循環型農業には欠かせない存在

5月に入ってから
お米栽培が本格化して
ワクワクしている今日この頃です。

苗を田植え機に積む様子です。

なんだか嬉しそうです!(^_^)

今年も美味しいお米を
育てることができるように
スタッフみんなで頑張っていきます!

 

さて、今日は、
私たちの命を繋ぎ続けてくれている
稲の存在についてお話ししたいと思います。

 

 

循環型農業には欠かせない上、
人の健康に役立つ稲の存在

 

稲穂の実は左のイラストの通り、
構成されています。

 

玄米を覆う「もみ殻」は
土壌微生物の活動に役立つ資源となり、
「玄米」の部分は人間の健康に役立つ栄養が
豊富に含まれています。

 

⚫︎もみ殻は循環型農業に必要不可欠!⚫︎

 

もみ殻を土に投入することによって、
土壌微生物が活動しやすい環境を
整えていきます。

 

微生物の働きによって
排水性が高く・団粒構造のある
フカフカな土壌へと変化していくのです。

 

フカフカな土壌には
野菜の根が張りやすく、
健康な野菜に育ちやすいため、
美味しい野菜を育てるためには
必要不可欠な存在です。

 

土に混ぜ込む以外にも、
もみ殻を畝(ウネ)に敷いて
土が乾かないよう保湿として
使用したりしています。

 

⚫︎玄米は栄養豊富!⚫︎

もみ殻を除いたものが玄米です。

胚芽・ヌカには
ビタミン・ミネラル・食物繊維が
豊富に含まれていて栄養たっぷりです。

 

一方、
白米とはヌカと胚芽を削り取り、
胚乳(はいにゅう)だけになったもの。

 

玄米より栄養は劣りますが、
消化がよく、
胃腸を穏やかに保つのが特徴。

体内への吸収率が高いので
少量でも栄養をつけることが可能です。

 

⚫︎玄米ほど残留農薬に気をつけて!⚫︎

玄米は精製される前の米です。

データによると約80%の残留農薬は
ヌカ部分に見られていると言われます。

もちろん、洗米することで
ヌカは流れ落ちると言われますが、
できれば農薬・除草剤・化学肥料を
使用しないで栽培されたお米を
選びたいものです。

 

また、玄米は消化に時間がかかるので、
よく噛んで食べることが大切です。

病後や療養中の方、
特に胃腸の弱い方は摂取量を気をつけると良いそうです。


この通り、
稲は食や農に欠かせない存在です。

自然の恵みをいただいて、
それをパワーにまた農作物を
生産して多くのかたにお届けする
素晴らしい循環をこの先も
続けていきたいと思います!

 

 

 

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