投稿者「chz2004tjk」のアーカイブ

人参の年がスタートしました!

兎年であり、人参の年でもある、
2023年がスタートしました!

 

補足:2023の『23』を、
2=人、3=参と解釈して
『人参の年』と言っています。(笑)


本年もどうぞよろしくお願い致します♪


お正月気分も平常モードに

切り替わってきた頃でしょうか。


我が家は、順番に

両家実家に帰省し、
家族とゆっくり過ごす日々を
楽しめて良いお正月になったと
思います!


また、出口家の方の父が

喜寿のお祝い年でしたので
みんなでささやかですが
お祝いができて嬉しかったです。


さて、今年も

素敵な1年になること間違いなし!


ということで、

今回は毎年恒例、農場長への
セロリの突撃インタビューを
お届けしたいと思います。(^o^)/

 

出口崇仁農園の目指す道

突撃インタビュー2023


==============

2022年の抱負「安定生産」を
振り返っていかがですか?
==============


2021年に経験した数々の

失敗を振り返り、
なぜうまくいかなかったのかを
しっかり分析して対策を練り、
実行に移すことをひたすら励んできました。

それによって生産の安定
という意味では掴めてきましたし、
目標収穫量にも到達できました。

 


ただ、2022年も

小さなことではありますが、
うまくいかない現象も
いくつか経験できたので、
また更なる成長に繋がる
学びの深い一年となりました。


あとはお米栽培への再チャレンジも

ひとまず成功したので、
2023年も楽しみでワクワクしています。




================

2023年の抱負をお聞かせください!
================


「米・人参の生産量の拡大と

何事にも常にチャレンジ!」です。


圃場は一か所に集約されている

わけではなく、
この10年間信頼と実績で
年々貸していただける農地が
一つずつ増えてきたので、
いろいろな場所に点在しています。

それらの圃場目一杯、
人参を育ててきましたが、
やはり農地の集約が1番の難関で、
集約して人参を育てられる
広い土地を常に探してきました。


そして遂に希望通りの土地を

貸していただけることになりました!


お米と人参の品質を向上しながら

増産するという
また新しいチャレンジが始まります。


栄養たっぷりな野菜と

安心安全なお米を
世の中のより多くの方に届けたいです。

最後に・・・


==============

お客様の声が灯してくれる
   未来への道
==============


生産者としてお客様からの声は

一番嬉しいですし励みにもなります。


小さい面積なら簡単だけれど、

広くなればなるほど
品質を維持する難しさもあります。


でも、私たちは

そこにしっかりと向き合い、
良いものを育てていくんだ!
というプロ意識で歩んでいます。


お客様の声が私たちの原動力です。


本当にいつもありがとうございます!

この場をお借りして心より感謝
申し上げます。



2023年も引き続き

スタッフと力を合わせて
全力で美味しい野菜と米づくりに
励んで参ります!


本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

大きく生長するために必要なこと

今年も残すところ
あとわずかとなりました!


もう、びっくりです!

今年もあっという間でした・・!


そして、

この「にんじん畑通信」の
元となる紙面媒体の発行は
この12月で丸4年になります。


4年前の通信の内容を見ると

まるでよちよち歩きの赤ちゃん
のような感じがします(笑)


出口農園としても、

母親としても、
一人の人間としても、
この4年間は激動な日々で
たくさんの方々に支えて
いただきながら、なんとか
前に進み続けることができた
ありがたい4年間でした。


この場をお借りして

みなさまには心から
感謝申し上げます。


さて、今回は

農園と共に常に進化し続けている
「人参」の成長記録をお伝えする
【にんじん成長記2022】
のお届けです!


時を遡ること、今年の

10月のにんじん畑の様子です。


↓↓↓


この10月の時期は、

人参の株間を確保するための
「間引き」がメインの作業内容で、
それと同時に人参の生育を
阻害してしまう草の
「除草」を行います。


人参同士の間隔が狭いままだと

人参が大きくなるにつれて
1本ごとに生長できるスペースが
狭まっていくので、
人参がゆったりと生育できるように
スペースを確保するために間引きます。


この「間引き段階の人参」

の葉っぱは茎まで柔らかく、
お浸しや佃煮、
チヂミやかき揚げなど
この時期の食卓を
彩り豊かにしてくれます。


かき揚げなんかは
本当に最高です!


