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夏には欠かせない!?スゴイ野菜

蒸し暑い日が続きますがご体調はいかがですか?

雨の日が続くと気分も曇りがちですが上手に気分を変えて
過ごしたいものです♪

さて、今回は「にんにく」の効能とレシピをご紹介いたします。

 

5~6月が旬のにんにく。市場に出回ってものは乾燥しているのがほとんどです。

私は初めて乾燥前の生にんにくを見たときその美しさにとっても驚きました。

当農園でも収穫できたので最近は毎日出荷用ににんにくの根を切り、皮を剥いています。

にんにくにはたくさんのパワーが秘められているのはご存知でしたか?

(1)疲労回復パワー
新陳代謝が高まって、疲労物質の排出が促進される。

(2)老化予防パワー
老化の原因となる活性酸素を除去する力が高まる。

(3)ダイエット効果パワー
血液サラサラ血行促進。新陳代謝が高まり脂肪燃焼を促進する。

(4)抗ウイルスパワー
メチルスルフィド類がリンパ球の働きを高め、免疫力(病気に対する抵抗力)が増強!
風邪や感染症を防ぐ。

(5)体を温めるパワー
血行促進によって冷えが取り除かれ体が温まる。

その他にも肝機能向上、抗がん作用などたくさんのパワーがあります!

素晴らしい野菜ですよね♪
我が家でも特に夏場はスタミナアップと称して様々な料理ににんにくを入れています。

今日はその中の一つをご紹介いたします。

 

農場長も大好き!
〜にんにくたっぷりペペロンチーノ〜

《材料》(二人分)
・パスタ  200g
・にんにくの芽  7~8本分
・そら豆  20粒位
(無ければきのこやお好きな野菜でOK)
・たまねぎ 大1/2個
・ウィンナー  3本
(or ベーコン、添加物が気になる場合は鶏肉や豚肉でも◎)
・オリーブオイル 大2〜3
・にんにく  中3片
・タカの爪  小1本
◎バター  20g
◎昆布茶(粉)  大1
◎パスタ茹で汁  おたま半分

《作り方》
1.
にんにくの芽を5cm幅に切る。
玉ねぎは薄くスライス。
ウィンナーはお好みで細長く切る。
にんにく3片全てみじん切り。
(ここでパスタ用の湯を沸かし始める)

2.
フライパンにオリーブオイル、にんにく、タカの爪(ハサミで刻みながら)を入れ、
弱火で炒める。必ず弱火でじっくり炒めにんにくを焦がさないのがコツ。

3.
2.ににんにくの芽→玉ねぎ→ウィンナーの順で弱火〜中火でじっくりと炒めていく。
同時にパスタを茹でる。

4.
3.を炒め終えたら火を止める。パスタが茹で上がる直前におたま半分の茹で汁、
バター、昆布茶を③のフライパンの中に加え、火は入れずに軽く混ぜる。

5.
茹で上がったパスタを4.に入れて絡めたらお皿に盛り付けて完成!

オイルパスタなので毎日は食べられないですが休日のランチなどにいかがですか♡

ぜひ試してみてくださいね♪

食べ過ぎに注意しながらにんにくを適度に取り入れて健康な夏を迎えましょう!

 

 

 

 

 

 

 

お野菜たちの晴れ舞台

日差しはあるものの、日陰にいると涼しい風が吹いて
とても気持ちが良いです。

梅雨までの間、今のうちにしっかりと日光浴を楽しみたいですね♪

さて、当農園では、にんじん以外にも旬のお野菜も育てています。

今はスーパーに行けば旬を問わずさまざまな野菜が常に並んでいるので、
便利ではありますが《旬》を意識することも少ないですよね。

旬のお野菜はその季節の自然が生み出した天然の食べ物。

そして、その季節の人間のからだにぴったりな野菜。

例えば、夏野菜はからだを冷やすもの多いですし、
冬野菜は逆にからだを温めてくれます。

そんな貴重な旬野菜を使ったお食事会を、以前当農園主催で
開催していました。

イベントの名前は、【NEOディナー&ランチ】です。

農家が主催する新しい食事会。
お野菜たちの晴れ舞台。

 

