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減塩ではなく、塩を厳選しよう!

寒さが深まるこの季節。

冬が好きな私は
とってもワクワクしています。

 

寒い冬のシンとした
空気感が好きなのです。

 

しかし、温度が低い分
カラダも冷えがちですので、
温める工夫をしたいところです。

 

そこで、今回は、
カラダを温める『塩』に注目し
掘り下げて考えてみましょう。

 

*
*

 

減塩ではなく、塩を厳選しよう!

塩分摂りすぎに注意!!
減塩しましょう!!と、
まるで塩が健康なカラダの
『大敵』であるかのような
健康情報が溢れかえっています。

 

 

しかし、
生命を維持するために『塩』は
欠かせない存在です。

 

 

世の中には一体どんな塩が
存在するのでしょうか?

 

 

見てみましょう(^o^)/

 

 

●塩の種類●

 

(1)
精製塩
(製法:イオン膜・立釜)

 

大量生産が可能で、
実は工業原料として
幅広く使用されており、
なるべく口にしない方が良い
と言われている。

 

サラサラとした手触りが特徴で、
最も安価な塩。

 

ミネラルは含まれず、
塩化ナトリウムだけを抽出した
高純度の塩。

 

 

(2)
天然塩・自然塩
(製法:平釜・天日等)

 

海のミネラルを豊富に含む。

ミネラルは人間にとって
必須な栄養でもあるので
積極的に摂りたい塩。

 

 

(3)
再生加工塩

精製塩を海水に溶かして
濃度を上げたり、
精製塩にミネラルを添加したもの。

 

 

●塩の見分け方●

(1)
製造方法は平釜や
天日のものを選ぶ。

 

 

(2)
『天然塩』『自然塩』
と記載のあるものを選ぶ。

 

 

(3)
栄養成分表示の
『食塩相当量』が80%代以下
(高くても91〜92%)のものを選ぶ。

(食塩相当量が総量に近いほど
含有されるミネラル分は
低いということです。)

 

 

●精製塩にはストッパーが無い●

 

本来の塩とは、
ナトリウム成分だけで
構成されるものではありません。

 

 

「塩辛い」だけではなく
「甘みや旨味、苦味」なども
感じられて、
奥深い味わいがあるものです。

 

 

自然塩や天然塩には
他のミネラル分が多いため、
ミネラルにカラダが反応し
過剰摂取を避けることができます。

 

 

例えば、汗をかいた時など、
体が塩を欲しているときは
自然塩を美味しく感じるのですが、
塩分が体にとって
十分な量に達すると、
急に舌がにがりや
その他マグネシウム(ミネラル成分)
などの苦味を感じて、
それ以上を求めなくなるのです。

 

 

しかし、精製塩の場合には
そのようなストッパーとなる
成分が含まれていないため、
いくら口にしても
えぐみなどを感じることが
ないため際限なく
食べ続けてしまいます。

 

 

●まとめ●

自然塩や天然塩は
ミネラル豊富で体に良いですし、
何よりお料理が美味しくなります♪

 

 

今精製塩を摂っている方は、
ぜひ自然塩・天然塩に
切り替えて美味しく健康増進を
図って参りましょう〜!

 

 

美味しい人参栽培には欠かせない仕事

気がつけば、
もう今年もあと
1ヶ月・・・!!

信じられません。

12月はなぜか忙しいので
この1ヶ月もあっと
いう間に過ぎて行って
しまうでしょう。


でも、家族がみんな

健康に過ごせた一年
だったのでそれが何より
よかったです。


このままみんな

健康に過ごして
年越しできたらと思っています。(^^)


さて、今日は月末の

メールなので、
『にんじん成長記2022』
をお届けします!


時は遡ること9月の

にんじん畑の様子です。


真夏に作業をがんばってきた

『太陽熱養生処理』が
抜群の効果を発揮し、
細かい雑草を抑えてくれています。


しかし、

どうしても抑えきれない
草が生えてくるため、
今年は早めに畑を見回り、
草が大きくならないうちに
一本一本除草しました。


9月はまだまだ

驚くほどのスピードで
植物が成長するので、
どんどん人参の芽の
背丈を追い抜いていく
草たちに脅威を感じます・・。


しかし、負けません!!