そして、この時期は

玉ねぎの定食もあるので
農場長はテンテコマイです!

↓定植の様子。


Farm&Storyさんで

お取り扱いのある『玉ねぎジャム』や
『人参ドレッシング』に
使っていただいたり、
玉ねぎ単体で販売したりする予定です♪


春に穫れる新玉で作る

玉ねぎスライスは最高です。


甘みがありスッキリとした

味わいなので
野菜や魚と合わせて
マリネやサラダにピッタリです!!


楽しみにしていてくださいね!

 

美容と健康に良いと言えばこの野菜

最近、農場長が
夜な夜な、鬼まんじゅうを
作っています。(^o^)/


鬼まんじゅうって

知っていますか?


名古屋出身の私たちにとっては

幼い頃からよく食べていた
おやつの一つなのですが、
これ、どうやら
東海地方の郷土菓子
のようですね!!!


大人になるまで

知りませんでした・・・!


「芋まんじゅう」と

呼んでいる地域も
あるようです。


サツマイモと砂糖と

小麦粉を使った
和菓子です。


蒸し器で蒸すので
油を使わないし、
お砂糖を加減すれば
甘みも調節できるし
米粉に変えてもできるので
ヘルシースイーツです(^o^)/


さて、今日は

そんなサツマイモの
ミニ知識をお届けします♪


●美容と健康に嬉しい●

\サツマイモのミニ知識/


サツマイモの栄養

サツマイモは
美容と健康に嬉しい
ファイトケミカルの宝庫です。


紫色の品種の色は

アントシアニンで
ポリフェノールの一種。


抗酸化作用があり、

老化防止や生活習慣病の
予防などに効果がある
と言われています。


肌に張りや艶を与え、

メラニン色素の沈着を防ぐ
ビタミンC、細胞の老化を防ぐ
ビタミンEが多く、
美容に効果を発揮します。


サツマイモの保存の仕方

できれば土がついたまま
新聞紙に包んで風通しの良い場所へ。


保存の適温は15度前後。


冬季に冷え過ぎるところでは

新聞紙にくるんだら
段ボールなどに入れて
保管しましょう。


保存中に甘みが増して

美味しくなります。


サツマイモは

冷えに弱いため
間違っても冷蔵庫には
入れないでくださいね!


甘みを高める調理法

サツマイモは
ゆっくりとじっくりと
熱を加えて火を通しましょう。


160度〜180度のオーブンで

ゆっくり1時間ほど焼くか、
蒸し器などでふかすのが
おすすめです。

最近では時短で
レンジでチン!
とするレシピが多いですが、
ゆっくり加熱した時の甘さと
比較すると1/5にまで
減ってしまうので
レンチンはオススメできません。

*
*

秋に収穫したサツマイモを
適切に保管して
上手に保存できると
1年かけてずっと食べ続け
られます。


サツマイモは

収穫したてよりも
2~3ヶ月追熟させた方が
ホクホクで甘みも増して
美味しいんですよ(*^o^*)


サツマイモを美味しく

調理して、美容と健康に
お役立てくださいね!

 

減塩ではなく、塩を厳選しよう!

寒さが深まるこの季節。

冬が好きな私は
とってもワクワクしています。

 

寒い冬のシンとした
空気感が好きなのです。

 

しかし、温度が低い分
カラダも冷えがちですので、
温める工夫をしたいところです。

 

そこで、今回は、
カラダを温める『塩』に注目し
掘り下げて考えてみましょう。

 

*
*

 

減塩ではなく、塩を厳選しよう!

塩分摂りすぎに注意!!
減塩しましょう!!と、
まるで塩が健康なカラダの
『大敵』であるかのような
健康情報が溢れかえっています。

 

 

しかし、
生命を維持するために『塩』は
欠かせない存在です。

 

 

世の中には一体どんな塩が
存在するのでしょうか?