プロの手にかかれば野菜たちは美しく彩られ
目で楽しめて、味覚で感動させてくれます。

食べる人の心に幸せの魔法をかけていくようです。

このNEOディナー&ランチでは、当農園のお野菜をたっぷりと使用し、
イタリアンレストランconcaの森川シェフが出口農園スペシャルコースを提供してくださいます。

まさに、旬の野菜を家庭では味わえないスペシャルな料理で
存分に楽しませてくれます。

お食事を召し上がっている間に農場長から野菜の説明や土づくりのこと、
農家としての想いなどもお話しする特別な会です。

またコロナが収まったころに、みなさんにお集まりいただき、
楽しい会を開催できればと思っています。

そして、今月から私セロリも農作業に復帰することになりました。

みなさんに美味しくて栄養価バツグンのにんじんジュースや
お野菜をお届けするためにがんばります!

また畑の様子なども時々レポートしていきますのでぜひ楽しみにしていてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

小さいけど強い◯◯!?

 

最近、お花を育てることにハマっています。

実は、子どもが産まれる前はお花をすぐに枯らしてしまうほど、
花のお世話が本当に苦手でした。

今は子どもと一緒に庭に出た時にお花の様子を観察しながら
お世話するのが日課になっています。

 

 

さて今回は、
『自然が先生』コーナー。テーマは、
〜倒れても立ち上がる草たちに学ぶ〜です。

 

▼▼

お花を育てるために庭に花壇を作ることにしました。

まずは草むしり…
どんどんきれいになっていくのが楽しかったです。

レンガで囲って、とりあえずその日は作業終了。

ところが、、翌日庭に出てみると・・

前日に草取りした時は、抜かれずに残った草はヘナっとして倒れていましたが、

なんと翌日になったら草が立ち上がっていたのです!!
あまりにもキレイにピンと立っていたのですぐに気がつきました。

 

★解説
草は根がしっかりと土の中に残っていれば何度でも立ち上がります。
太陽の光を浴びてニョキ〜っと力を取り戻します。
倒れても倒れても命ある限り立ち上がる草たち。
その姿に生命を感じました。

 

◎まとめ
生きていたら、いろんなことが起こります。
この草のように、私たちもヘナっと元気がない日もありますよね。

元気がない日を過ごし、また朝が来て太陽の光を浴びた時、
気持ちが前向きになってスッと立ち上がる力が誰にでも備わっているはずです。

そうなれるタイミングは人それぞれ。
明日かもしれないし、一ヶ月後かもしれません。

でも、きっといつか来るはず。

草が立ち上がる姿をみて、とても嬉しくなりました♪

小さな瞬間にも学びを与えてくれる自然の存在に感謝です!

 

 

 

 

 

上を向いて育とう

春のこの時期にさや付きで売られている「そら豆」、
どんなお花か知っていますか?

こちらです。↓

 

 

いつも思うのですが、私にはなんとなくパンダに見えます。(笑)

かわいらしい色味です。

そら豆は花が散ってから空に向かってさやを伸ばすことから
「そら豆」と呼ぶそうです。

収穫どきは、空を向いていたさやが下向きに下がった時です。

中身が見えないですが、ちゃんとベストタイミングを教えてくれるんですね。

さて、今回はそんなそら豆と新玉ねぎを使った今が食べごろかき揚げレシピ♪
にんじん畑通信5月号(紙面)には掲載していないレシピを特別にご紹介いたします!