みんなで力を合わせて
人参が草に埋もれないように
一心不乱にがんばりました!!


こんなに長いツルの草が

ゴッソリ取れます。


農場長がとっても嬉しそう(笑)


人参の芽を一緒に抜いて

しまわないように、
かなり神経を使いながら
そーっと抜きます。


この畑一面の人参の救出が

無事に終わり、ホッとしています。


それから、

人参栽培と同時に
進行しているのが
『玉ねぎ』栽培です。


当農園で種まきをして、

苗を育て、上の写真のような
苗が鉛筆くらいの細さ
まで育ったら、
一本一本を手作業で
定植していきます。

 

もちろん苗づくりの時も
農薬や除草剤を使用していません♪


定植はもう少しだけ

先になりますが、この時期は
人参の草取りもあるため
てんてこまいですが
力を合わせて乗り越えていきます!

 

スマイル便りでス米(マイ)ル届けます

愛知県は先週から
グッと気温が低くなり、
しっかり冬に近づいて
いるのを実感します。

豚汁が美味しい季節
ですね!!!

豚汁さえ作っておけば
少々ズボラな料理でも
満足度があがります(*^o^*)

さて、今年は7年ぶりの
お米栽培に取り組み、
9月に収穫を迎えました!


みなさんにも

Farm&Storyさんから
ご案内があったかと思います。

ご案内してから即日で
完売だったということを
お聞きしました。

本当に嬉しくて感謝感激です!!

今回のお米栽培に向けて
栽培方法を日々学び、
実践してきたのですが、

予定通り進むこともあれば
予想外のことも起きたりして、

来年度につながる
素晴らしい経験になったと
実感しています。

中でも大変だったのが
草取りです。


除草剤や農薬など

一切使用していないため、
細やかに田んぼに目を配り、
草が生えては抜き、
生えては抜きを
繰り返してきました。


Farm&Storyの

スタッフさんにも
草取りをお手伝いしていただき、
みんなで田んぼを見守って
育てられたことが
とても楽しくもありました!


来年はもっともっと

生産能力を上げて
『世界に一つだけのお米』
をより多くの方に
お届けできるよう
引き続き励んで参ります!


↑写真は

お米のニュースレター、
『スマイル便り』です。


来年は『スマイル通信』として

定期発行し、お米と共に
「スマイル」をお届けできたら
嬉しいなぁと思っています♪

骨太に必要な栄養を作り出す方法

お散歩が気持ち良い
気候ですね・・v(^^)


近隣農家さんから
「里芋あげる〜」
「かぼちゃもらってくれない?」
「柿食べる?」

などなど、
秋に食べたくなる
食材を毎日のように
いただきます。

 

なので、夏が終わって
ちょっと旬野菜が少なくなる
端境期で「野菜不足だなぁ」と
感じている日々から
抜け出してきました(^o^)

(写真はいただいたかぼちゃで
作ったポタージュスープ)


さて、これからが
秋冬野菜が美味しい季節で
楽しみですが、
実は野菜を食べるだけでは
十分に摂取できない栄養素が
あることをご存知でしょうか?


それは、
『ビタミンD』という
栄養素です。


このビタミンDは、
残念ながら野菜や穀物・豆類には
あまり含まれていない栄養素
だと言われています。

 

しかし、健康には欠かせない
栄養素なのです!!!

 

今日はその『ビタミンD』
についてお話ししたいと
思います。


お金をかけずに
ビタミンDを作り出す方法


◎ビタミンDのチカラ◎
ビタミンDは
カルシウムとリンという
骨を作るミネラルの吸収に
関わる栄養素です。

 

不足すると骨軟化症や
高齢者の方では骨粗しょう症に
なるリスクが高まり、
十分に摂取できていると
骨が丈夫になると言われています。

 

また、ビタミンDが
筋力維持に関わっていることは
近年の研究で明らかになっています。

 

◎摂取の目安◎
ビタミンDの食事摂取基準として、
18歳以上の成人は
1日8.5μg(耐容上限量100μg)
と言われています。


しかし、厚生労働省の
「平成30年国民健康・栄養調査」
によると、
20歳以上の日本人の
1日当たりの
ビタミンD平均摂取量は7.0μgで、
食事摂取基準に満たしていない
ことがわかります。


またビタミンDが
欠乏・不足している人は
男性で72.5%、
女性で88.0%にも
及ぶという調査結果も出ているそうです。


では、どんな食材に
ビタミンDが多く含まれて
いるでしょうか?


