寒暖差が激しいですが、
ご体調の変化はいかがですか?
4月の終わりに来てここまで
冷え込むのは珍しいです。
季節の変わり目ですで
どうかお身体ご自愛くださいね。
さて、時を遡ること2月の
にんじん畑のレポートをお届けします!
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2月のにんじん畑
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2月は全国的に非常に寒かったです。
今年は2度の寒波に見舞われ、
雪がちらつく日もありました。
畑の人参も冬の寒さに耐えながら、
最後の収穫に向けて順調に育ちました。
特に、完熟した人参は太く、
ぷっくりとしたものが多く収穫できました。
2月になると、土が固くなり、
また人参の葉も元気を失ってくるため、
収穫が少し大変になります。
そこで、土を柔らかくするために
掘り取り機を使いながら収穫を進めました。
突然スタッフが休む日には、
私セロリも現場に駆けつけ、
人参をひたすら掘り続けていました!
作業を始めると、
つい誰よりも早く
終わらせたくなる闘争心が湧き上がり、
気づけばヘトヘトになっていましたが、
収穫の喜びも一緒に感じられて、
疲れも嬉しいものとなりました。
お客様のお声にお応えします!
「今年の人参、ちょっと小さい気がする!」
というご意見を何度かいただきました。
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
今年の人参栽培は、
特に8月から9月にかけての猛暑が影響し、
種まき後の発育不良や
ヨトウムシの発生により、
種のまき直しを行うことになりました。
そのため、播種の時期が遅れ、
さらに12月からの降水量が
非常に少なかったことで、
人参が太りきらず、
小ぶりなものが増えてしまいました。
散水で肥大を促しましたが、
やはり自然の雨には敵わず、
散水の効果に限界を感じたシーズンでした。
次のシーズンの栽培に活かして
より良い品質の人参の生産を目指します!
千葉県などの人参産地でも
同様の現象が起きており、
今年は密かに「人参不足」
の状態が発生していたんです。
私たちにも他の業者さんから
「人参を譲ってもらえませんか?」
という声が多く届き、
新たな取引が生まれたことには感謝しています。
強風に耐え抜く春人参
2月は1月よりも寒さが厳しく、
私たちの畑がある愛知県美浜町は
海に近いこともあり、
強風に見舞われることが多かったです。
そのため、
春人参のビニールトンネルが
風で剥がれてしまうこともしばしば。
風が強いたびに、
トンネルを補修して加温ができるように
注意深く見守っていました。
春人参は夏に比べて生育が遅いため、
少し心配になりますが、
これから気温が上がるにつれて
成長が加速するはず。これからの成長が楽しみです。