投稿者「chz2004tjk」のアーカイブ

秋から始める温活の極意

ようやく秋ですね!(^^)


寒い季節が好きな私としては

ワクワクが止まりません♪


しかし!!

夏の疲れが出やすい季節でもあるため、
今のうちに対策をしておくと良いかもしれません.


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夏バテならぬ秋バテ!?
夏の疲れがまだ取れない方に
温活のススメ
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疲れやすくてだるい、
食欲がなく胃もたれがある、
寝付きが悪く朝スッキリ起きられない、
一日中眠い・・・。


もしかしたらそれ、

「秋バテ」かも知れません。


秋冬は夏の疲れや寒暖差の影響で

冷えが原因の不調が起きやすい季節だそうです。


本格的な秋冬に向けて

今から温活を意識して
カラダを整えていきましょう!

 

1.運動

朝夕の涼しい時間に1日10分から
ウォーキングを始めてみませんか?

筋肉量が増えると体が熱を作り出します。

特に有酸素運動がおすすめ!

 

ウォーキングは
下半身を鍛えるためには
とても有効な運動なので、
季節ごとに移り変わる景色を
観察しながらお散歩する時間を楽しみましょう。

 

慣れてきたら1日最低20〜30分
歩くと良いそうです。

 

2.呼吸


日々、家事に育児に仕事に・・と、

忙しくしていると無意識のうちに
呼吸が浅くなりがちです。

1日3分でも5分でもいいので、
下記を参考に深い呼吸(腹式呼吸)を意識しましょう。


仰向けに寝て、鼻から息を吸うとともに
お腹を膨らませ、ゆっくりと細く長く
口から息を吐いてお腹を凹ませます。

この呼吸を何回も繰り返していくと
体に酸素を多く取り込めてリラックスしていきます。

 

3.食事

 

カラダを温めてくれる食材の王様!
ズバリ生姜ですよね!

 

血行促進や新陳代謝を高めてくれて
ダイエットにも嬉しい食材です。

 

私は『奇跡の人参ジュース』に
すり下ろし生姜を入れて温めて飲む!

という飲み方にハマっています!

 

生姜がピリッとした感じがクセになります。

 

以上が温活の基本です。

 

他にも40度ほどのお湯に
最低3分浸かってカラダを温めたり、
寒暖差に対応できるように
羽織りものを一枚持って出かけたり、
頭寒足熱を意識してレッグウォーマーなどを
活用してカラダもココロもポカポカしましょう♪

 

 

 

 

 

農薬や除草剤の代わりに使うもの

先日、畑近くの85歳の農家さんと
お話しする機会があった時、
おっしゃっていました。

「今年のような気候は
生まれて初めてや。」

・・・と。

残暑が厳しく、9月になっても
気温が高く、台風もほとんど発生しない。


こんな年は初めての経験だそうです。

ようやく10月に入ると
気温も下がるそうですが、
今年の夏は本当に長いです・・・(^^;)

こういう季節の変わり目こそ、
リラックスできる時間を作って
どうぞご自愛くださいね。

さて、
今日は月末の更新なので、
7月のにんじん畑の様子をお届けします!!

7月に入り、気温もグンと上昇したので、
緑肥が一気に大きく成長していました!

緑肥の根は、
トラクターなどでは耕しきれない
土の深いところまで突き抜けて
耕してくれるので、
天然トラクターと言っても過言ではありません。

そして、
緑肥が大きく育ってから細かく粉砕し、
少し乾燥させて土にすき込んでいきます。

そのすき込んだ草が
今度は土壌中の微生物のエサとなり、
微生物はもっともっと
土を良くしてくれる様に一生懸命に働いてくれるのです。

人参栽培成功の秘訣
太陽熱養生処理

人参が育つ圃場を順番に周り、
透明ビニールマルチを張っていきます。

太陽の熱が厳しくなる
この時期にしかできない作業なので、
とにかくテンポよくスピード重視で
人参栽培用の全ての畑で作業していきます。

畝(うね)にビニルマルチを張り、
そこへ太陽の熱が加わることで土が高温になり、
殺菌消毒効果が期待できる他、
何より土壌の発酵分解を促すので
フカフカな土へと整えてくれる効果もあります。

