近年、家庭菜園を楽しんでいる方が
増えているそうですが、
実は、Farm&Storyさんでも
この春に当農園で育てた野菜の苗を
ご案内させていただきました。
お届けして1ヶ月ほど経ちますが、
スクスク元気に育っていたり、
逆にうまくいくこともいかないことも
あるかと思います。
農場長がよく言っています。
「農業は10年やっても10回しか
経験が積めない。」と。
季節の巡りはあるものの、
天候や日照、温度や雨量、
台風の影響など
細かいところまでは予想ができません。
そんな中でもうまくいかなかったことは
翌年の栽培に活かし、1年1年と積み重ねて
良いものができるようになってきます。
一つの農産物には
育てた人のそれまでの歴史が
詰まっているんですね。
家庭菜園をしていない方も、
ちょっとしたスペースを活用し
プランターで楽しめますし、
すでに家庭菜園を楽しんでいらっしゃる方も
今年で終わり・・ではなく、
ぜひ来年も今年の経験を活かして
チャレンジしてみてくださいね!!
さて、今日はそんな家庭菜園でも
人気のある野菜、ミニトマトとナスの
マメ知識をお届けします。
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家庭菜園で育てられる野菜の王道!
ミニトマトとナスの豆知識
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●ミニトマト●
リコピンはミニではないトマトの
約2.5倍!
ビタミンCやβカロテンの含有量は
約2倍!
美肌に嬉しいのがミニトマトの魅力です。
【保存方法:常温がベスト】
トマトは暖かい地域が原産で、
寒いのが大嫌い。
冷蔵庫に入ったままは
低温障害を招きやすく、
リコピンも大幅にダウンしてしまいます。
とはいえ、真夏の冷房の効いていない
部屋の場合はビニル袋に入れて
野菜室の方が安心です。
【追熟方法】
夏場は2~3日が目安。
ヘタを下にしてザルに入れて、
15~20度の直射日光の当たらないところに置く。
【調理のポイント】
トマトといえば何と言っても「リコピン」。
このリコピンを効率良く吸収
できる方法の順位は次の通りです。
「生」
↓
「加熱」
or
「生+油(ドレッシングなど)」
↓
『加熱+油』
『加熱+油』を使った調理が
リコピンを一番効率よく吸収できるそうです!
甘くないトマトは加熱によって
甘みを引き出すことができます。
また、リコピンの抗酸化パワーを高めるには、
アリシンを含むニンニクや玉ねぎなど
他のビタミンも摂れる組み合わせが良いそうですよ♪
●ナス●
ナスの皮は剥かない!
水にさらさない!
これ鉄則!!
アントシアニン系色素の一種である
ナスニンを含み、抗酸化作用による
生活習慣病予防を期待!!
【保存方法】
常温:
カゴに入れて湿らせた新聞紙をかけ
カゴごと大きなポリ袋に入れて
口をしっかり閉めて冷暗所へ。(約3日)
冷蔵:
保存袋に入れて口をしっかり
閉じて保存(約7~10日)
冷凍:
カットして保存袋に入れて冷凍。
冷凍のまま調理OK。(約1ヶ月)
【調理のポイント】
ナスは水に長時間晒すと
ポリフェノールが水に溶け出してしまうため、
調理の直前に切って水に晒さず
調理することをお勧めします。
また、ナスを炒めると
油があっという間に無くなり、
油を継ぎ足した結果ベタベタした
食感になりがちです。
油の摂り過ぎにもなるので要注意。
おすすめ調理方法は、
蒸し焼きです!
炒めている間に油が足りないと
思っても継ぎ足さず、
酒などを加えて蓋をして
蒸し焼きにすると油の取り過ぎも防げます。
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以上が、ミニトマトとナスの
豆知識でした!!
お野菜をモリモリ食べて
暑い夏を健康的に過ごしましょう!