月別アーカイブ: 2022年12月

大きく生長するために必要なこと

今年も残すところ
あとわずかとなりました!


もう、びっくりです!

今年もあっという間でした・・!


そして、

この「にんじん畑通信」の
元となる紙面媒体の発行は
この12月で丸4年になります。


4年前の通信の内容を見ると

まるでよちよち歩きの赤ちゃん
のような感じがします(笑)


出口農園としても、

母親としても、
一人の人間としても、
この4年間は激動な日々で
たくさんの方々に支えて
いただきながら、なんとか
前に進み続けることができた
ありがたい4年間でした。


この場をお借りして

みなさまには心から
感謝申し上げます。


さて、今回は

農園と共に常に進化し続けている
「人参」の成長記録をお伝えする
【にんじん成長記2022】
のお届けです!


時を遡ること、今年の

10月のにんじん畑の様子です。


↓↓↓


この10月の時期は、

人参の株間を確保するための
「間引き」がメインの作業内容で、
それと同時に人参の生育を
阻害してしまう草の
「除草」を行います。


人参同士の間隔が狭いままだと

人参が大きくなるにつれて
1本ごとに生長できるスペースが
狭まっていくので、
人参がゆったりと生育できるように
スペースを確保するために間引きます。


この「間引き段階の人参」

の葉っぱは茎まで柔らかく、
お浸しや佃煮、
チヂミやかき揚げなど
この時期の食卓を
彩り豊かにしてくれます。


かき揚げなんかは
本当に最高です!


そして、この時期は

玉ねぎの定食もあるので
農場長はテンテコマイです!

↓定植の様子。


Farm&Storyさんで

お取り扱いのある『玉ねぎジャム』や
『人参ドレッシング』に
使っていただいたり、
玉ねぎ単体で販売したりする予定です♪


春に穫れる新玉で作る

玉ねぎスライスは最高です。


甘みがありスッキリとした

味わいなので
野菜や魚と合わせて
マリネやサラダにピッタリです!!


楽しみにしていてくださいね!

 

美容と健康に良いと言えばこの野菜

最近、農場長が
夜な夜な、鬼まんじゅうを
作っています。(^o^)/


鬼まんじゅうって

知っていますか?


名古屋出身の私たちにとっては

幼い頃からよく食べていた
おやつの一つなのですが、
これ、どうやら
東海地方の郷土菓子
のようですね!!!


大人になるまで

知りませんでした・・・!


「芋まんじゅう」と

呼んでいる地域も
あるようです。


サツマイモと砂糖と

小麦粉を使った
和菓子です。


蒸し器で蒸すので
油を使わないし、
お砂糖を加減すれば
甘みも調節できるし
米粉に変えてもできるので
ヘルシースイーツです(^o^)/


さて、今日は

そんなサツマイモの
ミニ知識をお届けします♪


●美容と健康に嬉しい●

\サツマイモのミニ知識/


サツマイモの栄養

サツマイモは
美容と健康に嬉しい
ファイトケミカルの宝庫です。


紫色の品種の色は

アントシアニンで
ポリフェノールの一種。


抗酸化作用があり、

老化防止や生活習慣病の
予防などに効果がある
と言われています。


肌に張りや艶を与え、

メラニン色素の沈着を防ぐ
ビタミンC、細胞の老化を防ぐ
ビタミンEが多く、
美容に効果を発揮します。


サツマイモの保存の仕方

できれば土がついたまま
新聞紙に包んで風通しの良い場所へ。


保存の適温は15度前後。


冬季に冷え過ぎるところでは

新聞紙にくるんだら
段ボールなどに入れて
保管しましょう。


保存中に甘みが増して

美味しくなります。


サツマイモは

冷えに弱いため
間違っても冷蔵庫には
入れないでくださいね!


甘みを高める調理法

サツマイモは
ゆっくりとじっくりと
熱を加えて火を通しましょう。


160度〜180度のオーブンで

ゆっくり1時間ほど焼くか、
蒸し器などでふかすのが
おすすめです。

最近では時短で
レンジでチン!
とするレシピが多いですが、
ゆっくり加熱した時の甘さと
比較すると1/5にまで
減ってしまうので
レンチンはオススメできません。

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秋に収穫したサツマイモを
適切に保管して
上手に保存できると
1年かけてずっと食べ続け
られます。


サツマイモは

収穫したてよりも
2~3ヶ月追熟させた方が
ホクホクで甘みも増して
美味しいんですよ(*^o^*)


サツマイモを美味しく

調理して、美容と健康に
お役立てくださいね!

 

減塩ではなく、塩を厳選しよう!

寒さが深まるこの季節。

冬が好きな私は
とってもワクワクしています。

 

寒い冬のシンとした
空気感が好きなのです。

 

しかし、温度が低い分
カラダも冷えがちですので、
温める工夫をしたいところです。

 

そこで、今回は、
カラダを温める『塩』に注目し
掘り下げて考えてみましょう。

 

*
*

 

減塩ではなく、塩を厳選しよう!

塩分摂りすぎに注意!!
減塩しましょう!!と、
まるで塩が健康なカラダの
『大敵』であるかのような
健康情報が溢れかえっています。

 

 

しかし、
生命を維持するために『塩』は
欠かせない存在です。

 

 

世の中には一体どんな塩が
存在するのでしょうか?

 

 

見てみましょう(^o^)/

 

 

●塩の種類●

 

(1)
精製塩
(製法:イオン膜・立釜)

 

大量生産が可能で、
実は工業原料として
幅広く使用されており、
なるべく口にしない方が良い
と言われている。

 

サラサラとした手触りが特徴で、
最も安価な塩。

 

ミネラルは含まれず、
塩化ナトリウムだけを抽出した
高純度の塩。

 

 

(2)
天然塩・自然塩
(製法:平釜・天日等)

 

海のミネラルを豊富に含む。

ミネラルは人間にとって
必須な栄養でもあるので
積極的に摂りたい塩。

 

 

(3)
再生加工塩

精製塩を海水に溶かして
濃度を上げたり、
精製塩にミネラルを添加したもの。

 

 

●塩の見分け方●

(1)
製造方法は平釜や
天日のものを選ぶ。

 

 

(2)
『天然塩』『自然塩』
と記載のあるものを選ぶ。

 

 

(3)
栄養成分表示の
『食塩相当量』が80%代以下
(高くても91〜92%)のものを選ぶ。

(食塩相当量が総量に近いほど
含有されるミネラル分は
低いということです。)

 

 

●精製塩にはストッパーが無い●

 

本来の塩とは、
ナトリウム成分だけで
構成されるものではありません。

 

 

「塩辛い」だけではなく
「甘みや旨味、苦味」なども
感じられて、
奥深い味わいがあるものです。

 

 

自然塩や天然塩には
他のミネラル分が多いため、
ミネラルにカラダが反応し
過剰摂取を避けることができます。

 

 

例えば、汗をかいた時など、
体が塩を欲しているときは
自然塩を美味しく感じるのですが、
塩分が体にとって
十分な量に達すると、
急に舌がにがりや
その他マグネシウム(ミネラル成分)
などの苦味を感じて、
それ以上を求めなくなるのです。

 

 

しかし、精製塩の場合には
そのようなストッパーとなる
成分が含まれていないため、
いくら口にしても
えぐみなどを感じることが
ないため際限なく
食べ続けてしまいます。

 

 

●まとめ●

自然塩や天然塩は
ミネラル豊富で体に良いですし、
何よりお料理が美味しくなります♪

 

 

今精製塩を摂っている方は、
ぜひ自然塩・天然塩に
切り替えて美味しく健康増進を
図って参りましょう〜!