そして、
この太陽熱養生処理が成功すると、
人参の種をまいた後の草取り作業が
激減するので、なんとしてでも
成功させたいとても重要な作業です。

動物などが
ビニールに穴を開けてしまうと成功しないため、
毎日の見回りチェックも欠かせません。

*
*

農薬や除草剤を使用しないですが、
夏の草管理はとても大変です。

だからこそ、できる限り生えてくる草を
少なくするために必要な作業のご紹介でした!

これをしたとしても、
生えてくる草はあるので、
自然とは、やはりたくましいなぁと思います。(^^)

ど根性のお米栽培への想い

今年は残暑が厳しく、
早く過ごしやすい秋が
来ないものかと待ち遠しく思っています。

とはいえ、季節は日毎に進み、
先週末から稲刈りが始まりました!

稲全体が黄金色になるまで待って、
天気の良い日が続いた頃を
見計って稲刈りをしていきます。

このタイミングを見るのが
天気との都合があってなかなか難しかったりします。

良い感じのタイミングで
晴れ間が続いて無事稲刈りが進みましたよ♪

さて、今日はそんなお米の
栽培レポートをお届けします!

時は遡ること、
7月の田んぼの様子です。

7月の田んぼの様子

●止まぬ草取り●

6月に引き続き、
7月に入ってからも
田んぼの草取りは続きます。

この時期になると少し目を離したすきに
しっかりと根を張ってしまう
雑草が生えることがあります。

しっかりと根を張ってしまったら
機械では除草できなくなってしまうので、
ズボッズボッと田んぼに入り、
泥に足を取られながら、
一本ずつ草を取っていきます。

途方もない作業ですが、
スタッフみんなで力を合わせて進めていました。

7月は酷暑もあり、
とても辛い日もありましたが、
暑さに負けずにがんばりました!

●安心安全を守るために必要な手間暇●

突然ですが、
お住まいの地域に田んぼはありますか?

都心に行けば行くほど、
田園風景を見る機会は少ないかも知れません。

しかし、少しだけ田園風景を
思い浮かべてみてください。

恐らく多くの方が稲だけが綺麗に
生えそろっている田園風景
を想像されるのではないでしょうか。

実際には稲は草とともに育ちます。

一般(慣行)農法では
草が生えないように何度も除草剤をまきます。

私たちは、
草を薬で退治するのではなく、
「刈り取る」「抜き取る」ことで
除草していきます。

ここが一般農法との大きな違いで、
その作業はとても時間と
手間がかかるものです。

効率は悪いかも知れません。

しかし、その分地球と人の健康と、
安心・安全を守れていると信じて、
丁寧にお世話しています。


以上が7月の田んぼの様子でした!!

無事に収穫まで
辿り着くことができて本当に嬉しいです。

 ↑
嬉しそうな農場長です。

美味しい野菜づくりは土がすべて!

残暑が厳しいかと思えば
突然の豪雨で空の様子が忙しい
ことになっていますね。

 

気温のアップダウンや
湿度が増えることで心身ともに
体調を崩しやすいのでどうぞご自愛くださいね!

 

さて、今日は当園が考える
『土づくり』についてお話をしたいと思います。

 

題して!

 

野菜の栄養も美味しさも土がすべて!
病害虫に嫌われ、微生物が喜ぶ土づくり

野菜が健康に育てば病害虫被害が少なく、農薬は不要。

 

野菜が不健康に育つから病害虫被害が起きやすく、農薬が必要に。

 

その野菜はどこを栄養源に育つのか?

 

それは、、、「土」です!

