月別アーカイブ: 2025年2月

実は、筋トレ必須な職業です。

人参の出荷も終盤を迎え、
今年も冬人参の季節が終わったかと思うと
なんだか寂しさを実感します。

今年もたくさんのお客様に
当農園の人参を召し上がっていただき
本当に嬉しかったです。

サイズが小さめなことも
あったかと思いますが、
お客様の身体の健康にお役立て
いただけたのならこんなに嬉しいことはありません。

さて、そんな人参の成長記を
お届けしています。

今日は
12月のにんじん畑の様子のレポートです!

12月に入ってから
順次人参の収穫が始まりました!

12月は土質が「粘土質」な
圃場での収穫が多く
スコップを入れながら掘っていくのですが、
それがとても重労働で、
スタッフの腰痛が心配な日々でした・・。

そんな中、掘りとり機をお借りして
実験してみたところ・・・

これがなんと効果覿面で
スコップを入れて掘るよりも
何十倍も楽に掘る事ができ、
文明の発展に感動しました。

機械導入を本格的に検討したいと思っています!

 

東海農政局の職員様2名が
農業現地研修に来られました!

 

 

月曜から金曜までの5日間、
朝8時から夕方17時までの時間で
みっちり農作業を体験していただきました。

 

普段はデスクワークがほとんど
という職員のお二人。

 

 

農作業の現場は想像以上に
体力仕事であることに
驚かれているご様子でした。

 

このようなご感想をいただきました♪
 ▼
 ▼

[ ご感想1 ]
「いつも仕事で行なっていることとは
違う作業をしました。
実際に農家のところで
現地で研修は初めてでした。
収穫から出荷作業まで
一連を通して作業させていただき、
楽しかったです。

自分が収穫した人参が
消費者の方に届くことを
想像しながら働けるということに、
とてもやりがいを感じました!」

 

[ ご感想2 ]
「収穫から出荷まで
手作業で行うことがものすごく大変でした。
その一方で、とてもやりがいを感じました。

初日1日目で筋肉痛で
腰も痛かったのですが
徐々に慣れてきて、
周りの人も明るい方ばかりだったので
とても楽しくやりがいのある作業だったと思います。」

 

 

***

農作業は体力仕事が割と多いので
常に筋力トレーニングを行ったり、
しっかりと栄養を摂って体づくりを
していくことも仕事の一つだったりします。

 

私も今年の夏にたくさん働けるよう、
今からトレーニングを始めておきます!



一緒に体づくり、がんばりましょう〜!

当農園オリジナル!食育のカタチ

来週、近隣保育所に通う
子どもたちが当農園の
人参掘り体験に来てくれることになっています。


田舎ならではの取り組みで、

普段食べている野菜がどんな風に
育っていてどのように収穫されるのか
小さな頃から体験できる素晴らしい機会です。

さて、今日は私たちが考える
食育のカタチについて少しお話しさせていただきます。

 

 

私たちが考える
「食育」のかたち

 

現代は、食べ物が豊かにあふれ、
好きなものを選んで食べられる時代です。

 

便利で恵まれた一方で、
「食べる」という行為が当たり前すぎて、
食材の価値やありがたみが
薄れてしまっているように
感じることもあります。

 

特に子どもたちの中には、
特定の野菜が苦手だったり、
そもそも野菜全般が
得意ではなかったりする子も少なくありません。

では、そんな子どもたちにとっての
「食育」とは何なのでしょうか。

 

有機農業を営む私たちができることは何か。

そう考えたとき、
私たちの答えはシンプルでした。

 

それは、

「おいしい」と心から思える野菜を届けること。

 

食べることが楽しいと感じる体験が、
きっと子どもたちの
「野菜っていいかも」
という最初の一歩になるはずです。

 

 

「おいしい!」と思える
野菜づくりへのこだわり

 

子どもが野菜を苦手に感じる
大きな原因のひとつに、
「エグ味」があります。

 

このエグ味を抑えるために、
私たちは化学肥料や化学合成農薬を
一切使用せず、
土壌そのものを健康に保つことに
注力しています。

 

健康な土で育った野菜は、
自然本来の旨みや甘みが引き出され、
えぐみが少なくなるのです。

 

「おいしい!」と感じる経験が
子どもの中に芽生えれば、
自然と野菜に対する印象が変わります。

 

そしてその体験が、
小さな頃からの「食の好き嫌い」を減らし、
将来的には健康への意識を高める
きっかけになると信じています。

 

おいしい野菜がもたらす
未来への一歩

 

野菜を「好き!」と思えることは、
食べることの楽しさや、
体を大切にする気持ちを育む
第一歩だと思います。

 

私たちの野菜がそのきっかけになり、
子どもたちの未来に
少しでもプラスの影響を与えることができたら、
こんなに嬉しいことはありません。

 

まずは、近隣の保育施設や
地域のコミュニティと
積極的に繋がって、
農業体験の実施も行っていきたいと思います。

 

これからも「おいしい」が広がるような
野菜づくりに全力を注ぎ、
皆さまのご家庭に笑顔と健康を届けていきます!