 

 

見てみましょう(^o^)/

 

 

●塩の種類●

 

(1)
精製塩
(製法:イオン膜・立釜)

 

大量生産が可能で、
実は工業原料として
幅広く使用されており、
なるべく口にしない方が良い
と言われている。

 

サラサラとした手触りが特徴で、
最も安価な塩。

 

ミネラルは含まれず、
塩化ナトリウムだけを抽出した
高純度の塩。

 

 

(2)
天然塩・自然塩
(製法:平釜・天日等)

 

海のミネラルを豊富に含む。

ミネラルは人間にとって
必須な栄養でもあるので
積極的に摂りたい塩。

 

 

(3)
再生加工塩

精製塩を海水に溶かして
濃度を上げたり、
精製塩にミネラルを添加したもの。

 

 

●塩の見分け方●

(1)
製造方法は平釜や
天日のものを選ぶ。

 

 

(2)
『天然塩』『自然塩』
と記載のあるものを選ぶ。

 

 

(3)
栄養成分表示の
『食塩相当量』が80%代以下
(高くても91〜92%)のものを選ぶ。

(食塩相当量が総量に近いほど
含有されるミネラル分は
低いということです。)

 

 

●精製塩にはストッパーが無い●

 

本来の塩とは、
ナトリウム成分だけで
構成されるものではありません。

 

 

「塩辛い」だけではなく
「甘みや旨味、苦味」なども
感じられて、
奥深い味わいがあるものです。

 

 

自然塩や天然塩には
他のミネラル分が多いため、
ミネラルにカラダが反応し
過剰摂取を避けることができます。

 

 

例えば、汗をかいた時など、
体が塩を欲しているときは
自然塩を美味しく感じるのですが、
塩分が体にとって
十分な量に達すると、
急に舌がにがりや
その他マグネシウム(ミネラル成分)
などの苦味を感じて、
それ以上を求めなくなるのです。

 

 

しかし、精製塩の場合には
そのようなストッパーとなる
成分が含まれていないため、
いくら口にしても
えぐみなどを感じることが
ないため際限なく
食べ続けてしまいます。

 

 

●まとめ●

自然塩や天然塩は
ミネラル豊富で体に良いですし、
何よりお料理が美味しくなります♪

 

 

今精製塩を摂っている方は、
ぜひ自然塩・天然塩に
切り替えて美味しく健康増進を
図って参りましょう〜!

 

 

美味しい人参栽培には欠かせない仕事

気がつけば、
もう今年もあと
1ヶ月・・・!!

信じられません。

12月はなぜか忙しいので
この1ヶ月もあっと
いう間に過ぎて行って
しまうでしょう。


でも、家族がみんな

健康に過ごせた一年
だったのでそれが何より
よかったです。


このままみんな

健康に過ごして
年越しできたらと思っています。(^^)


さて、今日は月末の

メールなので、
『にんじん成長記2022』
をお届けします!


時は遡ること9月の

にんじん畑の様子です。


真夏に作業をがんばってきた

『太陽熱養生処理』が
抜群の効果を発揮し、
細かい雑草を抑えてくれています。


しかし、

どうしても抑えきれない
草が生えてくるため、
今年は早めに畑を見回り、
草が大きくならないうちに
一本一本除草しました。


9月はまだまだ

驚くほどのスピードで
植物が成長するので、
どんどん人参の芽の
背丈を追い抜いていく
草たちに脅威を感じます・・。


しかし、負けません!!

みんなで力を合わせて
人参が草に埋もれないように
一心不乱にがんばりました!!


こんなに長いツルの草が

ゴッソリ取れます。


農場長がとっても嬉しそう(笑)


人参の芽を一緒に抜いて

しまわないように、
かなり神経を使いながら
そーっと抜きます。


この畑一面の人参の救出が

無事に終わり、ホッとしています。


それから、

人参栽培と同時に
進行しているのが
『玉ねぎ』栽培です。


当農園で種まきをして、

苗を育て、上の写真のような
苗が鉛筆くらいの細さ
まで育ったら、
一本一本を手作業で
定植していきます。

 

もちろん苗づくりの時も
農薬や除草剤を使用していません♪


定植はもう少しだけ

先になりますが、この時期は
人参の草取りもあるため
てんてこまいですが
力を合わせて乗り越えていきます!

 

スマイル便りでス米(マイ)ル届けます

愛知県は先週から
グッと気温が低くなり、
しっかり冬に近づいて
いるのを実感します。

豚汁が美味しい季節
ですね!!!

