見えないところに手が届く優れもの

前回のブログで愛知県は桜が満開を迎えるようです。

とお伝えしたのですが、私が先走りすぎていたようです。

ごめんなさい!

確かに桜の品種によっては満開を迎えた木もあったのですが…
ソメイヨシノなどはまだ咲き始めでしたね。

そして、今日30日は前回のブログから既に10日経っているので、
もしかしたら散り始めかもしれませんが…

個人的に私は葉桜も好きです♪慌てん坊ですみませんでした。m(__)m

さて、今日はにんじん成長記2021をお届けします。

当農園は長い年月使われてこなかった耕作放棄地を活用して農作物の栽培に
取り組んでいます。

そのため、新しく栽培を始める畑は、まず土の状態を整えていく必要があります。

次の写真は新しく栽培が始まる畑の様子です。

12月のにんじん畑の様子

↓1ヶ月後

1月のにんじん畑の様子

見ての通り、1ヶ月あまり変化がありません。

しかし、地上部にあまり変化がなくても地中ではぐんぐん根が成長しているんです。
人の手や機械では届かないところまで根を張り、その根の力で土の深いところまで
耕してもらいます。

すると水捌けが良い、フカフカな土へと変化していきます。

このように、緑肥が育って新しい畑の土づくりの第一歩が始まっています♪

続いて、農業や野菜についてちょっぴり詳しくなれる農業ミニ知識コーナーです。(月1回)

今日はvol.1

【テーマ】
慣行農業と有機農業の違いとは!?

・慣行農業:食物を害虫から守ったり、雑草を防ぎ食物に栄養を与えるために農薬及び
化学合成肥料を使用して農作物を生産。

・有機農業:健康的な豊富な食糧を生産するために、化学合成肥料・農薬・除草剤などを
使用せずに農作物を生産。

日本は戦後の食糧不足を解消するために、肥料工業の復興を優先したという過去もあり、
近代の農業(慣行農業)にとって化学肥料や農薬は欠かせないものになっていたのでしょう…。

出口農園では、有機農業を選択し野菜を生産しています。
時代背景を考えると、化学合成肥料や農薬の普及によって食糧難を乗り越えることが
できたのですから、先代の方々には感謝です。

今度は私たちが次世代へと命をつなぐ役目だと思っています。
変わりゆく時代の中で今何が必要なのか?を考えた時、私たちは『有機農業』を選択しました。

慣行農業が主流になる前の時代に行われていた昔ながらの栽培方法をお手本に、
安心安全で人と地球も健幸になる野菜づくりを頑張っていきたいと思います!!

(写真はFarm&Storyのスタッフさん達と♪)

それでは、また来月末に、農業ミニ知識コーナーVol.2をお届けします。

楽しみにしていてくださいね♪

 

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