月別アーカイブ: 2024年4月

卒業スタッフに温かいエールを。

冷蔵庫ストックしていた
人参、もう底がつきそうです。

この時期は毎年寂しくなります。

 

と、同時に
新規人参開拓をします。

 

どういうことかというと、
お店でお気に入りの
人参が見つかると良いなぁと
いつも思いながら買い物をするんです。

 

色んな野菜を食べて
研究することで
新しい発見もあるので
これもまた楽しいんです。

 

さて、
今回はにんじん成長記
2月の様子をレポートします!

 

2月のにんじん畑の様子

 

 

2月も最終週まで収穫が続きました!

 

今年の2月は本当に暖かくて、
農園のある地域では
17度くらいまで気温が上昇し、
汗をかきながら作業をしていました。

 

四季の巡りが変わってきていて
びっくりします。

 

収穫期はとにかく
体力勝負なので、
スタッフのみんなも
1シーズン健康に過ごして
毎日頑張ってくれたので感謝です!!

 

今年も美浜町役場の方々が
新人職員農業研修に来られました!

 

 

みなさんで収穫体験!

職員さんの子どもさんも一緒に
大人も夢中になって
人参を掘ってくれました。

 

土質が粘土土のところもあるため、
2月ともなると掘るのが大変なので
まるでさつまいも掘りのように
土を丁寧に下の方まで掘り下げて収穫することも・・・♪

 

 

スタッフの卒業・・・

 

アルバイトで大活躍してくれた
2名の大学生が今年の春、
社会人へと羽ばたきました。

「世界に一つだけのお米」を贈りました。

 

本当に素直でよく動いてくれる
素敵なスタッフが卒業してしまうのは
本当に寂しいですが、
彼らの旅立ちを全力で応援したいと思います!

 

 

 

無農薬の米づくりへの想い

ポカポカの気候を
通り過ぎて、ジリジリと
日差しが強くなってきました。


なんだか今年も暑そうです(^^;)


さて、

お米の苗作りが始まったり、
栽培を進める田んぼの準備など
慌ただしくなってきました!


今年も美味しいお米を

収穫できるように、
スタッフ一同全力を尽くします!


今回のブログでは、

お米づくりへの想いを
改めてお届けできたらと思います。

 

 

出口農園の米づくり
スタートは12年前・・・

 

2012年に愛知県美浜町にて
農業をはじめてから約4年間、
農薬・除草剤・化学肥料不使用で
稲作をしていました。

 

しかも、
手植え・手刈り・天日干し、
その上栽培期間中は
手で雑草を抜き取っていく
という本当にこだわり尽くした稲作でした。

 

5年目以降は人参栽培に
集中することに決めていたので
一旦米づくりはお休みしていました。

 

 

米づくり再開への想い

 

米づくりお休み中、
人参などを栽培する過程で、
たくさんの失敗と成功を
繰り返しながら、
自然とともに歩む
有機農業の厳しさを経験してきました。

 

しかし、
どんなに辛くても諦めず、
投げ出さずに探究し続けてこれたのは、
奇跡の人参ジュースを
ご愛飲くださる皆さんや、
農園のお野菜を召し上がって
応援してくださる皆さんのおかげです。

 

そんなみなさんに
感謝の気持ちを込めて、
安心安全なお米をお届けしたい!!

 

この一心で
2022年米づくりを再スタートしました。

 

2023年には規模拡大をし、
定期便でお米をお届けできる量の
栽培に成功しました。

 

農業従事者の高齢化で
未来の日本の農業が危ぶまれる今、
これからの農業を担う
若手農家の一人として、
米栽培の再スタートは
人生を賭けたチャンレンジでもあります。

 

今年はどんなドラマが
繰り広げられるのか
ドキドキワクワクしています!

 

またメールや紙面で
お米栽培の様子をお知らせ
できたらと思いますので
どうぞ楽しみにお待ちください!

 

 

 

最優秀賞受賞のご報告

今年は桜の開花がゆっくりで
とても驚いています。

 

暖冬だったので
てっきり早く咲くものだと
予想していましたが、
季節の巡りというのは
本当にわからないものです。

 

近所の公園の桜は
満開を迎える前に葉っぱが
出てきていて、
散る前に葉桜状態になっていました。

 

あと残りわずかな
桜のある風景を楽しみたいと思います。

 

さて、
今回は改めて
受賞のご報告です!

 

2023年の春に
収穫した新玉ねぎが、

身体に美味しい農産物コンテスト
(旧栄養価コンテスト)
玉ねぎ部門で【最優秀賞】を受賞しました!

 

2月に行われた表彰式では、
日本有機農業普及協会
代表理事の小祝先生から
激励のお言葉をいただき、
2016年に最初に
人参部門で最優秀賞を受賞した
当時を思い出し胸がいっぱいになりました。

 

『身体に美味しい
農産物コンテスト』とは?

 

農家が育てた農産物の現状を
栄養分析によって客観的に把握します。

農業者同士が
その数値を競い合い
情報共有をすることによって、
各々の栽培技術の向上へと
繋げていきます。

 

そして、農産物の中身
(栄養価や食味など)を
高めていくことで、
より多くの人々の
美と健康に貢献していくことが
目的のコンテストです。

 

[ 当農園受賞経歴 ]

2016年 人参部門 最優秀賞
2018年 ピーマン部門 最優秀賞
2021年 人参部門 最優秀賞
2022年 人参部門 ノミネート
2023年 人参部門 最優秀賞
2024年 玉ねぎ部門 最優秀賞

 

分析結果と食味評価

 

▼食味評価
シャリシャリと歯切れよく
弾力のある食感で、
爽やかなタマネギの香りの中に
甘い香りを感じられ、
しっかりとした甘味と
コクのある旨味があって美味しい、
という評価でした。

 

 

農場長からのメッセージ

 

いつも応援していただき
ありがとうございます。

現代の野菜は
昔の野菜に比べて
栄養価が低いと言われています。

昔のように
栄養価の高い野菜が
現代に蘇ったら、
どんなに素晴らしいだろう
と思いながら日々栽培を続けています。

人参だけではなく、
玉ねぎなども栄養価が
優れていることを受賞を通して
証明していただけることは、
何より自信に繋がります。

 

また、自分たちの
取り組んでいる栽培方法で、
「間違いがなかったんだ」と、
答え合わせができるような
感覚でもあります。

 

これからも
学びを重ねていきながら、
栄養価が高くておいしい、
食べる人が笑顔になるような
野菜やお米を作り続けていきます。

 

いつも本当にありがとうございます。

 

出口たかひと


おいしい野菜を食べて
野菜が大好きな子どもたちが
日本中にどんどん増えたら
嬉しいなと思います。

 

おいしい野菜を食べて健幸に!!
ますますおいしい野菜づくり・
お米作りに励んでまいります!