【そら豆と新玉ねぎのかき揚げ】

そら豆の薄皮ごと揚げるので薄皮の栄養もしっかり摂れます。

《材料》おたま1杯分程の大きさで7個

新玉ねぎ…中1個
コーン缶(小)…1缶
そら豆…30粒(10サヤ程)
小麦粉…大さじ1
◎小麦粉…100g
◎水…約130cc
◎氷…2~3個
◎顆粒出汁…少々
(→無しでもOK)
◎煮干し粉…少々
(→無しでもOK)

《作り方》
1.
新玉ねぎは細切り。そら豆はサヤから取り出す。薄皮はそのまま。
コーン缶はザルにあけて水気を切る。

2.
1.の材料を全て小さめのボールに入れ、小麦粉大さじ1をまぶし、全体にからませる。
(ビニル袋に入れて混ぜてもOK)

※この工程があると衣が剥がれにくくなります。

3.
◎の材料を大き目のボールに入れて箸でさっくりとかき混ぜる。
かき混ぜすぎないのがポイント。

※氷をいれると衣の冷たい温度を保てるのでカリっと揚がります。

4.
3.の中に2.で小麦粉を絡ませた野菜たちを入れて箸で混ぜる。

5.
おたまに4.を乗せて180度ほどに熱した油に箸を使ってサッと投入する。
3分以上経ち表面がカリッとしてきたらひっくり返して引き続き揚げる。

(表面がしっかり揚がるまで触らないこと。揚がっていないのに箸で触ると
崩れてしまいます。)

裏表が全体的にカリッと揚がったら完成。

そら豆の薄皮が少し硬くなっていますが、噛みごたえがあって個人的には好きです。

手間無しでしかも栄養まるごとですから♪
皮が気になる方は揚げる前に薄皮を剥いて揚げることをお勧めします。

この時期にしか味わえない旬野菜をぜひご家庭で楽しんでくださいね♡

 

大変な世の中ですが、そら豆のように上を向いて歩いて生きたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

非常識な美味しいケール?

 

マスクを付けて生活することが当たり前になってきましたが、
実は私はマスクが苦手です。

息苦しくなるからです。

マスクを外した瞬間に鼻と口が外気に触れるので、自然と大きく深呼吸。

「あれ?こんなに空気って美味しかったっけ?」

 

と毎回びっくりします。

苦手だったマスクのおかげで、こんなにも空気が美味しい事に気づけました。

ちょっと得した気分です。

さて、話は変わりますが、
今年も、「オーガニックエコフェスタ2020」に参加いたしました!

毎年徳島県で開催される、
年に一度、全国から腕自慢の農家さんが集結する有機農業の祭典です。

我々は2016年から毎年欠かさず参加しています。

美味しく安心安全な野菜づくりの為の勉強も兼ねています。

今年はなんとインドからも参加されていました。

さて、毎年オーガニックエコフェスタの中で、そんなスゴ腕農家さんが
その技術力を競い合う「栄養価コンテスト」というものがあります。

今年、我々出口農園は「ケール部門」に緑ケールと赤ケールをエントリーしました。
その結果も含め報告をさせてください。

《成分分析結果》
(株式会社メディカル青果物研究所様による分析)

青汁に使われるケールは苦いイメージがあるかと思いますが、
このケールは苦味が少なくサラダでも美味しく食べられます。

 

★緑ケール

◽︎

【糖度】16度
【抗酸化力】平均値の2倍
【ビタミンC】平均値の1.6倍
【硝酸イオン】検出できないほど少ない

【食味評価】
甘味が強く、水分が適度なジューシーな食感で食べやすく、
ケールらしい香りも強く、葉に旨味を感じ、茎はとても甘味があって
クセがなくて食べやすくて非常に美味しい。

★赤ケール

【糖度】15.8度
【抗酸化力】平均値の1.6倍
【ビタミンC】平均値の1.2倍
【硝酸イオン】検出できないほど少ない

【食味評価】
やや水分が少なめの食感で、
ほんのりとした甘みを感じ、ケールらしい風味と噛むほどに甘みを感じて美味しい。

そして…

《コンテスト結果》(農場長からの報告です)

緑ケールと赤ケール共にノミネートされました!!