豚汁さえ作っておけば
少々ズボラな料理でも
満足度があがります(*^o^*)

さて、今年は7年ぶりの
お米栽培に取り組み、
9月に収穫を迎えました!


みなさんにも

Farm&Storyさんから
ご案内があったかと思います。

ご案内してから即日で
完売だったということを
お聞きしました。

本当に嬉しくて感謝感激です!!

今回のお米栽培に向けて
栽培方法を日々学び、
実践してきたのですが、

予定通り進むこともあれば
予想外のことも起きたりして、

来年度につながる
素晴らしい経験になったと
実感しています。

中でも大変だったのが
草取りです。


除草剤や農薬など

一切使用していないため、
細やかに田んぼに目を配り、
草が生えては抜き、
生えては抜きを
繰り返してきました。


Farm&Storyの

スタッフさんにも
草取りをお手伝いしていただき、
みんなで田んぼを見守って
育てられたことが
とても楽しくもありました!


来年はもっともっと

生産能力を上げて
『世界に一つだけのお米』
をより多くの方に
お届けできるよう
引き続き励んで参ります!


↑写真は

お米のニュースレター、
『スマイル便り』です。


来年は『スマイル通信』として

定期発行し、お米と共に
「スマイル」をお届けできたら
嬉しいなぁと思っています♪

骨太に必要な栄養を作り出す方法

お散歩が気持ち良い
気候ですね・・v(^^)


近隣農家さんから
「里芋あげる〜」
「かぼちゃもらってくれない?」
「柿食べる?」

などなど、
秋に食べたくなる
食材を毎日のように
いただきます。

 

なので、夏が終わって
ちょっと旬野菜が少なくなる
端境期で「野菜不足だなぁ」と
感じている日々から
抜け出してきました(^o^)

(写真はいただいたかぼちゃで
作ったポタージュスープ)


さて、これからが
秋冬野菜が美味しい季節で
楽しみですが、
実は野菜を食べるだけでは
十分に摂取できない栄養素が
あることをご存知でしょうか?


それは、
『ビタミンD』という
栄養素です。


このビタミンDは、
残念ながら野菜や穀物・豆類には
あまり含まれていない栄養素
だと言われています。

 

しかし、健康には欠かせない
栄養素なのです!!!

 

今日はその『ビタミンD』
についてお話ししたいと
思います。


お金をかけずに
ビタミンDを作り出す方法


◎ビタミンDのチカラ◎
ビタミンDは
カルシウムとリンという
骨を作るミネラルの吸収に
関わる栄養素です。

 

不足すると骨軟化症や
高齢者の方では骨粗しょう症に
なるリスクが高まり、
十分に摂取できていると
骨が丈夫になると言われています。

 

また、ビタミンDが
筋力維持に関わっていることは
近年の研究で明らかになっています。

 

◎摂取の目安◎
ビタミンDの食事摂取基準として、
18歳以上の成人は
1日8.5μg(耐容上限量100μg)
と言われています。


しかし、厚生労働省の
「平成30年国民健康・栄養調査」
によると、
20歳以上の日本人の
1日当たりの
ビタミンD平均摂取量は7.0μgで、
食事摂取基準に満たしていない
ことがわかります。


またビタミンDが
欠乏・不足している人は
男性で72.5%、
女性で88.0%にも
及ぶという調査結果も出ているそうです。


では、どんな食材に
ビタミンDが多く含まれて
いるでしょうか?


〈可食部100g当たりのビタミンD含有量〉
紅鮭(生)・・・33.0μg
さんま(生)・・・19.0μg
まさば(生)・・・11.0μg
しらす干し(半乾燥)・・・61.0μg
干ししいたけ(乾燥)・・・12.7μg
卵黄(生)・・・5.9μg


◎ビタミンDを体内で作り出す方法◎


ビタミンDは食品から摂取する他、
私たちの体内で作り出すことも可能です。


方法は簡単♪「日光浴」です。

皮膚が紫外線を浴びることで、
皮膚にあるプロビタミンD3
という物質が、
体内でビタミンDに変わり、
肝臓に蓄えられます。

 

オススメは午前中の時間帯で
週3回ほど1日15〜30分程度を
目安に行うと良いとされています。

 

ガーデニングや散歩など
日常の習慣の中で心地良い日光浴を
楽しむことをオススメします。

 

どうしても外に出られない場合は、
手のひらを上に向けて
「手のひら日光浴」
だけでも良いそうですよ!