〈可食部100g当たりのビタミンD含有量〉
紅鮭(生)・・・33.0μg
さんま(生)・・・19.0μg
まさば(生)・・・11.0μg
しらす干し(半乾燥)・・・61.0μg
干ししいたけ(乾燥)・・・12.7μg
卵黄(生)・・・5.9μg


◎ビタミンDを体内で作り出す方法◎


ビタミンDは食品から摂取する他、
私たちの体内で作り出すことも可能です。


方法は簡単♪「日光浴」です。

皮膚が紫外線を浴びることで、
皮膚にあるプロビタミンD3
という物質が、
体内でビタミンDに変わり、
肝臓に蓄えられます。

 

オススメは午前中の時間帯で
週3回ほど1日15〜30分程度を
目安に行うと良いとされています。

 

ガーデニングや散歩など
日常の習慣の中で心地良い日光浴を
楽しむことをオススメします。

 

どうしても外に出られない場合は、
手のひらを上に向けて
「手のひら日光浴」
だけでも良いそうですよ!


人参と日光浴♪笑

 

外が気持ち良い季節になってきたので、
お散歩がてら日光浴を楽しみつつ、
キノコや魚などと一緒に
美味しい野菜を食べて
健康に過ごしましょう〜!

 

失敗は未来の財産

急に朝晩冷え込むように
なりましたね・・・(>_<)

金木犀の香りも
あっという間に
香らないようになってしまい
ちょっぴり寂しい気分です


しかし!!

人参の生育は順調で
嬉しい気分でもあります!


恒例の人参間引き菜で
かき揚げをしました(^o^)/

人参の葉の中で
かき揚げが一番好きな料理です。

 

ですが、
そう毎日揚げ物は
できないので、
気合いが入った日は
揚げています(笑)

さて、
今はフサフサに葉っぱが
繁っている人参畑ですが、
今日は月末のメールなので
人参の様子を遡って
お届けしたいと思います♪

 

〜にんじん成長記2022〜
8月のにんじん畑の様子

太陽熱養生処理も順調に終わり、
順番に種まきを始めました。

 

今までの失敗を活かし、
今年は徹底的に
対策を練ってきました。

 

数年前、
とても気温が高い時期に
種を蒔いた畑の発芽状況が
悪かったことがありました。

 

土が高温になりすぎてしまうと、
散水していたとしても
思うように発芽しないことが
あります。

 

今年は盆明けに
一旦気温が落ち着いたので
その時期を見計らって
種まきをしました!

 

早い時期に種を蒔いた畑では
発芽も確認できましたよ♪

 


 

人参の栽培はお水の管理が
とても重要です。

 

お水の量が多すぎると
土壌中が酸欠状態になり
根が伸びなくなってしまいますし、
お水が少なすぎると
芽が出てきません。

 

つまり、水はけを良くし、
保湿にも優れている土壌に
整えておかなければ
人参栽培は成功しないのですね・・。

 

今まで何度も何度も
失敗をしてきましたが、
失敗しないとわからなかった
ことがたくさんあるので、
今では失敗した経験そのものが
私たちの財産です。

 

これからも
応援をどうぞよろしくお願い致します!

 

玄米の衝撃的なハナシ

季節の変わり目、
ご体調はいかがですか?


我が家は
息子から始まり、私も
風邪をもらい、
冬を前にまた一段と
体を強くできたようです(^o^)/
(・・と、思いたいです)

心がけているのは
風邪をひいた時
極力薬に頼らず、
自然治癒していくために
しっかり療養します。

野菜をたっぷり摂れて
胃腸に優しいメニューに
したり、母業を頑張るために
漢方を飲むこともありますが・・。


日にちをかければ
だんだんと治癒していきます。

もちろん、時には薬で早めに
ケアをする必要もあるとは
思いますが、その見極めは
とても難しいものだな、
と思います。

 

自分の体のことなら
自分自身で責任を担って
薬を使うのか、使わないのか
を判断していけるのですが、
農産物の生産においては
そうはいきません。

 

当農園で育てたお野菜や
お米を食べて、
『不健康になってしまった』
という結果だけは
引き起こしたくないのです。

 

野菜の皮やヘタ(生長点)に
たくさんの栄養が詰まっている
と言われています。

 


農薬や除草剤、化学肥料を
使用せずに育てれば、
皮もヘタも全部安心して
美味しく食べられます。

 

では、
お米はどうでしょうか?