 

●重要なのは土づくり●


当農園はとことん土壌環境整備に

こだわりを持って栽培をしています。

 

農薬や化学肥料を使い続けると、
土壌中の微生物の働きは弱まり、
元気のない土になります。

 

そこへ病害虫を予防するための農薬や、
収量を上げるための化学肥料などの力が加わり、
なんとか作物が実るのですが、
栄養価が低くえぐみの強い野菜に
育つことが多いのです。

 

●農薬や化学肥料をなぜ使わないのか?●

当農園も創業当初は

「使わない方が自然だから」

「薬にまみれた野菜を育てたくないから」

という一見ありきたりな理由でした。

 

しかし、栽培を続けていくうちに、
土壌環境に向きあい、
農薬や化学肥料に頼らず
微生物の力を最大限発揮させる
土づくりをして栽培された野菜は、
「とにかく美味しい!」ということがわかりました。

 

旨味があり甘みもあって
苦味の少ないすっきりとした味わいに
なるどころか、栄養価が高いということも
データとして示せる様になったのです。

 

そして「栄養価が高くて健康な野菜」は美味しい!
という事を実感してきました。

 

今ならハッキリと言えます。

 

農薬や化学肥料になぜ頼らないのか?
というと、答えは一つ。

 

「食べた人の健康に繋がる
美味しい野菜を育てたいから!」です。

 

農薬を使って病害虫をいかに防ぐか?
と考えることよりも、
農薬などに頼らなくてもしっかりと
作物が育つ方法を実践し続けていくことに
エネルギーを注いでいきたいと思います。

 

虫も病気も跳ね除けてしまうほど、
強くて逞しい健康な野菜作りをこれからも実践していきます!

 

有機農業に若者のパワーを爆発させる時代

今年は夏の催し物が
全国各地で開かれて、
日本の夏が戻ってきた!


という賑やかな夏でした。


近所の花火大会も開催されて

会場に集う人たちの笑顔が印象的でした。


感染症の流行から3年以上が経ち、

ようやくこういった夏の楽しみを
満喫できるようになり、
なんだか気持ちが開放されたように感じました。(^^)


これからもお野菜モリモリ食べて

健康に過ごしていきたいものです。


さて、今日は月末なので

にんじん成長記2023をお届けしたいと思います。


時は遡ること・・・

6月のにんじん畑の様子


6月は梅雨の晴れ間をぬって
人参栽培用の圃場の耕運と草刈りを進めていました。

 

圃場によっては緑肥を撒いて
草を育てているところもあります。

 


まだ暑さがそこまで厳しくなかったため、

草の勢いはこれからですが、
草の根の力によって、
地中を深いところまで耕してもらいます。


6月はどちらかというと

田んぼの草取りに注力し、
毎日泥だらけになって作業をしていましたよ!


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 必要不可欠な仲間のチカラ
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作業スペース拡大と
スタッフの休憩場所にとハウスを建てました!

 

天井部分が透明ではないため、
日光も遮ることができます。

 

横のビニールをオープンにすれば
真夏でなければ涼しく過ごせます。

 

これまで農場長一人だけで
作業をしてきた時期もありましたが、
こうしてスタッフが増えていくと、
一人でやっていたことの2倍どころか
3倍4倍という量をこなすことができます。

 

改めて「自分以外の人の力」が、いかに重要かを実感しています。

 

私たちと一緒に多くの方の健康を支える
栄養満点な野菜を育ててくれる
スタッフの育成もがんばっていきます!

 

農業の担い手が減っている今、
私たちのような若手農家が
踏ん張って農業界を盛り返していきたいと思います!

 

 

追伸:

写真:人参のお花 
今年も開花しました♪

 

稲の成長と共に歩む農法

まだまだ日中は暑いですが、
少しずつふとした瞬間に「秋風」を
感じるようになってきました。

四季を感じられる日本に生まれて
よかったなぁと思う瞬間です。(^^)

さて、今日は
『出口崇仁農園のお米』栽培についてお届けします!