有機農業者の中でその名を知らない者はいないほど有名な
『のらくら農場』さんやその他受賞経歴のある農家さんと共にノミネートされたので、
これだけでも感涙もの。

大変名誉なことでございます。

結果、最優秀賞はのらくら農場さんで、受賞にはあと一歩届かず…でした。

まだまだ精進せよ、という事ですね。

 

最後に…

たくさん学び、たくさん挑戦し、たくさんの失敗をした結果、
この一年で経験値、技術力が飛躍的に向上したと思います。

これからも安心・安全・美味しいだけでなく栄養満点の野菜づくりに励んで参ります!

 

 

 

 

 

 

土台づくりのその先に・・・?

春らしく暖かくなってきましたね。

さて、今回は『自然が先生』シリーズ。

テーマは、《地味な土台作りを楽しむコツ》です。

それでは、お楽しみください♪

▼▼▼

《地味な土台作りを楽しむコツ》

1.きっかけ

新しい畑の土(畝:うね)をより良い状態にするための作業をしていました。

スコップで土をあげて、草を敷いて、またスコップで土をあげて、
草を敷いて、レーキで表面を整えて…。

何層もクリームやスポンジを重ねるケーキ作りのようでおもしろいですが、
足腰が痛み体力を使います。

フゥ〜!と、研修生が休憩している時・・・

2.農場長登場

農場長
「こうやって一生懸命に土づくりした土が一年、二年と長い月日をかけて
どんどん良くなると思うだけで、楽しみだね。」

研修生
「ほんとに、農場長は農業が大好きなんですね。」

3.解説
農業のみならず、何事においても土台づくりというのは地味ですが、
大事なことだと思うのです。

丁寧に丁寧に土づくりをするからこそ、そこで育つ野菜が美味しくなります。

この、「実った美味しい野菜」を食べて笑顔をなる人たちを想像しながら
土台づくり(土づくり)をしていると、作業は地味でもワクワクしてきます。

退屈したり、飽きたりしないです。
むしろ楽しいのです!!

4.まとめ

4月は新社会人の方々でフレッシュな空気ですよね。

新しく何かを始める人にとっては、初期のいわゆる「下積み時代」が
時に、退屈に思えたり、苦しく感じたり、楽しめなかったりするかもしれません。

そんな時は。その仕事の先にある誰かの笑顔や、誰かへの貢献を
想像するのはどうでしょうか。

土台づくりをしっかりしておけば、素晴らしい結果が実ることを
自然は教えてくれています。

地味な土台づくりを楽しむコツは、先にある未来をイマジネーション(想像)すること…

なのかもしれません♪

 

 

 

 

 

 

 

 

玉ねぎは水にさらしてはダメ!?

気がつけば、前回のブログ更新から10日も経っています。
あっという間に1日が過ぎ去っていくので、まだ2~3日しか経っていないような感じです。

みなさんはいかがですか。

自粛生活の中でもリフレッシュはされていますか?

人混みは避けて少しだけ散歩して、空を見上げるとか、
春風を感じながら道端に咲いているお花を観察してみるなど・・・。

 

不安や心配が渦巻く状況ではありますが、
こういう時こそ、少しでも心が落ち着くリフレッシュが効果的だそうです。

ぜひ工夫してみてくださいね。

 

さて、旬のお野菜、楽しんでいますか?