人参と日光浴♪笑

 

外が気持ち良い季節になってきたので、
お散歩がてら日光浴を楽しみつつ、
キノコや魚などと一緒に
美味しい野菜を食べて
健康に過ごしましょう〜!

 

失敗は未来の財産

急に朝晩冷え込むように
なりましたね・・・(>_<)

金木犀の香りも
あっという間に
香らないようになってしまい
ちょっぴり寂しい気分です


しかし!!

人参の生育は順調で
嬉しい気分でもあります!


恒例の人参間引き菜で
かき揚げをしました(^o^)/

人参の葉の中で
かき揚げが一番好きな料理です。

 

ですが、
そう毎日揚げ物は
できないので、
気合いが入った日は
揚げています(笑)

さて、
今はフサフサに葉っぱが
繁っている人参畑ですが、
今日は月末のメールなので
人参の様子を遡って
お届けしたいと思います♪

 

〜にんじん成長記2022〜
8月のにんじん畑の様子

太陽熱養生処理も順調に終わり、
順番に種まきを始めました。

 

今までの失敗を活かし、
今年は徹底的に
対策を練ってきました。

 

数年前、
とても気温が高い時期に
種を蒔いた畑の発芽状況が
悪かったことがありました。

 

土が高温になりすぎてしまうと、
散水していたとしても
思うように発芽しないことが
あります。

 

今年は盆明けに
一旦気温が落ち着いたので
その時期を見計らって
種まきをしました!

 

早い時期に種を蒔いた畑では
発芽も確認できましたよ♪

 


 

人参の栽培はお水の管理が
とても重要です。

 

お水の量が多すぎると
土壌中が酸欠状態になり
根が伸びなくなってしまいますし、
お水が少なすぎると
芽が出てきません。

 

つまり、水はけを良くし、
保湿にも優れている土壌に
整えておかなければ
人参栽培は成功しないのですね・・。

 

今まで何度も何度も
失敗をしてきましたが、
失敗しないとわからなかった
ことがたくさんあるので、
今では失敗した経験そのものが
私たちの財産です。

 

これからも
応援をどうぞよろしくお願い致します!

 

玄米の衝撃的なハナシ

季節の変わり目、
ご体調はいかがですか?


我が家は
息子から始まり、私も
風邪をもらい、
冬を前にまた一段と
体を強くできたようです(^o^)/
(・・と、思いたいです)

心がけているのは
風邪をひいた時
極力薬に頼らず、
自然治癒していくために
しっかり療養します。

野菜をたっぷり摂れて
胃腸に優しいメニューに
したり、母業を頑張るために
漢方を飲むこともありますが・・。


日にちをかければ
だんだんと治癒していきます。

もちろん、時には薬で早めに
ケアをする必要もあるとは
思いますが、その見極めは
とても難しいものだな、
と思います。

 

自分の体のことなら
自分自身で責任を担って
薬を使うのか、使わないのか
を判断していけるのですが、
農産物の生産においては
そうはいきません。

 

当農園で育てたお野菜や
お米を食べて、
『不健康になってしまった』
という結果だけは
引き起こしたくないのです。

 

野菜の皮やヘタ(生長点)に
たくさんの栄養が詰まっている
と言われています。

 


農薬や除草剤、化学肥料を
使用せずに育てれば、
皮もヘタも全部安心して
美味しく食べられます。

 

では、
お米はどうでしょうか?

 

お米も同じで、
精白されたお米よりも、
糠や胚芽がついた状態の
玄米の方が栄養を豊富に
摂取できると言われています。

 

そこで・・・


「その玄米、安全ですか?」


ということを今日は

考えてみたいと思います。

 

本当に玄米は体に良いの!?