時は遡る事、6月の田んぼの様子です。

草取り

苗を植えてから
10日〜2週間後くらいから、
除草作業が始まります。

除草剤を使用する農法の場合は、
ポン!と除草剤を田んぼに投げ入れるだけで
草が生えてこないようにできますが、
当農園では一切除草剤を使用しないため、
機械や人力で除草をしていきます。

今年から大型機械を導入し、
作業の効率化を図っています。

ただ、大型機械では入ることができない田んぼは、
エンジン式の手押し除草機で除草を行います。

稲の苗がある程度の高さまで育つ頃まで
1週間〜10日おきに除草作業を繰り返します。

水が抜けてしまう田んぼの補正作業

田んぼのオフシーズン中に
もぐらやザリガニなどが田んぼに穴を開けてしまい、
そこから水が抜けて田んぼに水が
溜まらなくなってしまうことがあります。

水が溜まらない田んぼは
稲の生育に悪影響なので、
穴が開いている箇所を見つけ出し、
スコップを使って手作業で穴埋めを行います。

どこから水が抜けて行ってしまうのか?

を早めに把握し丁寧な作業が必要です。

粘土質の土で育つお米は美味しい!?

 

「ここの米は美味いぞ〜」と
昔から近隣で米を栽培している
農家さんが言っていました。

私たちがお米を育てているエリアの土壌は
「強粘土質」です。


お米はサラサラの砂地で育つよりも

粘土質の土壌で育ったお米の方が
風味豊かで美味しいそうです。

砂地の土は何かと作業はしやすいですが、
粘土質の土は扱いが難しい反面、
食味は良くとっても美味しいお米ができるのだそうです。



いつもどんな時も地域に長年

住まわれている方々の想いや経験は
とても貴重なものだなぁと感じています。

旬の野菜は旬の時期に・・

夏が始まった〜!
と、思いきや、もうお盆の時期ですね・・


時が過ぎ去っていくのが

早すぎて、心が追いつきません(^_^;)


夏野菜をモリモリ食べて

残りの夏も健康に過ごしましょう♪


今回は、健康ミニ知識をお届けします。


題して、

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    夏野菜の代表
 「ゴーヤ」と「シソ」の魅力!!
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【ゴーヤ(苦瓜)】


独特のほろ苦さがクセになる!

アンチエイジングにも嬉しい♪


▼栄養について▼

苦味成分はククルビタシンという
フラボノイドの一種。

食欲増進の効果があり、
強い抗酸化力により、
がん予防や動脈硬化・老化を防ぐ
働きを持つ成分としても注目されています。

ビタミン・ミネラルも多く含み、
中でもビタミンEは
「老化抑制ビタミン」と呼ばれます。


全体的に老化防止につながる栄養成分に

優れた野菜といえます。


▼保存のポイント(冷蔵)▼

●丸ごと保存:
新聞紙かキッチンペーパーに包んで
ポリ袋に入れて冷蔵保存。


●カットして保存:

縦半分に切り、
中のわたと種をとってラップに包んで冷蔵保存。

ストレスや疲れがあるときに
ゴーヤはぴったりの食材です。


生のままスライスし、

バナナとお水・お好みで蜂蜜を加えて
ジューサーにかければゴーヤジュースの出来上がり!

ゴーヤの栄養成分を十分に無駄なく
摂取したい場合におすすめです。


【シソ(青じそ)】

強い殺菌力を持つペリルアルデヒドで
食中毒を予防!!


▼栄養について▼

ペリルアルデヒドは香り成分です。

強い殺菌作用によって
食中毒が予防できるほか、
食欲増進効果があると言われています。

夏は暑さで食欲が低下するので、
青じそと一緒にお肉やお魚を食べると
さっぱりとした風味になって食べやすくなります。


▼保存のポイント(冷蔵・冷凍)▼

●冷蔵:
葉の茎の方に水に浸し、
葉っぱをシャキッとさせた後、
濡らしたキッチンペーパーでくるみ、
ビニル袋などに入れて野菜室へ保存。

●冷凍:
ざく切りや荒いみじん切りにして
フリーザーパックに小分けにして冷凍庫へ。


香り成分ペリルアルデヒドは

刻むことで香りが引き立ち、
薬効もアップします。


刺身に添える場合は細かく刻んだ方が良く、

油と合わせて調理することで
βカロテンの吸収率もアップするそうです!