 

お米も同じで、
精白されたお米よりも、
糠や胚芽がついた状態の
玄米の方が栄養を豊富に
摂取できると言われています。

 

そこで・・・


「その玄米、安全ですか?」


ということを今日は

考えてみたいと思います。

 

本当に玄米は体に良いの!?

 

精白の度合いが進むにつれて
ビタミンやミネラル、
食物繊維などの体に良い成分が
失われていくため、
栄養分を損なうことなく
保たれている玄米の方が
身体に良いとされています。

 

しかし、
慣行栽培等で育ったお米には
多くの農薬が使用されています。

そして、
良く無い成分(検出されにくい
残留農薬や、体に良くないとされる
硝酸態窒素)は、
玄米の胚芽や糠に集中する
と言われています。

 

安心安全な環境で
育ってこなかった玄米は、
玄米だからといって
果たして体に良いと言えるのか
疑問に思うところです。

 

いつ頃から農薬が日本で使用され始めたのか

昭和35年頃から農薬の
大量投入が始まりました。

 

当時は生産の安定性、
大量収穫、効率化を図るために
導入されたのですが、
あまりにも強い薬だったため、
栽培する農家自身の
農薬による中毒症状が
問題となった時期もあるほどです。

 

現代の農薬は身体に悪影響が
少ないとされていますが、
農薬には殺菌・殺虫作用が
しっかりあることから考えると、
人体に影響が全く無い
とは言い切れません。

 

本当に体に良い玄米を育てたい

人参を栽培するときの
想いと同じで、
私たちが手掛ける農産物は
安心安全が大前提です。

 

お客様のカラダの中で
野菜や米が本来持つ
「健康パワー」を最大限に
発揮してもらいたい!!
と思っています。

 

そのためには、
農薬や除草剤・化学肥料は
使用せず、それに代わる
労力と時間を惜しみなく
注ぎたいのです。

 

それが私たちのやりがいです。

 

お米のヒミツ

年齢を重ねると同時に
食の好みが変わってくる
ことはありませんか?

 

例えば、
小さな頃や思春期の頃なんかは
揚げ物やこってりした
味付けのものを好み、

社会人になって
お友達と飲みに行ったり
外食をしたりして
いろんなジャンルの料理に
出合って好みが増え、

 

ある程度年齢を重ねると
こってりよりもあっさりした
ものを好むように・・・。

 

一概にはいえませんが、
なんとなく食の好みというのは
移り変わっていくものなのでは
ないかと思うのです。

 

食の好みは変われど、
主食が大きく変わることは
ほとんどありませんよね。

日本人の主食はお米。

 

どんなご家庭の食卓にも
常に『お米』があるものです。

 

それほど日本人にとっては
身近な食べ物『お米』。

 

そのお米のことを、
どれくらいご存知でしょうか?

 

今年度は数年ぶりに
当農園でも米栽培をしました!

 

改めて日本のお米の現状を
今日はお話ししたいと思います。

 

◎米栽培のミニ知識◎

 

お米をカテゴリに分けると
大きくは次の3つです。

(1)
一般慣行栽培米
(農薬使用)

 

(2)
特別栽培米
(減農薬、化学肥料等使用)

 

(3)
有機栽培米
(農水省によるJAS認定)

 

農産物における有機栽培は
全体の0.4%なので、
その値で考えると
日本で生産されている
99%以上のお米は
農薬や除草剤を使用して
栽培されていることになります。

 

また、上記(3)の有機栽培米は
農水省によるJAS認定が
なされているものですが、
この認定にはかなりコストや
労力がかかることから
認定を受けないまでも、
有機JASの規定の範囲内で
栽培している農家もあります。

 

有機JAS認定は取得していませんが
当農園は栽培期間中、
農薬・除草剤・化学肥料等は
使用しておりません。(^o^)/

 

除草剤不使用
=どんどん生える草との戦い

 

畑同様、田んぼも
春から夏にかけて
雑草が生える勢いは
凄まじいものです。

 

