先日、夏至を迎えましたね。
1日の中で、日差しを厳しく感じる時間帯もあり初夏を感じる今日この頃です。
「子育ては、野菜を育てることと似ている。」
と、農場長が言っていました。
どんなところが?
と尋ねたら、
「手をかけすぎてもいけないし、手をかけなさすぎてもいけない。
土や野菜の力を信じて見守る時間も大切だっていうところが子育てと似てるんだよね。」
という返事でした。
なるほどなぁ。。です。
【待つ】ことは相手の力を信じる、前向きな行動なんですね。
さて、今日はにんじん畑の4月の様子をシェアさせてください♪
2月の様子はこうでした。
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4月の様子
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これ、何をやっているかと言うと人参がスクスクと美味しく健康に
育つように、土をフカフカな良い状態にする為に緑肥(今回はライ麦)を蒔いて育てることで、
麦の根の力で土の深いところまで耕してもらっています。
去年の11月から今年の2月までは地上部にあまり変化がなかったのに、
ここ数ヶ月で一気にぐ~ん!!と地上部も伸びてきました。
まるで、子育てや野菜育てのコツがここに現れているようです。
何もせず、人が特に手を加えなくとも自然は根を張り、芽を出し、茎を伸ばしていきます。
これぞ、力を信じて、『待つ』ですね。
1本のライ麦の草を抜いてみたら、この様に根が張っていました。
実際にはもっと細かい根が張り巡らされています。
種を蒔いた10月以降ずっと土の中で成長し、根を張っていたんですね。
もっと成長するのを待って最終的には葉や茎を砕いて土にすき込んで微生物の餌に
なるようにトラクターで整えていきます。
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そして、続いては農業ミニ知識コーナー vol.4です!
テーマ:健康な野菜と不健康な野菜が与えるカラダへの影響の違い
●野菜の栄養価は10分の1に激減!?●
「何の為に野菜を食べるのか?」と問われたら、
誰もが「健康のため!」と答えるのではないでしょうか。
もちろん野菜は体に良いのですが、その野菜が『健康か?不健康か?』で
結果は大きく変わります。
実は、今の野菜の栄養価は50~60年前と比べて著しく低下していると言われています。
ビタミンやミネラルが7割から1割にまで減っている野菜もあると言われています。
私たちが昔と同じ栄養価を野菜から摂ろうとすると昔の野菜の1.5~10倍の量を
食べなければならない計算になります。お腹一杯で入りませんよね…(^o^;)
●野菜のもつ毒性●
「野菜に発がん性物質を生成する毒が含まれている」
と言われたら、ゾッとしますよね。
先月末のメールで健康な野菜の見分け方をご紹介しました。
後味の悪い「エグ味」が強い野菜は不健康な野菜とお伝えしましたが、
そのエグ味の正体は「硝酸態窒素」という物質です。
ほとんどの野菜にはこの硝酸態窒素が含まれているのですが、
これが多いと味は苦くなります。
「硝酸態窒素」は体内で肉や魚のタンパク質と結合すると、「ニトロソアミン」という
発がん性物質をつくり出す危険性が指摘されています。
EUでは野菜の「硝酸態窒素」濃度の上限値を定めていますが、
日本では飲料水には基準値を設けていますが、野菜については野放し状態なのです。
●まとめ●
だからこそ私たちは栄養価が高く、必然的に美味しい『健康な野菜』づくりに
こだわりを持っています。野菜のもつ力を最大限に発揮させて多くの人の健康を
内側からサポートできる健康な野菜づくりに今日も励みます!!
次回の農業ミニ知識コーナーでは、こういった健康な野菜を育てることが
地球環境にどのような影響を及ぼすか?
についてお届けします♪
追伸:
私が子どもの頃、夏休みにお中元でいただくカルピスを飲むのが楽しみの一つでした。
今もカルピスを飲むとあの懐かしい夏の記憶が思い起こされます。
Farm&Storyさんのお中元ギフトがもし、その当時の我が家に届いていたら、
私は同じように大人になっても奇跡の人参ジュースを懐かしむと思います。
健康習慣にぴったりなジュースが届いたら大人も子どもも大喜びですね。
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