月別アーカイブ: 2024年6月

チャレンジ精神を忘れません

あっという間に
今年も半分が終わり、
折り返し地点です。

 

私たちの住む東海エリアは
梅雨真っ盛りです。

 

みなさんの地域はいかがですか?

 

沖縄県はすでに梅雨明けしていますよね。

 

友人が沖縄に住んでいますが、
透き通った海で毎週のように
遊んでいる様子を見るとなんだか
この先にやってくる真夏が待ち遠しくなります!

 

残りの梅雨もしっとりと
味わってまいりましょう〜!

 

さて、今回は4月の
にんじん畑の様子をレポートします。

 

4月は冬季にんじん栽培に使用した
ビニールマルチの片付けや
圃場の耕運など進めながら、

新玉ねぎ後半分の収穫や
ニンニクの収穫などを行いました。

 

今年は暖冬の影響からか、
作物によっては収穫タイミングが
約1ヶ月ほど早いものもありました。

 

とはいえ、寒暖差が激しかったので、
寒の戻りで寒くなったと思いきや
急激に暖かくなったりしたので、
一気に生育が進んであたふた収穫・・!
と、慌てた4月でした。

 

夏人参の栽培に初挑戦

 

「通年通して掘り立て人参が欲しい」
というお声もある中、
少しずつ収穫できる期間を
広げていく挑戦を試みています。

 

今年は試験的に
夏に収穫する夏人参の栽培に
トライしています。

 

3月に種を蒔き、
まずは発芽に成功しました!

黒いビニールマルチをして
草を生えないようにしていますが、
隙間からぐんぐん生えてくるので
人参の芽が負けないように
丁寧に除草していきます。

 

 

子ども食堂に
お米を寄贈いたしました!

 

 

日本の伝統的な食事の一つが米食です。

 

手軽に食べられるパン食が増えて、
米離れが深刻になりつつあります。

 

そんな現代だからこそ、
安心安全で本当に美味しいお米を
未来を担う子どもたちに
広く食べてもらいたいと願っています。

 

そこで、第一歩として、
当農園で栽培したお米を
美浜町内で活動されている
3つの子ども食堂へ寄贈いたしました。

 

中日新聞の記者の方も
駆けつけてくださり、美浜町長と共に
子どもたちの食の安全と
健康についてお話しさせていただきました。

 

*
*

 

私たちが有機農業を志して
こうしてご縁のあった地域を、
今後有機農業を通じて
今以上に活性化できるよう
尽力してまいります!

 

 

 

美味しいお米が育つ道のり

先週、今年一番の暑さとなり、
ようやくジリジリくる
夏の暑さになってきました。

 

冷しゃぶや冷奴など
冷たくてさっぱりしたものが
どうしても食べたくなります。

 

体を冷やしすぎないように
注意しましょう!

 

さて、令和6年度産の
お米栽培、始まっていますよ〜!!

 

農場長始めスタッフみんなで
草と戦っています。

 

今年はいろんな除草機械を試して
田んぼごとにマッチする機械を
見つけています。

 

今日は時は遡り、
4月の稲作の様子をお届けします!

 

 

お米栽培は水管理が命!!
〜畦(あぜ)塗り〜

 

畦塗りは、
田んぼの水を外に逃さないため、
田植え前に行う大切な作業です。

モグラなどが冬の間に開けた穴を
丁寧に塞いでいきます。

昔は備中鍬などを使って
手作業で行われ、
大変な重労働だったそうです。

稲作では、
田んぼの水管理が重要視されていて、
いかに事前にしっかりと
水が張れる状態を作るかがポイントです。

雑草を生えにくくするためにも
水管理は重要です。

昨年は、
新しく始める田んぼが
ほとんどでしたので、

田んぼの様子が掴めず水を張った後に
水が抜けていってしまい
田んぼの穴を防ぐのに
とても苦労しました。

今年はできるかぎり
機械を使って固めて準備をしています。

▼機械での畦塗りの様子

 

お米の苗づくり

 

お米の種のことを「種もみ」と言います。

一般的な栽培方法では、
お米の苗づくりをする際、
薬品を使って「種もみ」を消毒しますが、

当農園の苗づくりでは薬品を使わず、
「温湯消毒」という方法で行っています。

 

55度のお湯に25分浸け、
その後水に3~4日浸け、
半日乾かして種を蒔いていきます。

 

お米の苗づくりは
手作業で作ろうとすると
均一に播種することが難しいため、
ベルトコンベアのついた機械で
播種していきます。

 

種を蒔いたら30度の温度が保てる
育苗機に入れて3~4日置くと発芽します。

 

今度はそれを水の張った
田んぼプールに入れてさらに育てていきます。

 

20日〜1ヶ月で植えられる
苗の大きさまで育ちます。

 


来月はこの苗を植えている様子を
レポートしますので
楽しみにお待ちください!

 

 

 

 

人参のオレンジ色がカラダに嬉しいワケ

今年は、
夏に収穫できる用に
テスト的に人参の栽培を実践しています。

 

穴の空いたマルチを使って
3月に人参の種を一粒一粒
穴の中に蒔いて、ある仕掛けをして
発芽を成功させたのですが、
その後とても順調に育ち、
もうすぐ収穫できるかな?という時期です。

 

残念ながら少量のテストなので
近隣直売所での販売のみに
なると思いますが、
新しいチャレンジがうまく行って嬉しい今日この頃です。

 

さて、見ているだけでも
元気になれる人参、栄養も抜群です。

人参ジュースに含まれる
栄養素の一つでもあるので、
改めてどんな働きをもつ栄養素なのかを
見ていきます。

 

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\緑黄色野菜に豊富に含まれる/ 
ベータカロテンのカラダに嬉しい働き

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ベータカロテンとは、
にんじん(carrot)の
橙色のもとになっている
栄養素であることから
名付けられたと言われています。

 

β-カロテンとは

★カロテノイド:
動植物がもつ自然界に存在する
黄色や赤色の色素の総称。

 

★ベータカロテン:
カロテンの中で最も多く
自然界に存在しています。

にんじん、南瓜、ブロッコリー、
トマトなどの緑黄色野菜や、
他にもみかんやスイカにも多く含まれます。

 

ベータカロテンの働き

ベータカロテンは
体内で必要な量だけビタミンAに
変換されます。

ビタミンAに変身した
ベータカロテンは体内で
他の栄養素の働きを促進します。

 

ビタミンAは皮膚や粘膜を
健やかにする働きもあります。

 

だからこそ、その他のビタミンや
栄養素と共にバランスよく
摂取すると良いのです。

 

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Q.ビタミンAに変換されなかった
ベータカロテンはどうなるでしょうか?
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A.
→「ベータカロテン」として働きます!!

ベータカロテンは強力な抗酸化作用
を持っています!

 

抗酸化作用とは、
体内で増加し過ぎると人間のカラダに害
(老化の促進、動脈硬化、ガンの進行など)を及ぼす
「活性酸素」を除去する働きです。

 

つまり、体内から余分なものを
取り除いてくれるというわけなのです!

ベータカロテンの効率的な摂取方法

 

ベータカロテンは、脂質とともに摂取することで
吸収率が高まると言われています。

例えばオリーブオイルや
アマニ油などを人参ジュースに
少し加えて飲むなども良いかもしれません。

 

ただし、その場合は
酸化していない良質な新鮮なオイルを
使用しましょう。

 

***

 

野菜やお米などの農産物は
本当に自然の恵みだと実感します。

 

食べ物に感謝して
バランスよく栄養を摂取して
健康的に夏を迎えましょう!