農家によって野菜の味が異なるワケ。

先日、サーカスを見に行ってきました。(^o^)/

同じ人間とは思えないような素晴らしいパフォーマンスを
目の前で見ることができてとっても刺激的でした。

と、同時に、

自分や他者が持っている能力の可能性に対して
無意識に上限をつけてしまっていないか?

と考える良いきっかけにもなりました。

子どもだから・・

専門知識がないから・・

苦手だから・・

などと、自動的に制限するように生きてしまいがちだなぁと
反省するとともに、

「何でもやってみよう!!」

と前向きに考えられるようになった気がします。

2021年度の人参栽培には多くの反省点がありました。

排水性の問題、保水性の問題、作業効率の改善や生産の安定性の向上など
毎年課題は必ず出てきます。

2022年度の人参栽培に向けて着々と準備が進められて
いるのですが、仲間たちのおかげで順調に進んでいます。

何事も前向きに努力をコツコツ積み重ねたら
きっと結果は実ると信じています。

今回はにんじん成長記2022として
3月のにんじん畑の様子をご紹介いたします!

2022年3月・・

人参の収穫が終わり、畑では次の人参栽培の準備が始まりました。

家畜ふん尿の堆肥に見えますが、100%草の草堆肥(植物性)です。

畑の栄養は人参に行き渡ったのでそれを補うように
堆肥を撒いていきます。

地味な作業ですが、とっても大切な作業です。

この後、トラクターで耕して整えていきます。

今年も美味しい人参がたくさん育つように
引き続き土づくりを進めていきます!!

そして、今回はもう一つ、野菜嫌いの原因について
農家からお伝えしたいことがあります。

==== ==== ==== ==== ==== ====

野菜嫌いは農家の責任!!?

==== ==== ==== ==== ==== ====

皆さんの周りには野菜嫌いの方はいらっしゃいますか?

そのかたにぜひお伝えいただきたいことがあります。

野菜は生産者の栽培技術によって大きく味が異なります。

本当においしい野菜は一口食べたら止められないくらい、
旨味と甘みがいっぱいで次から次へと食べたくなります。

一方で残念ながらカラダが拒否してしまうほどの苦味やエグ味を感じて、

「もう食べたくない」

と思ってしまう野菜もあります。

小さな子どもは特に舌が敏感なので後者の野菜を食べていると
野菜嫌いになることもあります。

では、その苦味(エグ味)の正体は

一体なんなのか?

それは【硝酸態窒素(硝酸イオン)】という物質です。

この物質は殆どの野菜に含まれるのですが、量が多いと

『苦味やエグ味』

を感じる野菜になってしまいます。

未完熟の動物性肥料を大量に土壌に投入したり、
化学肥料によって過剰な栄養が土壌にあると硝酸態窒素を多く含む野菜ができます。

そして、そういった野菜は病害虫の被害も受けやすくなります。

つまり、野菜の美味しさはどのような土づくりをしているかによる、という訳です。

この硝酸態窒素を抑えるような土づくりを行うと、ビタミンや糖度、抗酸化力も向上し
栄養満点な野菜が出来るんです♪

なので、野菜嫌いは野菜を作る農家の責任です!

世のお母さんたち!

どうかご自分や子どもさんを責めないでください・・(*^_^*)

私たち農家も皆さんに喜んでもらえる野菜づくりを精一杯頑張ります!!

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です