最近、実は少し食欲が落ち気味で
ちょっとした夏バテを感じています。


シソや生姜など、

さっぱりと食べられる素材を選んで
栄養をしっかり摂り入れて、夏を乗り切りたいと思います!


まだまだ暑い日が続くので

どうぞご自愛くださいね(^o^)/

 

仕込みが肝心な土づくり

毎日暑い中、農園はありがたいことに
毎日忙しくさせてもらっています!

農場長は、会う人会う人に第一声で
『クロっ!!!』
と、言われるそうです。

 

ついそう言ってしまうのがわかるほど、
本当に真っ黒です。(^^;)


人参栽培の準備も本格的に始まり、

日中も暑いので早朝5時から
スタッフみんなで頑張っています!


さて、今回は

にんじん成長記2023をお届けします。


時は遡ること、

5月のにんじん畑の様子です!


この時期は8月のにんじん種まきに向けて

圃場の土づくりをしていました。


土づくりというのは、

一から土を作るのではなく、
圃場にある土の栄養状態が
より良くなるように堆肥を投入したり、
水捌けや通気性の良い土になるように
整えたりします。


土壌微生物が活性化し、

良い土へと育てていってくれるための
下準備(仕込み)です。


その一つが、『緑肥』と言うものです。


草の種を各圃場にまいて

ある程度の大きさまで育てます。



↑まだまだ小さい緑肥の様子。
人間の背丈を超えるほどの大きさに育ちます。

 

その後、刈り取って細かく粉砕して
土に還していくのですが、
今年は多量の雨が降る直前を目掛けて
種まきができたことがとても嬉しかったです!

 

計画と準備をしっかり行っているからこそ、
ナイスタイミングで作業ができるので
常に準備万端で進めていきたいと思います!

 

以上が5月のにんじん畑の様子でした!

また来月末に6月の様子をお届けしますので
楽しみにお待ちください!


最後に、もう一つご報告があります。

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 愛知県美浜町内の全保育所に
 夏野菜の苗をお届けしました!
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美浜町内の保育所では、

毎年夏野菜づくりを通して、
園児と先生が一緒になって楽しみながら学ぶ
『食育』の取り組みを行っています。


限られた予算の中で

充実した保育を行っていただきたい思いから、
微力ながらも当農園で育てた
野菜の苗を寄贈させていただきました!


美味しい野菜を食べて野菜が好きになる!

という子どもたちが増えることを願っていますが、

何より
「自分たちでお世話をして野菜を育てる」
という経験が子どもたちの素敵な思い出となり、
野菜への抵抗感を軽減させるのではないかとも思います。


そんな素敵な取り組みに

少しでも関わることができて嬉しいです。


大人でも

「米や野菜がどのようにできるのかわからない」
という方がいると耳にしたことがあります。


自分たちが普段から食べているものが

どのようにして育ったのか?
を知ることは、食に向き合う
最初の一歩なのかもしれません。


当農園の有機農業という取り組みが、

未来を担う子どもたちの豊かな暮らしや
心の潤いにつながるよう、これからも
考えて行動していきたいと思います!!

農薬・除草剤無しのお米栽培

蒸し蒸しする気候から
だんだん真夏に向けて空気の質や
空の表情が移り変わっていきます。

 

夕方のお散歩でも汗だくですね!

 

最近の農園はというと、
5月の田植え以降、
ほぼ毎日田んぼの草取りをしています。

 

大型機械で除草できるとはいえ、
土が深すぎて大型機械は入れない
ところもありますので、
エンジン式の手押し除草機を
使って田んぼの中を歩いて回ります。

 

農場長は裸足で田んぼに入るため、
爪は黒く、土の色が足について
取れなくなり、かなりワイルドな感じになっています。(^^;)

 

「無農薬のお米作りは大変で手間暇がかかる」

と一言で表現しても、きっと
多くの方にとって現実感が無いのかもしれません。

 

お米がどのように育ち、
どのように栽培されているのかを
知らなければ想像もできない事なので
現実味がないことは無理もありません。

 

そこで、紙面のにんじん畑通信で
お伝えいるお米栽培の記録を
毎月20日にこちらのブログでもお届けします!

