土の健康度は上がり、栄養満点な美味しい野菜が育ちます。

雑草のことを邪魔者扱いしていたら一生理解できない、雑草の価値。

輝く『場所』が違うだけで、自然界には無駄なものは一つもない!!
というのが農場長の信条です。

豊かな土壌を次世代に引き継ぐと共に健康な美味しい野菜を多くの方に
届けるために今日も一日がんばります!

追伸:

気温がぐっと下がって今年は早くも雪が積もる中、
にんじんがとっても甘くて美味しく育っています。

そんな自慢の美味しいにんじんを一部販売させていただくことになりました。

https://ninjin.farmandstory.com/deguchicarrot/

人参ジュースに加工できない少し変わった形をした人参や
小さめの人参も混ざっていますが、味や栄養価は抜群です!

数に限りがあり150セット限定ですが、
もし出口崇仁農園のにんじんを食べてみたいという方はぜひこの機会に味わってみてください♪

 

 

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