人参の甘みに必要なのは、暑さ?寒さ?

ようやく、厚手の上着が手放せない気温になりそうです!

冬に向かってワクワクしてきます♡
(わたしだけでしょうか…^_^)

農園の人参はどんどんと太ってきて、収穫時期に向けてラストスパート!!という感じです♪

収穫間際に寒さが深まっていくと人参の甘みも旨味も増して美味しくなります。
今年も楽しみです♡

さて、月に一度、当農園のにんじん畑の様子をレポートしています。
先月のレポートでは8月の様子をお伝えしました。

8月は肝心要の種まきをしました。
種まきをして1週間は水分を絶やさないようにお世話するのがポイントです。
かんかん照りが続く真夏の土に水分を絶やさず管理するということに全集中!!
しっかりと芽が出ますように・・・☆

と、報告させてもらいました。

今回は続いて9月のにんじん畑の様子をレポートします!

==== 9月のにんじん畑の様子 ====

8月末以降順番に撒いた種から芽が出てきました。
次の写真が人参の芽です。とっても可愛くって愛おしいです♡

この芽を確認するまで、期待と心配の日々でした…。

毎年にんじんを作り続けてきたとはいえ、毎年天候の状況は違うので
「今年は大丈夫かなぁ…」という行き場のない不安と心配と隣り合わせです。

それでもなんとか今年も芽が出てくれてひと安心です。

そして、芽が出始めて少し育ってきたら除草作業も欠かせません。

太陽熱養生処理で大体の草は生えていないですが、どうしても生えてくる
生命力の強い草たちがいます。

その草たちを抜いていく作業…
「大変だ…」と思ったら負けです。(笑)

「抜きながら考え事をしよう!」逆に「今日は何も考えず、無心になろう!」
とプラスに捉えて作業をしています。

実は不思議なことに、気持ちが沈んでいる時や悩んでいる時に、
畑で草むしりをしていたら、自分の中で解決策が閃いたり、なぜかわからないけれど
気持ちが晴れてスッキリするなんてことがよくあります!!

余分な草をぬけば、にんじんの芽に風邪や太陽の光が当たり、成育が良くなります。

除草せずそのままにしておくとにんじんの芽が他の草に負けて成育に影響が出てしまうのです。

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以上が9月のにんじん畑の様子でした!

 

続いて思いつきの実験と結果を報告です♫

先にお伝えしたように、人参の発芽には水分が欠かせません。

そこで、少量のにんじんの種をそのまま容器に入れて(土は無し)、
水分で湿らせて放置しておいたらどうなるか?実験してみました。

◎結果◎

パッと上から見たら何も変わり無いのですが種のかたまりをクルッとひっくり返してみたら、
あらビックリ!!

この写真のように”根”が伸び始めていました。
芽が出ていなくてもしっかり”根”を張ろうとしていました。

地上部に何も変化がない場合、そこに何も起きていないと思いがちです。

でも、この通り、一見何も変わっていないように見えても、地中(見えない部分)で
変化は起きていたりします。

たとえ誰も見ていなかったとしても、努力の結果が思うように出なかったとしても、
自然の存在にならって目の前のことにコツコツ取り組み、根を張っていこうと思いました。

芽を出すには根を張る必要があるわけですから♪

自然を観察していると面白い発見や生きるヒントを得られたりして面白いです。

10月の畑の様子はまた来月のこの時期にブログアップしますね。

 

 

 

 

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