栄養を効率よく摂取する方法

熱海市の土石流災害では未だ安否不明の方々がいらっしゃる
大きな災害となり、報道を見聞きする度胸が痛みます。

被災地の皆さまの一刻も早い復興と安全を心からお祈り申し上げます。

最近の畑では、梅雨の時期を有効活用して、水捌けが悪い土地を見回り、
どこに水が溜まりやすいのか?

をチェックしています。

予め溝掘機で溝を掘ってあったので、その溝から水路に水がスムーズに
流れていくようにスコップも用いて細かいところまで整備しています。

力仕事で農場長は腰も痛いようですが今まで以上に土の状態が良くなる未来が
楽しみなので日々励んでいます。

さて、今回は夏野菜のマメ知識をお届けいたします。

◎ 知っ得 マメ知識 ◎

~トマト・ピーマン編~

夏野菜といえばこの野菜たちですよね!!
スーパーには年中置いてある野菜ですが、やはり旬に食べると格別に美味しく栄養満点♪

賢く、美味しくいっぱい食べましょう~!!

★トマト★

常温保存がパワーアップのコツ!!

・抗酸化作用
・抗がん作用
・美肌効果 などを期待できる。

【保存方法:常温がベスト】

スーパーで購入したあと、すぐに冷蔵庫に直行していませんか?
トマトは暖かい地域が原産で、寒いのが大嫌い。
冷蔵庫に入ったままは低温障害を招きやすく、リコピンも大幅にダウンしてしまいます。

【追熟方法】

夏場は2~3日が目安。

(1)
1つずつ新聞紙に包み、ヘタを下にしてかごへ。

(2)
15~20度の直射日光の当たらないところに置く。

【調理のポイント】

夏のトマトにはビタミンCが豊富に含まれています。
そして、トマトといえば何と言っても「リコピン」。
このリコピンを効率良く吸収できる方法の順位は次の通りです。

第3位「生」

第2位「加熱」

           or

       「生+油(ドレッシングなど)」

第1位『加熱+油』!!

甘くないトマトは加熱によって甘みを引き出すことができます。

また、リコピンの抗酸化パワーを高めるには、ビタミンEを含む胡麻や落花生、
アーモンドと組み合わすと良いそうですよ。

★ピーマン★

栄養を逃さない切り方は縦切り!!

・抗酸化作用
・美肌効果
・老化防止 などを期待できる。

【保存方法:冷蔵】

冷蔵庫での保存が基本ですが、水気に弱いため、しまう前に水分はしっかり拭き取って
ポリ袋に入れて野菜室へ。

夏場以外なら常温もOK。

タネとヘタを取って使いやすい大きさに切って保存袋に入れ冷凍も可能です。

【調理のポイント】

おすすめは繊維に沿って縦切り。
細胞を壊さないので、炒め物などにしてもシャキシャキとした食感を
楽しむことができます。

ビタミンA・Eなどの脂溶性のビタミンを多く含むので油との相性は抜群。
中華風の炒め物や肉詰め焼きもいいですね。

 

これから本格的な夏の到来です。
旬野菜をたっぷり食べて健康的な夏を楽しみましょう♪

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です