先日、畑の近くにお住まいの
方から、アサリがたくさん
採れたから・・とお裾分けをいただきました!
早速お味噌汁と酒蒸しにしたのですが、
中身がしっかり詰まっていて
とても美味しかったです。
海に囲まれた町なのでお野菜以外にも
地産の海鮮を贅沢にいただけることも
食の楽しみの一つです。
自然の恵みは本当にありがたいですね!!
さて、
今回はにんじん成長記2023をお届けします!
時は遡ること、
3月のにんじん畑の様子です。
↓
2月の下旬ごろから随分暖かくなり、
春がきたなぁと思っていた頃
畑の人参たちも収穫期の終盤を迎えていました。
今季の出荷も終わり、ほっとしたのも束の間、
次のシーズンに向けて
畑で目一杯働いてくれた土壌微生物(菌)たちに
『もみ殻』を与える作業が始まりました。
順番に圃場にまいていきます。
もみ殻は米農家さんが
処分に困るほど排出されるため、
その天然資源を循環させて
より美味しくて栄養価の高い
野菜作りに活かしています。
それから、3月は、
夏野菜の苗づくりが始まっていました。
ここで、このブログや
紙面のにんじん畑通信をお読みくださっている
方だけにこっそり苗づくりの秘密をお伝えします!
題して!!
===============
出口農園秘伝の裏ワザ公開!!
===============
土に直接種を蒔くのも良いですが、
その前に発根を促し、発芽率をグン!!
とアップさせる、とっておきの方法を伝授します!
【 手 順 】
1.
以下の資材を順番に重ねていきます。
・サランラップ
↓
・湿ったキッチンペーパー
↓
・種
↓
・湿ったキッチンペーパー
↓
・サランラップ
2.
1.をフリーザーパックに入れて
肌身離さずお腹の中で温める。
3.
種から「根」が出てきたら
トレーに蒔いていく。
4.
毎日水と温度管理を欠かさずに
育苗ハウスの中で発芽させる。
気温が低い季節なので、
このような工夫をして発芽の成功率を
アップさせています。
人間もお腹の中に命が宿ったら
冷えないように温めて過ごします。
鳥の卵も温めますよね。
「あたためる」って、
生命誕生の基本なのかもしれません。
もし、苗づくりをする機会があれば、
この裏技をやってみてくださいね!