月別アーカイブ: 2022年2月

有機栽培で育てにくい野菜ナンバーワン

今日で2月も終わりですね1

今月はとにかく日数が少なかったですし、祝日も二日あったので
なんだかあっという間に終わりました。

時間が足りない!!

と思いながら走り続けたような感じです。

毎日バタバタしているものの
この冬、幸いにも我が家は全く風邪をひきませんでした!

みんさんはいかがでしたか?

次の写真は食卓に定期的に出している、特製人参スープ。

人参と玉ねぎとサツマイモ、それからローリエを一緒に
煮込み、ミキサーにかけるだけ♪

これが意外に効いているのかもしれません。

さて、今回はにんじん成長記2021 12月の畑の様子をお届けします。

先月末のブログでは11月に起きたいくつかのハプニングをご紹介しました!

12月以降は人参の収穫三昧なので、ほぼ毎日収穫し出荷作業が続きます。

振り返れば、8月の種蒔きからあっという間の日々でした。

【人参ができるまで】

・8月  種蒔き

・9月  芽が出てスクスク背を伸ばす

・10月  間引きで株間の間隔を空けつつ草取り三昧の毎日♡

・11月 引き続き間引きと草取りで赤ちゃん人参(間引き人参)に癒される♪

・12月 ついに人参の収穫へ!!

実は人参は有機栽培では一番作りづらい農作物と言われてきました。

なぜなら、草なのか、人参の芽なのか、分かりづらいからです。

▼こんなに小さな芽です。

でも、雑草を取らなければ人参の小さな芽が埋もれてしまい
その後の生育に大きく影響が出てしまいます。

有機栽培では除草剤や農薬を使わないため、必ずついてくるのがこの草取りです。

ただ、今はその作業(草取り)を少なくするための有機栽培技術が
発展してきているので、以前よりは収穫量を増やせたり、
栄養価が高い人参が収穫できるようになってきました。

当農園では、それらの技術を日々学びながら実践を続けています。

まだまだ学ぶべきことやチャレンジしてみたいことなど盛り沢山ありますが、
毎年、毎年栄養価も味も、更新していきたいです!

 

 

「もったいない精神」が地球を救う!

息子と絵本を読んでいる時、「リサイクル」と言う言葉が出てきて、

「ママ、なんでリサイクルするの?」

と質問を受けたことがあります。

私は、

「まだ使い道があるのにそのまま捨てるともったいないから
捨ててゴミになる前にもう一回使えるようにリサイクルするんだよ。」

と説明したら、

「そうなんだ、すごっ!(すごい!)」

と言っていました。

「もったいない」と言う言葉は日本独自の言葉だそうですね。

外国語に訳すことができないので、MOTTAINAIと表現し世界共通語にもなるんだとか。

実はこの「もったいない」という日本独自の考え方(文化)が
当農園の栽培方法に大きく影響しています。

草や籾殻、竹など、邪魔や不要とされてきた自然資源を大いに活用した
栽培方法を取り入れています。

今日はその自然資源の中の一つである

『竹』

についてちょっとお話ししたいと思います♪

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循環型農業における異端草!?
         竹  のオハナシ
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竹が健康な土づくりや野菜づくりに役立つ、ということをどれくらいの人が
知っているでしょうか。

創業当時、なかなか美味しい野菜が実らないもどかしさを感じている頃に出会った『竹』。

無尽蔵に生えてきて、山を荒らす存在として
邪魔者扱いをされがちな竹が、形を変えて土づくりに大きな力を発揮してくれています。

●竹の魅力●

〈その1〉*驚異の生長力*

生長期の竹は1日に1m以上も伸びます。この生長期には1秒間に9万個もの
新しい細胞が作られているのだとか。
旺盛な生長をするためには非常に効率的な酵素反応が行われていると言われています。

〈その2〉*土づくり・野菜づくりに必要な栄養がたっぷり*

ミネラル、成長ホルモン、糖分が豊富なので、収穫量が増え、
甘みや旨味も増して美味しい野菜が育ちます。

●竹をどのようにして使うか●

太い竹のまま土に還しても分解に時間がかかってしまうので、
細かく砕いてパウダーやチップ状に変化させて使用します。

▼チップ状の竹

▼炭になった竹

当農園では主に『竹チップ』を土にすき込んで堆肥として使用しています。
(竹が微生物のエサになり、微生物が活性化します)