 

精白の度合いが進むにつれて
ビタミンやミネラル、
食物繊維などの体に良い成分が
失われていくため、
栄養分を損なうことなく
保たれている玄米の方が
身体に良いとされています。

 

しかし、
慣行栽培等で育ったお米には
多くの農薬が使用されています。

そして、
良く無い成分(検出されにくい
残留農薬や、体に良くないとされる
硝酸態窒素)は、
玄米の胚芽や糠に集中する
と言われています。

 

安心安全な環境で
育ってこなかった玄米は、
玄米だからといって
果たして体に良いと言えるのか
疑問に思うところです。

 

いつ頃から農薬が日本で使用され始めたのか

昭和35年頃から農薬の
大量投入が始まりました。

 

当時は生産の安定性、
大量収穫、効率化を図るために
導入されたのですが、
あまりにも強い薬だったため、
栽培する農家自身の
農薬による中毒症状が
問題となった時期もあるほどです。

 

現代の農薬は身体に悪影響が
少ないとされていますが、
農薬には殺菌・殺虫作用が
しっかりあることから考えると、
人体に影響が全く無い
とは言い切れません。

 

本当に体に良い玄米を育てたい

人参を栽培するときの
想いと同じで、
私たちが手掛ける農産物は
安心安全が大前提です。

 

お客様のカラダの中で
野菜や米が本来持つ
「健康パワー」を最大限に
発揮してもらいたい!!
と思っています。

 

そのためには、
農薬や除草剤・化学肥料は
使用せず、それに代わる
労力と時間を惜しみなく
注ぎたいのです。

 

それが私たちのやりがいです。

 

お米のヒミツ

年齢を重ねると同時に
食の好みが変わってくる
ことはありませんか?

 

例えば、
小さな頃や思春期の頃なんかは
揚げ物やこってりした
味付けのものを好み、

社会人になって
お友達と飲みに行ったり
外食をしたりして
いろんなジャンルの料理に
出合って好みが増え、

 

ある程度年齢を重ねると
こってりよりもあっさりした
ものを好むように・・・。

 

一概にはいえませんが、
なんとなく食の好みというのは
移り変わっていくものなのでは
ないかと思うのです。

 

食の好みは変われど、
主食が大きく変わることは
ほとんどありませんよね。

日本人の主食はお米。

 

どんなご家庭の食卓にも
常に『お米』があるものです。

 

それほど日本人にとっては
身近な食べ物『お米』。

 

そのお米のことを、
どれくらいご存知でしょうか?

 

今年度は数年ぶりに
当農園でも米栽培をしました!

 

改めて日本のお米の現状を
今日はお話ししたいと思います。

 

◎米栽培のミニ知識◎

 

お米をカテゴリに分けると
大きくは次の3つです。

(1)
一般慣行栽培米
(農薬使用)

 

(2)
特別栽培米
(減農薬、化学肥料等使用)

 

(3)
有機栽培米
(農水省によるJAS認定)

 

農産物における有機栽培は
全体の0.4%なので、
その値で考えると
日本で生産されている
99%以上のお米は
農薬や除草剤を使用して
栽培されていることになります。

 

また、上記(3)の有機栽培米は
農水省によるJAS認定が
なされているものですが、
この認定にはかなりコストや
労力がかかることから
認定を受けないまでも、
有機JASの規定の範囲内で
栽培している農家もあります。

 

有機JAS認定は取得していませんが
当農園は栽培期間中、
農薬・除草剤・化学肥料等は
使用しておりません。(^o^)/

 

除草剤不使用
=どんどん生える草との戦い

 

畑同様、田んぼも
春から夏にかけて
雑草が生える勢いは
凄まじいものです。

 

私たちは除草剤を
使用しないので
草を一本一本手で抜いたり、
機械で除草をしていきます。

 

この作業を怠ると
土壌の栄養が雑草に奪われて、
おいしいお米ができないのです。

 

全力で草取りに励みます。

 

衝撃!!
15日おきに散布される除草剤

 

慣行栽培の生産者が
使用する一般的な農薬の効果は、
撒いてから水に溶けて
わずか15日程度しか持ちません。

 

効果が切れれば
草が生えてくるため、
除草剤は15日間隔で
欠かせないのです。

 

つまり、
田んぼを農薬漬けにして
育てていることになります。

 

※農家さんの考え方や
使用する薬の種類によって
散布頻度は異なります。

私たちは
農薬・除草剤・化学肥料不使用の
栽培を続けることで、
一時的に収穫減が起きたとしても、
土壌の微生物が豊かで、
病害虫に強い稲が育つように、

 

何年も何年もかけて
田んぼそのものも
育てていくような
お米づくりに取り組んでいます。