月別アーカイブ: 2024年10月

土壌改良で人参の品質向上へ!

ようやく秋らしい
気温になってきました!

 

しかし、私たちの住む愛知県は
今年は本当に暖かくて
いつまでも冬の気分にはならない
ような気がしています・・(^^;)

 

とはいえ、朝晩の
寒暖差が激しいので
体調を崩しやすいと思うので
栄養をしっかり摂って
健康的にお過ごしくださいね!

 

さて、本日は
8月のにんじん畑の様子を
レポートします!

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

今年は更なる人参の
品質向上を目指して
土壌改良してきました!

 

排水性の向上を課題とする圃場は、
ショベルカーで溝を掘って、
サブソイラーという機械で
土中の硬い層(硬盤層)を壊し、
水の通り道を作りました。

 

 

局地的豪雨などの
災害にあっても水はけが良いと
災害の影響を受けにくいからです。

 

さらに、私たちが
人参を栽培している圃場は、
もともと田んぼだったところもあり、
人参栽培には向いていない
とされがちですが、
こうした土壌改良の繰り返しで
作物が育つ圃場に育てていきます。

 

今年の仕上がりがとても楽しみです♪

それから、
もう一つご報告が・・・♪

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農場長が農業大学校で
講話させていただきました!

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2024年8月5日
愛知県岡崎市
@愛知県農業大学校

ご依頼をいただき
新規就農を目指す方々に向けて
「新規就農成功の秘訣」
というテーマでお話ししました。

これまでの当農園の取り組みや
新規就農する上で大切なこと、
厳しさや楽しさ・面白さなど
体験談を交えてお話しした後、
自由形式で質疑応答を行いました。

「栽培技術に関しての質問」

「有機農業を事業として
行うメリットは?」

「有機栽培での苦労は?」

など、
さまざまな角度からの
質問がありましたが、
お答えできる最大限の
お話をさせていただきました。

農業を志す人が
夢や希望を持って
一歩前に進めるよう、
何か一つでもお土産を
持って帰ってもらえたら・・
という想いでお話ししました!

 

久々に大勢の人の前で
話すことになり緊張したようですが
とても素晴らしい経験ができたと思います。

 

これからの日本の農業を担う
若者が増えることを心から期待しつつ、
私たちも日々全力で有機農業に取り組みます!

稲刈り直前に草刈り!

今年は10月に入っても
暖かい日が続き、
日中動いていると汗ばむほどでした!


とはいえ、

朝晩は冷えるように
なってきたので
気温に合わせて洋服の
調節をしたいものです。


体調の変化にはお気をつけて
どうぞご自愛ください!

 

さて、本日は当農園の
お米栽培レポートをお届けします。

 

時は遡ること、
8月の田んぼの様子です。

 

8月下旬から9月にかけて
お米の収穫をしていくので
8月は収穫前の除草作業メインでした。

 

 

稲刈り前の最終除草

 

 

稲刈り直前となり、
稲の様子が黄色く変わってくる頃、
最終草取りです。

ヒレタゴボウという硬い草を
除去するために、
みんなで田んぼに入り、
稲をかき分けて除草します。

 

夏の終わりとはいえ、
まだまだ高温が続く中の作業は
こたえますが
収穫までには終わらせないと
いけない作業です。

 

育てている品種にもよりますが、
今年は近隣の田んぼも
お米の収穫タイミングが例年より早く、
盆前くらいから刈り始めている
農家さんも多くいました!

 

毎年天候の特徴が異なるので
臨機応変に対応する難しさを実感しています。

 

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無農薬のお米栽培、
規模拡大にチャレンジし続けます!!

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未来を担う子どもたちにも、
美味しい無農薬のお米を
食べてもらいたい!という想いで、
どんどん規模拡大を目指して行動しています。

 

稲作面積の規模を
拡大するにあたって、
障壁となるのが
「機械設備」への投資資金です。

 

お米栽培にはたくさんの設備が必要です。

 

代々農家の方は
その設備を世代間で引き継ぎながら
経営をしているのですが、
私たちは新規で農家になっているので
ほぼゼロからのスタート!

 

今後も実現可能な道を模索し、
チャレンジし続ける決意でいます!

 

ぜひ、温かい眼差しで
見守っていただけたら嬉しいです。

 

 

10月はフードロス月間です!

日中はまだまだ気温が
高い日がありますが、
朝晩は冷え込んで
秋の深まりを感じます。

いかがお過ごしですか?

私の住む愛知県美浜町では
今年は彼岸花がまだ咲いていて
例年より季節の流れが
ゆっくりに思います。

実際に、10月に入っても
気温が高めで日中外を歩くと
汗ばむほどです。

寒暖差が出てくる季節なので
衣服の調整つができるように
お過ごしくださいね!

さて、
10月は食品ロス削減月間だそうです!


10月30日を食品ロス削減の日
(食品ロス削減推進法)

食べられるものが
食べられずに廃棄されてしまう・・・

そんな食品ロスを
可能な限り小さくしていきたいものです。

実は、お隣の韓国は
この問題にとても積極的に取り組んでいます!

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「脱・食品ロス」への
パイオニアである韓国
生ごみリサイクル率、95%!
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現在、世界では
年間約13億トンもの食品が
廃棄されていると言われている中、
この数字は驚愕です!

これは生産された食料の
約3分の1が廃棄されている計算になります。

ちなみに、
日本国内における食品ロスの
量は年間523万トン。

(1人当たり毎日おにぎり(114g)を
1つ捨てていることに)

そんな「食品ロス」
「食料廃棄物」が世界で
社会問題となっている中、
韓国では生ごみのリサイクル率が
95%を超えているのです。

しかし、
以前はその韓国でも、
食品廃棄物は深刻な
社会問題となっていました。

 

韓国の食品ロス対策

 

1997年
韓国政府は廃棄物管理法を改正:
生ごみを分別しリサイクルする法律を制定

2005年
生ごみ直接埋立禁止法が制定:
食品廃棄物を埋め立てることを禁止

この結果、
韓国では生ごみのリサイクルが急速に進展。

2013年
コンポストを義務化

このように国民に義務付けることで
廃棄食料を動物たちのエサや
作物を育てるときの肥料に
変化させることでリサイクルを可能にしたのです。

ただ、、
リサイクルは進む一方、
廃棄率はなかなか下がらず
リサイクルで生まれた動物用の
飼料の2~3割が使われていない
というような実態も確認されているそうです。

そう考えると、
やはり食料の廃棄削減に関しては
課題が山積みです。

世界に視点を向けてみると
いろんなことが
日本は遅れをとっていることが
わかったりします。

日本の常識は世界の非常識、
などと言われますが、
世界で取り組まれていることで
地球環境や人に良いことは
積極的に私たちも真似をして
より良くしていきたいものです。

ぜひ10月はフードロスを意識していきましょう!