●知多半島に多い荒れる竹林●

当農園がある美浜町(愛知県の知多半島)には竹林が多く存在しています。

「伐採した竹をもらってくれないか?」と声がかかる程入手しやすい環境なのです。

捉え方によっては竹は邪魔者になりますが、私たちにとっては雑草同様に
『タカラモノ』なのです。

竹を使用し始めた当初は近隣農家さんからとても不思議がられていましたが、
美味しい野菜が実った結果をみて皆さんの見方も変わったようです。

自然資源を土壌に循環させて美味しいお野菜が育つというこのシンプルな仕組みは、
これからの地球環境を守っていくこと間違いない!と私たちは考えています。

これからも未活用の天然資源を活かした農業の実践に励みます♪

 

 

 

冷えは万病の元!体温め食材♪

収穫後、約20kgの人参が入ったコンテナを2人で運んでいました。

(普段は他の男性スタッフに任せていたのですが、その日はちょうど人手が無かったのです)

翌日、息子を抱っこできない程腰が痛んだので、接骨院で診てもらったら、
ギックリ腰と同じ原理で痛みが起きているということでした。

ぎっくり腰まではいかないですが、すっかり良くなるまでは6日程かかりました。

自分の筋力を過信してはダメですね(;_;)

良い機会なので足の筋力をつけたり、腰痛予防のストレッチを日々に取り入れたいと思ってます!

カラダの健康や筋力や体力など、知らないうちに悪くなったり低下したりするので、
日々コツコツ積み重ねていくことが大切だと思います。

そこで、今日は健康的な日々の食事にぜひ取り入れたい食材をご紹介します!

健康のカナメ!!

”カラダを温める”最適な食材の『生姜』!

医療用の漢方百数十種類のうち、なんと70~80%に生姜が含まれているそうです。

生姜には「気、血、水」の流れを正常にし、健康を増進する働きがあります。

この三つの流れが滞ると様々な疾病が起こるとされているので、
病気の予防として日々の暮らしの中に上手に生姜を取り入れたいですよね♪

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生姜によって促進される
  「気・血・水の流れ」
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●気●:体の正常な働きに必要なエネルギー源として体を巡る生命エネルギー

・気の流れをよくして体に活力を与える

・抑うつ気分をとりのぞく

・副腎髄質を刺激してアドレナリンを分泌させ、気力を高める

●血●:血液の働きによって酸素や栄養素を全身の細胞に運ぶ

・体を温め、血流をよくする

・粘液の分泌を良くして血液の汚れをとる

・体内の毒素を分解・処理(解毒)を促す

・コレステロールの低下作用

●水●:血液以外の全ての体液を指し、老廃物を体外に出しながら体に必要な水分のバランスを保つ

・発汗を促して体液の流れをよくする

・尿の出を良くして水の滞りをとる

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簡単!!
生姜を使った温まる飲み物
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〈生姜紅茶〉目安3~6杯/1日

(1)カップ一杯の熱い紅茶を用意する。

(2)(1)にすり下ろした生姜と黒砂糖かハチミツを加えたら完成。

※白砂糖ではなく黒砂糖がポイント

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ちょっと待って!
生姜を摂るのを避けた方が良い場合
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(1)体が熱く、ほてっている

(2)皮膚や舌が異常に赤い

(3)ひどい汗かき

(4)40℃以上の熱がある

(5)皮膚がひどく乾燥している

(6)頻脈がある

(7)脱水症状がある

(8)血便がある

以上の場合は生姜を控えましょう。

何を食べたら健康になるとか、何をしたら病気を予防できるとか、
今、健康情報は溢れています。

取り入れ過ぎて混乱することもあると思います。

でも、何よりも『笑顔で過ごす』ということが結局、
一番健康の支えになるのではないかと思っています。

だからこそ、これからも奇跡の人参ジュースを通して、
食卓に笑顔をお届けできたら嬉しいです。

皆さんの健康を心から願っています。