私たちは除草剤を
使用しないので
草を一本一本手で抜いたり、
機械で除草をしていきます。

 

この作業を怠ると
土壌の栄養が雑草に奪われて、
おいしいお米ができないのです。

 

全力で草取りに励みます。

 

衝撃!!
15日おきに散布される除草剤

 

慣行栽培の生産者が
使用する一般的な農薬の効果は、
撒いてから水に溶けて
わずか15日程度しか持ちません。

 

効果が切れれば
草が生えてくるため、
除草剤は15日間隔で
欠かせないのです。

 

つまり、
田んぼを農薬漬けにして
育てていることになります。

 

※農家さんの考え方や
使用する薬の種類によって
散布頻度は異なります。

私たちは
農薬・除草剤・化学肥料不使用の
栽培を続けることで、
一時的に収穫減が起きたとしても、
土壌の微生物が豊かで、
病害虫に強い稲が育つように、

 

何年も何年もかけて
田んぼそのものも
育てていくような
お米づくりに取り組んでいます。

 

底知れぬ自然のチカラ

9月の3連休は
各地で台風が猛威をふるい、
甚大な被害を受けて現在も
復旧中の地域もありますね。

 

被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げると共に、
1日でも早い復興をお祈り致します。

 

当農園がある愛知県美浜町も尋常では無いほどの雨量でした。

道路が冠水している箇所もあり、
「一体畑はどうなっているのだろう」
とヒヤヒヤしながら過ごしました。

毎年台風シーズンは
本当に心臓に悪いです。(^^;)

 

きっと全国の農家さん、
みなさん一緒の想いだと
思います・・。

 

自然の威力に対して
私たちは自分の身を守ることも
ままならない時もある程、
自然の力は凄まじいと感じます。

 

しかし、農家として
食の安心安全を守りつつ、
自然と共生していく手法で
美味しい農産物を生産することが
私たちの使命なので
途中で止める
わけにはいきません。

台風翌日、
畑に行ってみると
冠水している
箇所は無く、
まだ人参の根も太くは
張って
いない為、
根腐れなども無く
大きな影響は
ありませんでした。

 

逆に、人参の葉や雑草たちが
たくさんの雨をもらって生き生きと
元気になっていました!



 

そんな現在のにんじん畑ですが、
今日は月末なので、
人参たちの成長を振り返る
『にんじん成長記 2022 』
をお届けします。

 

時は遡り、7月のにんじん畑の様子です!

 

 


今年はとっても早く明けた!
と思った梅雨が戻ってきた7月でした。

 

各地で豪雨をもたらした
戻り梅雨ですが、
愛知県で大きな被害はありませんでした。

 

梅雨が本当に明けた7月下旬、
「太陽熱養生処理」を行うために
人参が育つベッド(畝:うね)に
透明ビニールをかけました。

 

この透明ビニールに
太陽の光が当たると、
病害虫や雑草を抑制でき、
土がフカフカになって
根が張りやすい土になるのです。

 

当農園は
農薬や除草剤を一切使用しない為
人参の種を蒔く前にしっかりと
準備をしておく必要があります。

完全に草を抑えることはできませんが、
細かな草は
かなり抑制できるので
この処理がしっかりと効果を発揮
すると後にやってくる
草取り作業が楽になるのです。

 

自然の力で破壊される悲しみもありますが、
自然の力があるからこそ
生み出せる喜びもあります。

 

 

どんなに辛いことが起きても
生み出せる喜びに目を向けて

歩みたいものです。

 

 

世界のシェフが放つ驚きの一言

突然ですが、スーパーに並んでいる
野菜を選ぶ時に一番気にしていること
って
何ですか?


大きさ?
それとも、形?
色・・もしくは、量でしょうか?

 

トータルで見て

「これが良さそう!!」
と思って購入するとは思うのですが、

 

そもそも、日本のスーパーに並んでいる
野菜の殆どは
そんなに比べるほどの違いは無く、

 

形や大きさが揃いに揃っていることが
多いようです。

 

人参やキュウリなんかは
キレーイに長さや大きさが
揃っていますよね。

 

 

実は、この当たり前な光景は
世界共通では
無いようなのです。

 

世界のシェフの驚きの一言から
今日は食品ロスについて
少し考えてみたいと思います。

 

題して!!