今の時期、新玉ねぎ、なばな、たけのこ、もう少ししたら
スナップエンドウなど春しか味わえない旬のお野菜がたくさんありますね。

我が家では毎日といっていい程新玉ねぎを食べています。

今年もありがたいことにご注文をたくさんいただき、発送作業に大忙しでした。

そんな中、兄が隣町の南知多町まで釣りをしにきました。
たまたまその日は鰯(イワシ)が大量に釣れたので家に寄って届けてくれました。

もちろん自分で捌いたのですが、お魚を捌くと毎回命の重みを感じます。
少しグロテスクなお話しですが、捌きながら生魚から出る血や内臓をみると、

「鰯さんの命をいただきます。(合掌)」

と思わずにはいられません。

これをもう少し子どもが大きくなったらちゃんと見せて、話して、
食育につなげられたらと思っています。

野菜がどのように育つのか?を知ることと同じように、生き物の命をいただくとは
どういうことなのかを知ることも大切にしたいと思います。

 

今回は、その鰯を使ったオカズを紹介したいと思います。

旬の新玉スライスをつけあわせに添えたので、スライスのコツも合わせてご紹介します!

【鰯のゴマゴマ焼き~新玉スライスを添えて~】

(写真はゴマで黒々しいですが、味は美味しいかったです!笑)

《材料》
小イワシ…7~8尾
◎酒…大さじ1
◎みりん…大さじ1
◎醤油…大さじ2
◎しょうがの絞り汁…1片分
黒いりごま…適量
新玉ねぎ…1/2個

《作り方》
1.鰯はうろこを取り頭を切り落とし、内臓を取ってきれいに洗い、水気をふき、バッドに並べる。

2.◎の材料を全て混ぜ合わせ1.の鰯にかけ、20分程漬け込む。(途中で上下を返す)

3.新玉ねぎをスライサーでスライスし、バッドなどに広げて空気にさらす。
(下記「玉ねぎスライスのコツ」を参照)

4.2で漬け込み終えた鰯の汁気を拭く。黒ごまを新しいバッドに広げて
鰯を転がすようにして鰯全体に黒ごまをまぶす。

5.グリルに4の鰯を並べて中火で5分ほど焼き、裏返して同じように焼く。

6.器に鰯と新玉スライスを盛って完成。

 

***「玉ねぎスライスのコツ」***

①玉ねぎの皮を剥いて縦半分にカットする。

②ヘタの部分を持ち、スライサーでスライスしていく。

③スライスした玉ねぎをバッドなどに平たく広げる。
最低でも15分、可能であれば1時間置いておく。
全体がまんべんなく空気に触れるように時々混ぜて重ならないように注意する。

※水にさらして辛味を抜こうとすると、ビタミンB1などの水溶性の栄養素が流出してしまいます!空気にさらすだけで十分辛味は抜けますよ♪

ぜひ皆さんも旬のお野菜を楽しんでくださいね♪

スナップエンドウ物語


暖かな春、
お出かけして春を存分に楽しみたいところですが
今年はそれどころではありませんね。

我が家も毎年お花見を楽しみにしています。

今年はさすがにゆっくり楽しむことは
できませんでしたが、お散歩のついでに畑近くのお寺さんの桜を家族で見てきました。

(5分ほど見て回り、早々と帰宅しました。)

 

 

とても美しく、心がフワァっと軽くなり、社会で起こっている
出来事がまるで幻想かのように感じられるほどでした。

 

引き続く自粛生活の中でも何か一つでも楽しみを
見つけられると良いですね。

私はさぼりがちな窓拭き掃除に励んでいます!

窓を拭いていれば日光浴もできるので、免疫アップに繋がるから一石二鳥です♪

 

さて、今回は当農園、大人気野菜の一つ「スナップエンドウ」
にまつわる物語をお届けします。

 

~~スナップエンドウ物語~~

2011年  スナップエンドウの種を購入。種を蒔き、

翌年  2012年5月に収穫。

同じ年の6月、

農場長が
「この畑で育ったスナップエンドウの種を毎年採って命を繋ぐぞ!」

と自家採種を始める。

その種で同年11月に一代目種まきを開始。

以降、毎年自家採種をし、種蒔き、収穫を繰り返してきました。

その種は今年でなんと8代目になります。

毎年11月に種を蒔き、ニョキニョキと葉を伸ばし、寒い冬を迎えます。

大雪が降って、スナップエンドウが雪に埋もれてしまったのを手でかき分けて救出したり。

逆に冬なのに暖かい日が続く年には、なぜか毛虫が大量発生し、
一匹一匹を駆除するのが大変だった年もあります。


そんな半年を過ごし、春になると白くて
とってもかわいい花をつけ、


そのあとにチョコンと小さな実をつけます。

そしてその後プクプクと太ったスナップエンドウを、絶妙なタイミングで収穫し、

毎年たくさんの食卓にお届けしています!

