日が暮れるのが早くなり、
農作業は17時くらいまでが
限界になってきました。
これからの季節、
気温がグッと下がり
師走に向かって殆どの方が
忙しくなるので車の移動や
徒歩での移動でも事故などには
十分にお気をつけくださいね!
さて、今日は時は遡り、
9月の田んぼの様子をレポートします!
9月の田んぼの様子
⚫︎稲刈り直前の除草作業⚫︎
今年は9月に入っても
真夏のように暑い日が続きました。
お米が輝く黄金色になった
タイミングで収穫です。
その収穫の前に
最後にもう一度
全ての田んぼを周り、
大きくなりすぎた草や
細かい草も手で刈り取り、
田んぼの外へ出す・・
という作業を行いました。
写真をご覧いただく通り、
草がまるで稲のように
長く育っているため、
肩に担いで田んぼの外に出しています。
農薬や除草剤を使用しない時代は
皆こうして草の管理をして、
なんとかお米の生育を守り、
たくさん収穫できるように
努力されてきたんだなぁと
身をもって実感しています。
諸々の作業の大変さを考えると、
農薬や除草剤に頼ってしまいたくなる
気持ちもわかる気がします。
しかし、その一線を越えないのだ!
という決意のもと、
収穫まで辿り着きました。
⚫︎収 穫⚫︎
↑
黄金色になってきた
タイミングで記念撮影♪
収穫機でお米を収穫していきます。
稲を刈り取りながら
ワラの部分を粉砕して
田んぼに拡げていきます。
このワラをしっかりと
来春までに土壌へ分解できるように
10月に入ったら乳酸菌を撒いていきます。
お米は春から栽培が始まると
捉えがちですが、
有機農業の場合、
年間通して田んぼの状態を
しっかりと見守り、
適切なタイミングで
ケアをしていくことが
来年の収穫に大きく影響してきます。
人間が働いていなくとも、
常に土の中の微生物たちは
24時間働いてくれています。
農業をやっていると、
そんな自然界の働きがあるおかげで
私たちは生かされているのだと実感します。