梅雨明けと同時に始まる
冬人参の種まき準備。
日中は暑すぎて作業が進められないため
現在は早朝5時から作業を開始します。
暑さとの戦いは今年も
まだまだ続きそうですが
スタッフ一同、体調管理に気をつけて
がんばっていきます!
さて、本日は
5月のにんじん畑の様子をレポートします。
5月のにんじん畑の様子
土づくりの一環で緑肥の種を蒔きました。
緑肥とは畑の栄養になる植物のことです。
緑肥には、土をふかふかにしてくれる効果や、
病気を予防してくれる働きがあり、
まさに畑にとっての“ごちそう”。
私たちの農園では
化学肥料を使わないので、
こうした自然の力を借りて、
土の力を育んでいます。
春になって暖かくなると、
圃場周辺の草たちも元気いっぱい!
放っておくとあっという間に
圃場が草だらけになってしまうので、
緑肥の種まきと並行して、
周囲の草刈りもせっせと進めています。
草とにらめっこの日々ですが、
それもすべておいしい人参のためです!
新規農地の獲得に向けて・・・
出口農園では、もっと多くの方に
野菜を届けたくて、
栽培面積を少しずつ広げています。
今年もまた、新しい圃場を求めて、
地域のあちこちを見回っています。
最近増えているのが「耕作放棄地」と呼ばれる、
使われずに放置されてしまった畑。
遠方に住む地主さんや、
高齢で耕作が難しくなった方々の畑が多く、
草だらけになっている場所もしばしば。
でも、そこにまた命が芽吹くと考えると、
畑好きとしてはワクワクせずにいられません!
役場に相談しながら
地主さんと連絡を取り、
土地の思い出やお話をうかがうこともあります。
「誰かに使ってもらえるだけで嬉しい」
と言ってくださることも多く、
野菜づくりを通して
人と土地がつながっていくことに、
大きなやりがいを感じています。
にんにくと春人参も
収穫を迎えました!
プリップリに生育した
にんにくの収穫もありました!
生にんにくをお届けするため、
外側の皮を一つ一つ丁寧に剥いていきます。
地味な作業でスタッフ一同、
腱鞘炎になりそうでした・・。
1年分冷凍保存して
じっくり楽しんでいただけたら嬉しいです。
春にんじんは、
冬にんじんほどの甘みはないけれど、
香りが良くてしっかり“にんじんらしさ”
が感じられる味わいです。
はじめての栽培でドキドキもありましたが、
やっぱり収穫のときの感動は格別です。
ご縁あってお届けできた方、
春の香りを楽しんでいただけていたら嬉しいです。
また機会があればご感想をお寄せください♪