 

~~~~完~~~~~

 

ここで

畑の妖精エンドウスナオさんからご挨拶があります。

ぜひお読みください。

▼▼▼

こんにちは!

エンドウスナオです!

ぼくは出口さんの畑でスクスク育ち、

今もたくさんのスナップエンドウたちと一緒に生きている畑の妖精です。

出口崇仁農園で育ったスナップエンドウは、
2018年5月に野菜ソムリエサミットで銀賞を受賞しました!

とにかく甘くて美味しいです。

「生で食べても強烈な甘味で驚いた!!」

と野菜ソムリエさんたちも大絶賛でした。

約半年かけてじっくりと育ったスナップエンドウは、収穫期間が約1ヶ月です。

今年も多くの方の笑顔に出会えるよう、がんばります!!

 

 

 

明日のおかずにいかがですか?

チラホラと桜が咲き始めましたね。

しかし、今年は外出自粛などの影響で通年通り宴を開いてのお花見は
見送る方も多いのではないでしょうか。

わが町愛知県美浜町では, 毎年春と秋に地域ごとの山車祭りが行われます。
そのほとんどの中止が決まり、残念に思っている町民も多いはずです。

 

(写真は昨年のもの)

こういった事態になって改めて、普通の日常が送れることの
ありがたみを日々感じているところです。

さて、今回は自宅のスロージューサーで作る人参ジュースの搾りかすを
使ったレシピをご紹介します。

スロージューサーを使用すると実は大量に搾りかすが出ます。
(一方で、「奇跡の人参ジュース」は人参の果肉も入っているので良いですよね♡)

その搾りかすにももちろん栄養があるので 余すことなく使っていきたいものです。
息子の豆腐ハンバーグやチキンライスの具にするにはとっても便利。

もっと大量に使用できる料理を模索した結果、
肉団子が簡単で家族にも好評だったので紹介したいと思います。

 

★にんじんたっぷり肉団子★

 

【材料】直径3cm大約24湖分
・合い挽き肉  250g
・にんじん搾りかす  200g
◎たまご  1個
◎パン粉 大さじ2
◎醤油  大さじ1
◎酒  大さじ1
◎生姜すり下ろし  一片分
※肉団子の揚げ油適量

(甘酢ダレ)
・砂糖  大さじ1
・みりん  大さじ2
・醤油  大さじ3
・酢  大さじ3
・酒  大さじ3
・ケチャップ  大さじ2
・水  大さじ2
・片栗粉  大さじ1

 

⚫︎酸味が強くさっぱりしています。
甘みが強い方が好きな場合は酢や砂糖、みりんをお好みに加減してくださいね。

⚫︎人参の量が多いので、割としっかりにんじんの味を味わえます。お好みで量を調節してみてください。

 

【作り方】
1.ひき肉とにんじんの搾りかすをボールにいれてしっかりと混ぜ合わせ、こねる。

 

2.◎印の材料を1のボールに入れてさらによく混ぜ合わせる。
パン粉の量で固さを調節してみて下さい。

 

3.2を直径3cm大の球体に丸めて、バッドに並べる。

(写真は18湖ですが出来上がりは24個位にはなります。)

4.揚げ油を用意。160℃位まで熱し、丸めた肉団子を入れてじっくりと揚げる。
2分半揚げたら、コロコロと転がしながらヒックリ返す。
もう2分半揚げたら大体火が通るので、最後に油の温度を180℃位に上げて、
表面がカリっとするまで揚げる。

 

5.フライパンや小鍋に甘酢ダレの材料を全て入れて火にかける。
弱火でかき混ぜながらトロみがつくまで火を通す。

6.4で上がった肉団子を5のタレに絡めたら完成!

 

ご飯が進みますし、大量に作って冷凍して(タレは当日につくり)
お弁当のおかずにしても良いでしょう。

スロージューサーをご利用になられない場合は、人参搾りかすの代わりに
人参や玉ねぎをみじん切りにして肉団子を作ると良いかもしれません♪

ぜひ、お試しくださいね!

土の中の住人をお手本に・・・

気づけば3月も半分が過ぎようとしています。
目まぐるしく情報が行き交って緊張感があり、制約のある
生活に多くの方がお疲れが出はじめる頃かとお察しします。

そんな中で、ホッと一息ついて
このブログをお読みくださっていたら嬉しいな、という思いで綴っています。

 

そういえば昨日、息子が夜眠りに入っていく
直前に突然、「ニャーニャーニャー」と半分寝ながら
小さなかすれ声で猫の鳴きまねをし始めました。

おそらく散歩の途中で猫を見つけて嬉しかったことを思い出したのでしょう…。

寝かしつけている私は笑いを必死にこらえて寝たふりをしました。

こんな風に寝ていく瞬間までもこちらに笑顔をもたらしてくれる
時期はあと数年しか無いのかな…
そう思うと思い出の宝箱にたいせつに閉まっておきたい出来事の一つになりました。

 

さて、今回は『微生物の働きに学ぶ』

をテーマに自然から教わることをご紹介致します。

それでは、お読みください…。

