本当に涼しくなって、油断していると少し鼻も出てきてしまうほど
朝晩はグッと冷え込むようになってきました。
畑では相変わらず草取りの毎日です!
草取りは好きな作業の一つですが何せ面積が広いので
もう少しで心が折れそうです。(笑)
いやいや、負けていられませんよ(^-^)♪
さて、夏にちょっと食欲が落ちていた人も涼しくなって過ごしやすい季節に入り
自然と食欲が戻ってきた!!
という方も多いのではないでしょうか?
美味しい食べ物がたくさんなこの季節。
今回のブログで味覚について詳しく知ることでもっと秋の味を楽しんでもらえたら何よりです。
美味しい野菜のヒミツもお伝えしますよ♪
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そもそも、私たちはどうやって味を感じているのでしょうか?
調べてみました♪
===味を感じるプロセス===
舌の表面の小さなプチプチの中にある「味蕾(みらい)」という部分が
味をキャッチすると、それが味覚神経を通って脳の味覚野に伝わります。
そこで「苦味」「塩味」「酸味」「甘味」「旨味」などの
「味」を感じることができます。
そして、味の質や強さなどを認識し扁桃野に伝わると「快⇄不快」に分けられます。
快の時は摂食中枢が刺激されて食欲が増し、
不快の時は満腹中枢が刺激されるため食欲が減退します。
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舌と脳が連携して味を認識するのですね!
そこで、子どもと大人では味覚が違うということはご存知でしたか?
===子どもは味に超敏感!?===
前述の「味蕾(みらい)」は生後約3ヶ月目からでき始め、およそ10,000個に成長。
そして、大人になるにつれてその数は減っていき20~30代には約7,500個、
60代以上になると3,000個にまで減少するのだそう。
つまり、子どもは大人よりも味に超敏感だ!
ということなんです。
ちなみにうちの息子は、今のところ野菜にほとんど抵抗感なく食べてくれます。
気分にムラがあったり、調理の仕方や食感によってはペッと出してしまうこともありますが
そこは成長過程の一つだと思っています。
一方で、野菜を食べられないという子どもが結構いるということも現実にあります。
===美味しい野菜のヒミツ===
子どもの野菜嫌いの一因は農家にあると私たちは考えています。
野菜に含まれる「えぐ味」(苦味と渋味が混ざったような不快な味)
を感じたことはありますか?
実は、健康な土で育った野菜からはその「えぐ味」をあまり感じません。
農薬や化学肥料に頼らない方法で土づくりがなされ、自然本来の力を最大限に引き出して
栽培された野菜は特に、この「えぐ味」は殆ど感じられません。
代わりに旨味や甘味を感じ、「不快」ではなく、「快」を感じるのです。
子どもは特に味に敏感。
本当に美味しい野菜には「快」を感じるので野菜が益々好きになります。
美味しい野菜のヒミツは栽培方法にあったんですね。
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子どもの野菜嫌いは決してお母さんやお父さんのせいではないはずです。
本当に美味しい野菜を食べたらきっと子どもの心は動くはずだと、私たちは信じています。
さぁ、これからもより一層美味しい野菜づくりに励みます♪