愛しい不揃い野菜たち~STOP食品ロス~


これは、
シェフの友人から
聞いた話なのですが、
海外から日本を訪れたシェフが
放った言葉が忘れられません。

 

(スーパーに置かれている野菜を見て)

 

「気持ちが悪い」

 

と、シェフは言いました。

 

大きさも形も長さも
色も全てが揃っているから

「気持ちが悪い」のだそうです。

 

本来、野菜の形というのは
個性豊かで大きさも形もバラバラです。

 

 

それなのに、目の前の野菜は全てが
揃っていることに対して、
彼らは不自然さを感じたようです。

 

海外(そのシェフはフランス)では
不揃いのまま
野菜が販売されているのが
普通なのだそうです。

 

 

●形の美しさだけで美味しさは計れない●

 

出荷先の規格に合わない野菜は
弾かれ、出荷できないというのは
農家にはよくある話です。

見た目が違うだけで弾かれてしまうのは、
日本の古い価値観からくるもの
なのかもしれません。

 

人参でも
スッとスリムな人参よりも、
寸胴で先がマルッとしているものの方が、

例え大きさは小さくても
甘味と旨味があって
美味しかったりします。



 

●止まらないフードロス●


現在、食品ロスが日本だけで
年間612万トンあると言われています。

 

これは東京ドーム5個分に
相当する量です。

 

国民一人当たりに換算すると毎日お茶碗1杯の食料を
捨てていることになります。

 

私たちができることは
ごく僅かなことかもしれませんが、
規格外の形・大きさの野菜を
積極的に食べてもらえる
働きかけをしていくことが
食品ロス削減に少しでも繋がる
と考えています。

 


不揃いだと、
調理するときにちょっとだけ
手間だったりしますが、
変わった形の野菜を見て
家族の会話が増えるのも
楽しいひと時だと思います(^^)

 

個性豊かな不揃い野菜たちも
大切に美味しくいただきましょうね♪

 

今日は真面目な話です。

タイトルを見て

「えっ、、
いつもは真面目じゃないの?」

と、思われたかもしれません。


いえ、私は根っからの
真面目だけが取り柄の
真面目人間です。(^-^)ゞ


・・・と、
私のことはさておき…(^o^;)


今日は当農園が絶対に越えない
一線について、
なぜそこまで
こだわるのかを
真面目に
お話ししたいと思います!

 

題して!!


【農薬・除草剤・化学肥料

『不使用』にこだわるワケ】


当農園が主に栽培をしている
『人参』は草の生育が盛んな夏に
種をまくので、
一週間後芽が出る頃には
雑草も一緒に伸び生えてきます。

 

この雑草を放っておくと、
せっかく出た人参の芽が草に
埋もれてしまい、

人参が育たなくなります。


そうなる前に、

しっかりと除草作業を行なっていきます。

 

何のための、誰のための野菜づくりなのか?


「除草剤を使えばその分手間は減る」
かもしれませんが、
私たちは、その一線を絶対に越えない
という
信念を持っています。


しかし、手で草を抜いている時、
何度も心が折れそうになります。




でも、除草剤には頼りません。


なぜなら、私たちの目指す

【健康な野菜】は「安全である」
ことが大前提だからです。


誰のための野菜づくりなのか?

それはもちろん、

【食べる人の健康のため】

の野菜作りです。


だからこそ、

人体に良くないとされる

農薬等の使用はしたくないのです。


こだわりの理由 3選!!

 

1.健康な土で、健康な野菜を育てたい

微生物の力を最大限に引き出し、

目一杯働ける環境づくりには農薬や
化学肥料は不要だと考えています。


2.
栄養価の高い野菜を育てたい

健康な土で育った野菜は、
旨味や甘味がありエグ味が少なく
(体に良くないとされる
硝酸態チッソ
が少ない)
栄養価も高まります。


高栄養な昔ながらの野菜を
食べて
いただきたいです。

 

3.自然環境を守りたい

環境への負荷を最大限に抑えた栽培を
目指しています。


農薬や化学肥料を使用しないことで、
川や海の水質汚染を抑えることが
できるのです。



「誰のための野菜づくりなのか?」

もう一度伝えさせてください。


【食べる人の健康のため】です。


これは私たちの揺るぎない信念です。