~~~~~~~~~~

▼▼きっかけ▼▼

セロリさんは少し考え込んでいました。

テレビを見たり、インターネットを開けば誰かの批判や非難が溢れているし、
残酷なニュースが毎日のように報道されている。

身近な家族同士でさえ、心穏やかではない言葉が
飛び交ってお互いに傷つけ合うこともある…。

一方で、

畑に出てくると鳥のさえずりが聞こえてきたり、
土や葉っぱには小さなアリンコや昆虫、
カエルが静かに暮らしていて、まるで世の中の暗い出来事が
幻想かのように思えるほどの穏やかさが…。

 

 

 

▼▼農場長登場▼▼

農場長
「セロリさん、今日は少し元気がないですね。どうかしましたか?」

セロリ
「色々な社会問題が解決されて、より多くの人が心穏やかに、
幸せに暮らせる世の中になるにはどうしたら良いんだろうって。考えてしまって。」

農場長
「うーん。難しい問いだね。僕はその解決策を答えられるわけではないけれど、
人間は土の中の微生物たちの生き方を見習うと良いと思うんだよね。
まぁ、僕も含めなんだけど。」

▼▼解説▼▼

土の中の微生物は互いに支え合い、共生しています。

私たち農家が、微生物が生きやすく、働きやすい環境を整えることによって各々が持つ力を
最大限に発揮することができます。

人間も同じように互いに尊重し合って、各々の持つ力を最大限に発揮できるような
関係性が拡がったら、また違ってくるのかもしれません。

 

▼▼まとめ▼▼

私たち農家は微生物たちが元気に暮らせる環境を整えます。
微生物が元気に活動できれば、土が健康な状態になります。
つまり、微生物たちに土づくりをしてもらっているのです。

 

微生物たちが各々の力を最大限に発揮しながら、お互いに支え合って生きているおかげで
栄養価の高く美味しいお野菜が育ちます。

この良い循環を見習って私たち人間もお互いを尊重し合いながら、
支え合って生きることが次なる世代に良いものを残していく礎となるのではないでしょうか。

そんな関係性をまずは身近な家族から、ひろめていけたらと思っています。