 

現状と時差がありますが、
5月の様子からお伝えいたします。

 

ぜひお読みください(^o^)/

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 お米栽培の簡単な流れ
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・4月上旬
 稲の苗づくりスタート

・5月中旬
 田植え

・5月末〜6月
 田植えから10日後除草作業開始

・7月
 稲の生育に合わせて水を抜いたり加えたりと深さを調整する。

・8月
 収穫前の溝切り作業

・9月
 収穫・脱穀

 

お米作りにかける想い


人参栽培に集中してきたここ数年で、

たくさんの経験を積みながら
自然と共に進めていく有機農業の
厳しさを実感してきました。

 

しかし、その厳しさの一方で、
達成した時の喜びやお客様から届く嬉しいお声が
何よりも励みになり、
益々やりがいを持って進むことができました。

 

そんなお客様の健康のことを考えると、
毎日必ずと言って良いほど食べている「お米」こそ、
安心安全なものを食べていただきたい
と願うようになったのです。

 

その願いを実現するべく、
お米栽培の規模拡大を決意しました。

 

苗づくりのこだわり


慣行農法では種籾(苗の種になるもの)

を消毒液につけますが、
当農園が使用する苗は
その時点から農薬は使用しません。

 

温湯消毒を採用しています。

 

60度のお湯に10分浸すことで
病気や虫の発生を抑制します。

 

5月の田んぼの様子


スクスク健康に育った苗を、

5月中旬に田んぼに植えていきます。

 

除草剤を使用しないため、
毎日田んぼを回り、声をかけ、
除草をしながら苗の様子を見守っていきます。

 

水の管理も大切なチェックポイントの一つです。

 


農薬や除草剤を使用しない米作りは
本当に体力勝負です。

 

農薬や除草剤を使用する栽培は、
田植えをして薬をまいたら収穫まで
特に田んぼに入ることはありません。

 

農薬と除草剤が全部問題解決してくれます。

 

魔法みたいですよね。

 

しかし、私たちの育てるお米は
それらを一切使用せずに、原始的な
やり方で一部の方には共感を得ない
方法かもしれませんが、自分たちが世に送る
農産物だけはなんとか守り、
必要としてくれる方たちに届けたいと思っています。

 

 

 

 

新玉ねぎの栄養分析結果が届きました!

今年の春に収穫した新玉ねぎの
栄養分析結果が届きました!

総評コメント(原文まま)

DB平均値(タマネギ/4~6月)と比較すると、
抗酸化力《植物ストレス耐性力》は約1.8倍、
ビタミンC含量については約1.5倍と、
いずれも高い値となりました。

Brix糖度に関しては約1.2倍と
やや高い傾向となりました。


硝酸イオン含量においては、

検出下限値以下の低い値となりました。


食味については、

シャリシャリと歯切れよく
弾力のある食感で、
爽やかなタマネギの香りの中に
甘い香りを感じられ、
しっかりとした甘味と
コクのある旨味があって美味しい、
という評価でした。


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 分析結果を受けて・・・
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糖度・抗酸化力・ビタミンCは
全て平均値を超える数字、
数値が低い方が望ましい硝酸イオン
に関しては検出下限値以下という
まさに理想的な嬉しい結果を
確認することができました。


当農園のお野菜なら

「何を食べても美味しい!!」と、
みなさんに感動を与えられるとともに、
私たちの育てる栄養価の高いお野菜が
人々の健康の支えになれば
こんなに嬉しいことはありません。


それぞれの野菜の秀品率を高めて、

中身も外見も質の高いお野菜を
生産できるように日々努力してまいります!